昔話で申し訳ないですが・・・。
俺は以前、地方の雑誌というかタウン誌の取材やライターをしていた。
編集会議の時、アイデアに困っていた俺は、適当に温泉宿の宿泊取材を提案した。
PCMAX
その日は、これといったものがなかったせいか、あっさりと俺の意見が通ってしまった。

温泉旅館宿泊とその旅館のイチオシメニューを無料にする条件で、その取材内容を写真付きでタウン誌に載せることとなった。
俺としては、ただで温泉に入れて、イチオシの料理を満喫できると喜んでいた。
そして発案者の俺が取材して回るというお役目までいただいた。
毎月1回の連載で1年間行くことが決定された。
毎月色んな取材に行き、温泉を楽しむことができて、結構それだけで満足していた。

それは、ある温泉旅館の取材の時に起きたことである。
もちろん俺は一人で取材をする。
当然いつも一人だった。
大広間に夕食を食べに行ったときである。
ある年の2月の中旬の出来事だ。

隣のテーブルで、若い女の子3人がキャーキャー言いながら夕食を摂っていた。
俺は料理の写真やコメントをメモることが仕事なので、写真を撮ったりコメントをメモったりしていた。
すると隣のテーブルから、「もしかして取材かなんかですか?」と、ひとりの子が俺に話し掛けてきた。
俺は通り一遍の返事をして済ませようとしていたのだが、隣のテーブルの女の子たちは、取材ということが物珍しい様子で色々と話し掛けてきて、次第に盛り上がった。
さらに意外なことに、女の子たちの方から、「私たちの部屋でお酒飲みませんか?」とのお誘いを受けた。
写真は撮れたし、後は記事だけなので、メモを参考にしレビューを一気に書き上げた。

彼女たちは短大生で、卒業旅行ということだった。
しかし、(なんでお酒?)と思っていたら、その日、彼女たちは蔵本を訪ねていて、美味しそうな冷酒を買って来ているんだという。
断る理由もないし、というか女の子3人と酒を飲めるなんて、こんな機会は滅多にないと、俺は旅館内の自販機で摘みを買って彼女たちに教えられた部屋へお邪魔した。

俺「あのぉ、若杉(俺、仮名)ですけど」

恐る恐る彼女たちの部屋のドアを開けた。
その奥にもう一枚襖があった。
酒こそまだ飲んでいなかったようだが、女3人が黄色い声で話しているのは襖越しでも十分に伝わってきた。

「待っていたんですよ~」

なぜだかわからないが歓迎ムードだ。

俺「ちょっと仕事を先に済ませていたので遅れちゃいました(笑)」

部屋に入ると俺は、仕事に関して質問責めにあった。
それも一段落して、誰とはなしに、何かゲームをしようということになった。
自己紹介の下りは省略する。
(※名前は仮名)

真奈美が「私、トランプ持ってきたよ」と言い、トランプ大会が始まることとなった。
そこで俺は一計を案じ、彼女たちに提案した。

俺「せっかくだからさ、真剣味が増すように勝負にペナルティを設けようか!」

慶子「でも、お金なんてダメですよ、第一あまりお金持ってないし・・・」

(慶子は小柄な割に胸が大きく、ロングヘアーのまあまあ可愛い方だった)

俺「お金なんて賭けなくても、面白くすることはいくらでもできるよ」

静香「たとえばどんな?」

(静香は中肉中背で普通の子だった)

俺「トランプによる野球拳なんてどう?」

すると真奈美が、「え~、野球拳なんてやだー!」と言った。

(真奈美は少し長身で、学生時代からモテていたそうで俺の好みのタイプだった)

だが、俺はすかざず口を挟んだ。

俺「肌を露出するのが嫌なんだったら、選択肢を増やして選べるようにすればいいじゃん!」

真奈美「選択肢って、たとえば?」

俺「トランプやって、最下位の人が一番に勝った人の言うことを聞くとか」

真奈美「王様ゲームっぽいけど、それってどんな内容?」

静香「なんか内容によるよね」

俺「・・・もう面倒くさいから、負けた人は勝った人のことを聞くというのは止めて、この湯飲み茶碗の日本酒を飲み干す。それが嫌だったら着ている服を1枚脱ぐ。それも嫌だったら俺とキスをする。それも嫌だったら、どこか1ヶ所、1分以内を目安として触っていいことにしようよ!」

