『旅行研究会』なるサークルに入り、その新歓コンパの席で同じ新入生の女の子と仲良くなった。
実は18になるまでまともに女の子と付き合ったこともなく、何を喋ったらいいか解らないというオクテの俺だった。
だが、その娘とは何故か打ち解けて、それが縁で付き合うようになった。
何度かデートを重ねてキスもした。
そして今日、渋谷でデートをした。
代々木公園でしばらく過ごしたあとラブホテルへ向かった。
俺はいよいよ童貞喪失をするはずだった。
・・・が、それは叶わなかった。
俺は勃たなかったのだ。
信じられなかった。
ありえないことだと思いながら、俺はフニャフニャのチンポを直視していた。
本屋でエロ本を立ち読みしたり、電車で綺麗なOLが近くにいるだけでもうパンパンに勃起する俺のチンポが、何故、こんな大切な時に限ってウンともスンとも言わないのか。
幾度か試みたが、ダメだった。
彼女は「いいのよ、私は気にしないから。また今度、ね」と言ってくれたが、何の慰めにもならなかった。
彼女とは渋谷で別れて俺は家に帰ることにした。
俺は抜け殻のようにトボトボと歩いていた。
いきなり、俺の肩がポンと叩かれた。
慌てて振り向いた。
「あ、姉貴ぃ?なっ、何だよ?びっくりするじゃないか・・・」
俺の肩を叩いたのは、4歳年上の姉だった。
姉は今年大学を卒業し、青山にある心療内科に勤めている。
俺とは違って、頭のデキがよく、しかも弟の俺が言うのも変だが、そこらのアイドルなんかよりよっぽど可愛い。
「どうしたのっ。◯◯!そんなにトボトボ歩いて。元気無いゾ?何かあったの?」
「べ、別に・・・。何でもないよ」
放っておいて欲しかった。
今日は全てを忘れてもう寝てしまいたかった。
「なあ、◯◯ぅ、何か悩み事でもあるの?姉さんで良ければ相談に乗ってアゲルぞ」
「いいってば・・・。本当に何でもないんだから・・・」
「そうかなぁ。そうは見えないけど・・・。ねぇ、◯◯。せっかく姉さんが心療内科でカウンセリングとかやってるんだからさ、◯◯も利用してくれていいんだよ。だって、さっきの◯◯の表情、相当思い詰めてたから・・・」
そう、姉は今はまだ見習いだが、職場で心の病気の患者さんのケアをしているらしい。
・・・とは言ったって、今の俺の悩みはとてもじゃないが姉に相談などできはしない。
「よし!じゃあサ、飲みに行かない?丁度今夜はパパもママも旅行で居ないしさ。何かさ、話しにくいことでも、ちょっとお酒飲むと言いたくなるってもんだよ・・・。ね?◯◯?行こ?」
姉は俺が答える前に、俺の手を引いて飲み屋街の方へ進んでいく。
「ちょ、ちょっと待てよ、姉貴ぃ。俺はまだ飲みに行くなんて、言ってないって・・・」
「イイから、早くぅ」
(ちっ、何だよ。姉貴のヤツ。俺はそんな気分じゃないっていうのに・・・)
地下にあるBARに入った。
姉は何度か来たことがあるらしい。
「さっ、飲もうか?◯◯はビールでイイの?」
「うん。なあ、姉貴ちょっと飲んだら俺帰るぜ」
「わかった、わかった。でもサァ、◯◯とこうして飲むのも初めてだよね。どう?少しはお酒飲めるようになったの?」
「そりゃ、ビール位は平気さ。姉貴こそ、少しは強くなったのかよ」
姉はよく大学時代コンパだとは言って夜遅く帰って来て、居間でそのまま寝てしまったりしていた。
「まぁ、イイのよ。私のことは・・・。それより、◯◯。彼女とか出来たの?」
「な、何だよ、ソレ。関係ないだろ、姉貴には」
「ふぅーん。話してくれないのか・・・。◯◯が落ち込んでたのもその辺じゃないかな、何て思ったりしただけだから・・・。いいよ、話したくないなら。それより、今日は飲もッ?」
姉はグラスのビールを飲み干した。
「ねぇ、マスター。何かカクテル作って。甘めのヤツで。◯◯は次、何飲むの?」
「バーボン飲もうかな・・・」
「きゃはっ。◯◯、カッコいい!」
「何が『きゃはっ』だよ、姉貴。酔ってんのかよ、もう・・・」
