手伝わされるのが嫌だったので、そのまま親父のイビキが響く部屋の中で寝たふりをしてたのですが、屋上に行った二人がなかなか降りて来ない事を不思議に思い、僕も屋上へ行ったのです。
そこで見たのは重なり合う二人の影。
「ほんとにもうやめて・・・お願いだから。ねっ」
他の者を起こさない為の考慮か、母が小声で諭してました。
しかし、今にして思えば隆君の動きからして、すでに挿入されてたのでしょう。
小学生ながら、いけないものを見たという興奮で目が離せませんでした。
やがて隆君の動きが激しくなると、母は「中に出しちゃ駄目よ。外に出すのよ」と、少しかすれたような声で言ってました。
「いくよ。おばさん!」と言うと、隆君は母の上に倒れるように覆いかぶさり、母は両手で隆君を離れさせようとする仕草をしてましたが、どうやら中に出してしまったようで、母は「中は駄目って言ったでしょ!」と小声で怒ってました。
その時は、よくわかってませんでしたが、母が乱れなかったのが、せめてもの救いだったなと思う今日この頃です。