数年前から田舎に帰省すると、小中の同級生10数人で飲み会をするようになっていた。
招集は男女別々のルートで連絡していたが、男子に連絡してくれるのが『Y』だった。

Yは当時、くりっとした丸い垂れ目が可愛く、体つきも小柄で線が細い男の子だった。
幼い頃から無駄に発育が良かった私は、(小さな男の子だなー)という印象しかなかった。
中学校を卒業するまでYとの接点は特になく、会話らしい会話をした記憶がない。

ちなみに私は父親に「いやらしい身体つき」と言われたことがあり(トラウマ)、4歳から小6まで水泳をしていたせいで肩幅があり、胸も小学高学年から大きかった。
初めてブラをした時でCカップあり、そこから順調に成長し、20代はFカップだった。
30歳になったくらいで少しダウンしたもののEカップはあるので、胸元の開いた服や身体のラインがわかるものを着るとセクシーになってしまうのが悩み。
顔は丸顔童顔で「癒し系」と言われる。
性格は明るく、とにかく笑えることが好き。
自分のキャラと合わないこの身体が、子どもの頃からコンプレックスだった。
大人になってようやく諦めはついたものの、中学生の頃は本当に嫌だったのだ。

それから15年ほど経って再会したYは、身長は180cm近くあり、肩幅も広くなり、男らしく格好良くなっていた。
相変わらず可愛らしい目をしてたが、ヒゲが濃くなっていて、髪がすこーし薄くなっていてビックリ。
男だなーと思った。
服のセンスがよく、酒好きなところやノリの良さ、ちょっと意地悪な性格が好印象だった。
他の子に聞いたら、高校からモテてて、サッカー部時代はファンクラブまであったとか。

(そこまで格好いいかー?)と面食いの私は思ったが、田舎なのでそんなもんだろう。

とは言っても、子ども時代の9年間をともに過ごした仲間。
Yに限らず他の男子も、30歳を過ぎた今でも、ただの同級生でしかなかった。

そもそも私には東京に大好きな彼がいたし、Yにも5つ以上年下の可愛い彼女がいた。
私の彼は人も羨むイケメンで、自分には本当に勿体ないくらいだったが、彼は私のことをとても大事にしてくれて、仲は良かった。
でも実のところ、その彼ともマンネリ気味でセックスレスだったので、男性がいる飲み会ではちょっといけない妄想を抱くことも、ままあった。

Yは、同級生飲み会が始まった当初から誘えば必ず来てくれた。
当日残業でも、翌日仕事があっても必ず参加してくれて、最後まで残っていた。
いくら眠くても、「帰るなー!」と酔った私や友人に絡まれると、「えーー?ねみーよー」と言いながらも、いつも最後まで残ってくれたいいヤツだ。
いつだったか、「◯◯さん(私)の誘いは断らないことにしんてんの」と言われた。
友達を大事にするヤツだから他意はなかったと思うのだけど、そこは女なのでちょっとキュンとしてしまった。

数年前の1月のことだった。
いつものように15人ほどで居酒屋で飲んでいた。
3軒目のカラオケに行った頃には日付が変わっていたと思う。
1時か2時か、そのあたり。
メンバーは私、A子、B男、そしてYの4人。
カラオケ好きのA子とYは歌いまくっていて、カラオケが苦手な私はぐびぐびお酒を飲みながらB男と話していた。
B男はA子が好きだったので、A子を落とすにはどうしたらいいかを聞いてきていた。
同級生の中では姉御キャラみたいな私は恋愛相談をされることが多かったのだ。

カラオケで黙々と飲んだせいで、そこからの記憶が曖昧なのだが・・・。
誰が言い出したのかわからないが、4人でビジネスホテルに泊まることになっていた。
当時、私たちは31歳。
全員独身だったが、大人になってもこんな飲み方をするとは・・・と、わずかに頭をよぎった気がする。

カラオケでコーヒーを飲んで酔いを醒ましたB男が、フロントで2部屋借りてくれた。
それから4人でひとつの部屋に行き、「朝までおしゃべりしよう!」なんて言っていたが、私はぼんやりしか覚えていない。
とにかく眠かった・・・。
部屋に入るとすぐにYが、「ねみーー」と言いながらシャワーを浴びに行った。
3人で「えーーー?!」と驚きつつ、Yは明日は仕事なので仕方ないよねとかおしゃべりしていたが、私はほとんど覚えていない。
シャワーを浴びたYはホテルの浴衣を着て、「俺、仕事あるからもうギブ。おやすみー」と言ってベッドに倒れて寝息を立て始めた(気がする)。
私も眠くて仕方なくて、ぼーっとそれを見ていた(気がする)。

