1週間後くらいに香代が訪ねてきた。
俺の部屋でおしゃべりするなんてのは日常茶飯事だったけど、あのイベント後、初めて2人きりで顔を合わせたので変にドキドキした。
学校で何度か言葉を交わしたし、何かの用事でちょびっと電話もした。
でも、あの日のイベントを話題にするはずもなく・・・。
少し時間を置いて2人きりになったその日、ようやく俺達はあのイベントについて振り返るのだった。
口火を切ったのは香代。

「ところでさ、どうだったの?美女2人に同時に舐められる願望を叶えた感想は?w」

「美女?w美女は恵美1人だったような気がするけど?w」

どっちが美女かといえば明らかに香代のほうだった。
恵美は幼さの残る顔立ちだったし、美人というよりは可愛い系だったから。
だからこそ言えた冗談だった。

「ま、感想としては、生きたまま天に召される感じだったよ(笑)まさか香代の彼女が女子高生だとは思わなかったし、その2人に・・・ねぇ?」

顔がニヤついてしまうような光景を思い出しながらも、俺には真面目に聞いておかなければいけないことがあった。

「でもさ、香代はあれで良かったのかよ?その・・・恵美のこと・・・」

「まぁ、恵美が望んでたのは知ってたし・・・。私には叶えてあげられない範囲の問題だったからね。他の男は嫌だったけど、ユウジ(俺)になら恵美のことを任せてもいいかなって、なんとなく思っちゃったんだよね」

「そっか。なんかありがとうって言うのも変だけど・・・やっぱありがとうかな・・・」

「いや、こっちこそ感謝してるよ・・・」

俺達は神妙な顔つきでへんてこなマジトークを繰り広げた。

「でも腰を振ったのはルール違反!しかもパイズリまでさせやがってぇー!」

なんて言って突然、香代は俺の二の腕をつねった。

「イデデデデデ。ごめんごめん、調子に乗りました。許してください、すみません!」

俺は謝りながらも香代のパイズリをネタにしてトークを引っ張ろうと思った。

「でも、まさか香代がパイズリしてくれるなんて思ってもいなかったよ。フェラも驚いたけどさ」

そんな話題を振られて香代も落ち着きを取り戻したのか・・・。

「それはまぁ、なんだ、なんとなくね。なんかしてみようかなって気になったんだよね」

なんて恥ずかしそうに顔を赤らめた。
そして色々と正直に打ち明けてくれた。
とにかく香代って奴は心は男みたいな部分があり、フェラとかパイズリという、ビジュアル的にいかにも“女が男に奉仕させられている”みたいな行為は嫌悪感を抱いてしまうらしかった。
だから俺が2人の女に舐められたいなんて願望を話したときもちょっとムカっとする部分もあったらしい。
けれども、その願望を叶えてあげる代わりに恵美とセックスしてという交換条件を思いつき、『仕方ないからフェラくらい我慢するか。一度くらい本物を舐めてみるか』って気持ちになったらしかった。
でもギリギリまで決心がつかなくて、本番当日まで俺にも恵美にも、2人がセックスをするということは言い出せなかったらしいのだ。
ま、その辺の香代の複雑な胸中をここで文字にして説明するのは難しいのだが、そのときの俺は痛いほど香代の気持ちが汲み取れていた。

じつは俺はレズの女の子と接するのは初めてではなく、香代や恵美と出会う前にもレズの女の子と触れ合う機会があった。
そのとき、『性同一性障害』『性転換症』『性別違和症』なんてものに関して色々調べたことがあり、先入観や偏見で差別することなく香代みたいな問題を抱える人に接する土台が俺には準備されていた。
要するに俺はLGBTに寛容だった。

香代はあのイベントの途中でいなくなってしまったわけだったが、その理由も話してくれた。
俺は単純に、自分の恋人である恵美が男にアンアン言わされる姿を見るのが辛くて部屋を出ていったのではないかと思ってたんだけど、もっと複雑だった。
もちろん“見ているのが辛い”ってのはあったらしいのだが、ちょっとだけ、『恵美が羨ましい』っていう微妙な心理が働いたらしい。
そんな自分に耐えられなくなって部屋を出ていってしまったらしい。
そして、その微妙な心理が、これから俺と香代がセックスをしてしまうきっかけになる。

