うちのアパートは1Kで、キッチンと部屋とはカーテンで仕切られている。
ゆっくりと、こちらからは見えるようにカーテンを開けた。
相手は30代のオッサンのようだった。
PCMAX

俺が揉んで柔らかくした、由紀のバストを揉みしだいていた。
由紀の胸は、当時Bカップ。
エビちゃんみたいに細いが、意外に胸があって、形が良くきれいなんだ。
舌でベロベロ舐め回されたりして、無性に腹が立った。
しかも、由紀は男の股間を弄っているようだ。

(今すぐ包丁で刺してやろうか、金玉蹴ってやろうか)

怒りは頂点に達していたが、不思議と目を離す事が出来なかった。
興奮して、勃起している自分もいた。

「もう入れて・・・」

由紀が言った。
俺には一度も「入れて」なんて言った事はない。

「今日は濃いぞ」

「いいよ、いっぱい出して!?」

男は正常位で挿入した。

(えっ??今、ゴムしてないよな??)

正直、目の前で起きている事が理解出来なかった。
俺とは、一度も生でセックスした事がない。
結婚しても、由紀はそれだけは拒んできた。
いつか子作りする時までのお預けだと思っていた・・・。

「ああっ、気持ちいい!あっ、あっ、あっいやぁー」

由紀が感じている。
いつもセックスには控えめで、貞淑なところが良かった。
でも今はメス豚のように快感に狂っている。
悔しかったが、勃起している自分も情けなかった・・・。

「由紀のオマンコ気持ちいいよ」

「あんっ!あんっ!けいくんの気持ちいいの?!あっ、イク?!」

由紀はビクビクしながらイッてしまった。
ああ、俺の時は演技だったんだなって思った。

男は再びピストンを開始し、由紀を座位にして、そのまま騎乗位にした。
ゆっくりと腰が回りだす。
由紀の騎乗位を初めて見た。

(あんなにいやらしい腰使いが出来たんだ・・)

由紀はピクピクしながらも、ゆっくりと腰を回し、時々縦に腰を振った。

男は満足したのか、「そろそろイキそう」そう言うと、由紀はうつ伏せになった。

「溢れる位出しちゃうかも」

意味が判らなかった。
男は由紀の腰を持ち上げ、腰だけ持って欲望をぶつけだした。

「ああっ!もっとして!あんっ!」

由紀はバックが好きだが、見てて卑猥だった。

パンパンパンパン!

「あっあっあっ!」

(絶対隣に聞こえてるよ・・・)

興奮しながらも、意外と冷静な自分もいた。

「イキそう・・・」

「出してぇ!」

由紀は叫んでいた。

そして、由紀がビクッとした瞬間に、男は一番奥に挿入したまま、動きを止めた。
二人とも無言のまま、息を切らしていた。
俺は、由紀の中に出されたんだと悟った。

(大切な由紀を汚された。俺も中出しはした事がないのに・・・)

気が付くと涙が出ていた。

「抜くよ」

「うん、んっっ」

由紀はティッシュを股間に当てて、横になった。

「けいくん、溜まってたの?いっぱい出たよ」
「俺は由紀とヤル時以外は出してないよ」

「ほんと?」
「だって勿体無いじゃん」

由紀は起き上がり、股間を拭った。

「妊娠しちゃうよ」

由紀は照れくさそうに言った。

「けいくんが中で気持ちよくなってくれるのが好き。中でいっぱい出されると幸せ」

俺の知ってる由紀ではなかった。

「遠藤さんとは、正直あまり会いたくないんだけど・・・ダメ?」
「ああ、遠藤か・・・。俺からも言っとくけど」

「私、正直嫌いなんだ。体目当てだし・・・。実はたまに呼び出されてるんだ・・・。知ってた?」
「えっ、あいつと二人で会ってるの?」

「最初があんなのだったからさ、言えなかったけど、たまに呼び出されて・・・」
「ヤッてるの?」

「うん・・・出したら帰ってくの。私、けいくん以外としたくないし、けいくん以外の人の出されたくない」
「俺も由紀が好きだ。あいつとはもう会うな」

何とも感動的なやり取りだが、由紀はヤリマン確定だ。

ベッドでは、2回戦が始まった。
俺はそっと家を出た。
行き先は、アパートの裏。
ヘタレな俺は射精したかったので、観戦しながら射精するつもりだった。

由紀がフェラをしていた。
69の形だが、男が何かを弄っている。
バイブだ。
男は、バイブにローションを塗っていた。
長さが30センチ位のバイブって有るんだろうか。
持ち手の長さもあるんだろうが・・・。
バイブは、ゆっくりと入れられていった。

「んんっ。はぁっ・・・あんっ」

男は、ゆっくり引き抜き、一気に奥まで突き刺した。
スイッチを入れたのだろうか、バイブが突き刺さったまま、由紀はたまに体を震わせながらフェラを続けた。

「お願い、けいくんの入れて」

由紀はすぐに音を上げたようだ。
男は何か言ってるが、聞こえない。
由紀はそのまま、イクまでフェラをしていた。

「あっ、あんっ、入れて!お願い!」

更に焦らされ、由紀はおかしくなってきたようだ。

「遠藤とはもう会うな」

男は怒っているようだった。
こっちの台詞だ。

「ごめんなさい。けいくんの事が好きだからっ、ちょうだいっ、あぁぁぁっ」

由紀は貫かれた。
さっきと違い、激しいピストンだ。
由紀はすぐにうつ伏せにされ、さっきの体勢で犯された。
男は何か言うと、そのまま中でイッたようだった。
由紀はビクッビクッと軽く痙攣している。