そんな感じで姉と俺はとりとめのない会話をし、いつしか、小一時間が過ぎていた二人とも結構酔いが回ってきた。
「ね?◯◯。そろそろ話してもいいんじゃない?悩み事・・・」
「姉貴ぃ、またソレかよ・・・。話すことは、ないよ。だいいちそんな風に聞かれて、実はコレコレなんていう風に話せるコトじゃないんだよ。姉貴もカウンセリングやってるんだったら、わかってよ」
「そっかぁ。私もまだまだ未熟者ですなぁ。話題、変えよっか。ところで、◯◯、アンタまだ童貞?」
「ぶふっ」
思わず飲みかけの酒を吹き出しそうになった。
「な、なんだよ。いきなり。知らないよ、そんなの・・・」
「ふぅーん、知らないって、自分のことなのに知らないワケ無いじゃん。あっ、そーか。知らないって、オンナの子のこと知らないってコト?」
「ば、馬鹿言うなよ。付き合ってる女くらい、居るさ」
「へぇー。そうなんだ。今度紹介してよ。ねっ。で、キスくらいはしたの?」
「・・・し、したさ」
「そうなんだ。で、舌とか絡ませたことアル?こうやって、ほら?」
そう言って姉は自分の舌を出すのだ。
「姉貴ぃ!酔ってるのかよ!あるよ、それくらい。ディープキスって言うんだろ。知ってるよ」
「じゃあ、ココは?ココ、触ったことあるの?」
そう言うと姉は何と自らの乳房に手をやり下からそっと持ち上げるように揺らしてみせた。
「姉貴ぃ!いい加減にしろよ。ホントに・・・。どうかしてるよ」
「で、どうなの?あるの?」
いつの間にか、姉の誘導尋問に引っかかっているようにも感じた。
さすがは見習いとは言え心療内科のカウンセラーだ。
このままだと俺は全部話してしまうかもしれない。
それもいいかな、と心のどこかで思い始めていた。
「あるよ、おっぱい触ったり、舐めたりもしたよ」
「そう。もうそんなこともしてるのね」
姉はトロンとした眼で俺を見ながら、乳房にやっていた手をおろした。
「◯◯?じゃぁ、ココは?ココは見たことあるの?触ったことあるの?」
姉はそう言いながら股間に手を回した。
スカートの上からではあるが、自らの大切な部分にそっと両手をのせたのだ。
そして上目遣いでこちらを見る。
「ね?あるの?」
「み、見たことと触ったことはある・・・」
俺はまるで催眠術にかかったかのようにバカ正直に答えていた。
「そう。じゃぁ、ココに・・・」
姉はそう言うと、手を俺の股間の方へ持ってきた。
俺は金縛りにあったかのように動けないでいた。
そして姉の手は、俺のジーンズのイチモツのところで止まった。
触れるか触れないかギリギリのところに姉の手がある。
「コレ。コレをココに入れたことはあるの?」
そう言って、片手で俺の股間、もう片手で自らの股間を優しくさすった。
俺はもう自白剤を飲まされたかのように答えていた。
「そ、それはありません・・・」
「そう、そうなの。どうしてなのかしら?おっぱいとかアソコを触ったりしたことはあるクセに。彼女としたくないの?無理やり迫って嫌われたとか?うまくできなかったの?彼女も処女だとか?」
姉は矢継ぎ早に質問をしてきた。
でも俺を見る眼はとても優しかった。
その優しい眼で見つめられると俺はもう全てを話す気になった。
「実は今日、彼女とデートだったんだ。ついに彼女とエッチできるチャンスが・・・。で、ラブホ行ったんだけど。た、勃たなかったんだ。俺、その時インポになっちゃったんだ」
「・・・・・・」
姉は何も言わず、優しく俺を見ていた。
そして俺の方を向くと両手で俺の頭を優しく抱え込んだ。
「いいのよ。誰だってそういう時はあるの・・・。心配しなくていいのよ」
そう言うと、俺は姉の方に引き寄せられた。
姉の胸元が近づいて来た。
姉の匂いが俺の鼻腔に充満してきた。
姉の優しさに俺は涙が出そうになった。
「◯◯。ヘンなこと聞くけどさ、普段は大丈夫なんだよね」
「えっ?」
「だからいつもはちゃんとボッキするんだよね、ってこと」
「も、もちろんさ。困っちゃう位だよ」