フェラとパイズリを本物のチンポ、そして本物の男である俺を相手に体験した香代は、それまで想像していたよりも嫌な感じがしなかったらしい。
つまり、前述した『女が男に奉仕させられている』という感覚をそれほど感じなかったらしいのだ。
ビジュアル的には確かに納得いかないところがあったのだが、内面的には『自分(女)が男をコントロールしている』という満足感も得たし、何より本物のチンポにはバイブなんかよりもずっとドキドキさせられたらしいw
イベント開催中に俺自身は、(俺は人間バイブとして香代に認識されている)とばかり思い込んでいたけど、当の香代は俺のチンポをバイブとはしっかり区別して認識していたのだから面白い話だ。

で、流れ的に俺が恵美に挿入するという事態になってしまったのだが・・・。
それは恵美の『男にも抱かれてみたい』という願望を叶える意味もあったが、香代的には男と女のセックスシーンも見てみたいという意味合いも付加されていたらしい。
目の前で見る男女の結合シーンは、それは絶大な影響を香代に与えたみたいだった。
思い出しながら話してくれている香代の表情は輝いていた。

「ちょっとは男もいいもんだって思ったか?俺のチンポ、可愛かったろ?w」

なんて俺がおどけて見せると・・・。

「『男って良かった?』なんてマジな顔で質問しちまって、恵美に不思議な顔をされたよw」

香代は淡々と語っていたけど、香代と恵美の関係はバランスが壊れることなく続いているようだったので俺はなんとなく安心した。
気にしてたからさ、俺なりに。

で、安心しちゃった俺は「酒でも飲むかー」なんて感じで、香代と2人で居酒屋へと出かけた。

食事代わりに焼鳥なんかを摘みつつ酒が進む進むw
男友達と接するような感覚で香代と一緒にいるのは普段から楽だったが、その日は特別楽ちんだった。
あのイベントで感じたことなんかを語り合って、よりいっそう親密になった気がしていた。

2人とも結構酔っぱらって11時くらいに俺の部屋に戻ってきたんだけど、そこからさらに酒を飲み、泥酔した香代は弾けた。

「ちょっとだけフェラチオしたくなってきたw」

なんて、らしくないことを言いだした。
そんな香代にドキドキしつつも、酔っぱらってるんだろうなと、最初は俺も冷静に見守っていた。

「バイブで我慢しろぃ!」なんて心にもないことを言ってみたり、「香代にチンポがあったら俺もフェラしたいよw」なんて冗談で切り返したり。

「馬鹿にしてんだろ、私のこと。笑いたきゃ笑えばいいよ。くそぅ・・・」

そんな風に、あまりにも香代が惨めそうに呟くので、「ちょっとトイレに行ってくる」なんて嘘をついてその場を去り、俺はチンポを洗いに浴室に行った。
シャワー使う音が聞こえてたらしくて、俺がチンポを洗ってるのはバレバレだったみたい(笑)

部屋に戻ると、「さては洗ってきたな?」と香代に笑われた。
バレてたのは恥ずかしかったけど、「笑いたきゃ笑えばいいよ」なんてさっきの香代のセリフを真似て俺は静を装った。
でも、ちょびっと緊張してた。
まさか香代にもう一度フェラしてもらえるなんて展開は想像もしてなかったから。

香代のそばに近づいてカチャカチャとベルトを外すと、香代はズボンとパンツを優しく脱がせてくれた。
すでに勃起していたチンポがパンツを下ろすときに引っかかって、勢いよくボヨヨーンと跳ね上がった。
それを見て香代はビックリしていた。
右手で軽くしごきながらじっとチンポを観察していた香代だったけど・・・。

「この姿勢、あんまり好きじゃないんだよね・・・」

そう言って仁王立ちの俺を見上げた。

(あ、そうか!)って感じで香代の心境を察した俺は、押入れから布団を一組出し、そこに寝転んだ。

仁王立ちの前に跪いてフェラってのは、いかにも奉仕って感じだったから。
心はほぼ男、しかも性質的にはSな香代にはやっぱり抵抗あったみたい。

「・・・してるとこ、あんまし見ちゃヤダからね」

なんてセリフを香代に言われ、らしくない香代が不思議に感じられたけど、いきなり裏スジを舐め上げられて、俺は何も考えられなくなった。
この前、本物チンポに初フェラしたばかりの経験不足な香代だったけど、基本的には責めるのが本職なわけで、とても二度目のフェラチオだとは思えないくらい巧みな舌使いだった。

