同僚と何度かコースを回り、ハマり始めた今日この頃である。
ゴルフ練習場も一人では淋しいと、妻の道具を買い揃え、付き合ってもらう事にした。
妻も初めは嫌がっていたが、何度か通ううちに楽しくなった様だ。
妻もだいぶ上手く打てる様になったある日、妻と2人で夜、ゴルフ練習場に向かった。
金曜日の夜とあって多くのお客さんで賑わっていた。
「お~高橋君じゃないか!」
突然後ろから話しかけられた。
振り向くと、後ろに居たのは社長だった。
私「あっ社長!練習ですか?」
社長「お~、君も始めたのか?」
私「えぇ、まだ始めたばかりですけど」
社長「奥さんかい?」
私「あっ、はい!妻の百合です」
妻「はじめまして、夫がいつもお世話になってます」
社長「綺麗な奥さんだね。夫婦で練習なんて羨ましいよ!」
私「そんな事ありませんよ。社長は1人ですか?」
社長「私は1人が好きでね!妻は全く興味なし・・・ハハハ」
私「そうなんですか!」
社長「そうだ!来週、会社のゴルフコンペあるんだが君も参加するよね!」
私「ええ、是非」
社長「奥さんも来なさい」
私「妻はコース出たこと無いんです。迷惑になりますよ」
社長「いいじゃないか!一緒に回って色々教えてあげるよ」
私「すみません。でも・・・」
社長「2人で参加してくれ!じゃあな」
社長は打ち終わったのか、ベンツで帰って行った。
私と妻は、いつも以上に練習に熱が入った。
もちろんコンペ参加の為だ。
週末、妻とスポーツショップへ行って妻のゴルフ用の服や靴を買った。
そして暇を見つけては練習場に通った。
ゴルフコンペ当日、朝から天気は快晴だった。
私はゴルフ道具を車に積み込み、車中で妻を待った。
10分位して玄関から妻が出て来た。
白いポロシャツにピンク色のスカートを履き、頭にはバイザーを付けていた。
全てが真新しく、初々しく見えた。
しかもスカートは短く股下15cm位だろうか?
まぁインナーを穿いているんだし、いいか!と思っていた。
妻が、「待った、ごめんね!」と言いながら車に乗り込んだ。
その時、ちらっと妻のパンティが見えた。
私「お前、下着だけ?」
妻「えっ、何か穿くの?」
私「そりゃ、それだけ短いんだし上に何か穿くでしょ」
妻「そうなの?じゃ穿いてくる」
私「もう時間無いし、いいよ」
妻「見えないでしょ」
ちらっと捲り確認すると、何と白パンティの透け透け。
私「お前!透け透けパンティ?」
妻「持っているのはほとんど透けてるでしょ、あなたの趣味!着替える?」
私「・・・いいよ」
呆れながら車を走らせた。
ゴルフ場に着くと多くの社員が集まっていて、その中に手を振る友人が居た。
車を降り、上司や先輩方に挨拶しながら友人の元に向かった。
友人「おはよう」
私「よっ、早いな!」
友人「奥さん連れて来たんだ?」
私「この間、練習場で社長と会ってさ・・・連れて来いって言うから」
友人「気を付けた方いいぞ。社長、そうやって社員の奥さんを物色しているって聞いたから」
私「マジ!?」
友人「奥さん若いし綺麗だからきっと目を付けたんじゃないか?」
私「他にもいっぱい来てるじゃないか?大丈夫でしょ」
友人「そうだけど・・・、中には社長の不倫相手になった人も居るって噂だし」
私「初耳だな!」
友人「俺は独身だから安心だけど・・・メンバー表、あそこに表示してあるから見たら?」
私「ああ」
正直焦っていた。
メンバー表を見て、愕然とした。
私は社長と一緒だったのだ。
しかも自分の上司も・・・。
専務(コンペ委員長)「では、そろそろコースに向かいます。A班からどうぞ!」
4人から5人で1班となり、私達は最後のF班だった。
友人が近寄って来て・・・。
友人「俺、C班だから先行くぞ。気を付けた方がいいぞ、じゃ後で・・・」
友人の言葉に心臓がドキドキしていた。
