しかし話は合うから二人で会うようになっていって、会ってるうちにファッションがだんだん普通になっていった。
そうすると、顔は美人で、スタイルも良いことにようやく気づいた。
けど最初の印象が悪すぎて恋愛感情も別になかった。
彼女は恋愛観もちょっと変わっていた。
1対1で付き合う必要は感じないし、特定のパートナーがいても性病防止と避妊をしっかりやればセックスすれば良いし、同じ相手とのセックスに飽きれば止めればいい。
『面白そうと思ったテレビ番組があれば毎週録画して、飽きたら観るの止める』のと同じくらいの意味しか無くて、わざわざ告白したり、別れ話をするようなことではない。
・・・というような考えの持ち主だった。
ある時、彼女の部屋に行って俺が入手したDVD(別に妖しい物ではない)の鑑賞会をした。
そこで駄弁りながら「あんたと居るのは気軽だし、安心出来る」と言われた。
男を部屋に上げるくらいだから安全牌だと思われているんだろう、と思って「俺もそうだよ」と答えた。
夕方になった頃、飯はどうしようか?こいつと食べに行くか?帰宅して自分ちで食べるか?とか考えていたら・・・。
「あのさ、セックスしない?」
まるで『コーヒーでも飲みに行くか』くらいのテンションで誘われた。
口調と内容と雰囲気が一致しないので、俺が何か勘違いをしてるのかと思い、「え?どういう意味?」と聞き返した。
彼女「そのまんまの意味だけど」
俺「セックスするの?俺がお前と?」
彼女「うん」
俺「何で?」
彼女「したくなったから」
俺「じゃあするか」
直後、彼女がいきなり服を脱ぎだした。
何かの冗談だと思っていたら本当に脱いだので内心慌てたけど、裸になった女友達を見たら、チンコは正直で硬くなってきた。
初めて見た彼女のおっぱいは、ちょっと垂れていたけど意外に大きくて、DカップかEカップくらいありそうだった。
動揺を隠そうとして「いきなり脱ぐのって情緒もへったくれもないな」と言うと、「そう?」と言って上半身だけ脱いで、下半身は服を着たまま抱きついてキスしてきた。
キスしてると俺の口に舌を入れてきたので俺も舌を絡ませたり、彼女の口の中に舌を入れた。
そうやってキスしてると彼女が俺の手を取って自分の胸に触らせたのでおっぱいを揉み始めた。
事態についていけない俺は、終始女友達にリードされっぱなしだった。
おっぱいを揉んでいると彼女が喘ぎ出して、俺の股間に手を伸ばしてジーンズの上からチンコを触ってきた。
それで俺も、スカートの中に手を入れてパンツの上からオマンコを触った。
しばらく触りっこをしてると「下着の上からだとまだるっこしい」と彼女は立って、スカートとパンツを脱いで全裸になった。
俺もズボンを脱いでトランクスだけになると、「これも脱ぎなよ」と言ってトランクスを脱がせてきた。
既にチンコはギンギンになっていて、それを見た彼女は俺の前に跪いてしゃぶり始めた。
ジュポジュポと音を立てて吸いついていて、かなり気持ち良かった。
女友達が俺のチンコを口に咥えながらンフンフとくぐもった声を出していたが、よく見ると自分のオマンコを指で弄ってオナニーしながらフェラをしていた。
性欲丸出しぶりに、逆に引いた。
オナニーで気持ち良くなってきたのか、だんだんフェラが疎かになっていき、それに比例して彼女の指の動きが速くなり、腰をカクカク動かしていた。
フェラをいきなり止めると俺の側から離れて、タンスの引き出しを開けて中をごそごそ漁るとコンドームを持って来た。
俺をソファに座らせてゴムをチンコに付けると、俺の上に跨って腰を下ろし、ゆっくりオマンコにチンコを入れていった。
全部入ると、腰を前後にグラインドさせ始めた。
チンコがもげそう・・と思うくらいアンアン言いながら、ぐいんぐいん腰を動かしていた。
俺はただただ圧倒されていた。
俺の上でひとしきり腰を振ると、「ああ、イク!イク!」と声をあげて、勝手に腰を振って勝手にイッた。
こいつが男ならかなり自分勝手なセックスをする奴だと思った。
俺の上でぐったりしている女友達を床に下ろし、正常位で繋がった。
