すると内湯の方に、きれいなお姉さん風の二人組が入ってきました。
二人とちょっと話をしていると、なんと風俗で働いている、しかも同い年ってことで、私たちビックリ。
その二人は露天風呂に行くと言い出しました。
私たちは、「今、私たちの友達が入っているからやめたほうがいいですよ」って言ったんだけど、「平気平気」って言ってタオルも巻かずにそのまま混浴露天風呂の方に入っていきました。
二人が入ってしばらくすると、男性陣と二人の笑い声が聞こえてきました。
そりゃそうですよね。
全裸の女性が入ってきたわけですから。
妙に盛り上がっています。
すると男性陣から、「お前らもこっち来いよー」とお誘いが。
「行く?」
「まさかー」
みたいなやりとりをしてたら女の人の一人が戻ってきて、「気持ちいいよ。タオル巻いて来てみたら?」と。
私らだけ盛り上がれないのは寂しいし、「タオル巻いてだったらいいか」ということになり、バスタオルで軍艦巻きにして、いざ進入。
露天に行くと、なんと男性陣も素っ裸!
その時点でもう冷静さを欠いてました。
男友達の裸を見たのなんて、あれが最初で最後ですからね。
男性陣はというと、最初こそ「うぉー」とか言ってましたが、タオルを巻いてるとわかるや、「えーっ」と不満そう。
「お姉さんたちので十分でしょ」とか言って、私たちはタオルを巻いているので湯船には浸からず、石段に腰掛けました。
そんな状態で、しばらくみんなでしゃべったりしてたんですが、お姉さんからは、「一緒に入ろうよ」とさんざん誘われました。
最初は当然笑って誤魔化してたんだけど、お姉さんたちの風俗裏話を聞いたり、男性陣のおちんちん品評会をしてるのを見てると、どこかおかしくなって来てたんでしょう。
友達のA子が、「ねー、入ってみようよ」と言い出しました。
A子は割りとオープンな性格なので、ついに来たかって感じでした。
B子はものすごい大人しい子で、露天風呂に来るのも渋々でしたから、A子が私を誘っているのは明らか。
もう、どうしよっかすごい迷いましたけど、なんか楽しそうって気持ちが勝って、「うん、いいよ」って答えてました。
男性陣は大喜び!
ただ、さすがにその場でスッポンポンになる度胸は二人ともありません。
バスタオルを取って湯船に浸かるまで、男性陣には向こうを向いててもらいました。
幸いにごり湯だったので見られずにすみました。
とはいえ、男性陣がこちらを向いた時には言い知れぬ恥ずかしさでした。
裸で男友達と一緒のお湯に浸かってると考えると変な気持ちでしたね。
そうしてまあワイワイと盛り上がったんですが、いい加減私たちはのぼせてきまして。
お姉さんたちもそろそろ帰ると言うので、私たちも上がることにしました。
私は出る時も男性陣には向こうを向いてもらうつもりでしたが、A子は後ろを向いたかと思うとぱっと立ち上がりました。
A子のお尻が出るや男性陣は異様な盛り上がり。
A子は後ろを向いたまま、さっさとバスタオルを巻いてしまいました。
困ったのは私。
私だけ、「向こうを向いて」と言うのもなんだかなーって感じでした。
仕方なく、男性陣からちょっと離れた所に移動して、B子からタオルを受け取りました。
(ぱっと立って、さっと巻けばあんまり見られないで済むかな?)とか考えながら、意を決して後ろを向いて立ち上がりました。
男性陣から歓声が上がってたように思います。
タオルを巻くまでの数秒ですが、お尻を見られてしまいました。
というような感じで私たちの混浴は終わりました。
あれから4年経ちますが、よくあんなことが出来たなと思います。
風俗のお姉さんたちが居なければ、たぶん混浴の方にも行ってなかっただろうに。
だけど、今でも思い出すと興奮してしまいますね。
おしまい。