「そう、それならいいわ。やっぱり初めてで緊張したのね。・・・でも、本当にそれだけなら良いけど」
「??どういうこと?」
「もしかしたらね、◯◯。他に好きな人とか居ない?」
「??俺、今好きなのは、その娘だけのつもりだけど・・・」
姉は一体何を言っているのだろう。
「うん、それだったら良いの。ただね、あなたの潜在意識の中で誰か他に好きな人が居るのかもって思っただけだから。そういうことがあるとね、◯◯の場合みたいに勃たなくなることもあるって聞いたことあったから」
「・・・・・・」
「色々話させちゃってゴメンね。でも、話すと楽になるでしょ。◯◯がすっごく落ち込んでるの見てると姉さんもつらいから・・・。さ、もう少し飲もうか・・・」
確かに姉の言う通りなんだか胸のつかえが取れたようだ。
落ち込む原因そのものが解決された訳ではないにしろ・・・。
それからしばらくの間飲んだ。
そのうち眠気が襲ってきた。
気づくと姉も隣でうつらうつらしている。
「そろそろ帰ろうぜ、姉貴」
「ふあにぃ?もうしょんな時間ん?」
「何だよ、姉貴。呂律回ってないぜ。ほらっ、しっかりしろよ」
「ひょうし、帰るぞ、◯◯ぅう!」
「そんな大声出さなくていいから、ほら」
姉は結構酔っ払ってしまっていた。
階段を昇るのもおぼつかないので、肩を貸した。
「しっかりしろよ、ほら、姉貴ぃ!」
何とか支えていれば歩けるようではある。
(本当に仕様が無いなぁ、まぁ家までは10分もあれば着くからタクシー呼ぶほどでもないか)
姉の左手を俺の肩に回し、右手で姉の身体を支える。
時折姉の身体の力がスッと抜けるようになるので油断ならない。
姉が崩れ落ちないように注意すると、どうしても姉の身体に色々触れてしまう。
(ほっそりしているようでも、やっぱり付く所は付いてるな)
姉のバストはそう大きくはないものの、ハリのある質感がある。
さっきのBARで姉自らそれを触っていた時も、むしろ誇らしげだった様に思える。
姉のヒップを包んでいるスカートはとても薄地でちょっと触れるとお尻の感触をダイレクトに感じることができる。
姉の身体にこんなにまで近づくなんてすごく久し振りのことだった。
初めて姉の身体に女を感じたのは俺が小6の時だった。
姉が高校一年生の夏。
姉は部活で新体操部に入っていた。
姉の出る大会を応援しに家族でスポーツセンターへ行った。
一年生ながら団体の選手に選ばれていた姉だったが、演技終了間際、隣の選手が誤って姉の方へ倒れてしまい、そのはずみで姉は足を挫いてしまった。
単なる捻挫だったのだが、その時の姉の様子がとても心配で俺は姉のもとへ駆け寄ったのだ。
当時からそこそこ身長もあった俺は姉を支えて医務室まで行った。
その時、俺は不謹慎にも、姉のレオタード姿に女の色香を感じていた。
甘酸っぱい汗の匂い、食い込んだレオタード、いつの間にか成育した姉の身体・・・。
それ以来、俺は姉の身体に没頭した。
新体操の大会には必ず出かけ、写真も撮ったりした。
姉の着替えを覗いたりもしたし、下着に手をかけたこともある。
中学高校と俺のオナペットはいつも姉だった。
異性と付き合う機会が無かったのはそのせいかもしれない。
そんな俺も、いつまでもこのままじゃいけない・・・と、一念発起して大学では彼女を作ったのだ。
そこまでは良かったのだが・・・。
そして、今、またしても姉の身体が間近にある。
あの時は高校生だった姉は、今、熟したオンナとなっている。
(あぁ、姉ちゃん。やっぱり姉ちゃんのカラダって最高だよ)
駄目だよ、いつまでもそれじゃ駄目なんだよ・・・と、一方で思うのだが、ご馳走を目の前にして飢えた童貞男を止める術は無い。
(あぁ、姉ちゃんのおっぱい、姉ちゃんのお尻・・・)
身体を支えるフリをして、俺はどんどん姉の身体に触りまくった。
(ね、姉ちゃん、この身体、他の誰かにも触られちゃってるのかい?チクショウ!そんなこと許せないよ!姉ちゃんっ!)