「こんな感じでいいのかな?」

俺のチンポに舌を這わせながら香代は聞いてきた。
痺れるような快感に包まれながら俺は、「好きにして・・・いいよ」なんてどっかで聞いたことあるようなMっぽいセリフを吐いていた。
俺が下手なアドバイスなんてしなくてもいいくらい気持ちよかったし・・・。
本能で動いているって感じの香代が一体どこまで俺を気持ちよくしてくれるのか楽しみになってきていた。

香代は何度も何度も裏スジ経由で根元から先っちょまで舌を往復させてくれた。
その強弱のつけ方が絶妙。
根元から舐め上げる時は舌全体を使って一気に駆け上がっていき、尿道口から根元に降りてくる場合は舌先をチロチロ動かしたり、唇でチュパチュパ音を立ててくれた。
フェラの音って重要だよね。

(香代ってエッチだなぁ)

素直な感想が頭に浮かんだ。
そのとき思ったんだけど、イベントの時も初フェラとはいえ、香代の男勝りな性格からすれば、このくらい大胆にチンポ舐め舐めするくらい簡単だったと思う。
でも、しなかった。
それはなぜか?
おそらく恵美にそんな姿を見せたくなかったんじゃないのか?
だから、遠慮って言うと変だけど、本領を発揮しなかったのではないかと推理していた。

そして俺のその推理を裏付ける瞬間は突然訪れた。
イベントの時はまったくしてくれなかったことを香代が開始したのだ。
急に亀頭が温もりに包まれるような感覚を覚えた俺は、もしやと思い上半身を起こした。
香代は両手でチンポを支え、亀頭を口に含んでいた。
とうとう俺のチンポは香代の口の中へと侵入することを許された。
感動した。
あんまりジロジロ見てたら怒られた。
いや、怒るってほどでもなかったな。
香代もかなり恥ずかしそうにだが、すぐもう一度ゆっくりと口に含むと、ジュボジュボとピストンを繰り返してくれたから。
俺は自分の推理を確かめたくなり・・・。

「恵美がいないと大胆だね」

と、意地悪っぽく言ってみた。
すると一旦口からチンポを離して、「痛いとこ突くなよ」と香代は真顔で答えた。
その一言で俺は十分だった。
でも好奇心から色々聞いてみたくなって、答える時に一旦口からチュポン♪とチンポを外す香代がたまらなく萌えだったので、質問責めにした。

「やっぱ普段はS的な立場で恵美に接してるから、フェラしてる自分の姿は見せたくなかった?」

チュポン♪

「うーん・・・SとかMとかはエッチのときだけだってば。普段は対等に付き合ってるよ。でもやっぱフェラとかパイズリしてる姿を見せるのは、かなり勇気は必要だったね」

パックン♪

「やっぱりそうか。じゃあ、あの時は舐めるだけで、今みたいに口に含んでジュボジュボしてくれなかったのもそのせいか?」

チュポン♪

「その通りだよ。鋭いね。あとはまだ私自身が自分の中で葛藤してたせいもあるけどね」

パックン♪

「なんで今はこんなに大胆になっちゃったの?すっかり男に目覚めたとか、まさかね?」

チュポン♪

「なんか恵美といっぱい話し合ったんだけどね、恵美に『本物のちんちんは気持ちよかったー』なんて言われて、すごく嫉妬だったんだけどさ・・・。私も素直に本物はスゲーって思ったわけなの。んで正直に私も恵美に、『羨ましかったし嫉妬もした』って言ったんだよね」

「うん、それで?」

「正直な気持ち恵美に言ったら楽になってさ、だからこうして今フェラなんてしてるのかもねw」

パックン♪

(コイツ、最初からフェラするつもりで訪ねてきやがったのか?)

