朝からお昼を挟み夕方まで練習。
Tシャツを着替えているとはいえ、熱のこもった若い体がフェロモンを出し合っていたのかもしれません。
お互いソファーに腰掛けて打ち合わせをしながら、なんとなくムズムズしてきて肩が触れ、腕が触れ、次第にどちらからともなく太ももが触れ合うほどに密着。
ただ、太ももを密着させてから先はお互いどうしてよいか分からず、上の空でシラけた打ち合わせを続けようとしていましたね。
それでも二人の言葉が途切れてしまった時、お互いの瞳を見つめてどちらからともなく顔を寄せ、気付けば目を閉じて優しい唇を触れさせて女同士でキスをしていました。
あの時の息遣い、胸の高鳴りは忘れられません。
10秒ほどそっと唇を重ねていましたが、次第に強く吸い合い、互いの口の中を貪るように舌を絡ませました。
ここで私がわずかに残っていた理性を働かせて、部室の鍵を内側から閉めました。
誰かが入ってくるにしても、ガチャガチャという音さえ聞こえればなんとでもなる気がしました。
鍵を閉めると、私たちはタガが外れたようになりました。
舌だけではなく両腕を絡ませ、脚をもつれさせて、どちらが上ということもなくソファーに倒れこんだのです。
女の子同士でそんな気持ちになることなんて想像したこともありませんでした。
でも不思議なことに、求めあう時はそんなことを気にする余裕はありませんでした。
お互い、何年間も活動を共にしてきたチア同期。
分かり合えるのです。
舌を絡ませ、脚をもつれさせたままで、Tシャツの下のブラのホックを外しました。
そのままブラをペロンと捲り上げて吸い付いたり、なんて野暮なことはしません。
男性がするような激しい感じではなく、お互いの胸を優しく揉みしだき、乳首をそっと摘み、羽で撫でるようなフェザータッチでそっと。
次第にキスで絡め合っていた舌を頬に、首すじに、鎖骨に・・・。
私は彼女のTシャツの下に手を入れて、おっぱいの膨らみを強く揉みました。
柔らかくて吸い付くような感触が手のひらに気持ち良くて、おっぱいが好きという男性の気持ちがよく分かりました。
一方で、私もTシャツの上から乳首を摘ままれ、胸を揉まれて、元々のM気質がムラムラ。
でもお互い恥ずかしくてシャツは脱げませんでしたね。
レズの知識は皆無でした。
とりあえずお互い密着して、気持ちよいところを見つけて愛撫すると、とろけそうでした。
もちろんがっしりとした男性も好きですが、柔らかい女性の体もマシュマロみたいで気持ちいいのです。
直接乳首を舐めることは恥ずかしくてできず、ソファーの上で転がりながら、ふたりでシャツの上から胸に吸い付いたり・・・。
やがて同期が先に私のショートパンツに手を入れて、下着の上から割れ目をそっと撫でてきたのです。
そのふんわりした愛撫に我慢できず、私はそれまで堪えていた声を漏らしてしまいました。
「しっ!」
彼女が私の唇に人差し指を当てました。
均衡を保っていた形勢が変わり、彼女が上に。
私はただただ頷くことしかできず、彼女の指のなすがままに。
私は柔らかな愛撫だけでは満足できなくなって、お互いにショートパンツを脱ぎ捨てて、下着をつけたまま二人で擦り合わせました。
激しく腕を絡ませ、舌を唇や首筋に這い回らせながら、何がなんだか全く分からないまま、ただとろけそうな感覚でした。
私は中よりもクリトリスでイクタイプなので、後で『貝合わせ』と知ったこの行為に大満足。
二人とも、それこそ獣のように求め合いました。
お互いに何度か高みに行きついて、興奮が収まった時にはすっかり日は沈んでいました。
薄暗い部室は汗っぽく、汗だくになった体にTシャツがまとわりつき、中途半端に胸に乗っかっているだけのブラ、脱ぎ捨てられたショートパンツ、位置がずれたソファー・・・。
勢いでレズエッチをしてしまったことがなんだか気まずくって、そんな気持ちを隠すようにお互い黙々と着替え、部室を片付けました。
彼女とはそれっきりで、一回だけの関係だと思っていたのですが、会うと体が火照り、また女同士で愛し合いたくなってしまうんです。
それは彼女も同じらしく、結局この後、どんどんレズエッチにハマっていってしまったんです。
もちろん私は男性とのSEXも大好き。
どうやら私はバイセクシュアルなのかも?