実の姉を、意識朦朧の姉を姑息に触っているにも関わらず、俺は勝手なことを思っていた。
そのうち俺は、俺の身体のある異変に気がついた。
(~~~ッッッ!!!)
今ごろになって、俺のチンポは勃起してきた。
何故、あの時、勃起してくれなかったのか・・・。
自分の意思とはあまりにも裏腹な我が愚息に腹が立った。
(チキショウ。何で今頃・・・)
・・・が、それも当然だろう。
かつて、オナペットとして崇めた存在が今目の前にあるのだから・・・。
その匂い、その肉感を前にしてどうして小さいままでいられようか!
―――「◯◯、他に好きな人とか居ない?」
ふと、BARでの姉の言葉が思い起こされた。
(ね、姉ちゃん、姉ちゃんなんだよ!やっぱり俺、姉ちゃんのこと今でも・・・)
「ぅうん?っどこォ?ここ、どこぉっ?」
姉の意識が少し戻ったようだ。
俺は慌てて、姉の胸と尻から手を離す。
「う、うん。もう着いたよ。ウチだよ」
鍵を開け、玄関に入る。
「たっだいまァ~。やっぱり我が家は良いのう」
馬鹿なことを言ってる姉だが、意識はしっかりしてそうだ。
・・・と、靴を脱ごうとしていた姉が倒れこんできた。
「キャァッ」
倒れこみながら姉は俺に掴まってきたが、余りの勢いに俺は仰向けに倒れてしまった。
「イッテぇー」
「ゴ、ゴッメーーン。◯◯ぅ、大丈夫?」
体勢がまずかった。
俺が仰向け、姉の顔が俺のお腹のあたり、そして、姉の右手が俺の息子のあたりにある。
(ま、まずい。まだ、ボッキが収まってないっていうのに・・・)
「あ、アッレ~~?どうしたの?◯◯?おっかしい~んじゃありませんかぁ?カチカチになってるよ、◯◯のコレぇ」
全くだ。
自分自身、そのことに納得がいかないのにそれを姉に見つかってしまった。
「おかしなコねぇ・・・。今日ダメだったって聞いたのに、もうこんなになっちゃてるの?」
「・・・・・・」
俺は何も言い返せなかった。
俺は俯いたままだったが、姉もしばらく何か考えていたようだ。
「ねぇ、◯◯さぁ、カノジョとした時ってさぁ、最初から勃たなかったの?それとも、イザっていう時?」
「・・・。そっ、それは・・・」
「ねっ、◯◯。さっきも全部話したでしょう?また、全部お姉さんに話してみて。ね、お願い・・・」
「実は初めから勃たなくて・・・。でも、興奮してくれば大丈夫なハズだと思って・・・。だけど、一向に大きくならなくて」
「そう、そうなの。それにしても、今の◯◯の、とても立派よ・・・。どうしてかしら?こんなに硬いモノがフニャフニャになっちゃうなんて」
姉はしばらく思案顔だったが・・・。
「よし、じゃぁ、今夜は可愛い弟のために私が一肌脱いじゃおうかな」
「え、姉貴?一肌脱ぐって、一体?」
「キミの勃起不全症が、何に起因しているか調べるってコト。心理的なものなのか、身体的なものなのか、まずそこから調べてみないとって思って・・・」
「・・・?・・・?」
「いいから、こっち来て。ほら、ここに座って」
居間のソファーに座らされた俺。
その横に姉が座る。
スカートから型の整った美しいふくらはぎが覗ける。
「これから私の聞くことに答えて。いい?」
俺はもう姉の言うなりに従うことにした。
「わ、わかったよ」
「じゃあ、いくわよ。◯◯、彼女とデートしている時、手を繋いでいたりして勃起しちゃうことってある?」
「え?う~ん、それはないかな」
「あっそう、ないんだ。ふぅーん。ところで◯◯、キミはオナニーとかするの?」
「そ、そりゃあ、するさ」
「どれ位の回数するの、そうね、1週間で何回?」
「い、1週間かぁ、うーん。何だか恥ずかしいなぁ」
