今年の5月の連休に兄の家族は嫁の田舎に旅行に出かけた。
僕は連休も仕事だった。
配達の帰りに実家に寄ることにした。
母が一人で寂しいと思ったからだ。
実家に寄ると見慣れないバイクが停まっている。
お客さんなら帰るまで裏庭でタバコでも吹かそうと思い、実家の裏に回った。
しばらくしてのどが渇いたので、台所の勝手口から入ろうと思い、そっとドアを開けた。
かすかに人の声が聞こえた。
よく聞くとそう思ったのは、母のあえぎ声だった。
一旦外に出て、母の部屋を窓ガラス越しに覗いてみた。
母が上になり、誰かが下から母のたわわな乳房を吸っていた。
見るに耐えられなくなり、表に回った。
車を離れた場所に移動して待っていた。
相手が誰か確認したかったからだ。
日が落ち始め、辺りは暗くなってしまった。
ここからは顔が確認できない。
そう思ったときに、実家の玄関の外灯が点灯した。
今だと思い、車を実家に滑らせた。
母と一緒に男性が出てきた。
母は僕に近づき、「どうしたの」と聞いた。
「配達で近くに寄った」と言った時に、玄関に立っていた男性が声をかけた。
「武じゃないね」
どこかで聞き覚えのある声だった。
顔を見て一瞬顔が引きつってしまった。
幼馴染の同級生だった。
彼は父親のあとを継ぎ農業をしていた。
1キロほど離れたところに実家があった。
母は、気まずそうに「彼が野菜を届けてくれたの」と言っていた。
彼が帰り、僕は居心地が悪いので、ノドの渇きを癒して帰ろうと思い、家に入った。
母は冷蔵庫に飲み物があるからと言ってトイレに入っていった。
身支度を整えているのだと思った。
飲み終わると「時間がないから」と言って、僕は急いで実家を後にした。
それ以来、母の姿が目に焼きついて、オナニーの回数が増えた。
同級生の彼とどういう経緯があったのか想像できないけど、彼を羨ましく思う今日この頃です。