今回の話はインドであったお話。
インドは非常に刺激的な国なので、常に吊り橋の上と変わらないという事なのだろう。
ただし今回はちょっと違う。
インドのバラナシに着いてから5日目の事だった。
毎日のようにガンジス川へ行き、タバコを吸いながら人を観察していた。
過ごし方が毎日こんなでもインドは飽きないから不思議だ。
川沿いをうろついていると、少し先でなにやら揉め事が起きているようだ。
他人の揉め事は好きなので足早に駆け寄ってみると、どうやら女性観光客3人組がボッたボラれたで言い合いになっているようだ。
よく見るとその3人組は日本人だったので思わず、「どうしたの?」と声を掛けると3人組はすぐに事情を話してくれた。
バラナシに着いて宿まで案内してもらったら高額な請求をされたとのこと。
額を聞いてみると高額というほどではなく、微妙にボッた額ではあった。
「安くはないけど高額って程でもないよ」とまず3人組に説明し、「彼女たちは初めてだから大目に見てやれよ」とインド人にも説明し、双方同意の額で無事決着がついた。
特に挨拶もせずにこの時はあっさりと別れてしまったが、この後すぐに宿近くの食堂で再会を果たす。
ここで初めて自己紹介。
A子、B子、C子。
てかこのメンツでよくインドに来たな。
いつレイプされてもおかしくない。
「あぶねーから気をつけなよ」と注意はしておく。
話が進み、「部屋で飲み直そう」ということになったので、みんなで色々買い込み、宿へ向かう。
自分の泊まっている宿と彼女たちが泊まっている宿は別なのだが、彼女たちの部屋が女性のみの4人用ドミかつ占拠している状態なので問題ないって言う。
男女共用ドミは何度も泊まっているが、女子専用はさすがに初めてだな。
少しワクワクしていたが何も変わらないフツーの部屋で、強いて言えば女子っぽい匂いがした。
「インドといえばこれでしょ?」と言いながら袋から緑色の液体を取り出すA子。
◯◯◯ラッシーじゃねえか。
「インドに行ったらとりあえず飲んでおきなよ」と先輩に勧められたらしく、先ほどの買い込みの時に偶然見つけて買ったようだった。
無駄にアグレッシブだなA子。
B子とC子が不安がっているじゃないか。
「大丈夫大丈夫、鍵かけて部屋から出なければ問題ないよ」
ノリノリのA子にみんなついていけていない。
「南無三!」と言いながら結局回し飲みをしたのだが、まずC子がおかしくなり、B子と絡み始める。
B子は本気で嫌がっていたが、少しずつ全てを受け入れ始めていた。
A子は「身体が熱い!!」と言いだし、ブラのみを纏いベッドに倒れ込んでいる。
自分は自分で意識を保とうと必死に何かと戦っていたが、途中で完全に目が覚める。
また、同じようにA子も覚醒し、お互いで身体を求め合う。
もちろんゴムなど付けていない。
生まれたままの姿で4人が思いのまま快楽に溺れている光景は異様だった。
一度走り出したら止まることを知らない暴走機関車と化した4人は、結局、日が昇る時間まで続いた。
夕方頃、異臭に気がつき起き上がると、汗、愛液、精液、唾液、その他色々なものが混じり合った匂いが部屋に充満していた。
3人は寝ていたので起こすと、部屋の様子を見てドン引きしていた。
A子が「何も覚えていなかった方が幸せだったかもね」と苦笑しながらつぶやいた。
日本に居たらこんなSEX出来てなかったなー、なんて思い出しながらこれを書いてます。
ちなみに、今でもたまにですがA子とは連絡を取り合ってます。