ここで記憶がスコンと抜けているのだが、気づくとA子とB男がいなかった・・・。
男と2人きりのホテルの部屋。

(おいおい、これはやばい!)と思った。

A子に電話をかけたが出ず、もうひとつの部屋に行こうにも部屋番号がわからず。
A子からもB男からも電話はない。
そこで、B男がA子を口説きたがっていたのを思い出した。

(2人の邪魔をしにいくのもなぁ・・・。もし、もう事がはじまってたらなぁ・・)

そう思い、その部屋に残ることにした。

(スヤスヤと寝息を立ててYは寝ているから大丈夫か!)という結論に達したのだった。

今思えば、この選択が間違っていたのだけれど・・・。

後日、A子に聞いたら、Yが寝たから邪魔しないように3人で別の部屋に行こう!と言って部屋を出たが、気づいたら私がついて来てなかったらしい。
酔ってるA子は、「◯◯ちゃんも寝ちゃったんだね!」と、心配もしなかったそうだ。
B男はA子に夢中だったので、それどころではなかっただろう(笑)
2人はもう一つの部屋で朝までおしゃべりして、本当に何もなく帰ったらしい。
が、後日改めて2人は付き合うことになったので、なんとも不思議だ。

さて、私も寝るか!と空いているベッドに腰掛けてブーツを脱ぎ、布団に入ろうとすると、寝ているはずのYが首だけこっちに向けてぼんやり私を見ていた。

「起きてたの?」とか、「2人がいなくなっちゃった」とか、「もうやってんじゃね」とか、そんな会話をした気がする。

「おやすみー」と言って布団に入ろうとすると、「きったねーなー。風呂入れよ」とYに言われた。

(なんでこいつにそんなことを言われねばならんのだ?)

ムカッとしたけど、男に汚いと言われてショックだった私は、「シャワー浴びてくる!」と言ってバスルームへ。
シャワーを浴びながら、「なんだこれ?なんだこれ?」と何度もぼやいた。

でも大丈夫。
あいつは同級生。
友達だし、なんもないだろ。
何しろ眠いし!
もう朝になるし!

酔いは結構覚めていたが、アルコールを大量に摂取した明け方特有の、どーでもいーかー気分がなかなか抜けない。
思考回路もぐでんぐでんだった。
それでも自分なりに冷静に考えたところ、私には彼がいるし、Yにも彼女がいるじゃないか。
Yは同窓生で男として見たことないし(再会した時はちょっとドキっとしたけど)、自分はYが好きなタイプではないだろうし・・・。
そんなことをグルグル考えていた気がする。
彼氏とは数ヶ月エッチをしていなかったので、淡い期待がなかったといえば嘘になる。

(まー、ちょっとくらいいいかなー・・・)と、なんとなく思っていたかもしれない。

その“ちょっと”が、どのくらいなのかは判らなかったけど。

私も浴衣を着てバスルームを出た。
念のため、いつもは夜しないのだがブラは着けた。
部屋に戻ると再びYは寝息を立てていたので、ちょっと拍子抜けだった。
が、今度こそ大丈夫!安全だ!と、安心してライトを消して布団に入った。
しかしそこは真冬の雪国の安ホテル。
ベッドの中は冷え切っていて、シャワーを浴びただけの私は、「さむーっ!」と大きな声を出してしまった。
本当に身体が震えて、肩を抱きながらギタガタ震えていると、隣で寝ているはずのYが、「あっためてやるよ」と言いながら布団に入ってきた!
私はその時、横を向いてYに背中を向ける形で寝ていたのだけど、その背中側から躊躇なくすんなり布団に入り、私の頭の下に腕を回すY。
ちょうど腕枕をして、後ろから抱っこされる形になってしまっていた。

しまった!
これは私が大好きなポジション!
しかも、すごくあったかい・・・。

私は素直に「あったかい・・・」と言ってしまい、Yの侵入を許してしまった。
Yは嬉しそうに「だろー?」と言って、後ろからぎゅっと抱き締めてくる。
酔ってる上にかなりの欲求不満だったので、これはやばかった・・・。

「寝てたんじゃないの?」と言ったら、「お前の声で起きた」と言われた。

私の腰のあたりにはYの大きくなったおちんちんが当たっており、「なんか当たってるんですけどー(笑)」と言うと、「そりゃ、裸同然の女を抱っこしてたらデカくもなるわ」って笑ってた。
頭の中で、(あー、私でも女として見るんだなぁ)なんて思っていた気がする。

子どもの頃、大人の身体にいち早くなってしまった私は、小柄で華奢な棒っきれみたいな同級生の女子たちに嫉妬していた。
当時モテるのはそういう女の子ばかりで、私はいつもお笑い担当だったから。
自分の無駄に膨らんだ胸や、丸みを帯びた腰が嫌で仕方なかった。
下らないことで友達を笑わせることで、自分の“女らしさ”を消したかった。
そういうコンプレックスのある私だったので、情けないけど内心ほくそえんだ。