彼女の騎乗位は全然気持ち良くなかったけど、正常位で動くと俺も気持ち良かった。
彼女も、すぐにまたアンアン言い始めた。
女友達の反応は正直で、動き方や突く場所がイマイチだとすぐに反応が鈍くなったけど、奥まで押し込むように突くと背中を反らして感じていた。
反応が鈍かった最初は「君もイッて良いよ」と言っていた彼女も、俺がポイントを掴んでイカせまくると「もっと突いて」と言っておねだりしてきた。
俺がイキそうになると「まだイッちゃダメ」と、俺を押し留めた。
俺も何度か射精を我慢するために動くのを止めて、抱き合ってキスしたり胸を揉んだりした。
途中、小休止を挟みつつ、いよいよ我慢出来なくなったので、激しく腰を動かして射精した。
ラストスパートのピストンでも彼女はイキまくって、「もっと、もっと」と叫んでいた。
射精し終わって俺がチンコを抜いてからも彼女は余韻で体をひくひくさせていた。
女友達は1回してもまだ足りないようで、休憩した後、俺が勃つようになるともう一回誘ってきた。
ちょっとチンコが痛かったので、二回目は指と口をフル活用して彼女をイカせた。
別れ際、「セックスしたからって付き合ってるって勘違いしないでよね」と言われた。
女にも急にムラムラする時があって、そういう時に我慢しない女もいるんだろう、と自分を納得させて帰宅した。
その後のメールも、次に会った時も、別にベタベタするわけではなく以前通りの感じだったので、俺もそうした。
が、その別れ際、「どうする?」と聞かれたので、「何が?」と聞き返すと、「うちくる?ホテルに行く?」と言われた。
都内に出ていたのでホテルの方が近かったけど、金が掛かるから女友達の部屋に行った。
それから会えばセックスするのが当たり前になった。
と言っても付き合うわけではなく、外での距離感は相変わずで、手を繋いだりハグしたりすることもなかったけど、セックスにはやたらと積極的だった。
彼女は「こんな事を言うのは無粋だから一度しか言わないけど」と前置きした後で、「別に付き合ってるわけじゃないから他の女とセックスしても良いけど、性病防止のためにちゃんとゴムだけは付けろよ」と釘を刺されていた。
しばらくは新鮮だったからお互いの暗黙の了解で会えばセックスしていたけど、半年くらいすると落ち着いて、その日の体調や気分や翌日以降の予定によっては「今日は帰るわ」って言うようにもなった。
一方で、向こうから不意に「今日やりたくなったから今から会わない?」って電話が来ることもあった。
そういう時にも「よし、じゃあ会おう」って返事するときもあったし、「悪い、今日は無理」って時もあった。
「俺たち、付き合ってるんじゃないの?」
「付き合ってない。ただセックスしてるだけ」
・・・と言われたことがある。
セックスと恋愛は別物らしい。
彼女とは気が合うから話していて楽しかったけど、それは大学時代の男友達とは同じ感覚で、女の子と一緒にいる時のときめきは全くなかった。
一方で、顔自体は美人で、スタイルも良くて体の相性も良かったから、セックスを楽しむ分には俺にとっても好都合だった。
セフレとはこういう時のためにある言葉か、と納得した。
俺も割り切っていたから、セックスに誘われても都合が悪い時には「他の男に当たってくれ」と言ったことがあるけど、「今んところセックスしたい男は他に居ないからオナニーして寝るわ」と言っていた。
一度、彼女が他の男とデートしたらマジ告白されて・・・。
「あなたのことまだよく知らないから、付き合うかどうかなんて分からないけど、良い人そうだからこうやってデートするのは別に良いよ。でも先に言っておくけど、付き合ってるわけじゃないけど定期的にセックスしてる男がいるんだけど、それでも良い?」
そう返事をしたら距離を取られたそうだ。
基本的に、女友達の部屋でセックスした。
一度俺の部屋に呼んだら、「汚いから嫌だ」と言って二度と来ようとはしなかった。
コンドームは彼女がアマゾンでまとめて買って、後から俺が金を半分出していた。
最初はゴムくらいは俺が用意するつもりだったが、男におごられたり金銭的に負担されるのが嫌なのだそうだ。
