しばらく彼としゃべっていたが、やがてそいつは尿意を催したので、付き添いの母親が尿瓶を持ってきた。
俺は部屋の外に出たが、何だか頭がパニクッた。
(あんな綺麗な母親に・・・下の世話をされるなんて・・・。)
やがて尿瓶を片手にその母親はドアを開け、俯きかげんで部屋から出て行った。
「カッコ悪いところ見せたな」
ツレは少し笑った。
「い、いや・・・仕方ねえだろ」
「でもさぁ。正直、死ぬほど恥ずかしいんだ」
「そ、そりゃそうだろ」
しばらくの沈黙のあと彼は言った。
「お前だけに話すけどさ・・・。これで入院4日目なんだけど、こんな状態だからさ。あのときに立っちまうんだよ、アレが・・・。オレ、おかしいかな?」
「・・・。いゃ、誰でも男ならそうなっちまうだろ」
やがて彼の母親が部屋に戻って来た。
会話はそこで終わり、俺も帰ることとした。
家に帰り不謹慎だが、速攻でオナニーをした。
あの母親にペニスを摘まれ尿瓶に誘導されることを想像して。
それから何度か彼を見舞った。
何度目の見舞いのことだったでろうか。
彼から衝撃的なことを聞かされた。
自慰もままならない彼は、あれから何日か後に勃起したモノがどうしようもなく治まりがつかなくなり、尿瓶で尿をするのが困難になった。
勃起したイチモツを前に母親は困惑していたが、「オチンチンもそろそろ拭かなくちゃあ」と言ってアルコールティッシュでペニスを拭いた。
その勢いで激しく射精したとのこと。
つまり、表立って手コキはしなかったが、ペニスを拭くフリをして射精を手伝ってくれたということだった。