さて、リサさんは散々「お母さんのおまんこ」と言わされたあとも、四つん這いのままむっちりとしたお尻をグッと突き出し続けている。
鏡餅を2つ並べたかのような白くて丸いお尻だ。
両手で尻たぶを掴み、グイっと左右に押し広げると、目の前におまんことともにリサさんのお尻の穴が剥き出しになった。
PCMAX

このときオレは・・・。

(女の人にとって、もしかしたらおまんこよりも恥ずかしい排泄器官を、オレは今、剥き出しにしているんだ・・・)

と、感動さえ覚えていた。
しかも可愛らしいことに、(いくら仕事とはいえ、リサさんだって死ぬほど恥ずかしいだろうに・・・)と申し訳ない気持ちでいっぱいだったのである。

「ま、まこと・・・ど、どこを見ているのよ・・・」

リサさんが打ち合わせた通り、恥ずかしそうな声を上げてくれた。

「どこって、お母さんの肛門を見てるのさ」

「そ、そんな恥ずかしいところを見ないで、まこと・・・」

「いいじゃないか・・・へえ、お母さんにもウンチをする肛門が付いていたんだ」

リサさんのおかげで不安も緊張もなくなり、余裕さえ出てきたオレは、リサさんをなぶるような言い方さえできるようになった。
しかしこれはリサさんではなく、頭の中ではオレの母なのである。
オレは母を言葉でなぶった。

「ねえお母さん、お母さんもこの穴からウンチをするの?」

「・・・」

「ねえ、どうなのさ?」

「・・・するわよ・・・するに決まってるでしょう・・・」

「オレさ、お母さんには肛門なんて付いていないような気がしてたんだ。でも、ちゃんとあるんだね、肛門が」

「・・・」

「ねえ、『それはお母さんの肛門よ』って言ってみてよ」

「そっ、そんな・・・」

「さっきだって『お母さんのおまんこ』って何度も言っただろう。今度は『お母さんの肛門』って言ってみろよ、さあ」

リサさんは諦めたように言ってくれた。

「それは、お、お、お母さんの肛門よ・・・」

「もう一度言えよ」

「お、お母さんの肛門!」

さっきのノリでつい言わせてしまったのだが、こちらもかなり刺激的だった。
興奮を募らせながらオレは目を凝らしてリサさんのお尻の穴を観察した。
キュッとすぼまったそこは微妙に盛り上がり、中心に向かってひだが走っている。
今までオレは『放射線状の皺が』とか『菊の花のような』などと、見たこともないのに小説の中で書いていたのだが、実際に見ても確かにその通りの形状だった。
そして、なぜかオレはひっそりと息づいているリサさんのお尻の穴が可憐に見えてならなかった。
オレはリサさんのお尻の穴を舐め始めた。

「ああっ、まこと、そ、そんなところを!」

リサさんはギョッとしたように声を上げてくれる。
しかも真に迫っていた。
本当にリサさんは一生懸命に演技をしてくれる人だった。
オレは、たとえイメクラといえど、お客を喜ばせようと心から尽くしてくれるリサさん自身に可憐なものを覚えながら、ペロペロとお尻の穴を舐めていった。
見たこともないくせに想像で描写していたお尻の穴は、形状はほぼ当たっていたが、感触はまったく違っていた。
それまでオレは、『ザラッとした感触だった』などと書いていたのだが、実際にはぽてっとした感触だった。

「お願い、やめて、まこと・・・お母さんのお尻の穴を舐めるなんて・・・」

リサさんの悲痛な声を聞きながらオレは舐め続けた。
言うまでもなく、オレにとってこれはお母さんの肛門だ。
清楚なお母さんにもこんな排泄器官があることが、なんだか不思議な気がする。
でも、少しも汚いなんて思わない。
それどころかこの穴が可愛いとさえ思う。
オレは夢中になって舐め続けた。
オレはリサさんのお尻の穴を舐めながら舌も入れてみた。
それまでは、きつく締まったお尻の穴に舌など入れられるはずがないと思っていたのだが、舐めていると結構解れて柔らかくなるものだった。

「ああっ・・・まこと、そんなこと・・・」

リサさんの声を聞きながらすぼめた舌先をグイグイ押し込むと、深くは入らないが、確かに少し中に入っていく。
オレはお尻の穴を汚いなどとはまったく思わなかった。
こんなに可愛くて美人で優しいリサさんのお尻に舌を入れられるなんて夢のようだとさえ思った。
そしてこれは、オレの母のお尻の穴でもある。
息子がお母さんのお尻の穴に舌を入れているのだ。
まさに感無量だった。