いつも俺が彼女の部屋まで行っていたので、電車賃が掛かるけど、女友達が食事を用意することで相殺していた。
髪型は違うけど麻生久美子かな。
美人だけどクセがなくて、いまいち印象に残らないという点も似てる。
ただ、麻生久美子はスレンダー系だと思うけど、女友達は首から下はムチムチ系。
肩とか脚とか全然出さなくて、体の線も出さないから脱ぐまで分からなかったけど、ずいぶんエロい体をしていた。
ある時、女友達と会っていて「今日は帰りに寄ってよ」と、いつもより強引に誘われたことがあった。
いつもなら部屋に着いてもしばらくお茶を飲んだりテレビを観たりして、休憩してから始めるけど、その日は玄関のドアを閉めるなり、興奮して鼻息荒く俺にキスしながらズボンのベルトを外して、パンツの中に手を入れてチンコを触り始めた。
そのまま玄関先でフェラし始めかねない勢いだった。
その日は随分と感度が良くて、キスしただけでオマンコがびしょびしょに濡れていて、前戯でも本番でもイキまくっていた。
俺がイキそうになっても「まだ出しちゃダメ」と言ってなかなか射精をさせてくれなくて、俺がもういよいよダメという段階になったとき、「またしてくれるならイッて良いよ」と、条件付きでようやく許してくれた。
ゴムを外して処理してると急にお掃除フェラしてきた。
射精したばかりのチンコをペロペロされるのは気持ち良いけど、くすぐったくもあるので、しばらく舐めてもらってから「もう良いよ」と止めたんだけど、女友達はまだ興奮していて、止めるどころか本格的に頭を上下させてしゃぶり始めた。
「ちょ、出したばかりだからマジで止めて」と強引に止めさせると、「いっぱい舐めても無理なの?」と残念そうにしていた。
俺は一度出しても比較的すぐ復活するけど、出したばかりだと無理なので、チンコが勃つまでの間は指と口でオマンコを愛撫した。
感じまくっていて何度もイッていたけど、イクとチンコを入れて欲しがるので「ねぇ、まだ?」と何度も聞かれた。
愛撫してるとそろそろどうにか硬くなってきた。
まだ半立ちだけど、入れたら硬くなるだろう。
・・・という時点で、もうゴムがない事に気づいた。
いつもアマゾンでまとめ買いしているのでまだあると思っていたら、さっき使ったのがラストだった。
女友達は「避妊しない男は死ね!」という奴だったので、「じゃあ、後で俺がコンビニで買ってくるわ」と、一旦止めることを提案すると「今すぐしたい」と言う。
俺「じゃあ服着て買ってくるよ」
彼女「そうじゃなくて、今すぐ入れて欲しい」
俺「でもゴムが無いよ」
彼女「じゃあ生で入れて」
昔の彼女に生で入れたことが2、3度あったけど、気持ち良さよりも『中で出したらまずい』という緊張の方が高くて、あまり楽しめなかった。
だから「生で入れて」と言われても、「え、良いんですか」という喜びよりも「・・・マジかよ・・・」という当惑の方が大きかった。
彼女「でも中に出さないで」
俺「そりゃ出さないけどさ・・・でも生は危ないよ?」
彼女「分かってるけど。ね、ちょっとだけ」
お願いされて、ちょっとだけ入れてみた。
ゆっくりオマンコの中に入れていくと、それだけで彼女はよがりまくっていた。
俺も生は気持ち良かったけど、どうも落ち着かない気分だった。
激しく動くといきなり暴発しそうだったので、ゆっくり腰を動かした。
その動きも良かったみたいで、彼女は「ヤバイ、気持ち良すぎる」と言って体をビクビクさせていた。
気持ち良すぎてすぐ出そうな気がしたので、「いつ出るか分からないからもう止めよう」と言ったけど、「お願い、もうちょっと」を繰り返すうちに、いよいよ出そうになってきた。
「これ以上動くと出すのを我慢できなくなるから止めよう」と言うと、「ねぇもっと、ギリギリまで動いて口に出して」と言われ、俺も抑えられなくなっていたのでずるずると腰を動かし続けた。
でも万が一、中で出すとまずいので、少しだけ余裕を持ってチンコを抜いて女友達の口元に持って行った。