「ねぇ、◯◯。これはカウンセリングなの。何も恥ずかしいことは無いのよ。だから正直に話して・・・」
「う、うん。わかった。12~3回かな」
「えっ?12~3回?毎日欠かさず、1日に2回する日もあるっていうこと?」
「そ、そうだよ。でも俺、そんなに多いってわけじゃないぜ。高校の時なんか必ず毎日3回するって奴居たからな」
「呆れたわ・・・。オトコの子って、そんなに・・・。それで、そのオナニーの時ってどんなこと想ってやってるの?具体的な対象にはどんなのを使ってるの?」
「オナペットってこと?まぁ、AV見たり、エロ本の写真とか、インターネットの動画見たりとかだな」
「あなたの彼女とか、実際身近にいる人とかはその、オナペットにはならないの?」
「うーん。彼女はあんまりそういう対象にはしてないんだよなぁ。あと、身近な人って・・・。居ないことはないけど・・・。」
「何?ハッキリ言いなさい」
「い、いや。だから特に居ないよ・・・」
「ふぅーん・・・。何か引っかかる言い方ねぇ・・・。まあ、いいわ」
先ほどまで二人して酒を飲んでいたとは言え通常の姉弟では考えられない会話だ。
「ちょっと暑いから、これ脱ぐわ」
羽織っていたシャツを脱ぐとノースリーブになり姉の肌が露わになった。
決して嫌いではない姉の汗の香りが俺の鼻腔をつく。
やや勢いが衰えていた愚息がまた鎌首をもたげてくる。
「じゃあ、続きいくわよ。彼女の裸を見たのは、今日が始めてだったの?」
「そ、そうだよ。先月海に行った時ビキニ姿は見たけどありのままの姿を見たのは今日が始めてだったんだ」
「ふぅーん。っていうか、◯◯、あなた、ママや姉さん以外の女の人の裸って見たことあるのかしら?もちろん生身の女性での話よ」
「な、無いよ。姉貴も知ってるだろう。俺、女の子と付き合うのは初めてなんだから」
「それでも、風俗とかあるわけでしょう?◯◯は無いの?そういう所へ行ったことは?」
「無いよ。そんな勇気ないよ」
「ふーん。そうなんだ。じゃあ、◯◯って今まで誰かのコト好きになったってコトあるの?」
「そ、そりゃぁ、あるよ・・・」
「そうよね。ね?それって、姉さんの知ってる人?」
「~~~ッッッ!!!いいだろ、そんなこと!」
姉が質問の時に小首をかしげてこちらを上目使いでこちらを覗き込むように見るのがなんともセクシーに思えて、俺の勃起は完全に復活した。
姉に気づかれまいとしていたのだがついに姉は気づいたようだ。
「ははぁ~ん。◯◯ゥ。あなた今ボッキしてるんでしょう?」
「・・・。う、うん・・・」
「どうして?どうして、姉さんと話しているだけでココが硬くなっちゃうの?彼女との大事な時には硬くならないクセに・・・」
「わっ、わからないよ。俺にだって。俺がイチバン解らないんだよっ」
「ううん。イイのよ。◯◯、イイの。でもね、◯◯。オトコの人のボッキていうのは、このアトに大事なことをするためにあるのよ。オナニーするためだけじゃないんだよ。わかる?」
「うん。わかる・・・」
「そう、イイ子ね、◯◯は・・・。でね、その◯◯の熱くてカタ~いオチンチンがオンナの子のことをすごく気持ちよくさせてくれるんだよ。だからもう少しこのままでいれるかな。姉さんが協力してあげるからさ、ちょっと試してみようよ」
「えっ?あ、姉貴が協力って?」
「いいから。私の言う通りにして・・・。まずは◯◯、手をバンザイして」
「こう?」
姉の言う通りにすると、いきなりシャツを脱がされてしまった。
「はい。じゃあ次はおズボンね。自分で、できる?」
「で、できるけど、何で俺、こんなこと・・・」
