トイレに行く時と、寝るとき以外ずっと、互いの感じるところを愛撫しあっていた。
メシを食いながらでもオレはバックから彼女を犯し、テレビを見ているオレの上に彼女が乗り、激しく腰を使っていた。
常に互いの敏感なところを愛撫しあっていた。
獣のような交尾を1ヶ月程した頃、彼女が口を開いた。
「たまには、普通の恋人同士のようにデートしてみない?」
「そうだな。たまにはそういうのもいいな。じゃー、来週のバレンタインデーに外で待ち合わせでもするか?」
「うん」
彼女はベッドの中から子供のような顔をしながら、嬉しそうに頷いた。
オレもこんな快楽を貪り合うような行為に、少しトッピングが欲しかったのかもしれなかった。
1週間後の土曜日大阪のとある駅前で待ち合わせをした。
当日の午後5時約束の駅前に行くと、彼女は既に来ていた。
オレはしばらく彼女を見ていると不思議なことに気づいた。
道行く人々のほとんどが彼女を見るのだ。
改めて思うと、彼女は女として素晴らしい武器を持っていた。
「若さと美貌」
この2つを持っていれば、大抵の男は振り返る。
彼女はまさにそれだった。
横断歩道の信号が変わると、彼女が「おにーちゃーん!」と声を出し、オレのところへ小走りできた。
「悪かったな。ちょっと遅れちゃった」
「ううん、私もさっきだから」
オレ達は腕を組んで愛車まで歩いていった。
その間、何人の男が振り返っただろう。
オレは結構気持ち良かった。
オレはこの日、仕事でよく使う京都の老舗料亭を予約していた。
車で高速を30分ほど走ってその店に彼女を招待した。
「すごいお店ねー、高くないの?」
大きな瞳をキラキラさせて、彼女が尋ねた。
「たまにはいいよ。こういうところも。それにおまえが思ってるほど高くねーから」
どうも、彼女はこういうところは初めてらしい。
落ち着かない様子だ。
でも、少しアルコールが入るとリラクッスしたようで段々舌が回るようになってきた。
「今日はね、おにーちゃんにプレゼントが有るんだよ」
食事が終わってコーヒーでくつろいでいる時、彼女が言い出した。
「プレゼントってなに?」
「はいこれ、プレプレゼント」
「プレプレゼント?」
オレは渡された包みを開けると中から腕時計が出てきた。
某メーカーのオレが欲しがっていた時計だった。
「いいのか、こんな高いの?」
「ボーナス使わずに置いといたからね。だから思い切って買ったんだよ」
彼女はまた子供の顔で笑った。
オレは、たまらなく愛しくなった。
店を出てしばらく、ドライブをして10時くらいに大阪の戻り、予約していたホテルへ着いた。
今晩は2人でここで過ごすつもりだ。
部屋に入ってすぐ、彼女を襲うつもりでいたが今日はよそう、普通の関係でいようと思い直した。
しばらく話をしていると、彼女が「実はねー、もうひとつプレゼントがあるんだよ」と言い出した。
「えっ、まだあるの?」オレは問い返した。
「ちょっと用意するから、待ってて」
彼女は何か企むような目でオレに言った後、洗面所の方に行った。
でもそれは、怪しいとかではなく子供が親に対して秘密にするような目だった。
5分程たってから彼女が「いいよー、おにーちゃんこっちきて」と声をかけて来た。
やったよ。
これで喜ばないのは男じゃねーよ。
今、目の前に女神がいた。
男にとってはまさに女神だ。
首にピンクのリボンをまき、ビキニを着た女神がバスタブの淵に足を組んで座り、これ以上ないくらいの笑顔でオレを見ている。
「どう、プレゼント?気に入った?さっきのはプレプレゼント」
オレは彼女の言葉をやっと理解した。
彼女のEカップはあろうかという胸を申し訳なさそうに隠している水着。
下はTバックだった。
彼女は右手に持ったチューブを胸の辺りでしぼると、チョコレートが出てきてそれが山のような乳に流れ落ちた。
「食べて、おにーちゃん」
オレの体内にアドレナリンが走りまくった。
オレは、彼女の胸を水着ごと舐めまくった。
・・・が、しかし、これではいつもと変わらない。
オレはちょっとやり方を変えてみた。
彼女の持っていたチョコのチューブを取り、今度は彼女の全身にどろっとかけた。
右足の太ももから、つま先までゆっくりとかけていきオレはわざとつま先から舐めていった。
上から彼女がオレを見下ろしている。
まるで、女王様と奴隷のような格好だ。
オレは、ゆっくりと舐めて上の方に上がって行き、あえて中心部をはずした。
さっきまで愛くるしい笑顔だった顔が紅潮してきた。
子供から女の顔へ変わる瞬間だった。
彼女の息が荒い。
女の匂いがしてきた。
それでも、オレはゆっくりと上に上がっていった。
あえて、いつものように激しくせず、焦らすようにゆっくりと舐めた。
「ううっ、いいっ」
いつもより大きな声で彼女が呻いた。
ここはホテルだ。
多少大きくても誰も聞こえない。
安心して、彼女も声が大きくなっているのだろう。
胸を舐める頃、彼女はオレのあそこに手を伸ばしてきた。
チョコだらけの手だったのであそこは、真っ黒になってしまった。
「今度は私にやらせて・・」
彼女は膝まづき、チョコだらけの分身を咥え始めた。
「おにーちゃんの甘くておいし・・」
彼女は完全に女になっていた。
彼女にバスタブに手をつかせ、お尻をこっちに向かせた。
オレは、Tバック越しに舐めた。
「いいっ!すごい気持ちいい!」
声が完全に1トーン上がった。
オレも、がまんできない。
そのままTバックをずらし、分身を突っ込んだ。
どれくらい時間がたったのか分からない。
どこにいているのかも分からないくらい没頭した。
激しく後ろから彼女を突いた。
「ああっ!おおっ!」
互いの声が言葉にならない。
ひたすら、頂点目指して動いた。
オレは達する寸前、分身を彼女から抜いた。
彼女はそれと同時にこちらに向き口を開いてオレの体液を欲しがった。
その時大量の体液が彼女めがけて疾走した。
半端じゃない量だった。
彼女は全身で受け止めてくれた。
うつろな目つきで、チョコと混じったマーブル模様の液体を胸の辺りでこねくり、少しすくって舐めだした。
「あまーい」
彼女は、紅潮した顔でオレを見つめながら舐めている。
オレは今達したにも関わらず欲望が全然衰えていないことに気づいた。
「夜は長い。もっと、楽しもう」
そういうと、2人でシャワーを浴びた。
「次はソファの上でやろうね」
オレの分身を握りながら彼女が言った。
そういう彼女の顔が、子供の顔に戻っていた。