挿入前のフェラも気持ち良いんだけど射精直前のフェラは格段に気持ち良くて、イラマチオってしたことないんだけど、その時だけは彼女の頭を掴んで腰を動かして口の中にチンコを出し入れした。
まだ少し余裕があるつもりだったけど、全然そんなことはなくて、すぐに射精した。
その時はSっ気が出て「精液飲んで」って言ってみたけど、彼女は左右に顔を振って洗面所に行って吐き出してた。
もう遅い時間だったし疲れたから、ウェットティッシュで性器や脇だけ拭いて寝た。
翌日、早朝に二人とも目が醒めた。
俺は二度寝しようとしたけど、女友達が朝立ちチンコをフェラしてきた。
初めてセックスに誘われたときもそうだけど、女友達は時々異常に発情することがある。
ひとしきりフェラすると、自分から跨ってチンコを生のまま入れて俺の上で腰を振り始めた。
そうなると俺も目が完全に冴えて、下から腰を突き上げたりぶるんぶるん揺れるおっぱいを鷲掴みにして揉んだ。
彼女が騎乗位で気持ち良くなりすぎて動けなくなると、体を入れ替えて正常位で繋がった。
朝飯も食ってなくて持久力もないから、「もっと、もっと」というおねだりを無視してオマンコからチンコを抜いて女友達にフェラさせて口の中に出した。
その後、朝ご飯を食べて少し休んで一緒に風呂に入った。
風呂に湯を溜めている間に女友達がネットでなにやら調べていて、「何してるの?」と聞いたら、「土日もやってる婦人科を調べてる」と答えた。
やたらと発情するのは排卵期で、排卵期は妊娠しやすいのに生でしたから「念のためアフターピルを処方してもらうつもり」だと言っていた。
その時はふーんって思っただけだけど、風呂に入ってる時にピルを飲むなら中に出しても良かったのでは?と思うと、むらむらして来た。
俺は1回すると満足するので、セックスの後に一緒に風呂に入って裸を見ても何とも思わないけど、その時はムラムラしていたので背中を流すときに手で尻を撫でくり回して洗ったり、湯船の中でも胸を揉んだりしてちょっかいを出した。
そうすると女友達も発情期だから乗ってきて、ソープみたいな潜望鏡フェラをしてくれたりした。
俺が女友達を浴槽の縁に座らせてクンニしてあげるとすぐにイッて、浴槽の中で俺の上に跨って繋がった。
でもお湯の中だと水の抵抗でバシャバシャして動きづらいので、浴槽から出て立ちバックでハメた。
女友達がピルを飲むつもりと言っていたので心に余裕ができて、安心して生の感触を楽しんだ。
俺「生で入れるとすごい気持ち良い」
彼女「私も気持ち良いよ」
俺「男は分かるけど、女の子も生は気持ち良いの?」
彼女「前に一度、生で入れられたときはそうでもなかったけど、君のは最初に入ってくるときと、戻すときに中に引っ掛かる感じがしてすごい良い」
繋がりながらそんなやり取りをした。
女友達も生が良いのは本当らしくて、発情期はいつも感度が良いけど、生で入れたその日と前日は特に良くて、立ちバックで突いている間に何度もイッてすぐに立っていられなくなった。
俺はと言うと、生での良さは格別だけど、出そうだと思っても安心感から意外に我慢出来るようになって、ゆっくり出し入れしたり奥までねじ込んだり、急に激しくピストンしたり、色々楽しめるようになっていた。
立ちバックから崩れてバックで繋がっていたけど、最後は正常位で繋がった。
女友達はイキまくって、涎を垂らして白目になりながら「おかしくなっちゃう、これ以上イクとおかしくなっちゃう」と繰り返していた。
口もずっとだらしなく開きっぱなしだったから呂律が回っていなくて、(これ以上イカなくても、もうおかしくなってるよ)と、心の中でツッコミながら腰を動かした。
出し入れしてると俺もいよいよ我慢の限界が来た。
「ピルを飲むなら、中に出しても良いよね?」と言ってピストンを早めていくと、「ダメ、中はダメ」と普段は強気な女友達が潤んだ目で懇願してきた。
俺は普段は受け身だけど、セックスしてるときに強気になるときがあって、「ピル飲むなら良いじゃん。それに最初に生でしたがったのはお前だろ」と言って、ピストンを早めた。
ピストンを早めると女友達は「だめ、またイッちゃう!イク~~~」と体を痙攣させた。
