お腹はあんまり空いてないって言うから、ご飯は食べずに、ここらでちょっと有名なケーキ屋で奢ってやったら「おいしー」って喜んでくれた。
可愛いやつめ。
それから近場の観光名所的な所を一通り回った後は、繁華街でゲーセン行ったり買い物したりと、まあここまでは何事もなくきたわけですよ。
ひとしきり遊んで夕方になったし、「ご飯どうする?」って聞いたら、「お兄ん家で食べたい、なんか作ってよ」って言うもんだから、スーパー寄ってついでにビデオ借りて帰りました。
家に着いたのが7時くらいだったんで、ご飯食べて帰ったら実家に着くのは11時。
さすがにそんな時間に帰すのも不安だったし、家に電話して今日は泊りってことになった。
つか妹もそのつもりだったみたいで着替え持ってきてた。
だがそれがいけなかった。
最初のうちはまあ普通でした。
俺がご飯作ってて、普通に妹とだべってる感じ。
妹「一人暮らしの家でこうやってご飯作ってると、何か恋人みたいだねー」
俺「じゃあお前作る立場じゃね?」
妹「男女平等です」
俺「うぜぇ」
・・・みたいな感じに仲睦まじい兄妹してました。
でもよく考えたらこの辺からフラグはビンビン立ってたよね。
兄妹だからまったく意識してなかった。
さて今日の献立はチンジャオロースーと中華スープ、ホウレンソウのおひたしです。
我ながらいい出来。
自炊してるし、料理は結構出来るんだぜ?
んでご飯も出来たし、妹と一緒に食べました。
実家にいた時は料理なんてしたことなかったから、妹もびっくりしてたけど、お褒めの言葉もいただき俺も満足です。
それからお腹もいっぱいになってまったりしてきたんで、さっき借りた映画を観ようということになったの。
正直、俺はあんまり興味がなかったから、適当に相槌打ちながら携帯弄ってた。
恋愛モノの映画だったのかな?
しばらくしたら割と濃厚なキスシーンに入ったんだけど、俺も妹もそこまで気にするような年でもないと思ったし、俺華麗にスルー。
したら妹が俺の股の間に座ってもたれてきた。
ちょ・・・携帯いじれない。
仕方ないから妹を後ろから抱っこするような体勢になって、一緒に映画観ながら話してたら、妹がいきなり「好きな人がいる」とか言い出したんだよ。
そんなこと俺に言われても言うほど経験ねえよって思ったけど、俺もそこは兄として真剣に答えてやろうと頑張ったよ。
まずはどうやって仲良くなるかだとか、相手に自分のこと意識させろとか、自分でもよく分かんない事言ってたと思う。
次第に話は妹のことから俺の話に移っていって、「彼女はいるの?」だ、「キスしたことはある?」だ、「どんな感じなの?」だと質問攻め。
俺はこの後起こる事も知らずに、のんきに可愛いやつめとか思ってんの。
もちろんちょっと恥ずかしかったけど、俺は妹のことを思って真摯に答えた。
そうこうしているうちに「妹がキスしたい」って言い出したの。
冗談っぽく「兄妹はそんなことしねーよ」って言ったら、「彼氏出来た時にちゃんとできなかったら嫌だし、こんなことお兄くらいしか頼めない」って真剣に言うもんだから、ちょっとだけってことで俺も了承した。
最初は軽く触れる感じ。
「もう一回」って言うから今度は少し長く唇を合わせてみた。
部屋は異様な雰囲気に包まれていて、映画ではちょうどベッドシーンが流れてた。
妹「えっちぃシーンだね」
俺「うん」
妹はとろんとした目になってるし、この異様な空気に流されて俺も頭がポーっとしてきた。
俺は妹が近づけてくる唇をもう拒めなくなっていた。
キスの間隔がどんどん長くなっていく。
俺はまるで恋人にするかの様に妹の唇を貪った。
ベッドシーンはとっくに終わっていたけどそんなことはもうどうでもよくて、俺は妹と舌を絡め合わせた。
「ンッ、ンッ」という吃音交じりのあえぎ声を妹は発していた。
30分くらいキスをしていたと思う。
妹「唇ふやけちゃう」
妹が冗談っぽく言ったところで俺も我に返る。
罪悪感でいっぱいになったけど、下半身はもうギンギンで、それを悟られないように俺は平静を装った。
妹「気持ちよかったよ」
俺は心を落ち着けて、「キスは終わり」と妹に言った。