初めてイメクラへ行ったこの日は、「お母さんのおまんこ」と言ってもらうことと、お尻の穴を舐めることでほぼ終わってしまった。
その他にもいくつか「こういうことをしたい」という希望は言っておいたのだが、すべて忘れてしまった。
それは本当にあっという間だった。

「そろそろ出しましょう」

リサさんにそう囁かれたときには、あまりにも時間が経つのが早かったので驚いたほどだ。

「えっ、もうこんな時間?」

「ええ、まことちゃん夢中だったから(笑)」

「そうか・・・しつこくて悪かったけど、ああいうことをしたいって昔からずっと思っていたものだから・・・」

オレはしつこいほどお尻の穴を舐めてしまったので、リサさんに悪かったかなと思って言ったのだが、リサさんはにっこりと微笑んでくれた。

「いいんですよ。だって願望を満たすために来たんじゃないですか」

それからいよいよ「射精・・・」ということになるのだが、最初に「こんなふうに射精したいんだけど・・・」と言ったとき、リサさんは少し驚いていた。
それは、リサさんの手や口で出してもらえばいいのに、「お母さんのおまんこを見ながら自分の手で扱きたい」とオレが言ったからだ。
でもオレはどうしてもそうしたかった。
というのも、オレはその頃、小説の中でこんな場面ばかり書いていた。

押し入ってきた暴漢に目の前で陵辱される母親。
暴漢は母親におまんこを広げさせて、息子に「見ろ!」と命じ、さらに勃起してしまった息子に「センズリしろ」と命じる。
息子は母に申し訳ないと思い、羞恥と罪悪感にまみれながらも射精してしまう。
しかし、それは今までに味わったことのない快感だった・・・。

オレは、その場面をどうしても実際にやってみたかった。
その場面に憧れていたのだ。
この流れからするとシチュエーションが違うが、頭の中で思うことだから小説のように辻褄を合わせる必要などない。
しかし、本当にいい子だなと思ったのは、それを聞いてリサさんは、「え?せっかく来たのに勿体ないですよ」とオレに言ってくれたことだった。

「お母さん、そこに座っておまんこを広げるんだ」

「・・・わかったわ・・・」

オレに命令され、リサさんはベッドの端に腰をかけて両足を広げた。
オレはこのとき初めてズボンとパンツを脱いだ。
上半身は着たままである。
リサさんの前に跪く体勢になって見上げると、白くてむっちりした太股が大きく開いていて、その中心に淡い毛に装飾された肉ひだがほんの少し口を広げていた。
リサさんは少し恥ずかしそうだったが、じっとオレを見下ろしている。
下から見上げるとただでさえ豊満なおっぱいがより大きく見え、指で突けばブルンと波打ちそうな迫力があった。
何とも言いがたいエロチックな光景なのである。

(そうか、小説の中でオレはこんな光景を見ていたのか・・・)

そんなふうに思いながらリサさんの股間に顔を近づけ、オレは肉棒を握り締めた。
肉棒はすでにギンギンに硬くなっていた。
オレの頭の中で暴漢の声がする。

「おらっ、まこと。お母さんのおまんこだぜ。遠慮するな、もっとよく見るんだ。お母さんのおまんこを見ながらセンズリしてやれ。・・・何っ、嫌だと?ふざけるな、さあやれ、やるんだよ!」

オレは小説の中の自分がしているように、おずおずとリサさんの顔色を窺い、それから肉ひだに目を据えて、(ごめんなさいお母さん・・・)と胸の中で謝りながら肉棒を扱き始めた。
それは何とも言えず気持ちのいいものだった。
いつもの自分の指でないような気さえした。

(初めからこれでは、射精の瞬間はどれほどの快感なのだろう・・・)

そんな予感に胸を高鳴らせながらオレは夢中で、しかし勿体ないので、ゆっくりと肉棒を扱いていった。
それにしてもリサさんは本当に勘のいい人だった。
オレはこの場面のシチュエーションを特に話してはいなかったのだが、オレの表情などから何かを悟ったらしく(つまり、母親をいじめているように見えるが、本当はオレが母親に甘えたいのだとわかったらしい)、さっきまでとは少し雰囲気を変えたのだ。

