今、目の前にはベッドに仰向けで寝転がり、だらしなく足も広げている亜衣がいる。
彼女の両目は固く閉じられていて、失神状態なのがよくわかる。
その横ではマッサージ師の安井さんが、タオルで亜衣の下腹部やベッドを拭いたりしている。
PCMAX
ついさっき、安井さんは亜衣のヘソの辺りを叩くようにしただけで、潮を吹いて失神するほど彼女をイカせまくった。
でも、安井さん曰く、それはまだ性感マッサージではないとの事だった。

安井さんはあらかた拭き終わると、「失礼します」と礼儀正しく言い、白衣を脱ぎ始めた。
パンツ一枚になった彼は見事な身体をしていた。
服を着ていても前腕が太いのはわかっていたが、パンツ一枚になった彼は、中量級の総合格闘技の選手みたいな体つきをしており、一言で言うと格好いいカラダだ。
そして、AV男優くらいしか穿かないと思っていたブーメランパンツというのか、やたらと布の小さなビキニパンツを穿いている。

私は二つの意味で衝撃を受けた。
小さなビキニパンツの中に押し込まれているそれは、勃起していなかった。
全裸でだらしなく足を広げ、生まれたままの姿を見せている妻。
それを視界に入れながらも勃起していない安井さん。
私は軽い屈辱感を覚えながらも、これがプロなのかなとも思っていた。
しかし、勃起せずに横に逃がすようにしてビキニパンツに納めているそれは、それでも十分なサイズがあるように見えた。

私はどら息子で金はあったので、女性経験は多い方だ。
それなりにテクニックもあると自負している。
でも、ペニスの大きさだけは、私の最大のコンプレックスだ。
私のモノは本当に細くて短い。
『ポークビッツ』というあだ名を付けられたことがあるくらいだ。
そんな私から見て安井さんのそれは、勃起していなくても怯んでしまうほどの大きさだった。

(そんなものを経験してしまったら、妻はどうなってしまうのだろう?一度知ってしまった”巨根”の味は、忘れられなくなるのではないか?)

そんな不安で、胸が苦しくなった。

安井さんは私の視線に気がつき、「すみません。奥様があまりにも魅力的なので、少し反応してしまいました。いつもはまったく勃起させずにするのですが・・・。私もまだまだ修行が足りません」と神妙な面持ちで言う。
単純な私は、その一言でさっき感じた屈辱感も消えて、逆に誇らしい気持ちになっていた。

目を閉じて失神していた妻が、「ゴ、ゴメンなさい・・・。私・・・。はしたなくて・・・」と恥ずかしそうに言うと、だらしなく広がっていた足を閉じ、タオルを身体に巻付けた。
さっき、あれだけイキまくっていたのがウソのように、恥じらい頬を赤くして俯いている妻は本当に清楚に見えた。
タオルで身体を隠すと胸がより強調されて、その上乳首が浮いているのも何となくわかるので、激しく欲情してしまった。

「いえいえ、しっかりと感じていただけたみたいで、私もやり甲斐があります。それでは、続けさせて頂いても構いませんか?」

安井さんは本当に紳士的な優しい感じで言う。
とてもこれからセックスをしようと言っているようには見えなかった。

すると、妻が恥ずかしそうに俯いたまま、「わ、私にも・・・させてもらえませんか?」と、驚くようなことを言った。

「はい。嬉しいですよ。好きなようにしていただいて構いません」

安井さんはそう言うとビキニを脱ごうとした。

「そのままで!脱がなくても・・・いいです・・・」

脱ごうとする安井さんを慌てて制する妻。
なぜ止めたのかな?と思ったが、すぐに理由がわかった。
妻は安井さんベッドに寝かせると、「失礼しますね・・・」とバカ丁寧に言いながら、ビキニの上から安井さんのペニスを唇で軽く噛むようにした。

「大っきい・・・」

驚いたように囁くと、ビキニの上から舌で舐めたり、唇で噛んだりし始めた。
それは、オモチャを与えられた子供が夢中になっている感じだった。
すると、すぐにビキニにシミが出来て、併せてムクムクと大きくなってきた。
布の大きさと内容物の大きさがマッチしていないので、今にもこぼれでそうな感じになった。

「こ、こんな・・・。凄い・・・大きい・・・」

心底驚いて声を漏らす感じだった。
妻が「大きい」と口にする度に、私はグサグサと胸を刺されているような気持ちになった。

「まだ、半分程度ですよ。もっと大きくなります」

安井さんは得意気という感じでもなく、淡々と事実を述べる感じで言った。

「えっ!?半分ですか!?信じられない・・・」

妻は本気で驚いたように言う。
でもすぐに安井さんのビキニを噛み、そのまま脱がせ始めた。
手を使わずに、口でパンツを脱がそうとする妻。
私とのセックスでこんな事をしたことはない。
そもそも自分で積極的にアクションを起こすこと自体がほぼ無かったので、言ってみれば妻はいつもマグロ状態だった。
でも、こんな風俗嬢やAV嬢がするような事をしてみたいとずっと思っていたのかもしれない。