俺のドキドキは最高潮に達した。
が、何食わぬ顔で会話を続ける。

「そっか、ま、とりあえず恵美と喧嘩したとかそういうことじゃないんだね?」

チュポン♪

「喧嘩なんてしたことないよ。なんでも話し合うからさ、私達」

パックン♪

「そっか、同性同士だとより深いところで精神的に繋がってられるのかな、俺にはわかんないけど」

チュポン♪

「いや、そんな難しいことではなくてさ、ただ嘘ついたり隠し事をしたりしないだけだよ。それだけだね」

パックン♪
チュポン♪

「あ、そうそう。恵美、生理来たから安心しなよ」

さすが隠し事をしないだけあって、俺の中出しもバレてた。
中出しの件は俺も本当に悩んでいたので、恵美があっさり暴露してくれてたのは逆に安心した。

そんな感じで俺のチンポは何度も何度も香代のお口に出たり入ったり。
やがて質問することもだんだんなくなってきて、お互いに行為に集中し始めた。
調子に乗って俺は香代のおっぱいをツンってつついたりしてみたわけなんだが・・・。

「おっぱいなんか触って嬉しいわけ?」

なんて感じで香代は気にも留めなかった。
さらに調子に乗った俺は一旦フェラを止めてもらって、「バンザイして」なんて甘えた声を出した。
素直に万歳してくれた香代の上着を脱がせると、あの立派なおっぱいがブラから今にもこぼれそうなくらいにプルルンと揺れた。

「見たいの?」

クールな表情で香代の視線は俺のバレバレな下心を射抜いた。
こんな時は素直が一番。
俺が「うん♪」なんて子供みたいに頷くと、香代は一瞬にしてブラを外してくれた。

「この前も綺麗なおっぱいだと思ったけど・・・本当に綺麗だよね・・・」

素直な感想を述べただけだし、普通の女の子なら喜ぶところかもしれないが・・・。

「おっぱいを褒められてもあんまし嬉しくないもんね。邪魔なだけだし」

なんて香代は言った。
今なら納得できるけど、当時の俺はなんだか納得がいかない上にペースを狂わされた。
またもや俺だけ全裸にされちゃって、大人しくしてた。
香代は上半身裸でおっぱいこそ丸見えだったけど、例によって『触っちゃダメ』というルールが決められた。
まぁ俺は自分でもMっぽいとこあると気付いていたので、香代を相手にするなら大人しくしてるほうが楽だった。
香代はフェラチオを再開し、俺はただハァハァしているだけで良かった。
責め上手な香代は俺がときどき漏らす声やチンポをビクンとさせるのをポイントにして、どんな風に舐めたりしゃぶったりすればいいのかを見抜き、的確に責めてきた。
時にチュパチュパ、時にズバババ!なんて激しい音の出し方までマスターした香代の口と手のコンビネーションで、いよいよ俺は追い詰められていった。
もしかするとクンニされる女の子のように俺は小刻みに震えていたかもしれない。

(いきなり口に出したら絶対怒られるよな・・・)

そんな危機感が俺の脳裏をかすめた。

「香代・・・イッちゃってもいいの・・・か・・・な?」

チュポン♪と例の音が聞こえたかと思うと・・・。

「イッちゃうの?イキたいの?イカせて欲しいの?どれなの?」

なんて言葉責めをされつつハイスピードで手コキされた。
俺は絞り出すような声で・・・。

「わああ・・・お願い、口でイカせて・・・手じゃヤダよ・・・ああイクっ」

なんて言いながら、たまらず射精開始。

「うおっ!」

なんて言いながら慌ててチンポを口に咥えてくれた香代だったけど、ここからはやっぱり初心者丸出しだった。
手コキは止まるし、咥えてるだけだし。
男って射精中もシコシコしてもらったほうが断然いいじゃん?
最後の最後まで愛撫を続けて欲しいよね。
そういうところが分かってなかったんだよね、初心者の香代は。
ま、当たり前だけど。
あと、俺が早漏すぎたのもあるけど(恥)

中途半端に香代に口内発射した俺。
気持ちいいことは気持ちよかったけど、なんか納得がいかなくて、子供みたいに「ひどいよーひどいよー」なんて八つ当たり気味に香代に抱きついた。
香代はティッシュに精子を吐き出しながら、「ごめーん、タイミング悪かったねー」なんて言い、俺の頭を撫で撫でしてくれた。
基本的に俺は甘えん坊である。
抱きついたまま乳首をコチョコチョ&ペロペロして、「調子に乗るなっ!」と、吹っ飛ばされた。
でも、2人で布団に包まってからは、すごい優しくしてもらった気がする。
上手に口で最後までイカせることができなかったことが、香代はちょっとショックだったみたい。