「まこと、もっと顔を近づけていいのよ」

「う、うん・・・」

オレはリサさんの股間に顔がくっついてしまいそうなほど近づいた。
ちなみに、この時オレは両膝をついて股を大きく開き、背中を丸めてリサさんの股間を覗き込んでいた。
つんのめりそうなので片手を床について支え、もう片方の手で肉棒を扱いているという、どうにもみっともない恥ずかしい格好である。

「まこと、そんなに見たかったの?お母さんのおまんこが・・・」

「う、うん・・・」

オレは扱きながら答えた。
見上げるとリサさんはオレを愛おしむような表情になっていた。

「ばかね、最初からそう言ってくれれば良かったのに・・・」

「だ、だって・・・」

「お母さんが怒り出すと思ったの?」

「うん・・・」

するとリサさんは黙ってオレの頭に手をまわし、オレの顔を股間にグイと押しつけたのだった。

単なる風俗嬢の指と、頭の中で母親の指だと思い込んでいるリサさんの指では、擦ってもらうその感触も気持ちの良さもまったく違うものだった。
ピンサロなどでは、こんなに気持ち良かったことは一度もない。
母親だと思い込めるのは、リサさんが熱心に母親の役を演じてくれたおかげだった。
とにかくオレはリサさんの指が触れた途端、ビリッと肉棒に電流が走ったような気がして、思わず「ああっ」と呻き上げたほどだった。

何度もしつこく書くが、これはオレのお母さんの指なのだ。
オレは今、お母さんがめいっぱい押しつけてくるおまんこに顔を埋めながら、肉棒を指で擦られている。
お母さんの熱い吐息を下腹部に感じながら、シコシコと肉棒を擦ってもらっているのだ。
感無量だった。

「幸せだ」と叫んで踊り出したいくらいだった。

リサさんはしなやかな指をカリ首に絡みつかせ、シコシコ・・・とゆるやかに擦り上げている。
リサさんの股間からは甘酸っぱい香りが漂い、オレはその香りの中に鼻や唇をねっとりとのめり込ませて幸福感に浸っていた。
なんだか頭の中がボーッとして何も考えられなくなっていた。
そのくせ、快感を感じる神経だけは鋭く研ぎ澄まされている。
リサさんは最初はゆるやかに擦ったり揉み込んだりしていたが、ときどき力を込めてキュッとカリ首を締めつけたり、グイッと肉棒をねじ曲げたりする。
そのたびにツーンと鋭い快感が体を突き抜けた。

「どう、まこと、気持ちいい?」

リサさんが聞いてきた。

「うん・・・お、お母さん・・・」

オレはあまりの快感に声を出すのもやっとだった。
やがてリサさんは擦る速度を速めてきた。

「あっ、・・・お母さん・・・ああ・・・」

いよいよ快感が高まり、オレは喘ぎ声を噴き上げ続けた。
本当はこんなふうに喘ぐのはかなり恥ずかしいのだが、抑えようとしても勝手に喉から漏れてしまうのである。
オレの突っ張った両足は激しく震えていた。
下腹部がドロドロと煮えたぎっているようだった。
と、そのとき、リサさんがカプッと肉棒を口に含んだ。
オレはゾクゾクと全身に震えが走るのを感じた。
とうとうお母さんがオレの肉棒を口に咥えてくれたのだ。

(なんという幸せだろう・・・)

温かくて唾液でヌラヌラしたお母さんの口の中に、息子のオレの肉棒がどっぷりと浸されている。
さっきは感無量だったが、今度はもう死んでもいいと思うくらいにオレは感動したのだった。

リサさんは唇をキュッとすぼめてカリ首を締めつけながら、舌の腹で亀頭を舐めてきた。
唇の引き締まった感触と、ねとついた舌の感触が堪らなく気持ちいい。
オレはリサさんの大きなお尻にしがみつきながら、声は出さないもののヒイヒイと身悶えした。
リサさんは「うん、うん」と小さく鼻を鳴らしながら肉棒を頬張っている。
たっぷり唾液の乗った舌を亀頭やカリ首に絡ませながら、根本まで何度も何度も飲み込んでくれる。
肉棒は快感で痺れっぱなし、オレ自身も悶えっぱなしだった。
目の前で火花が弾けるような気持ちよさだった。

