俺は由香も俺の事が欲しいんだと思った。
実際、由香の表情は雌に変わっていた。
由香は携帯を取り出すと会社に電話を入れた。
PCMAX

「これで大丈夫、ス・ケ・ベ・な・・・N君♪」
そう言うが早いか由香は俺の手を引いて裏道に誘った。
通りを一本抜けるとそこは古めかしいホテル街があった。

「どこにする?スケベなN君?」
「うん?どこでも・・・あっ!ここにしよう。」

そこは俺が童貞を捨てた記念のラブホだった。
俺の脳髄から早くもカウパーが吹き出している。
フロントで部屋を選びあたふたと部屋に駆け込む。
焦ってキスをしようとする俺を制止する由香。

「今日はアタシが責めてアゲル!・・・スケベなN君♪」

そういうと俺の服をイヤラシク脱がす、時折身体に爪を立てながら・・・。
バスローブの紐で裸になった俺の腕を後ろ手で縛る。
もう一本の紐で俺を目隠しする。
浜アユのような由香を想像する。
女の子がされるように四つん這いにさせられる、恥辱プレイの開始だった。
俺のチンポはギンギンで既に涎を垂れ流している。

「ほうらぁ、もう感じている。今日はたっぷりと楽しませてアゲルからね。」

由香はそういうと服を脱ぎ出した。
実際に服を脱ぐ姿は見ていないが、服を脱ぐ音がする。

「イイ物があったわ♪」

四つん這いの俺の耳元で由香が囁く。
ネチャネチャと音がしたかと思うと一瞬チンポがヒヤッとした。
ローションだった。
グチョグチョとローションで俺のチンポを弄ぶ。

「アッ!・・・それ!」

膝がガクガクする。

「もっと感じてね、簡単にはイかせないわよ♪」

そういうと由香は俺のアナルに舌を這わせた。
俺の全身に電流が流れる。
由香は右手で俺のチンポを扱きながら舌でアナルを開く。

「もう・・・イカせてよ!お願い!」

由香の吐息も荒い。
俺は枕に顔を埋めながら喘いでいた。
由香の指が俺のアナルを開いていく、そこへローションが注ぎ込まれる。

「N君、気持ちいい?アタシも気持ちよくなりたいな♪」
「うん、モチロン。俺にもNにさせて欲しい!」

俺がそう言うが早いか由香の・・・がアナルに入り込んできた。

「う!ちょっとぉ!ちょっと!ちょっと!ちょっとぉ!」

俺の臀部に激痛が走る!同時にチンポがしごかれる!由香の腰がグラインドされる!由香の腰が激しく何度も打ち付けられる!
由香が俺の中で果てるのと同時に俺も由香のフィンガーテクに発射させられた。

しばらくして俺の縛めが解かれる。

「どう?N君?今までで最高のセックスだったでしょ?」

俺はヨロヨロと立ち上がる。
アナルから由香の吐き出した精液が流れ出し太ももを伝う・・・。

俺はソファに行き、スーツに着替え始めた。
苦痛が伴う、悔しさが溢れ出す。
スーツに着替えると由香の方を眺めた。
由香は俺のよりも立派なのを所有していた。
タバコをくゆらす由香。
こっちを見てニッコリと微笑む。
俺も由香に微笑み返し、鞄を開けた。

「N君も素質あるわ・・・これからお楽しみ・・・」

パン!

乾いた音とともに由香の眉間に小さな穴があいた。
俺の右手のオートマチックからは薄らと煙が上がっていた。
ゆっくりと崩れ落ちる・・・由香・・・。

俺は落ち着いてタバコに日をつけた。

俺は硝煙の匂いと微かな煙が漂っているピストルを鞄にしまった。
薬莢をポケットにしまい込み、俺の痕跡を消す事にした。
ベッドのシーツに落ちた髪の毛を集めてはポケットにしまう。

アイスペールに湯とインスタントコーヒーを混ぜ、由香の身体に浴びせ次に冷蔵庫からウィスキーの小瓶を取り出し由香のチンポにかける。
そしてジュースやビールを部屋中にぶちまけ、触ったと思われる箇所の指紋を拭いて回った。
最後に窓を開け、飛び降りる事が出来るのを確認すると俺はタバコに火を点した。
ゆっくりと肺の奥まで吸い込むと由香の身体でタバコを消す。
消した後のタバコをポケットにしまい込み、由香の身体に蒲団をかけた。
そして由香の服と蒲団と枕に火をつける・・・火はゆっくりと燃え出した。

「アディオス」

両手にタオルを巻いた俺は窓の縁に乗り出し、俺の鞄と由香の靴を詰めた彼女の鞄をほうり投げた。
尻穴がズキッと痛むが我慢して飛び降りた。
ゆっくりと立ち上がると俺はそっとその場所を離れた。

次の日の朝刊にはホテル火災と男性客の死亡記事が紙面に出たが、不審な点がかなりあるとだけ書いていた。
しばらくして由香の代理の担当者が俺の所に来たが、由香が休職しているとだけ告げて契約書を持ってきただけだった。

それ以降は疑われる事もなく、俺もソッチの道に進む事もなく平穏に過ごしている。