ほとんど自分に言い聞かせてるみたいなもんだったけどな。
そしていきり勃った息子を抑えるためにしばらくトイレに篭ってた。
妹がゲームがしたいと言うから場所を教えて、まだしばらくトイレに居たんだけど、これが最大の過ちになる。
エロコンテンツは全部PCの中だし、電源切ってるから大丈夫だと思っていたんだけど、昔に友人に焼いてもらった無修正のDVDがゲームと一緒に置いたままだったのだ。
そんなことはすっかり忘れていて、トイレから出てきて俺が見たものはまさかの無修正DVDを観る妹だった。
幸いまだインタビューシーンで、何とかして止めようとするが、妹は興味津々で当然拒んでくる。
妹「これえっちぃDVDだよね?」
俺「これは見ちゃだめ!」
妹「なんでー、いいじゃんかよー、ケチー」
俺「駄目なもんは駄目なの!」
妹「お兄が私にえっちぃチュウしたことママに言うよ?」
俺は絶句した。
そのとき俺はもう妹には逆らえないことを悟ったね。
妹はまた俺の股の間に座ってもたれてきた。
が、もはやそんなことはどうでもよくて、俺はこれ以上何も起こらないように必死だった。
前戯のシーンが始まって、妹が無修正であることに気が付いて、「うわーすげー、丸見えだー」とか言ってるけど、関係ない。
あくまで冷静を装いながらも俺は煩悩を抑えるために、頭の中で必死に般若心経を唱えていた。
しかし、二十歳の男の性欲の前に般若心経など役に立つはずも無く、キスシーンを見た瞬間、先ほどの妹とのキスがフラッシュバックして、俺のちんこは再び隆起し始めた。
悟られてはいけないという思いも虚しく、ズボン越しに勃起するちんこが妹の背中に当たったのか、妹が聞いてきた。
妹「お兄、もしかして勃ってる?」
俺は再び絶句した。
妹「ねえ、お兄のおちんちん見せてよ」
俺「無理」
妹「無理とか意味分かんない、日本語で」
俺「日本語だバカやろう、無理」
妹「さっき私にチュウしたよね?」
俺「くぁ・・・」
逆らえないことは分かってたさ。
なし崩し的に俺はズボンを脱がされて、妹の前にいきりたった一物を晒す羽目になった。
あらゆる感情が渦巻く中であっても勃起が治まることは無く、妹は俺のちんこを見て「うわー、おっきいー」とか感心してやがる。
もうどうでもいいや、という気持ちになってきた。
まさに無我の境地だ。
ちんこは勃起してるんだけどな・・・。
妹は俺のちんこを指でつついたり擦ってみたり、先っぽから出てきた我慢汁を指先でネバネバしてみたりと遊んでいた。
(もうどうにでもしてください・・)
そんな感じで天を仰いでなすがままにされていたら、いきなり俺の体に電流のような快感が走った。
ふと妹に目をやると妹が俺のちんこの先っぽを舌でちろちろと舐めていた。
さらに我慢汁を舌先で転がし、竿まで舌を這わせてくる。
妹「何かネバネバでちょっとしょっぱいけど嫌いじゃない」
妹はキスした時と同じとろんとした表情になっていた。
俺の理性は吹き飛んだね。
俺「なあ妹、フェラって分かるか?」
妹「・・・うん」
俺「もっと舐めて」
妹は何も言わずに頷いて、再びちんこに舌を這わせ始めた。
ぎこちない舌使いだけど、丁寧に竿を裏スジから亀頭に向かって舐め回して来る。
さらに小さな口に亀頭を含んで口の中で舌を使って舐める。
妹は喉の奥まで俺のちんこを含んでおいしそうにしゃぶっていた。
俺が「おいしい?」と聞くと頷いてくれた。
そして背徳感も相まって、あまりの快感にすぐにイきそうになってしまったので、俺は妹の口からちんこを引き抜いて、妹にさっきよりも激しいキスをした。
もはや俺も何がなんだか分からなくなっていて、そのまま妹をベッドに寝かして服を脱がせた。
妹は一切抵抗しないで生まれたままの姿になった。
キスをして胸の小さな膨らみを愛撫し、そのまま手を下まで這わして、妹のまんこに手をやると既にぐしゅぐしゅに濡れていた。
優しくクリトリスを刺激すると、妹はまたキスのときと同じ吃音交じりの声で喘いでくれた。
しばらくキスをしながらお互いの性器を弄りあっていると、妹がテレビのほうを見て目で俺に訴えてきた。
DVDはまさにセックスシーンの最中だった。