「姉さんだけ、裸になるのが恥ずかしいから・・・。◯◯にも脱いでもらおうと思って」
「えっ?姉貴が、は、裸に?」
「姉さんはね、◯◯にキチンと初体験してもらいたいの。でも、彼女の前でオチンチン硬くならないとできないでしょう?◯◯がオンナの人の裸に緊張しないように、姉さんの裸の前でも、ちゃんとボッキできたらまずは合格よ」
「姉貴の裸で、ぼ、ボッキすれば合格・・・」
「でもね◯◯。それで、安心しちゃいけないの。イザっていう時、萎んでしまうコトが多いのよ。それには色んな原因があるの。とりあえず、そこまでうまくいけるか試してみるわ。でも挿入はダメよ。だって私たちは姉弟でしょう?ね。そこまでやってみましょう」
俺はもうワケのわからないまま姉に従っていた。
兎にも角にも姉の全裸が拝め、挿入直前のシチュエーションが楽しめるのだから。
「じゃ、じゃあ脱ぐよ、姉貴ッ」
俺は意を決してズボンをおろした。
続いてトランクスも。
俺のイチモツは、これから起ることへの期待でもうパンパンだ。
「す、すごいのね、ナマで見ると。何か、マグマが詰まってるってカンジ。1日に2回の噴火があるのもうなずけるわ。今度は私の番ね」
俺は生唾を飲み込んだ。
姉の上半身を覆っていた、わずかばかりのノースリーブシャツが除かれるとそこには、水色のブラジャーがあった。
姉は手を後ろに回しホックを外した。
ハラリ、とブラジャーが床に落ちる。
同時に姉の胸が露わになる。
小ぶりだが、実に均整のとれたバスト。
ブラが外れた時の衝撃でプルルンッとゆれているのが弾力の証拠だ。
清楚な乳首は薄っすらピンク色で真珠のようだ。
乳輪は控えめな大きさでわずかにツブツブが確認される。
「もう。そんなに激しく見つめないで!恥ずかしいわ」
姉はやや照れながら斜め後向きになった。
薄手のスカートを脱ぐと、ブラと同じ色の水色のパンティが目に飛び込んできた。
22歳の女性にしては、やや清楚すぎる感もあるシンプルなパンティだ。
可愛いフリルも付いている。
やや後ろ向きのため姉のヒップを充分に堪能できる。
肉付きが決して良いほうではないが、ツンッと天を向いて張り出しているサマはなんとも卑猥で、オトコの目を喜ばせる。
そのパンティにも姉の手がかかった。
ゆっくりとパンティが下ろされて、姉は間違えなく全裸となった。
さっきまでは、姉のバストやらヒップやらのパーツに関心を奪われがちだったがこうして姉の全裸像を見ると、全体で完成している絵画のように思えた。
「・・・き、綺麗だ・・・。姉貴・・・」
俺は半ば、声を失いつつ、その芸術品を鑑賞した。
俺の脳を打ち震えさせていた感激は、自律神経を刺激し瞬く間もなく局部へと到達した。
その末端器官は最大のパフォーマンスにて喜びを表した。
勃起を超える勃起。
限界までの硬直。
自分自身今まで見たことのない光景だった。
その先端から流れ出る透明な液体は、まさに歓喜を表す涙だった。
「◯◯ッッ。す、すごいことになってるわ。さっきなんかより数倍スゴイ・・・。あなたって子はホントに・・・。第一段階は合格よッッッッ!!!」
俺の興奮が伝播したかのように姉は上ずった声で言い放った。
「◯◯。どう。姉さんの身体。昔よりセクシーになったと思わない?」
「お、思うよ。姉貴ぃ!最高だよ!」
「ふふっ。いつまでその勃起、維持できるのかしら。◯◯。わかる?女の子のこと喜ばすのには、先にイッっちゃってもダメなんだよ。例えばネ、こういう攻撃だってあるのよ」
言うが早いか姉はしゃがみこみ、俺のそそり返った肉棒を咥え込んだ!
