お互い好意を持ちつつ、男が退社してから想いが募り、ある休日の朝、母が男の部屋を訪ね初めてSEXしたらしい。
その日は積年の想いが噴出し、朝から夕方まで精根尽き果てるまで、数え切れ無い位、交わったそうです。
その日以降の、男とのSEX描写は極めて抑えた表現になってるけど、「見ただけで我を忘れる」「泣きたい程愛おしい」等の形容で文章に絶えずく出てくる。
『彼自身』と言う単語が、男の巨大なペニスを指しているのが、途中で分った。
一方、僕や父への裏切りにも悩み、一度、男に別れ話を持ち出しているが、男にいつもにも増して激しく攻め抜いてもらい、不安を打ち消している。
現在は、家庭と男の両方を大事にして行きたい考えに変ってきている。
男と、弱い父とのSEX比較、絶賛された自分の肉体の表現。
そしてなにより、何食わぬ顔で生活している母の顔を見ると、激しい怒りを覚える。
だけど、小学生の頃「日記は心底を曝け出すもの。それを盗み見るのは最低の人間のする事」と聞かされ、僕自身同感であるため、怒りをぶつける事が出来ません。