そのとき俺はなぜだか分からないけど、ここまでやっておきながらなお“セックスまではしてはいけない”という思いを持っていた。
というか、“挿入さえしなければまだ大丈夫”というワケの分からない思考回路だった。
妹の訴えに俺は首を横に振り、「セックスは駄目だから真似っこしよう」と妹に言った。
そして亀頭を妹の膣の入り口からクリトリスにかけて擦りつけた。
妹はさっきまでより少し激しく喘いでいるように思った。
続いて俺は妹の体を持ち上げて騎乗位の体勢になり、再びちんこを妹のまんこに擦りつけた。
妹も恍惚の表情で激しく喘ぎながら腰を前後に振って擦りつけてきた。
妹の体の圧迫感とドロドロのまんこの摩擦で、すぐにイキそうになってしまったので、俺は体位を変えて今度は正常位の体勢になった。
すると妹は足を絡ませ俺を抱き寄せてきたので、俺は一心不乱に腰を振りながらまた激しいキスをした。
そしてしばらく動いているといきなり妹が少し腰を引いてきて、その瞬間ちんこの軌道がずれてドロドロの膣の中に、にゅるんと入ってしまったのだ。
妹が今までに無いほど激しい「アァーッ」という喘ぎ声を上げた。
いけない!と思って抜こうとしたが、妹ががっしりしがみついて抜くことが出来ないうえに、妹が自ら腰を振ってきた。
締まりのよい膣の刺激は今までと比べようもなく、すぐに果てそうになってしまう。
俺「そんな、動いたら、中で、出ちゃうよ」
妹「いいの、出して、中でいっぱい出して」
もう何も止まらなくなった。
一度箍が外れるとそれまで押し殺してきた感情が溢れ出てきて、俺は激しく妹を突いた。
激しい快感が身を襲い、あっという間に俺は果てた。
妹も何度か身をびくんびくんと痙攣させてイッていたと思う。
不思議なことに、俺はことの済んだ後、罪悪感に襲われはしたが、なぜかそれ以上に満足感が大きかった。
妹も一緒だったように思う。
そして二人ベッドに横になって余韻に浸った後、色々と話した。
まずは妹が初めてではなかったという話。
まあフェラのあたりから薄々気付いちゃいたけど、初体験は中2のときらしいです。
俺が家を離れてる間になんてこった。
経験は2人で、初めての相手はちゃんとした恋人でもう別れてて、二人目は結構最近で、なんか行きずり関係。
押しが強かったのと、その場の雰囲気に流されてやってしまって、かなり後悔してるとの事。
エッチは気持ちいいから好きだとよ。
次に俺との最初のキスの話。
今好きな人がいるのは本当だけど、そんなことどうでもよくて、映画のキスシーンを見てたら何となくしたくなって俺にはっぱかけたとの事。
「お兄とならいいと思った」とか、よくねーだろ。
でもちょっと嬉しかった。
エロDVDも本当は俺がご飯作ってる間に物色して見つけてたんだと。
パッケージは無かったけど何となくそんな気がしてたって。
キスでかなりエッチくなってたから見たかったって言ってた。
セックスも俺とならしていいと思ったとか、よくねーよ。
まったくいつの間にこんなになってしまったんだか。
その後はまあ、ベッドでいちゃいちゃしながら弄り合ったり舐め合ったりして、勃起してきたらまたセックスみたいな感じで明け方まで中出しセックスしてた。
俺は4回イッて妹はもう何かイッたか分かんない。
さすがにもう体力無くなって二人でハグしながら寝ましたとさ。
そのまま昼まで寝てしまって、実家から鬼電あって、夕飯までには帰らすって連絡して、二人でお風呂入って、お昼ご飯ハンバーガー食べて、妹を駅まで送って終わり。
あ、家出る前にまたチュウした。
妹は帰る前に「また来ていい?」って聞いてきたんだけど、俺はそれが何となく、『また遊びに来ていい?』ってことじゃなくて、『エッチしに来ていい?』って事だと分かりながら拒めずに、「いつでも来いよ」って言ってしまった。
そんでなんとなく俺はもう妹を女としてしか見れなくなってしまうんだろうなって思った。
まあ恋愛感情は一切湧かないんだけどね。
妹もたぶん一緒なんだろうと思う。
これが先週の土日にあった話です。
そして今、俺はまた妹が遊びに来ないかなって思ってるのです。