真奈美「なんかイヤラシー!」

静香「でもそれってなんか、私たちばかりペナルティで、若杉さんばかり有利で変じゃない?」

慶子「そうよ、そうよ」

俺「でも、俺だって、みんなの前で全裸にさせられる可能性あるんだぜ!しかも君たちは3人、俺は一人だから、君たちの方が圧倒的に有利だけど思うけど」

慶子「それもそうね、面白そうじゃん、勝てばいいわけだしね、いっちょやってみっかー!」

予想に反し、意外にも、不思議なほど、あっさりと受け入れてくれた。
やっぱり旅の勢い・・・。

俺「じゃ決まりね。言っておくけどルールは厳守、いいね!」

みんなの承諾をしっかり確認した。
ゲームが始まった。
最初は大富豪をやって、意図的に俺が負けた。

俺「ほら、意外にリスクないじゃん!」

慶子「早速若杉さんの罰ゲームだよ、何にする?」

俺は「じゃ、お酒で」と言って、グッと飲み干した。
みんなは、「おぉ~」「やるねー」と口々に言った。

俺「大富豪はやめよう、時間がかかりすぎるから、もっと展開の早いやつに変えよう」

萌奈美「いいよー、若杉さん、打ちのめしてみせますよ~」

次は慶子の負け。
順番は適当だが、真奈美と静香も負けた。
みんな、ペナルティは日本酒を選んだ。
慶子は、たった2杯目で顔が真っ赤になっていた。

真奈美「大丈夫?ずいぶん顔が赤いけど」

静香「慶子ってホントにアルコール弱いもんね」

慶子「うん、大丈夫。けど、なんか暑くなってきた・・・」

俺「浴衣、脱いでいいよ」

慶子「まだ大丈夫で~す。次やろ!」

静香も負けが続き、酒を選んで少し酔ってきていた。
真奈美もそれなりに飲んでいるはずなのだが意外にケロッとしている。
ただ真奈美も暑がりだしていた。
それもそのはず、俺はみんなが「なんか暑いね」と口にした時、暖房を下げるフリをして逆に暖房のコントロール温度を少し上げていたからだ。
ついでにドアロックもしておいた。

不覚にも俺が負けた。
俺は浴衣を脱いでTシャツとボクサーパンツだけになった。
まあ、たまには負けた方が不自然でなくなるからいいのだが。
彼女たちは「いや~」と言っていたが、浴衣を脱ぎやすい雰囲気にしたかった。
慶子が次に負けた。

慶子「え~い、私も浴衣脱いじゃえ!」

静香「もう慶子ったら、ヒューヒュー」

真奈美「慶子っ、いいぞー!」

確実に酔いが回っているのか、恥じらいが何か運命共同体みたいなものに変化していったように感じられた。

慶子「浴衣脱ぐと涼しくて気持ちいい~」

水色のお揃いのブラとパンティが眩しかった。
慶子の全身が薄っすらと赤くなっているのが妙に色っぽかった。

静香「よっ!慶子。ナイスバディ!」

それで免疫ができたのか、次に静香もブラとパンティ姿になった。
静香は俺の好みではなかったが、それでも下着だけの姿はそれだけで興奮する。
酒の力って凄い、ただただそう感心した。

静香は淡いピンクのレースの付いたお揃いのピンクの下着だった。
顔は普通だが可愛い下着が妙に印象深い。
真奈美も負け、あっさりと浴衣を脱いだ。
真奈美はというと、上下とも白の割とノーマルな下着だった。
俺はハーレムみたいだと興奮した。

(こんなことってありなのか・・・)

