2、3ヶ月に1度がせいぜい。
それも自分から求めて。
身体の繋がりが無くなると心まで離れそう。
離婚も心に浮かぶが生活を考える。
・・・と。
「山下さん(私)から、主人にそれとなく言って欲しい。」
そんな事を訴える彼女に、私はあいまいに受け答えていた。
そして、私は真面目な顔で
「奥さんの不満は全て肉体的な不満から生まれている。その年齢(38歳)で健康な女性なら当然の不満だ。彼には良き父親であってもらい、貴女は他所で不満を満たしなさい。私だったら、いや私は以前から奥さんを抱きたかった。私からお願いします」と言った。
3日後、彼女と共にホテルに入っていた。
あの日、少し怒った顔で帰った彼女だったが、翌日には「明後日、会ってください」と言ってきたのだった。
その日、2度彼女の子宮に精液を噴き付けた。
生理直前の安全日だった。
彼女は初めのうちこそ身を固くしていたものの、5分としないうちに欲情を隠さなくなっていた。
私の求めるままに大股開きでクンニされ、巧みなフェラを返す。
堪らずのしかかる私を声をあげて迎え入れると、股を密着させてきた。
熱い喘ぎ、妖しく悶える身体、苦しそうにゆがむ顔、からみついてくる腕、脚・・・彼の顔を思い浮かべる。
(奥さんをイタダイテルぜ。奥さん、こんなに喜んでる。ホラ、マンコこんなにヌルヌルだぜ。聞こえるかな、この音)
ヌチャネチャ聞こえる音に彼女の切迫した声が混じった。
「アアア、アッ・・・もう・・・」
膣が収斂する。
「どうした?」
わざと訊く。
「イキそう・・・一緒に・・・アアッ!」
私も限界だった。
彼女の尻を両手で引き付けると膣を突き破らんばかりに突き上げた。
「あああああー、ああー・・・」
「んむむむー!ううー・・・」
二人同時に大声を上げた。
何時までもヒクつく膣が彼女の満足度を示していた。
「こんな凄いの初めて感じたわ」
シャワーを使いながら言った彼女は、一休みすると私の股間に指をはわし、2度目を促してきたのだった。
あれから2ヶ月になる。
Aとはゴルフで3度会っている。
彼女とはもう8回会っている。
彼女が週に1度は求めてくるからだ。
さり気無くAと会話しているが、彼女の淫らな姿態が思い出されると、優越感の混じった卑猥な昂奮に襲われる。
あの日、2度目を求めた彼女には、もう隠すものは無くなっていた。
私が求める淫らで卑猥な行為、言葉に喜んで応えてくる。
鏡に淫らな姿態を映し、写メを撮り、「イヤラシイ~」と言いながらもマンコを拡げて写メを撮らせる。
「チンボがイイ~、オマンコがハジケソ~」
なんて言葉はもういつもの事だ。
そんな彼女の姿を見ながらAを思い出し、優越感の中で昂ぶってくる淫欲。
二人で卑猥な言葉を吐きながら絶頂を迎える悦びは、私にとっても初めて経験する肉悦の極まりだ。
ちなみに彼女から離婚の考えは無くなった。
「夫にはお金を運んでもらえれば良い。今までみたいに優しい父親であれば」
彼女の言葉だ。