やがて先輩の手が、彼女の最大の武器である胸に伸びていきました。
そこで、彼女が拒絶します・・・。
「なんで・・・?」
「いいけど、シャワーを浴びさせて下さい」
「大丈夫だって、気にしないから」
「お願いします・・・」
「じゃあ、俺は待ってるよ」
「すぐに・・・、戻って来ます」
明里ちゃんが出て行った後、先輩はスマホを取り出してメールを始めました。
彼女にメールを送っているのか、あるいは他の女性でしょうか・・・。
僕の大好きな明里ちゃん・・・。
いつも地味だけど素直で笑顔の愛らしい明里ちゃん・・・。
照れ屋で、照れた顔も可愛い明里ちゃん・・・。
その明里ちゃんの笑顔も照れた顔も、唇も、そしてこれからオッパイもアソコも・・・、僕が自分のものにする事は出来なくなってしまうのです。
やがて明里ちゃんが戻って来ました。
ドット柄のワンピースです。
正直、田舎の中学生みたいな服で、センスは悪いです・・・。
でも、そのもっさり感が逆に明里ちゃんの手垢のついていない清楚さをアピールしている様でした。
「何してたんですか?」
「明里ちゃんの事考えてた・・・」
「うそ~」
明里ちゃんの声と私の心の声がハモりました。
2人は再び唇を合わせています。
唇が離れると、互いの唾液が名残惜しそうに糸を引きました。
やがて先輩の手が明里ちゃんのオッパイを撫で始めます。
一瞬、身体を強張らせた明里ちゃんですが、すぐに脱力して身を任せる様に目を閉じました。
先輩はゆっくりと、物凄く目立つ膨らみの表面を撫で始めました。
「うぉ!すげえ、マジですげえよ」
撫でながら感嘆の声を上げる先輩・・・。
細身のワンピースが体のラインを強調しているのもあるのでしょうが、様々な女と浮名を流して来た先輩をここまで驚かせるのですから、彼女の胸の感触は相当なものだったのでしょう。
撫でられる度に明里ちゃんは目を閉じて溜息を吐きます。
先輩は次第に力を入れて胸を・・・明里ちゃんの象徴とも言える胸を揉み始めました。
柔らかさの中にも程よい弾力があり、それでいて肌はスベスベで石鹸の香りが・・・。
やがて、ワンピースの背中のチャックを下ろすとワンピースの上半身部分をずり下げました。
(!)
紫色のセクシーなブラが現れました。
ダサいワンピースとの余りなギャップに驚いたのは、私も先輩も同じだった様です。
「可愛いよ」
「先輩もこの方が好きかなって・・・」
「勝負下着?」
今度は先輩と私の心の中の声がハモりました。
しかし、私的にはあまり好きな感じではありませんでした。
セクシーさを強調するあまり様々な装飾が施されており、けばけばしい程の装飾は、地味な明里ちゃんにはどうしちゃったの?とも思える程、不似合いでした。
真面目な奴が精一杯ハメを外しました的な滑稽さがありました。
先輩もそう思ったのか、比較的あっさりとブラを外してしまいます。
しかし、中身は素晴らしい!
はち切れんばかりの巨乳に少し大き目の乳輪は、薄い褐色でした。
明里ちゃんは手で胸を隠しましたが先輩は許しません。
しばらく揉んだ後、乳首を吸い始めました・・・。
明里ちゃんは少し様子が変です。
「ん~」とか「ふぇ~」とか変な声を出しています。
先輩も気になったのか・・・。
「どうしたの?」
「なんか・・・どうしていいのか・・・分からない・・・」
全くの初めてで、「どう喘いでいいのか分からない」ということのようです。
僕も初めての女の子とした事がありますが、その時は普通に感じて喘いでいたような・・・。
「思うままに声を出せばいいんだよ」
すると次第に明里ちゃんが、“普通”に声を上げる様になりました。
「私、自分の胸なんて嫌い」といつも言っていた明里ちゃん・・・。
その大嫌いな胸を夢中で攻められ、物凄い快感をもたらしていることに、明里ちゃんは戸惑っている様でした。
しかし、それにしても凄い胸です。
田舎の娘で良く動くので引き締まった身体をしています。
お腹もペタンとしていますし、腕や足の肉付きも程よく・・・。
そこに不自然に盛り上がった巨乳は、男なら誰もが自分のものにしたいと思うはずです。
先輩も、長時間に渡って彼女の胸を攻め続けました。
それ以降はむしろあっさりしていました。
胸を攻め終わると、今度はアソコを弄ります指を入れ、クリを摘み、撫で回します。
初めのうちは声を押し殺していた明里ちゃんも、百戦錬磨の手練れの毒牙に掛かって、次第に声が漏れる様になりました。
