そんな俺が風俗(童貞捨てた所と同じ)に行ったのは先週。
金がちょっと余ってたから、久々に行くか、と思った。
1年ぶりにその風俗店に行くと、1年前に在籍してた娘は辞めていた。
45分で17000円、ホテル代は3000円のお店。
今までは安いピンサロや、指名料なしで14000円(出張料2,000円)のデリヘルを利用してた。
(20000円も払ったら本番してくれるかなぁ)と漠然と思っていたから、久々の贅沢だと思ってこの店を選んだ。
出向いたのは正午頃、24時間営業らしいが15分くらい待たされた。
仕方ない。
しばらくして出てきた女の子は1年前の子よりも美人だった。
1年前の子は清楚な黒髪で、実にいい感じのつるぺただったから。
今回の子は茶髪で、歳は俺より何歳か上なくらい。
(後に調べたら、確か24歳)
でもそんな事はどうでもいい。
俺の頭には本番の事しかなかった。
俺は嬢と手を繋ぎながらホテルへ向かった。
1年前の童貞だった頃を思い出し、緊張してるよう演出すればいいかなぁと思い、ぎこちなく「緊張してます」と言った。
嬢はキャハハと笑いながら、「まぁそういう人もいるわ」と言った。
で、嬢が言うところによれば、「今日はイケメンの人が相手で、ちょっと緊張してます」との事。
で、「イケメンじゃないです」と言うと、「でも、よく言われるでしょう?」と。
俺もアスペ(診断済み)なもんで、「はい」と正直に答えた。
実際、イケメンと呼ばれることは年に5回くらいあった。
すると、「そこは正直に答えるんだ!あははっ!」と笑われた。
俺は一体どう答えたものか解らなかった。
さて、ホテルに着いたら、45分という短さもあってかなり慌ただしかった。
「早くしなきゃね」と言う嬢の言葉に従って、急いで服を脱いだ。
俺は常時ノーパンだから時間は掛からなかったが、嬢は女の子だからちょっと掛かった。
これは仕方ない。
バスルームで体を洗ってもらったが、1年前よりちょっと丁寧な気がした。
1年前は身体にシャワーを掛ける程度だったけど、今回はボディーソープを付けてもらった。
うがい薬は1年前と同じだったが。
うがいが終わった後は、ぎこちない動きでベッドまで。
とりあえずキスをして、舌を絡め、唇から顎へチュッチュと移動し、顎と耳をベロベロ舐めてみた。
これは、いつも行くピンサロの上手い嬢がしてくれる事で、俺もデリヘルを呼ぶ度に試していた。
しかし、今回の場合は嬢の方が先に動いた。
何と言うか、この時、嬢の方はちょっと乗り気だったらしい。
(後で語ってくれた)
向こうの方からペロペロと顎を舐めてきて、ちょっと時間をかけながら、乳首、腹部へと嬢の愛撫は進んでいった。
そしてまぁ・・・ギンギンに勃っていた俺の一物を、縦長にべろっと舐めてくれた。
実を言うと、これは俺が一番して欲しい行為だった。
亀頭よりも、その下の方を上下に舐めて欲しい。
ペニスを愛撫してるっていう実感が俺の中にある。
それを何度か繰り返しながら、パクッと亀頭を咥えてもらった。
くすぐったさにも似た快感が俺の中でぞわぞわ~っと背筋を駆け巡った。
できればくすぐったくして欲しくない・・・いいや、して欲しい・・・みたいな。
そんな愛撫をしている途中、嬢が聞いてきた。
「何か、して欲しい事はありますか?」
俺はここで少々迷ったが、思い切って聞いてみる事にした。
「本番・・・してもいいですか?」と。
すると嬢の回答は・・・。
「えぇっ!?本番??そんな事したらお金取るよ~?」だった。
「いくら取りますか?」と聞いたら、「5000円」との事だった。
さすがに更に5000円払うだけの余裕はないよなぁ・・・と思い、本番は諦めた。
45分と時間も短いんだし、とりあえず俺はイかせてもらう事にだけ集中する事にした。
とりあえず嬢の口が、俺の男根を咥えてジュポッジュポっと上下する。
流石にそれは手慣れたもので、デリヘルの娘より上手いと思った。
ピンサロの娘よりかは上手くないけど。
あの娘はあんま可愛くないが、彼女を買えばもう極楽や・・・。
そんな事を考えながら、俺はイった。
あっさり、実に淡泊にイッた。
嬢は口内に射精された精液をティッシュペーパーに吐き出した。
さて、あと何分くらいあるかな・・・と思ってタイマーを見れば、何とまだ15分もあるではないか!