ビキニがズレると安井さんのペニスが姿を見せた。
それは、確かにまだ全開に勃起している感じではなく、下腹部にペタンと倒れている感じだった。
でもすでにヘソに届きそうな位置まで到達していて、勃起前からこんなに長いのか・・・と、衝撃を受けるほどだった。
そして妻は、それをじっと見つめていた。
その表情は今まで一度も見たことのないものだった。
一言で言うと、発情してしまったような顔で、じっと安井さんの巨根を見つめる妻。

「失礼しますね・・・」

小さな声でそう言うと、その大きな半勃起のペニスに舌を這わせ始めた。
勃起していなくても完全に亀頭が露出している安井さんのペニス。
私の仮性包茎とは比べ物にならないくらいだ。

妻の舌が、直に安井さんのペニスに触れた瞬間、確かに私の中で何かが弾けたような感じがした。
私は、今までに感じたことのない強い嫉妬を感じ、同時に今までに感じたことのない興奮も覚えていた。

まずはアメでも舐めるように舌で竿や亀頭をペロペロとする妻。
端から見ていても下手くそなのがわかる。
でも、みるみると大きくなる安井さんのペニス。
ペタンと寝ているそれが、ムクムクと立ち上がり自立する姿は迫力満点だった。

「そのぎこちないところが、たまらないです」

安井さんは優しい口調で言う。

「ゴ、ゴメンなさい・・・。下手くそで・・・」

妻は頬を朱に染めながらそんな風に謝る。

「いえいえ謝らなくても!逆に、嬉しいですよ。ウブな人妻にフェラチオを教えるなんて、男冥利に尽きます」

安井さんはそんな事を言うと妻にフェラチオを教え始めた。
それは変な光景だった。
安井さんは、まるでマッサージのテクニックを弟子に教えているような感じで、丁寧に、優しく教えている。
性的な感じもなく、授業のような感じでレッスンが進んでいく。

「そう、そこの張り出したところを、全部一周する感じで舐め取って下さい」
「そのまま、口をすぼめて吸ってみて下さい」
「咥えて、唇でカリを引っかけるように動かして下さい」
「そう、咥えたまま指で乳首を撫でて下さい」

安井さんのレッスン通り、妻は素直に従ってその通りにする。
完全に勃起していると思っていた安井さんのペニスは、妻のフェラチオでさらに大きさを増し、怖いくらいのサイズになった。
妻も思い切り口を開けないと歯が当たるようで、かなり無理をして口を開けている感じだ。
私のモノは、冗談でもなんでもなく、半分ほどの直径しかないのかもしれない。

「上手になりましたね。凄く気持ち良いです。どうですか、私のペニスは?」

安井さんにそんな風に優しく聞かれ、「は、はい、主人よりもかなり太いので、上手く出来ないです・・・。ゴメンなさい」と答えた。

妻は、恐らく悪気はないはずだ。
私と比較して、私を貶めるつもりはなかったはずだ。
でも、そんな風に直接的に比較されるようなことを言われて、私は更に興奮してしまった。

「そうですか、じゃあ、ご主人のモノの方が、やりやすくて好きですか?」

「そ、そうですね・・・。主人の方がやりやすいです・・・。でも、あまりしたことはないです」

妻は聞かれていないことまで話してしまう。
夫婦のことなのに平気で安井さんに話す妻。
それだけ、すでに心を許してしまっているのかもしれない。

そして、さらにレッスンを続ける二人。
最初と比べてかなりスムーズになってきた妻のフェラを見て、私は嫉妬で苦しくなるほどだった。
妻が他の男にフェラを仕込まれる・・・。
夫としては最悪の事態だ。

「それでは、咥えたまま自分でオナニーして下さい」

安井さんにそんな指示をされて、思わず口からペニスを吐き出し、「えっ?オ、オナニーですか?」と不安げに言う妻。

「そうです。フェラをしながら、堪え切れないようにオナニーをするなんて、男としては最高に嬉しいですよ。これも重要なテクニックですから。オナニー、よくしますよね?」

安井さんにそんな事を言われて顔を真っ赤にする妻。
でも否定の言葉が出ない。

「見ればわかりますよ。ご主人とのセックスの後に、こっそりとしてるんですよね?」

安井さんは断言するように言う。
妻は顔を真っ赤にしたまま黙って頷いた。
私は、かなりのショックを受けながらも、さらに興奮が高まっていくのを感じていた。
私とのセックスで満足出来ず、私が寝た後にこっそりと一人慰めていた妻・・・。
私は、申し訳ない気持ちと、情けない気持ちで泣きそうだった。

妻は再び安井さんのモノを咥え込むと、恐る恐るという感じであそこを弄り始めた。

「んっ・・・んっ!んンッ!」

妻は安井さんの極太を咥えたまま、可愛らしい呻き声まであげ始めた。
それは、もう心が折れそうな光景だった。
私ではない男の極太ペニスを咥えながらオナニーをする妻・・・。
妻は、言われて仕方なくという感じではなく、ガチのオナニーをしている感じだった。

「も、もう・・・。ダメ・・・。い、入れて・・・欲しい・・・」

妻は、見たことのないくらいとろけた顔で、囁くようにそう言った。

<続く>