激しい快感が俺を襲った!
初めて感じる衝撃。
(こ、こんなにネットリしていたのか!姉の口って!)
ネットリしているだけでなく、数十匹の軟体動物がその中を動きまくっているかのような脈動。
激しく繰り返される前後のストローク。
これが、姉さんのフェラチオッ!!
(だ、ダメだ!このままじゃイッちまう・・・)
そう思った瞬間、姉の口が音を立てて怒張からはずされた。
「ふうぅっ。すごいのよ、◯◯の。硬くて、そして熱いのよ。フェラしてるうちにこっちがどうにかなっちゃいそうだったわ。これだけ私の攻撃を受けても平気なんて結構ヤルわね。◯◯も・・・。どうやら第二段階も合格のようねッッ!!」
「さぁ、◯◯。最終段階よ。あなたのその立派なモノをこちらへ貸して・・・。そう。ほらっ、姉さんのココ、わかる?こんなに濡れてるでしょ。さっきから私自分でしてたのよ。◯◯のモノおしゃぶりしながら・・・。淫らでしょう?こんな姉さん、嫌い?◯◯?」
「そ、そんなことないよっ。お、俺、姉さんのこと・・・」
「ふふっ。◯◯ったら・・・。さあ、◯◯のソレを姉さんのココに当てがうのよ。その時◯◯のオチンチンが充分に硬かったらそれで合格よ。私達は姉弟なんだから、そこまでよ。・・・。でもね、◯◯ッ。あなたが正直に答えてくれるんだったら姉さん、◯◯とシテもいいわ。◯◯。あなた、姉さんのこと好きなんでしょう?どうなの?」
「すっ、好きだよ。姉貴のコト、実は好きだったんだよ!」
「やっぱり・・・」
「姉貴のコト、ずっと好きだった。中学・高校と姉貴は俺の憧れだったんだ。だけどそれじゃいけないと思って、彼女を作ろうと思ったんだけど・・・。やっぱり彼女じゃ駄目なんだ。俺、姉貴が一番好きなんだ」
「◯◯。ありがとう・・・。本当のこと言ってくれて。姉さんね、なんとなく気づいていたのよ。高校生のころ、◯◯が私のこと見る目が普通じゃないって。よくパパとママに気づかれなかったって思うわ。でもね、大学に入って、どうやら彼女できたみたいだし、良かったなぁって思ってたんだ。ちょっと寂しかったけどね。で、今日の話じゃない。姉さん思ったわけ、この子、きっと今でも私のこと好きなんだなぁって。でも、◯◯はそのことを意識しないようにしている、忘れようとしている。その葛藤が彼女との間のセックスで勃起不全という形で現れたのね。・・・いいのよ。◯◯。姉さんも、◯◯のコト好きだから。初体験は◯◯の一番好きな、姉さんがしてあげる」
「あ、姉貴ィ。俺、姉貴のこと大好きだ!俺の童貞、姉貴に捧げるよッッ!!」
俺は猛烈に硬くなったチンポを姉の秘唇の前に当てがった。
「姉貴ィ。姉貴のオマンコの前でもこれ、こんなにギンギンだぜぇ」
「うふっ。すごいィ。◯◯、早く頂戴ッ。姉さんのオマンコに、◯◯の硬いの挿れてェ!」
「ここ?ここでいいの?姉貴ィィッッ?!!」
「あぁあッツッ!!来るッ!来るわッ。熱いのォ、硬いのォ!アァンッ!ハアン!」
「姉貴ィッ!!イイッッ!セックスってこんなに気持ちイイんだねッ!!!」
「そうよっ、あぁん、◯◯ッ◯◯がいいのぉお!もう◯◯、あなた合格よおおおぅおぉうッッッ」