二日目の夕食後、隣のクラスのS先生に「夜みんなが寝たころ呼びに行って、そっとノックするからトイレのふりして出てくるように」と言われました。
S先生は若くてちょっと美人で気さくなので、友達とかがエッチな想像のネタにしている先生です。
なので僕はもしかしたら初体験させてもらえるんじゃないかってすごく期待して待ってました。
そして夜、扉を軽く叩くような音がしたので出てみるとS先生が居て、ついて来るように言われました。
当然、行く先は先生の部屋でした。
期待一杯で先生の部屋に入ると、なぜか同じクラスの京子ちゃんが居ました。
不思議に思って先生の方を向くと、先生は京子ちゃんの後ろに廻って、京子ちゃんに何か話しました。
そしたら、京子ちゃんが僕に「好きです、恋人になって欲しいです」って。
S先生は京子ちゃんと仲がよくって、京子ちゃんが僕のことを好きで、相談されたのできっかけを作ってあげることにしたって話してくれました。
S先生は僕が京子ちゃんのことが気になってるのにも気づいてたんだそうです。
お互い先生の前で告白して終わりかと思ったら、先生が僕に「じゃあ、頑張ってね。先生、2時間したら帰ってくるから。女の子が勇気出したんだから恥かかせちゃダメよ」って言って、ぼくの手に小さな袋を渡して部屋から出て行きました。
「え?」っと思って京子ちゃんの方をみたら、京子ちゃんは顔を真っ赤にしています。
小さな袋の中はコンドームでした。
僕は間抜けなことにコンドームの袋と京子ちゃんの顔を何度も交互に見てしまい、京子ちゃんはますます赤くなって俯いてしまいました。
僕も童貞だったけど、京子ちゃんも処女だって言いました。
2時間後にS先生に揺り起こされました。
S先生はシーツにちょっと血がついているのを確かめると、京子ちゃんに「よかったわね」って微笑んで、僕には「京子ちゃんを大事にしてあげなきゃダメよ」って言いました。
そのあと、僕と京子ちゃんはS先生から「赤ちゃん出来ちゃったら大変だから、学生のうちは必ず避妊する」って約束させられて部屋に帰りました。