俺は由紀にメールを入れ、『早く終わったので帰る』と伝えた。
しばらく、楽しそうな話声が漏れてくるが、俺は由紀を抱きたかった。

結局、俺は射精しなかった。
近くの公園で時間を潰して帰ると、男は既に居なかった。
家に帰ると、いつもの清楚な由紀が、満面の笑顔で迎えてくれた。
俺は簡単に着替えを済ませると、ベッドに座って由紀を呼んだ。
キスしようとしたら嫌がられた。
構わずキスをし、いきなりクリから責めだした。

(すぐに感じるはずだ・・)

「嫌だ!やめて!お風呂に入ってない。電気がついている。今日はしたくない」

関係なかった。
頭には、作戦があった。

電気がついたまま由紀を裸にし、クリを責めまくった。

「ねぇ、嫌だってば!嫌!」

由紀は抵抗するが、由紀のマンコをパックリと開いてみた。

「中、真っ赤っ赤だよ?」
「見ないで!嫌!」

「浮気してたんじゃないの?今エッチ終わったって色してるよ」
「するわけないじゃん!ひどい!」

由紀は顔を真っ赤にして否定するが、構わず責め続けた。

「あれ?由紀のはいつも透明だけど、今日のは何か白いよ?」

「いやぁー」

由紀は泣き出してしまった。
結局、由紀がシクシク泣く中、俺は初めて生で入れて、初めて中に出した。
由紀は、それから1週間ほど実家に帰った。

俺は、それからほぼ毎日バイトと言う事にして、曜日をずらしながらアパートに帰って覗いていた。
大体、金曜日の夜は男がやってくるようだった。
俺とは、セックスレスになったが、月に一度は証拠作りの為か、体を許してくれた。
ゴムつきで。

俺は由紀を愛していた。
捨てるなんて出来なかった。
でも、その日はやってきた。

「妊娠したみたい」

そう、告げられた。
堕ろすように言ったが、泣かれてしまった。
絶対無理らしい。

全てが終わった事を悟った。
俺は、由紀と結婚生活を続けるのは無理と判断し、男に仕返しをする為に、興信所に調査を依頼した。

結論はこうだ。
男は由紀の通っている歯科医で、38才の妻子持ち。
もう1人の男は接触が無かったので不明。

証拠写真は、俺の部屋にピンホールカメラを仕込んで貰い、簡単にビデオが撮れた。
結構な謝礼を支払ったが、◯◯弁護士会へも相談に行った。
もはや、男を地獄に落とすことしか考えてなかったな。
由紀とは仮面夫婦を続けてたし。

由紀の美しい顔は、目の保養にはなったが、産めと伝えてからは一緒にいるのが辛かったよ。
結局、俺はボロアパートを借り、必要最低限の物だけ持って引っ越した。
精神的にだいぶ参ってたから、交渉は全て弁護士にやってもらった。
そんな時でも、俺はお金を稼ぐ為にがむしゃらに働いた。
結局、遠藤と言う男も身元を押さえる事が出来、事態は着々と進行したようだ。

弁護士さんは、定期的に進捗状況を報告してくれたが、経緯はこうだ。

歯医者と由紀は、飲んで関係を持った。
遠藤は、その時同じ部屋で雑魚寝をしていたが、遠藤が先に手を出して、酔って正気をなくした由紀と関係を持つ。
遠藤にその話を聞いた歯医者は、慌てて由紀と関係を持つ。
翌朝、由紀は歯医者に告白され、付き合う事に。
歯医者にフェラとセックスを仕込まれる。
由紀は遠藤に写メを撮られており、歯医者の友人である事から、断れずに度々関係を持っていた。
そんな事から、由紀は歯医者に中出しをせがむようになり、結果、歯医者の子を妊娠。
大体こんな感じだったな。

歯医者は家庭を選び、由紀と歯医者、遠藤に慰謝料を請求。
由紀みたいな清楚でモデル体形の美人と、本当は別れたくなかった。
良く気が利くし、家事も頑張ってた。
何より、あの体は魅力的だった・・・。

別れた後、ボロアパートは解約し、二人で住んでいたアパートも解約。
新しくアパートを借りた。
由紀からはずっと謝罪と、会いたいとメールが入っていたが、アドレスを変えてからはしばらく静かになった。
ポッカリと空いた穴は、埋まらなかったなぁー。

結局俺は、由紀以上の女とセックスして、由紀との思い出を塗り替えるために、援助交際に手を出した。
写メ送って貰って、可愛い子としかしなかったが、由紀以上の女は居なかったな。
そして俺は、貰った慰謝料も使い果たし、精神に疾患を負い、女性不信のまま今に至る・・・。

みんなも女には気を付けてね。
あいつら、いい男と金の前では簡単に股開くから。