今までオレは何度、この場面を想像してきたことだろう。
本当は本物の母にしてもらいたいが、それは絶対に不可能だ。
(それなら疑似体験でも)と考えてから、すでに数年が経っていた。
ソープやピンサロで頼んでみたことはあるけれど、どれもうまくいかなかった。
しかし、ようやくオレは満足のいく疑似体験ができた。
リサさんという賢い子に当たったおかげで、オレは実際の母に本当に肉棒をしゃぶってもらっている錯覚に浸ることができたのである。
錯覚だろうと頭の中では本物の母なのだ。

ジュポッ、ジュポッ・・・。

湿った音を立てながら、リサさんの口の中を肉棒が出たり入ったりしていた。
カリ首のあたりに唇を静止させて亀頭をペロペロと舐め回し、唾液の乗った舌の表面をグニグニと押しつけてくる。
それを速いテンポで畳み掛けるように繰り返してくれるのだ。
オレの下腹部にはリサさんの乳房が押しつけられたりしている。
密着した部分がなんとも言えず温かい・・・。

と、そこで、オレは大事なことを忘れていたことに気づいた。
まだ全然おっぱいに触っていなかったのである。
こんな巨乳を揉まないで帰るなんて勿体ないことはできない。
オレは手を伸ばし、片方の乳房を掴み取ろうとした。
しかし、この体勢からだとおっぱいに触れることはできても掴むことができなかった。
だが、リサさんはすぐに気づいて体勢を入れ替えてくれた。
オレの体の横に正座するように座ったリサさんが改めて肉棒を口に含んだ。
巨乳が手の届くところにプルンと垂れ下がったが、豊満なそれは垂れ下がっても少しも形が崩れない。
オレはリサさんを背中から抱き締めるような形で両手でおっぱいを掴み取った。
ああっ、その感触といったら・・・。
リサさんのおっぱいはずっしりと重くて、乳液を擦り込んだかのようにスベスベしていた。
柔らかいのに、揉むとたっぷりとした弾力で指を押し返してくる。
しかも見事な巨乳だから手のひらに収まりきれなかった。
オレは夢中で揉み上げた。
柔らかいくせに弾力があって、手のひらに吸いついてくるようなきめ細かい肌・・・。
とにかくリサさんのおっぱいは最高だった。
オレは肉棒をしゃぶられながら乳房を揉み、陶酔しながら・・・。

(このままリサさんに、いや、お母さんに食べられてしまいたい!)

そう思った。
このまま幸福感の絶頂の中でお母さんにムシャムシャと食べられてしまって、身も心もお母さんと同化してしまいたい。
そして、お母さんの子宮の中でもう一度赤ちゃんとして蘇り、もう一度お母さんの息子として産み落としてもらえたらどんなに素晴らしいことだろう。
そんなふうに思ったのだ。
そして、そう思ったとき、オレの胸に泣きたくなるような切なさと甘酸っぱさが込み上げてきた。
肉棒がリサさんの口の中でヒクヒクと痙攣していた。

「ああっ、お母さん・・・!」

声を漏らし、リサさんのおっぱいとお尻を力いっぱい握り締めながら、ついにオレは爆発した。
下腹部にひしめいていた精液が出口を求めて一気に尿道口に押し寄せてきたのだが、その瞬間、オレの頭の中では、母の顔や、誰かに犯されている母の姿が、なぜかもの凄い早さで浮かんでは消えていった。
人間は死ぬとき、自分の人生を走馬燈のように振り返ると言うが、ちょっとそれに似ていたかもしれない。

オレが小説を書き始めてから母に対して想像してきたあらゆる場面が、早送りで頭の中を駆け巡っていった。
最初は小学生の息子としてだった。
裸にされて縛り上げられ、しかも天井からロープで吊されてしまった母が男達に次々に挿入されて悶える姿を、オレは小学生の息子としてジーッと見つめていた。
次にオレは、母の体を使って性教育を受けさせられた。
そのときは中学生だった。
家に押し入ってきた暴漢が裸にした母のおまんこを広げて、「まこと、お母さんのおまんこだぜ、お前はお母さんのこの穴から産まれてきたんだぜ」と言い、そこを見ながら自慰をさせられた。
そしてそれは、やがて挿入にまで至ってしまう。
挿入してからの想像はさらに過激になり、オレは母のあらゆる穴に指を入れさせられ、肉棒を入れさせられた。
お尻の穴にも何度挿入したかわからない。
しかし、それまで喘いだり叫んだりして、「お願いですからそれだけはやめて下さい」と哀願していた母は、いよいよオレに挿入される場面になると別人のように凛として、素直にオレを受け入れてくれた。
息子を傷つけまいと、「お母さんは平気だから、さあ、来なさい」と笑みまで浮かべてオレを受け入れてくれたのだ。
その姿は凛々しくさえあった。
それは、そうあって欲しいというオレの願望だった。
オレは母を暴漢達に陵辱させ、輪姦させ、ついには自分もその一員になりながら、母に甘えたい、母に優しく包み込んでもらいたいと渇望してきた。

