私は美味しい台湾料理が目当てでしたが、Nちゃんにはもうひとつの目的があったのです。
旅行2日目にNちゃんが言いました。
「私、変身写真が撮りたい」と。
旅行雑誌にも取り上げられていたので、そういう写真館があることは知っていましたが、私はあまり興味はありませんでした。
Nちゃんに付き合ってホテルの周辺で写真館を探したら、すぐに見つかりました。
予約をしていなかったのでその日は無理でしたが、明日なら撮影可能とのこと。
せっかくなので私も付き合って、2人で明日の予約をしました。
次の日、写真館に行くと、その日は予約が少ないのでサービスしてくれるということになって、衣装2バージョンの料金だったのに、2人とも3バージョンにしてもらえました。
早速、衣装を選びます。
普段着れないような豪華なドレスや、チャイナ服、大胆なコスチュームなど様々な衣装があって迷います。
スタイリストの女性が、この衣装だとこんな写真が撮れるとか色々アドバイスをしてくれます。
記念にヌードで撮影する人もいるという説明もありました。
するとNちゃんが、「私、実はヌードも撮りたいの」と言い出したのです。
私は驚きました。
Nちゃんはいつもは大人しい感じの子なのに、ヌードを撮るなんて言うとは思いませんでした。
でもNちゃんは最初からヌードを撮るのが目的だったようです。
「Sちゃん(私)も一緒に撮ろうよ」と言うので、私は「ムリムリ」と断りました。
衣装が決まって、次はヘアメークです。
1時間近くかけてメチャメチャ濃い目のメークを施し、髪にも飾りをつけて完成です。
私はカラフルなドレスを着て、花に囲まれながら写真を何枚も撮りました。
すぐ横で、Nちゃんも同じようにドレスで写真を撮られています。
そして衣装チェンジ。
メークと髪型も変えて2バージョン目の撮影も順調に終わりました。
そして3バージョン目。
心配になってNちゃんの様子を見にいくと、ガウン1枚でメークと髪型を変えています。
「ガウンの下はもう何も着てないの」とNちゃん。
「本当にやるの?」と聞くと、「うんうん」とにこやかに頷いています。
担当のスタイリストさんまで、「Sちゃんもヌード撮りましょうよ」と、私に言ってくる。
「そうよ一緒に撮ろうよ。私と一緒なら大丈夫でしょ?」とNちゃん。
結局、3着目のドレスをやめて、私もヌードを撮ることになってしまったのです。
ヘアメークをチェンジして、いざスタジオに入ると半端ない緊張感です。
ガウンの下はスッポンポンですから。
2人並んでカラフルに飾られたスタジオの中、ソファーが置いてあります。
カメラマンは男の人。
「シンパイナイ、シンパイナイ」と片言の日本語で話し掛けてきます。
ガウンを着たまま何枚かシャッターが切られました。
そして、いよいよスタイリストさんからガウンを脱ぐように言われました。
Nちゃんは躊躇いなく脱ぎました。
スタイルがよくて、女の私から見てもきれいなヌードでした。
「キレイデス。グーッド!」とカメラマンの声。
私も恐る恐るガウンを脱ぎました。
最初は手で胸を隠していましたが、シャッターの音とストロボの光を浴びているうちになんだか気持ちよくなって、2人とも胸も下も丸見えで大胆な写真を撮りました。
2人で抱き合ったりもしました。
抱き合いながら、唇が触れるほど顔を接近させたりもしました。
そしてひとりずつでも撮りました。
時々ヘアメークさんがメークを直してくれたりします。
なんだかプロのモデルさんになったような気分です。
何も身に着けていない、裸でいることがこんなにも気持ちのいいことかと気付きました。
カメラマンとアシスタントの人は男性ですが、もうまったく気になりません。
絨毯の上に寝そべったり、ソファーに座ったり、立ったり。
色々なポーズでヌードを撮りました。
「ハイ、オシマイデス!」というカメラマンの声。
およそ4時間の撮影が終わりました。
私たちは興奮冷めやらぬままホテルに帰りました。
Nちゃんはすごく楽しかったと言います。
私も意外と楽しかったので、そう言うとNちゃんは、「よかった~!」と抱きついてきました。
なんだか2人とも興奮して、その日の夜はホテルの部屋で裸で過ごしました。
お風呂も一緒に入りました。
ベッドも1つのベッドに一緒に入って、裸のまま抱き合いました。
Nちゃんは私にキスしてきました。
そして私の胸やあそこを触ってきます。
私もNちゃんのあそこを触ると、ビチャビチャになっています。
2人とも一晩中、何回もイッちゃいました。
帰国して数週間後、写真集とCDデータが届きました。
写真を見ると、まるで自分ではないような感じです。
Nちゃんとお互いの写真を見せ合いました。
20歳の時のとても素敵な思い出です。
今も時々、Nちゃんと部屋で裸で過ごすことがあります(笑)