中1の頃にオナニーを覚えたんだが、『やり過ぎると身長が伸びない』という間違った情報を耳にして不安になったので、夏休みに入ってからオナニーは我慢する事にした。

1週間くらい経った頃、都会の大学に行ってる近所のお姉さんが帰省してきた。
ウチの姉ちゃんと仲良しなので、昔からちょくちょく家に遊びに来る。
PCMAX
ついこないだまで田舎くさい地味な女子高生だったのに、下着みたいな薄着でヘソも脚も見せまくりだった。
玄関に腰掛けて靴を脱ぎながら体を後ろにひねって、出迎えた俺を見上げた。

「弟くん久しぶりだねー」

そう言って笑ってる顔は、暑さで汗ばんでて少し火照ってて、ツヤツヤ光ってるお姉さんの唇と俺のちんこの距離は50cmもなくて、ブラジャーが少し見えてるのに気付いた時、ちんこがお姉さんのつむじの高さで勃起していた。

靴を脱いで立ち上がったお姉さんが、奥で待っている姉ちゃんのとこに向かった。
すれ違う瞬間ふわぁっと、汗の匂いと、おっぱいの匂いがした。
汗とは別の何かの匂いをおっぱいの匂いだと、ただ何となく勝手に思った。

その時、テロロロロロ、と何かが尿道を昇ってくる!
あれれれと思う間もなくパンツの中で、でろりんでろりんと射精した・・・。
暑いのに寒気が全身に広がって、冷や汗がぶわっと噴き出して、足と腰がガクガク震えて、あふあふと声が漏れた。

お姉さんがキョトンとして俺を見てたので、慌ててバレないうちにトイレに逃げた。

(なんだよー、射精って夢精とオナニーだけじゃないのか・・・)

気付かれなかったとはいえ、お姉さんの目の前で射精した事は、思い出すと恥ずかしいやら興奮するやらで悶えまくった。

それでもオナニーは我慢してたんだが、今度はお姉さんの水着でやらかした。
お姉さんはうちの姉ちゃんと海に行く計画を立てていた。
一緒に水着を買いに行ったらしい。
買ったばかりのビキニっぽい水着が、居間に投げ出してあった。
サイズからしてデブな姉ちゃんのじゃないのは明らかで・・・。

(これをお姉さんが着るのか・・・)

そう思ったら汁が湧くと同時に勃起した。

隣の部屋から聞こえてきた2人の会話によると、これから着るどころか、既に試着済みである事が判明!

(この水着の内側にお姉さんの体が当たってたのか・・・)

思わず手に取ってしまった時・・・。

あっあっ・・・!!!

お姉さんの水着姿を見たわけでもないのに、ちんこ弄ってもいないのに、またもや自動的に射精してしまった・・・。

(もうダメだ、我慢出来ない)

これを機にオナ禁は解除した。
お姉さんをおかずにやりまくってたけど、あの日、射精に立ち会ってもらった時の、気恥ずかしい興奮が忘れられなかった。

(オナニーしてるところをうっかりお姉さんに見られたい・・・)と思うようになった。

次にお姉さんが家に来た日、俺はトイレでカギをかけずにオナニーした。
出来れば射精の瞬間に、お姉さんにうっかりドアを開けて欲しかった。
もういつでもイケそうってなってる時に、トイレの外に足音が聞こえた。

お姉さんだった。

姉ちゃんと会話しながらトイレに向かって来たから、お姉さんだと確信できた。
でも実際には度胸がない俺は、自分の姉ちゃんに見られる可能性も捨てきれないし、お姉さんに見られたいけどやっぱり恥ずかしいし、嫌われるの怖い。
カギを掛けようとちんこから手を離したのに、なぜかその時に限って射精感が引っ込まなかった。

(あっあっ、飛び出てきた、うわ、うわ)

どぷどぷ出てくる精液を右手で押さえて、左手でカギを掛け、カギ、カギ・・・。
その時ドアが開いた。

(うわー・・・)

俺は全裸で便座に浅く腰掛けていて、右手でちんこを押さえながら左手をお姉さんに差し伸べるという、日常生活ではありえないポーズをしてた。
ちなみにその間もどぷどぷと出続けていた。

お姉さんは、「あっ、ごめん!・・・え?ごめん」と『ごめん』を2回言ってドアを閉めた。

1回目のごめんは、礼儀としての、こういう場面で誰でも言う『ごめん』で、2回目の『ごめん』は、俺が何故か全裸でちんこを押さえている事にびっくりして、反射的に出てしまった『ごめん』だった、と思う。

泣きそうになりながら後始末をして、服を着て、トイレから出た。
気まずそうなお姉さんと目が合った。

お姉さんはもう一度「ごめんね」と言ってトイレに入った。

恥ずかしいのと怖いのと、もう嫌われたっていう不安で居た堪れなくなって、部屋に篭ってたらお姉さんが来た。

「私もお風呂入る前に裸でうんこする事あるよ、気にしないで」

慰めの言葉としては不自然な気がして、俺は気付いた。
お姉さんは、俺がオナニーしてた事にハッキリ気付いていたけど、うんこだった事にしてくれているのだ。
そんな気遣いを他所に、ちんこは、全裸で便器に腰かけて踏ん張るお姉さんを想像して、また勃起していた。

「もう都会に帰る、お正月にはまた会おうね」

そう言ってくれたお姉さんに、俺は勃起を見られないように背中を向けたまま、何も言えなかった。