思えばあの頃の俺は“うぶ”そのものだった。
今の高校三年生といえば、初体験を済ませているどころか、ズコズコバンバンの奴等もいる。
羨ましい限りだ。
PCMAX
当時、彼女(恵子)は居たものの、手を繋ぐのがやっとでキスする勇気もなかった。
それ以上の実際の行為など想像も出来ないでいた。
でも思春期の俺は毎夜布団の中でオナニーをするのが日課だった。
1度で冷めぬ夜は2回も3回も熱いものをほとばらせた。

恵子にキスする勇気もないくせに、仲間から借りたモロ本の写真に彼女をダブらせ、妄想の中で何度も激しく抱いた。

そしてもう1人、俺の妄想の中で乱れた裸の女は、女子大に通う家庭教師のユキだった。

二人とも牝犬のように大きく脚を広げ、いつも喜んで俺を迎え入れた。
四つん這いにし、後ろから突き入れる妄想は大好きだった。
黒い茂みの奥のおまんこから流れ出る俺の精液に自ら興奮していたのだ。
しかし、童貞であることに変わりはなく、かといってどうやって卒業するかもわからず勇気もない俺だった。

チャンスは突然訪れた。
夏休み、お盆で両親は田舎へ帰省した。
受験生である俺はひとり家に残されたのである。
暑い日であったのを記憶している。

家庭教師のユキは、母の友人の娘で某有名女子大に通うお嬢様だ。
成績も優秀で俺の両親のウケもよかった。
でも俺は偶然にも見てしまっていた。

街で中年の男と歩いているユキを。

明らかに違和感のあるカップルで、俺はそっと後をつけた。
やがて二人は街からちょっと離れたホテルのひとつに消えていった。
彼女は家庭教師として家にやって来る女ではなく、淫乱な牝そのものに見えた。

それからはなぜか彼女に辛くあたる俺だった。
両親にも俺はたし舐められていた。
思えば男としての嫉妬だろうか?
女を別の男にとられた腹いせだろうか?

その日も俺の顔色を窺うように勉強が始まった。
時間が経ち、両親に言われたように休憩時間のジュースを冷蔵庫へ取りに行った。
部屋へ戻ろうとしたドアの向こうで彼女は、俺が友人から借りていたモロ本を見ていた。

(しまった・・・)と思った。

いつもは両親に見つからぬよう隠していたが、二人とも留守なので何気なく出しっぱなしにしていたのだ。
俺に気づいた彼女は、(何?コレ!)という冷たい視線を俺に浴びせた。
このところ彼女に辛くあたる俺への仕返しのようにも思えた。

「俺見たよ・・・」

考えるでもなくあの日見たことを口にした。
彼女の顔色がとっさに変わった。

「俺、先生のこと好きだった。なのに・・・」

不思議と涙が込上げてきた。

彼女は「ごめんね」と俺を抱き締めてくれた。

甘い女の匂いと、ふくよかな乳房の感覚が伝わってきた。

「内緒ね」

そう言って、いきなり彼女は跪き、俺のベルトを緩めズボンとパンツを下ろした。

「すごい・・・」

俺のペニスは腹につかんばかりに硬く大きく勃起していた。

彼女は優しく手に包み、そして唇を近づけた。
舌で味わうように舐め上げ、口に含んだ。
俺はどうしていいのかもわからずそのまま立ち尽くした。
今まで味わったことのない快感が脳みその芯まで伝わる。
すぐに俺は彼女の口の中に射精した。
彼女の口元から白濁した精液がこぼれている。

それをティッシュに吐き、「おいで」とベッドに呼んだ。

彼女の舌が俺の舌に絡んでくる。
俺の精液の苦い味が残っている。
俺は着ているすべてを脱がされた。
彼女の舌が全身を這う。
手はすでに回復したペニスから離れない。

「はじめて?」

耳元で彼女が囁いた。

小さく頷くことしかできなかった。

彼女はスカートをたくし上げ、パンティを脱ぎ、俺に女性自身を見せてくれた。
そして指でそこを広げた。
もう茂みも濡れ、おまんこからは光るように愛液が滲み出ていた。

「舐めて・・」

俺はがむしゃらに唇と舌で愛撫した。
あの時の暖かな塩っぽい味は忘れもしない。
彼女から熱い吐息が漏れ始めた。

「脱がして・・・」

ぎこちない手つきで彼女を生まれたままの姿にした。
彼女は俺の腰に馬乗りになり、ペニスに手を添え、おまんこの中へ導いた。
彼女の中は熱かった。
彼女は腰を上下に動かした。
その度に濡れた茂みの奥に出入りする濡れたペニスが見えた。
もうイキそうだった。

「中じゃダメ」

彼女は体を外し、手でしごいた。
精子がペニスからほとばしり彼女の顔面を直撃した。
彼女はうっとりと精子まみれの顔で俺を見つめた。
俺は彼女の背中に回り込み、腰を持ち、四つん這いにさせ、背後から挿入した。
濡れた股間はいともたやすくペニスを膣に滑り込ませた。
俺は力任せに突き上げ、ピストンを繰り返した。

彼女は喘ぎ、「すごい、すごい、イッちゃう!」を連呼した。

次に彼女を上向きにした。
その瞬間、ブッ、スと空気がおまんこから音を立てた。
股間はべたべたに濡れ、クレパスがピンクの肉色を見せて拡がっていた。
俺は覆いかぶさり突き上げた。
クチュ、クチュといやらしい音が腰を使うたびにした。
二人の汗と愛液と精子が混ざり合ったすっぱい匂いがする。
繰り返し快感が襲う。
妄想か現実かわからなくなった。

「だめ、中に出しちゃダメ」

そんな彼女の叫びも振切り、膣の奥深く射精した。
一瞬彼女が痙攣した。

身体を離すと、股間から精液が流れ出していた。
白い肉体は、何も隠すことなく横たわっていた。

「シャワーはどこ?」

彼女は衣服を持って部屋を出ていった。
いつ彼女が家を出たのかは覚えていない。