目の前で起こっている状況に、俺は心の中でつぶやいた。

俺「次負けると、誰かがブラかパンティを脱ぐことになるね」

真奈美「いや、負けないから、ありえないありえない」

静香「そうそう、負けなければいいだけじゃん!」

そう言っているそばから慶子が負けた。

慶子「う~ん、どうしよう、下着は取れないし、キスも触られるのも嫌だし・・・」

慶子は日本酒に手を伸ばした。
もう本当に真っ赤っ赤になってきている。

真奈美「慶子、ホントに大丈夫?」

慶子「うん、大丈夫、大丈夫」

静香「なんか、ハイになってるぞ!」

運命の皮肉なのか、またしても慶子が負けた。

慶子「やっぱり脱がなきゃダメ?」

俺「じゃ、特別ルール、みんな1回だけ、電話番号の交換で良しとしよう」

これで連絡先ゲット!
続けざまに慶子の負け。

慶子「え~、ホントに脱ぐの?」

俺「ルールはルール、最初に約束したろ」

慶子「うん、わかってるけど・・・、もう、お酒は飲めないから・・・、ブ、ブラにする・・・」

酔いのせいか、背中のブラのホックを外すのに手間取っていた。
少し間があったが、やがて慶子はブラを取ったかと思うと、「見ないで・・・」と言いながら横になった。
酔いがかなり回ってきたようだ。
あっという間に力が抜けるように仰向けに横たわった。
可愛い大きな胸が裾野を広げて横たわっている。
凄い光景だ。

真奈美「ちょっとぉ、慶子大丈夫?」

俺「酔いが回ったんだろう、そのままにしといてあげよう」

静香「こんなに酔っちゃって・・・」

静香が浴衣を慶子の身体に掛けながら言った。

俺「さ、続けよう、次は誰(が脱ぐ羽目になる)かな?」

慶子がダウンしたので、3人で続けることになった。

次に俺が負けた。
Tシャツを脱いでパンツ1枚になった。
真奈美と静香は、「キャー」と言いながらも、あまり驚いた様子がなかった。
その次は真奈美が負けた。

真奈美「どうしよう、その~触るって、どこを触るの?」

俺「もちろん触りたいところ」

静香「若杉さんのエッチぃ」

真奈美「ね、手とか脚は?」

俺「ブブー」

真奈美「お腹や背中は?」

俺「ブブー、でも下腹部ならいいよ」

真奈美「おへその周り?ってこと?」

俺「おへその下から熱帯雨林のジャングルまで」

静香「え~、イヤらしい~」

真奈美「ヤダ、う~ん、どうしよう・・・」

俺「じゃ、脱いだら!それとも直接胸を揉んで欲しい?」

真奈美「まさか!でも裸とキスはちょっと・・・」

静香「真奈美っ、覚悟を決めよう!」

真奈美「静香が何でそうなるのよ、もう・・・」

俺「ほうら、静香ちゃんも言ってるよ、覚悟を決めな」

真奈美「じゃ、ブラの上から少しだけ静香に触ってもらうのは?」

俺「ブブー、それは俺の仕事」

俺は、「ブラの上からだから、そんなに恥ずかしくないでしょ!」と考える時間を与えず、ブラの上から優しく真奈美の両胸に触れた。
真奈美は必死に我慢したのだろう、両眼をギュッと瞑っていた。
正面からは結構揉みにくい。
で、俺が後に回り込もうとすると、1分も経っていないはずなのに真奈美は、「ハイ、終了!」と俺の手を振り払った。

俺「えっ?もう終わり?」

真奈美「うん、終わり!」

次に静香が負けた。

俺「今度は、静香ちゃんの番!」

静香「え~っ、ど、どうしよう、え~ん、どう・・・」

少しの間、静寂があった。

俺「静香ちゃんはどうする?」

静香「私・・・、胸は絶対にヤだし、だからと言って・・・、ホントにどうしよう・・・」

真奈美「ご愁傷様~」

この、罰ゲームが何になるかまでの時間もいいもんだ。
真奈美は自分の番ではないことをいいことに涼しい顔をしている。
意外にも静香は、胸を見られるのが嫌なのか、俺になるべく見えないように、座ったままパンティをずらし始めた。
少しずつ器用に脱いでしまい、急いでパンティを自分の後ろに隠した。
正直、俺は驚いたが、横座りした正面からは黒い茂みの上の方が少し見えるだけ。
案外、女の子は胸を気にするんだなと思った。

酔いと罰ゲームが思考を狂わすのか、また続けて静香が負けた。
やっぱり胸の露出は嫌みたいだ。

「今度はお酒にします」と言って一気に飲み干した。

そして次のゲーム中、とうとう静香までもがダウンしてしまった。

<続く>