痙攣のせいか分からないけどオマンコがギュ、ギュッと締まってきた。
締まることは今までにも何度もあったけど、その時は生で入れてたせいもあるかもしれないけど、とりわけ印象が強かった。
手で握られてるみたいにチンコを締め付けられ、たまらなくなってオマンコの中に射精した。
生で入れるのも良かったけど、人生初の中出しはもっと良かった。
本能により直結してる行為だから、精神的な満足感が違うね。
出してフニャフニャになっても、何度か自然と腰が動いてた。
興奮とラストスパートで息が荒くなっていたので、射精した後もしばらくそのままで繋がっていると、彼女も息を荒くして余韻で体をひくつかせ、ひくつく度に入れたままにチンコをやわやわと締め付けてきた。
一息ついてチンコを抜くと、遅れて精液が垂れてきた。
イメージだと、もっとどろっと流れ出てくるかと思ったけど、あれはAVの演出なのかね。
それとも俺の精液が少なかったんだろうか。
俺のSっ気はまだ続いていて、お掃除フェラは女友達が勝手にしてくれたことはあっても自分からさせたことはないけど、その時はぐったりして横たわる女友達の口にチンコを押しつけて、無理矢理開かせて口の中に出し入れした。
チンコが入ると彼女は素直に唇と舌を使ってしゃぶっていた。
中出しした後に口でお掃除させるのは最高に気持ち良くて腰が抜けそうだった。
俺も気持ち良かったけど、女友達はもっと良かったみたいで、腰が抜けそう、ではなくて実際に腰が抜けていた。
体を起こそうとしても力が入らないようで起き上がれなくて、俺が後ろから上半身を抱えて、ひとまず座る体勢にさせた。
下腹部に力を入れさせるとオマンコがひくひくして精液が垂れてきた。
とろとろとゆっくり出てくるので指を入れて掻き出してやると、その刺激でまた感じていた。
愛液と混ざっているのか、随分水っぽかった。
案外、精液はもう出ていて愛液を掻き出していたのかもしれない。
彼女は力が抜けているので、俺が体を拭いてやったり服を着せたり、髪を乾かしてあげたりした。
しばらく休むとようやく自力で動けるようになったけど、それでも足元が危なっかしいので、自分一人で電車で行くつもりだったようだけどタクシーを呼んで彼女が調べておいた婦人科まで送った。
病院まで着くと、「もう帰って」と言われた。
「俺も付き添おうか」と言ったけど、「車の中でもう休んだし、男に付き添われて産婦人科に行くのは嫌だ」と言われたので、「とりあえず近くで時間潰してるから、一人で帰れそうになかったら呼んでよ」と言ってその場を離れた。
病院近くのマンガ喫茶に入って時間を潰した。
1、2時間かすると『自力で帰ってるよ。ダメだって言ったのに馬鹿!』と、絵文字も何もない、素っ気ないメールが来た。
車中でも不機嫌そうだったし、こりゃ本格的に怒らせたかなと思って電話を何度か掛けたけど出なかったので、『あんまり気持ち良かったから。ごめん!』と返事しておいた。
それからしばらく連絡が取れなくて、こりゃあマジでダメかもなって思った。
けど、最後の最後に気持ちの良いセックスをしたし、まあ別に良いか、とも思った。
何週間かするとメールが来て、久しぶりに二人で会って映画を観た。
表面上は以前通りだったけど、部屋には誘われなかった。
その次に会ったのもさらに何週間か後で、俺が「部屋に行っても良い?」と聞くと、「気分じゃない」と素っ気なく断られた。
数ヶ月、会うけどセックスはしないという日々が続いて、やれないのは残念だけど元々の関係に戻っただけだし、それに別の女の子と付き合い始めていたから、そっちに気を取られていた。
もっとも、束縛が強い子で、最初はそれが可愛いと思っていたけど、だんだんうざくなって3ヶ月ほどで別れてしまったけど。
別れてしばらくすると「ちょっと行きたい所があるから良かったら着いてきて」と言われて会う約束をした。
当日、連れて行かれたのは保健所で、公的機関なのでHIVの検査料が無料で受けられるとのことだった。
「私、ちょっと検査してもらうけど、君はどうする?」