(このくらいいっか・・・)

と、心地よい温かさの中でうとうとしかけた時、私の腰に回していたYの手がいつの間にか胸のあたりに。
浴衣の上から胸をやわやわと触りだしている・・・。

「あのー、この手はなんですか?」と私。

「触り心地を確認してんの(笑)」とY。

(なんだそれ・・・)と思ったが、いつも通りの色気のないやりとりがおかしくて、「あーそうですかー、それくらいどうぞー」と平気なふりをして身を預けた。
実際30歳も過ぎて、これくらいで「キャッ!」とも思わなかったし、そもそも生理的に無理な相手なら布団に入ってきた時点で殴っている。
まあまあ、ありっちゃありなYだったから、(別にいいか・・・)と思ってしまった。
彼に悪いなとか、Yの彼女に悪いなとかも思ったが、このくらい悪酔いしたノリであることだよねーとか、適当に正当化していた。
内心、男の人に胸を触られるのが久しぶりだったので素直に気持ちよかったし、それが男友達、それもまあまあイケメンでモテるYというのがちょっと興奮した。

でも、男勝りでツッコミキャラの私は素直になれなかった。
半分眠ってるのかという感じで黙々と胸を揉み続けるYに、「言っとくけど反応しないからねー」と可愛げのないことを言った。
それがSっ気のあるYには何より楽しかっただろうことは、気づく由もなく・・・。
Yは、「はいはい~」と楽しそうに返事した。
黙々と胸を揉むYの指使いは、柔らかく優しかった。

(Sキャラのくせに優しく触るんだなー)と意外に思っていた。

私はじんわりその気持ちよさを味わっていたが、Yはもっとしたくなったらしい。
すでに肌蹴ていた浴衣の胸元に手を入れ、さらにはブラをずらして直接触れてきた。
私はかなり感じてきていたのだが、意地でも声は出すまい!と耐えていた。
もともとかなり濡れやすい私、すでに下の方は濡れていたと思う(笑)

そんな私を弄ぶようにYは、「どーしたの?気持ちよくなってきた?」とか「なんか息が荒くなってるんじゃねーの?」とか、楽しそうに言ってた気がする。

今思うと、もう完全にそういうプレイになっている。
そして私は、そういう焦らしとか言葉責めにすこぶる弱いのだった・・・。

Yも抑えているけど興奮しているのがわかった。
息がハァハァしていた。
相変わらず硬いYのおちんちんは、私の腰からお尻のあたりをグイグイと押してくる。
それも何とも言えず興奮した。
本当は触りたかったけど、我慢した。

胸の先端にYの指が触れたとき、私は小さく、「あっ・・・」と言ってしまった。
耳元でYが、「気持ちいいんだ?」と聞いてきたので、私は黙って小さく頷いた。
たぶん顔が赤かったと思うが、暗かったので判らなかったはず。
そこからYの攻撃は激しくなってきて、乳首を指先でクリクリしたり引っ張ったり、片方の手は腰回りから下腹部へ、お尻や太ももあたりをさわさわと動いた。
胸への刺激よりも下半身への柔らかい指使いがたまらず、恥ずかしいことに、たぶん足をもじもじしていたような気がする。
声は我慢し続けていたが、明らかに息は乱れ、吐息が出ていた。

Yは時々私の首筋にキスをしたり、舌を這わせたりした。
私は首筋が弱いので、そのたびに「んっ・・・!」と声にならない声を出し、身体をくねらせていたように思う。
たまに、「あん・・・」とか、小さく言っちゃってた(笑)
Yは時々私のあごを持って顔を近づけさせ、キスをしようとしたが、「やだー」とか「だめー」とか言って、断固として拒否した(笑)

キスと挿入だけはさせない!

それが自分を正当化させるために不可欠だったから。
私は何もしていない、されただけなのだと(笑)
誰に言うというわけでもないが、後ろめたさを拭うには、そういう小さな意地が必要だったように思う・・・。

Yの手はどんどん大胆になり、ついにショーツに手が伸びた。
最初はお尻を大きく撫で回していた。

(なんてエッチな触り方をするんだ!)と思った。

そのうちに痺れを切らしたのか、手が前の方に伸びてきたので、「いや、そこはダメでしょ」と軽く牽制したが、「いやいやいや・・・」とあしらわられ、すんなりショーツ越しにアソコを触られてしまった。

「湿ってんじゃん(笑)」

指でなぞりながらYが言った。
恥ずかしくて真っ赤になった私は、「そりゃそーでしょ!」となぜか威張った。
それからしばらくショーツ越しにアソコを触られ、もう片方の手は胸を揉み、首筋を舐められながら談笑していた。