そんな願望の中の母とリサさんがオレの頭の中でぴったりと合わさったとき、オレは凄まじい快感とともに精液を噴き上げていた。
リサさん、いや、お母さんの口の中に、オレは精液をドクドクドクと注ぎ込んだのだった。
内臓がドロドロに溶け、精液と一緒に吸い取られるような快感が、あとからあとから込み上げてくる。
それは、あまりにも素晴らしすぎる快感だった。
チリチリと痺れた腰がそのままドロドロと溶けてしまいそうだった。

じつはオレは、まさかリサさんが口で受け止めてくれるとは思っていなかった。
今ではどんな店に行っても平気で口の中に射精させてくれるが、当時はソープでもピンサロでも口の中に出すのはみんな嫌がった。
出そうになると合図し、最後は手で扱いて射精に至ったのだ。
それが風俗の常識みたいになっていて、当然リサさんもそうするかと思っていたのだが、意に反してリサさんは口で受け止めてくれた。
しかも、射精と同時にチューッと吸ってくれたのである。
これが堪らないほど気持ち良かった。

終わってから少し時間が残っていると言うので、シャワーを浴びる前に裸のままリサさんとベッドの上で話をした。

「今日はどうもありがとう・・・」

「いいえ、満足してもらえましたか?」

「うん、大満足だった」

「よかったわ・・・。私もね、実はお母さんと息子なんていう設定は初めてで、なんだかゾクゾクしちゃったの」

「お、お母さんとやりたいなんて、変態じゃないかな・・・オレ・・・」

「そんなことないですよ。お母さんに甘えたいってお客さん、結構多いですから」

「へえ、そう。そういうお客って、どんなことするの?」

「そうね、耳掃除して欲しいって人が多いわね・・・」

「耳掃除・・・」

「ええ、小さいときにお母さんの膝の上で耳掃除してもらったことが忘れられないんじゃないかしら。私の膝の上で寝ちゃったお客さんもいたわ。そういうお客さんって大体『主婦の格好をしてくれ』って言うんだけど、本当は『お母さんの格好してくれ』って言いたいんじゃないかしら」

「なるほど・・・」

「あっ、まだもう少し時間があるから、まことちゃんにもやってあげるわ。耳掻きはいつも持ってるの」

リサさんは大急ぎで自分のバッグから耳掻きを取り出してくると、ベッドの上で膝を揃え・・・。

「さ、まこと、ここ」

と、太股をポンポンと叩いた。
オレは言われるままにベッドに横たわり、リサさんの太股の上に頭を乗せた。
リサさんはオレの頭を優しく撫でてから耳を軽く引っ張り、耳掻きを差し込んできた。

「うっ・・・ひっ・・・」

オレは思わず恥ずかしい声を上げてしまった。
何とも気持ちがいい。
耳の中をカリカリと掻いてもらいながら、オレはめくるめく陶酔を覚えていた。

「どう、気持ちいい?」

「う・・・うん・・・」

耳掻きというのはもともと気持ちのいいものだが、こうしていると母の膝の上を思い出して、切ないような思いまで込み上げてくる。
ふっと息をかけられたときなど、ツーンと体の奥が痺れるほどだった。
しかも、このときはまだ2人とも裸だった。
オレはまたもや興奮してしまった。
しかし、残念なことに時間が来てしまった。

「ごめんね、まこと。今日はこれで終わりなの」

「うん。ありがとう。また、来るよ・・・」

名残惜しいが、オレはベッドから立ち上がった。
確かに耳掻きをしてもらいに来る客がいるのも頷ける。
今度はオレも最初にじっくりとやってもらおうと思いながらシャワーを浴び、その店を後にした。

<続く>