「そんな気にすることないよ、すごい気持ちよかったよー」

なんて言いながらも射精中も、しごいたり舐めたりして欲しかったってことを伝えると・・・。

「じゃあ、今度は最初から最後までずっと咥えっ放しで頑張るぜ!」

なんて逞しく笑ってた。

そのまま俺達は朝まで爆睡、気付いたら朝だった。
寝ぼけ気味の香代に俺は抱きつき、「エッチしたいエッチしたい」と子供みたいに駄々をこねた。
俺は朝型なのだ(笑)

・コンドームをちゃんと付ける。
・途中で嫌になったらいつでも拒否権発動可能。

そんな2つのルールを突き付けられたけど、それってつまり、至って普通のセックスと変わらなかった。
俺は香代がレズだなんてことを関係なしに、1人の女性として大事に扱った。
なのに、俺の腕に抱かれている香代は、そこら辺にいる女よりもずっとずっと女らしかった。

オーソドックスに正常位で最初から最後まで通した。
ビックリするくらい香代は陰毛が薄くて、今まで男の侵入など許したことのない綺麗なオマンコに俺のチンポがズボズボ入ってるのが丸見えだった。
俺は激しく興奮した。

「いっぱい入ってるよ。香代のオマンコにおちんちんが入ってるとこ丸見えだよ」

エロオヤジみたいなセリフも言わずにいられなかった!
さすがの香代もそんなセリフに羞恥心が芽生えたのか、それとも初体験の乙女の恥じらいなのか、どうしても香代は脚を閉じてしまうのだった。
途中からは多少強引に脚を開いたまま押さえつけ、クチュクチュといやらしい音を立てる香代のオマンコ見ながら激しく挿入を繰り返した。
フィニッシュに向けてトップスピードで激しく腰を打ちつけはじめると・・・。

「いやんいやん・・・あん・・・だめ・・・いやぁー」

なんて言いながら香代は顔を背けるのだが、腰の動きをストップさせて「イヤなの?」って聞くと、息を弾ませ激しく胸を上下させながら香代は、「イヤじゃない・・・」と涙目で俺を見つめた。
何度かそんなやりとりを繰り返したのだが、どうやら香代は自分が、「いやんいやん」とか「だめぇ」なんて喘ぎ声を出してることに気づいてないみたいだった。
いや、気付いてるけど認めたくなかったのかな?

結局、「いやん」とか「だめ」とか言われながらも、最後まで拒否権を行使されることはなかった。
今まで男を拒否してきた香代の体で絶頂の時を迎える最初の男だという不思議な幸福感を感じながら、俺はブルブルと全身を震わせながら精液を放出した。
ゆっくりと腰を振るスピードが弱まっていき、やがて俺は香代にピッタリと体を重ねた。
そんな俺を香代は優しく抱き締めてくれた。
コンドームを外し、中に溜まった精液を香代に見せながら・・・。

「香代の女としての魅力が俺にこんなにいっぱい精子を出させちゃったんだぜ」

なんて格好いいんだか格好悪いんだかわかんないセリフを言ってみたが、香代はまったく俺の言葉なんて耳に入ってないって感じでグッタリとしていた。
が、この時に俺が言ったセリフを香代はしっかりと聞いており、このあと何回か体を重ねていく過程で、「あの時言ってくれたセリフ、すごく嬉しかったよ」なんて恥ずかしそうに俺に打ち明けるのだった。

が、この日、男との初体験を終えて最初に香代の口から飛び出したセリフは・・・。

「やべぇ・・・チンポって気持ちよすぎる・・・」

という色気も糞もないものだった。

こうして俺と香代は男とか女とかの性別を越えて、ときどきセックスをするようになっていった。
言葉は悪いけど、スポーツみたいな感覚だったかも。
この後、香代は髪を伸ばしたり、ときどきスカートも穿くようになったりして、1年後にはすっかり女らしくなってしまうのだが・・・相変わらず男嫌いのまま、性格も変わらぬままだった。
俺はあの日の出来事を今でも思い出し、ときどきハァハァしている。