妻はキョロキョロしながらもちょっと緊張した趣きだった。
次々とコースに出て、人も疎らになった時、社長が私に気づき近寄って来た。
社長「お~高橋君、おはよう!」
私「あ、社長おはようございます。今日はよろしくお願いします」
社長「そんなに緊張しないで気楽に行こう!奥さんも来てくれたんだね」
妻「迷惑かけると思いますが、よろしくお願いします」
社長「初めはみんなそうなんだ!今日は勉強だと思って」
妻「ありがとうございます」
社長「奥さん相変わらず綺麗だね。服装もバッチリ」
妻「下手なのに、ちょっと恥ずかしいです」
社長「若いんだからそれぐらいじゃないと!」
そうして私達の番が来て私達はコースに向かった。
1番手は私だった。
とりあえず、思いっきり楽しもうとゴルフに集中した。
2番手に社長は打ち、「ナイスショット!!!」とお決まりの掛け声。
3番手に妻が打つことになり、妻がボールをセットしようと屈んだ瞬間、白いムッチリした脚の上にパンティが丸見えになっていた。
社長も気づいた様で、ジッと妻の股間を見つめていた。
妻は緊張のあまり全く気付くこともなくティーショットに集中していた。
パコ~ン!!!という音と共に、「ナイスショット!」と社長が声を上げた。
妻は社長に頭を下げ、招かれる様に社長の隣に立った。
4番手の部長が打ち終えると、私達はコースを進んだ。
その後も妻は、ボールを拾う、置くの度に白のパンティをお披露目し、社長はご満悦だった。
5コースを終える頃には、社長は常に妻の隣に立ち、教えているフリをして妻のお尻をスリスリしてるのが見えた。
昼食の時間になり、社員全員が食堂に集まっていた。
同僚の友人が近くに来て、「どうだった?」と聞かれた。
その時も妻は社長の隣でニコニコしていた。
私「お前の言う通りだったよ」
友人「大丈夫か?社長、気に入るとお持ち帰りするらしいぞ」
私「そう言われても、『ヤメロ!!!』なんて言える訳ないだろ」
友人「そうだな。まぁ奥さんに気をつけるようには言っておいた方がいいかもよ」
私「そうする」
私は社長と一緒のテーブルで食事をする事になった。
食事中も社長は妻と話し込み、かなり気に入った様子だった。
流石の部長も、「今日の所は目を瞑ってくれ。君もサラリーマン!我慢しなきゃいけない時はある。今の時代、景気が悪く仕事が無いと悩んでいる人も多い中、業績も良好で給料も申し分無いくらい貰っている。他でこれくらい貰える所など無いだろう」と。
妻には申し訳なかったが、私は今日一日見なかった事にした。
食事も終え、午後のコースを回りだした。
明らかに我々の班は遅れていた。
妻が素人という事もあったかも知れないが、一番は社長が妻にベッタリでなかなか進まないのが原因だった。
現に今も、前を歩く私と部長。
そして随分遅れて社長と妻が歩いていた。
そんなスローペースを知ってか、快晴の空に黒い雲が掛り出した。
部長「ヤバいな。雨来そうだ」
私「そうですね」
部長「早く進まないと・・・でも、あれではなぁ」
社長は妻の肩を抱きゆっくり歩いていた。
部長の予感は的中した。
ポツポツと雨が降り出した。
しかもすぐに凄い勢いで降り出した。
私と部長はグリーン側の避難所で雨宿りをしたが、社長と妻は途中の木陰にカートを止め、カートの中で雨宿りをしていた。
私達とは100m位離れているだろうか?
部長「ここで、暫く待とう!やがて止むだろう」
私「そうですね」
部長「君も大変だ!奥さんを目の前で・・・」
私「仕方ありません。まぁ触られるくらい覚悟してました」
部長「そうか!でも社長は・・・」
私「えっ、何か言いたそうですね?」
部長「いいんだ。聞かなかった事にしてくれ。きっとお前も出世する」
私「出世だなんて・・・まだまだですよ」
部長は微笑み、口を閉じた。
雨が降り出してから10分が経っただろうか?