あれっ?まだこんだけしか時間経ってなかったかな、と思った。
しかし無理はない。
45分と短めの時間を取っただけあって、神経質な俺が(早くイカねば・・・)などと余計な事を考えていたのも事実だった。
とりあえず俺は、「煙草吸っていいですか?」と嬢に聞いた。
「いいですよ」との事だったので、俺は鞄からわかばを取り出して吸った。
何か・・・裸の女の子と、煙草を吸う長髪の男・・・ドラマみたいだなぁと思い、嬢にその旨を告げると「そうですね」と言い、彼女はきゃはははと笑った。
実に明るい娘だった。
さて、煙草を吸いながら俺は嬢のかかとに触った。
実は俺は脚フェチであった。
しかも真性のマゾヒストだった。
しかしSMクラブに行くより、何となくホテヘルに行こうと思ったのだ。
嬢のかかとを、クルクルと円を描くように撫で回した。
すると嬢もまた、クルクルと俺のかかとや太腿を撫で回した。
煙草の火が消え、俺はわかばを灰皿に押し付けた。
それでも何分かは指先での愛撫が続いていた。
我慢できず、俺は床に直接跪き、ベッド上の嬢の足を舐め回した。
足の甲から指の股にかけ、俺は丹念に舐め回した。
とりあえず、嬢の足のネイルが剥がれぬようにだけ気を付けておいた。
嬢は「そんなとこ舐めちゃばっちいよ~」と言っていたが、特に抵抗も何もしなかったので舐め続けた。
足からふくらはぎへ、徐々に太腿へ、そして陰部に差し掛かった。
(そういえば前にピンサロ嬢の足を舐めた時、舐めた時点でもうショーツの中はグチョグチョだったけれど、今回の嬢はさほど濡れてなかった)
ちょっと湿った陰部を、俺はペロペロと犬のように舐めた。
陰唇、小陰唇、陰核を舐めるにあたって、どうやら嬢が感じるのは左上のヒダヒダだと感じた。
同じ女性でも感じる部分は色々とある。
俺が相手にしてきた中で、とりあえず一番感じると思ったのは、クリトリスの下、陰唇が逆Y字に交接する地点だった。
けれども彼女は、そこはあまり感じなかったようだ。
とりあえず女性器全体を舐めるとして、積極的に左上のヒダヒダを集中的に舐めていった。
しばらくしたら濡れてきたので、人差し指を突っ込んでGスポットをそっと撫でた。
すると嬢の身体は、びくっと電気に触れたように海老反りになった。
ほんともう、びくっ、びくっとかなり大きな振動だった。
最初、彼女はずっと俺の舐める顔を眺めていたようだ。
しかし彼女の背中とベッドの間とは、次第にくっつかなくなっていった。
調子に乗って、俺は左上のヒダヒダとGスポットとを少しだけ激しく愛撫し始めた。
(AVみたく激しくはない)
そのうちに彼女の痙攣はビクッ、ビクッと相当激しいものになっていく。
(大丈夫かな・・・これ?)と思いつつ、更に激しくしていった途端だった。
「イ・・・イクッ・・・」
急に彼女は小さい声を上げた。
その何秒か後、ビュッと俺の顔に何かが掛かった。
俺の方も鼻に入って、「がほっ」と変な声出した。
本来、俺は客だから店員から気を遣われるべき存在だったと思う。
けれども彼女は俺に全然気を遣わなかった。
むしろベッドの上でぐったりしてた。
「あ・・・あの・・・」と言うくらいが精一杯で、恨めしげに俺に死んだ魚のような視線を寄越すだけだった。
仕方ないので、俺はティッシュペーパーで顔の液体を拭き取った。
その頃、ちょうどよくアラームが鳴り始めた。
「あー、時間だ」と嬢は言った。
けど、寝そべったまま何もしない。
「あの、時間ですよ?」と俺は聞いた。
けど、「ああ、うん」と答えるばかりだ。
ずーっと、ほんと、ぐでーんとしてるようだった。
「あぁ、はい・・・時間ね」と言いつつ、彼女は立ち上がった。
しかしまるで貧血患者のように拙い足取りであった。
彼女を立ち上がらせるまで、かなりの時間が掛かった。
立ち上がらせても、彼女はほんとクラクラのようだった。
棚に手をつきながら、ひたすら立っていた。
「大丈夫ですか?」と聞いたら、「ああ、うん、大丈夫」とだけ答えていた。
本当に大丈夫かちょっと心配だった。
バスルームで体を流してもらってる時に聞いてみた。
「あの、本当にあの時、イッちゃったんですか・・・?」
すると嬢はライオンのように顔をしかめて見せた。
ぐしゅう、と。
その後はただ顔を背けるばかりだった。
それからはあまり無駄口をきかず、ホテルのエレーベーターまで辿り着いた。
エレベーターの中で嬢が、「今日、もう仕事出たくない」と言った。
「えっ、何で?」
「疲れたから。はい、誰のせいでしょーか?」
「・・・俺のせいですね」
ホテルから出ると、嬢は俺の襟足の髪を優しく触ってきた。
「まさか、あんな早くイカせられるとは思ってもみいひんかった」
俺は、「俺もです」と答えておいた。
それから店まで手を繋いで帰って行った。
嬢を店まで送り届けると、代わって店の人が出てきた。
「今回の娘、サービスの方は大丈夫でしたでしょうか?」みたいな事を聞いてきたので、「バッチリです」と答えておいた。
すると「特に、良かった点とかはありますでしょうか?」と聞かれたが、さすがに「イクとは思わなかった」とは答え辛く、「本人に聞いてみてください」とだけ苦笑いで答えておいた。