そう言われ、どうせ掛かる時間は変わらないから俺も受けた。
匿名で、検査結果もバラバラに教えられたけど、二人ともHIVには感染してなくて、診断書(証明書?)は有料なので書いてもらわなかったけど、無料の簡易カードはもらえた(公的な証明にはならないらしいが)。
その後、「飯はどうする?」と聞くと、「私の部屋で食べよう」と言われ、部屋に行った。
食後にテレビをダラダラ観ていると、「じゃあそろそろしよっか」と、あっけらかんと服を脱ぎだしてベッドに移動した。
レス期間の直前は、彼女とのセックスに慣れていた部分もあったけど、久しぶりだと新鮮で、改めてこいつエロい体をしてるなーって思った。
俺も燃えたけど、女友達も感度が良かった。
前戯でイカせて、さあ挿入という時になって、俺が「ゴムは?」と聞くと「しなくて良い」と言われた。
「本当に良いの?」と再確認すると、「生で入れて」と言うので、言う通り生で入れた。
久しぶりのセックスで、しかも生だから感触をいっぱい楽しもうと思ったけど、情けないことに1、2分で出そうになった。
「やばい、もう出ちゃいそう」と言うと、「ピル飲んでるからそのまま出して良いよ」と言われたので遠慮なく中に出した。
ゴム付けて射精するのが気持ち良くないとは思わないけど、温かいオマンコに包まれて射精するのは格段に気持ち良い。
入れてすぐ射精したせいか、いつもよりは精液が少なかったけど、それでもチンコを抜くとじわりとオマンコから精液が垂れてきた。
シーツに着きそうだったので慌ててティッシュをオマンコにあてがって拭いた。
オマンコ拭いてお掃除フェラしてもらって、後始末をして裸のまま寝転がった。
女友達はさわさわとチンコを撫でながら、前回中出しした後のことを話しだした。
アフターピルは緊急避難的な使い方なので常用する人の飲み方より多めに飲むらしくて、その分、吐き気や副作用の目眩が酷かったらしい。
生で入れたがったのは女友達の方で、俺が中出ししなくてもどのみち飲む予定だったけど、それでも俺が勝手に中出ししたからちょっと八つ当たりしたそうだ。
一方で、俺が思った以上に女友達も生が気持ち良かったそうで、何度か生挿入したときはメチャクチャ気持ち良くて失神しそうになっていたとか。
確かにいつも以上に感じてイキまくっていたな、とは俺も思っていたけど。
それで、しばらくへそを曲げてはいたけど、後から思い出してオナニーしたりするうちに、やっぱり心置きなく生でしたいなと思うようになったのでピルを飲み始めたんだとか。
ところがピルの初期の副作用の一つに性欲の減退があって、それがモロに出て性欲が全く失せたらしい。
それで数ヶ月、俺とセックスレスだったんだけど「なんで私、いま性欲ないのにセックスのためにピル飲んでるんだろう?」と思いつつ飲んでるうちに、ようやく性欲が戻ってきたので久しぶりに発情して俺を誘ったらしい。
HIV検査は、前回生でやってるからもう遅いんだけど、一応念のためだとか。
でもHIV検査って感染してから3ヶ月経たないと検出出来ないので、俺がその空白の3ヶ月の間に誰かと生でやっていたら感染してる可能性もあるわけだけど・・・。
でもどういうわけか、彼女は俺が誰ともやっていないと思い込んでいるようだった。
それを指摘すると面倒なことになりそうなので止めておいた。
「すぐ出したから、すぐ立つようになるでしょ?」
そう言われ、まだ少し休憩したかったけどフェラされて半ば無理やり勃たされた。
精液が垂れてきても良いように腰の下にバスタオルを敷いて、再び生で入れた。
亀頭がちょっと鈍感状態でしばらく持ったので、女友達のリクエストに応えて色んな体位で繋がった。
さっきは俺もすぐイッたけど、女友達も生で入れるとすぐにイッて、その後突いていると何度もイッていた。
その時の中出しで、子供ができた。
そして、女友達から嫁になった。
向こうは付き合ってないとは口では言ってたけれど、一生一緒にいるのは俺しかいないと思ってたらしい。
結局、男女間の友情なんて存在しないんだな。
今は家族四人、幸せに暮らしてる。