妻の方を見ると何か様子がおかしかった。
社長は下の方を見つめ、何かしている様にも見えた。
妻は俯きながら何かに抵抗している様な感じだった。
更に15分が過ぎた頃、日差しが出て雨が止んだ。
こっちに向かって来るカート。
社長が降り、妻も降りてきたが、私と目を合わせない。
私「大丈夫だったか?」
妻「うん」
社長はニコニコと妻を見ていたが、「さぁ奥さんの番ですよ。早く打って」と言いだした。
妻も、「あっ、はい」とパットを持ちグリーンに向かった。
妻がカップにボールが入ると、「ナイス・ダブルボギー」と社長が手を叩いた。
「さぁ早くボール取って、次行くよ」と社長が言うと、妻が慌ててボールを取った。
その時、私は見てはいけないものを見てしまった。
妻の白いパンティは・・・、もろ出しのお尻とアナルが見えたのだ。
目を疑った。
(妻は何故!?)
歩き出した妻と社長だったが、相変わらず妻のお尻に手を回し触る社長。
妻は黙って俯いていた。
カートの乗り合わせも、午後からは妻と社長、私と部長になり、妻と話すことも出来なかった。
ボールを置く、拾う時は妻のお尻がちらっと見えていた。
部長も気づいている筈だが見ないフリをしていた。
ようやく最終ホールに着き、長い長いゴルフも終焉に近づいていた。
最後の妻がカップインし、みんなで拍手した。
社長「奥さん、上手かったよ」
部長「そうですね。素人ではないですよ」
妻「ありがとうございます」
カートに乗り、ハウスに向かっていたが、途中で社長たちのカートが止まり、見えなくなった。
5分位して、ようやく戻って来た社長と妻。
閉会式が始まり、私は友人の元へ向かった。
友人「どうだった?」
私「もう最悪!」
友人「随分社長に気に入られたみたいだな!」
私「そうなんだ。どうしたらいいのか?」
友人「見ないフリしてればお前の出世は間違いないだろうな」
私「妻を社長に与えろって言うのか?」
友人「まだ、結婚2年だっけ?」
私「あぁ」
友人「社長はすぐ飽きるらしいから、少しだけ我慢すれば」
私「・・・複雑だな」
順位が発表され、妻はビリだった。
しかし『社長特別賞』ということで妻が表彰された。
閉会式も終わり、車に戻ろうとした時、部長に呼び止められた。
部長「社長が話したい事があるそうだ」
私「社長が・・・」
私は社長の元へ妻と向かった。
社長「今度、大切なお客さんと接待があるんだが、君達にも参加して欲しい」
私「私は、営業ではありませんけど?」
社長「そんな事は知っている。営業に回るか?」
私「いえ!そんな・・・今の部署で」
社長「奥さんみたいな綺麗な人が一緒なら相手の社長も喜ぶだろう」
私「私は要らないですか?」
社長「奥さん一人じゃ可哀想だろ!君もお供だ。いいね」
そうして月末の日曜日に接待ゴルフに参加する事になった。
もちろん帰りの車で、妻にパンティの件は聞けなかった。
(言うと全てが終わりそうに感じたからだ・・・)
その週の金曜日、私は社長に呼び出され社長室に向かった。
社長「この間は楽しかったよ」
私「私も初めてでしたが楽しかったです」
社長「そうか!そう言ってもらえると企画したかいがある。奥さん元気かい?」
私「はい」
社長「今度の接待の時、奥さんの着る服を買うの大変だろうから、これ使いなさい」
私「そんな、社長。服くらい買いますよ」
社長「いいんだ!それを奥さんに着せなさい」
私「はい、分かりました」
帰る途中、袋の中を見ると胸元まで開いた薄いポロシャツと激短い白のタイトスカート。
それと一緒に、何故か黒レースの下着(上下)が入っていた。
私は頭の中が真っ白になり、妻に話すことが出来ないままクローゼットに仕舞った。
<続く>