ここから見える彼女の肢体は艶かしく、アソコの毛も申し訳程度で、綺麗な形をしていました。
彼女はこれまで味わった事のない快感に身を震わせています。
唇を噛み締めて、清純な顔を歪ませて喘いでいる姿は凄く妖艶でした。
次第に先輩の指マンが激しくなり、明里ちゃんの声も大きくなります。
先輩は自分のイチモツを取り出します。
「デカい・・・」
思わず呟いてしまいました。
明里ちゃんは恥ずかしいのか、目を逸らしています。
「これ、舐めてくれる?」
「え?舐めるの・・・ごめんなさい・・・無理・・・」
「そっか・・・」
そう言うなり先輩は彼女のアソコに押し当てました。
「痛い!痛いです!」
「大丈夫だから!我慢して!」
「痛い!痛い!やめて!」
「もう少しだから!」
「やめて!ください~」
最後はほとんど泣き声でした。
さすがの先輩も強引な挿入を諦め、明里ちゃんの股に自分の巨根を宛てがい、素股を始めました。
これは明里ちゃんも気持ちよかったらしく、先輩の動きに合わせて喘ぎ声を上げます。
ウブな女の子のあられもない姿に興奮したのか先輩は呆気なく達してしまいました。
しかも先輩は、明里ちゃんの膣の中に射精してしまいました・・・。
(これが今に繋がります)
その場で抱き合ったり、キスしたり、その後も2人のイチャイチャは続きました。
私はその場を離れ、翌日にボイスレコーダーを回収して、そのまま体調不良を理由に家に帰り、サークルも辞めました。
明里ちゃんとはもちろんその後も顔を合わせましたし、話もしましたが、彼女は先輩と付き合っている(と思っていた)のでぎこちなくなっていました。
1週間ほど前のことです・・・。
僕の携帯が真夜中に鳴りました。
携帯は明里ちゃんからでした。
一瞬、明里ちゃんが怒って電話して来たのかとも思いましたが、もちろん全く違いました。
「子供が出来たかも知れない、たぶん先輩の・・・」
「そんな事、俺に言われても・・・先輩に言えよ」
「メールで伝えたら、連絡が取れなくなった・・・」
「分かった、今からそっち行くわ」
私は妊娠検査薬を持って彼女の家に行きました。
なぜそんな物を持っていたのかと言うと、元カノが置いて行った物でした。
マンションに着くと明里ちゃんが真っ青な顔をしています。
「お前、先輩と付き合っていたのか?」
わざとらしく聞きます。
「付き合っていたと言うか・・・雰囲気に呑まれちゃって・・・」
「やっただけなのか?」
「『付き合って下さい』って言ったんだけど、『彼女が怖いから』って・・・」
「したのは合宿の時だけか?」
「なんで知ってるの?」
「あ、いや、その・・・雰囲気に呑まれるのって、たいてい海だから・・・」
「うん、その時だけ・・・」
「じゃあ、これ、妊娠検査薬、これ使え」
「どうしたの?これ」
「買って来た、明里の事が心配だから」
「ありがとう・・・もし」
「ん?」
「もし陽性だったらどうしよう」
「堕ろすなら・・・」
「堕ろすなんて・・・私はだめ・・・赤ちゃん可哀想」
「じゃあ、産むのか?」
「それは・・・」
俯いてしまう明里ちゃんは凄く可愛いらしく・・・。
僕は思わず抱き締めていました。
「じゃあ、産めよ・・・俺が父親になってやる」
「え?」
「明里のこと好きだから、明里の子供も同じだけ好きになれると思う」
明里ちゃんはひとしきり泣いてトイレへ向かいました。
そして・・・。
明里ちゃんが検査薬を私に見せます。
そこには妊娠の証はありませんでした・・・。
その後、先輩も加えて話をしました。
先輩は僕に殴られるんじゃないかとビビっていたそうです。
この人は本当に『色男、金と力はなかりけり』の典型みたいな人です。
今、明里ちゃんは故郷にいます。
付き合うにあたって、明里ちゃんの生まれ育った所が見てみたかったからです。
しかし、静かです・・・。
時折走る車の音以外は、鳥や犬の鳴き声しかしません・・・。
田舎の人は大らかで、僕の様な者でも歓迎してくれました。
明里ちゃんの部屋に布団を二つ敷いてくれたのには驚きましたが・・・。
明里ちゃんとはまだセックスはしていません。
ずっと抱き合っていましたが、なんか、それで満たされる感じがして。
明里ちゃんの話では、あの海での一件以降、先輩とはそういう行為には及んでいないとの事でしたが、今の僕にとってはどうでもいい事だと思います。
ただ、いつか、あの時の事を思い出して興奮する事があるのかもしれません・・・。
もっといいお話が出来れば良かったのですが・・・、長々と申し訳ございませんでした。