こうやって整理してみると完全に愛撫されているとしか言いようがないのに、その時の私は、(Yってば、やらしいな。どこまでOKなんだろうか?)とか、やけに冷静に考えていた。
というのも、相変わらず2人の会話は色気もなく、「眠い」だの「こりゃ起きれねーなー」だの「しつこいねー」だのだったから。
そのうちにYはショーツの隙間から指を入れようとしたが、腰をぐいっと引いて素早く腕を掴んでやめさせた。

「もうだめー。終わりー。はい、寝るよ。起きれないよー」

私は子どもを諭すように言い、Yの手を最初の抱っこポーズにさせた。
Yも相当に眠かったようで、「わーった」と納得して、されるがままになっていた。
肌蹴た浴衣から見えるYの下半身は完全にテントを張っていたけど。
それが妙に面白くて、こっそりと凝視してやった(笑)
それが明け方4時くらいだったので、半分寝ていた。
後ろから抱っこされる状態に戻って、またYは胸をやわやわ触っていたが、構わず私は寝ることにした。
Yもそのうち寝息を立て、2人で本気で寝てしまった。

7時にYの携帯のアラームで目を覚ました。
3時間くらいしか寝てなかったので、ものすごく頭が重い。
目が開かない。
Yは無言で起き上がりアラームを消し、着替えだした。
私もいそいそと着替えた。
着替えてる最中照れくさく、Yを見ないようにしていた。

「こんな起きるの早いんだ?」

スカートを穿きながら聞くと、「お前を(車で)送ってから職場に行くからなー」とY。

「え?いいよー。私、その辺でバスに乗って帰れるし!」

「マジで?それだと助かるわー。あと1時間半は寝れる」

だるそうにそう言い、着たばかりのシャツとジーンズを脱ぎ、Tシャツと下着だけになったYは再びベッドに転がりこんで頭から布団を被った。
昨夜のエッチな時間を思い出し、何か“惜しい”気がした私は、Yの寝ているベッドに潜り込んだ。
服はカーディガンとスカート、足は素足だった。
するとすんなりYは腕を私にまわし、今度は向き合って抱き合う形になった。
そんなに近い状態で顔を見たのが初めてだったのでドキドキした。
Yは目を瞑ってウトウトしていた。
ヒゲが伸びて青くなっていた。

(なんか、こういうのいいなー。付き合いたての頃みたいだ)

なんて考えていたらYがゆっくりと目を開けた。
鼻がぶつかりそうな距離で目が合うと、Yはものすごい可愛い目で笑って、それからそっとキスをしてきた。
2~3回、触れるだけの軽いキスをして、満足そうにニッコリして、また目を瞑った。
内心、(ギャー!キュン死する!!)と思った(笑)
今でもこの時のYの目が忘れられない。

キスを受け入れてしまった私は、寝る前とは違うドキドキ感でいっぱいだった。
2日酔いと寝不足はあったが、さすがにもう酔ってはいないので、この想定外の状況にひたすらドギマギしていた。

(なんだ?私ってばYのこと好きなの?いやいや違うでしょ、いいやつだけど・・・)

また自分会議がはじまっていた。
なんだか興奮して眠れない。

(Yはどうなんだろう?寝たのかな?)と考えていると、Yの手がさわさわと動き出した。

寝る前と同様、やさしいタッチで胸を揉んでくる。

なんかさっきよりも感じる・・・。
明らかに感じる・・・。
なんだこれは・・・。
これは“落ちた”ってやつか?

「あん・・・あっ、あっ・・・」

我慢することを忘れて素直に感じる私。
反応が違う私に気づいたYは、楽しそうに首筋にキスをしてきた。
それからカーディガンのボタンを数個外し、素早くブラをずらすと、少し下にさがって胸に顔をうずめ、舌で先端を舐めてきた。
指での刺激しかなかったのが急に舐められてびっくりして、結構大きな声で「あんっ!」と言ってしまった。

思わず、「『あん』とか言っちゃったじゃん!」って自分で突っ込んでしまった(笑)

Yは、「ははっ。気持ちいいか。そーかそーか」と満足そうに笑っている。

あー、これマズいな。
めちゃくちゃ気持ちいいし、最後までしたくなってる・・・。
これはマズい、マズいぞー。

なんて頭では思いながらも、身体は素直に反応し続けた。
私のスカートは布団の中で太ももくらいまで捲くり上がっていた。
まだタイツを穿く前だったので、素足にYの足が絡まりつく。
すね毛がじょりじょりするなーと思った(笑)
Yは足を大きく動かして私の足の感触を楽しんでいた。
Yのおちんちんはまた大きく硬くなっていた。
さっきと違って向かい合っているので、私のお腹や太ももに当たっていた。
ショーツの中に手を入れられた時は、もうやめてという気持ちよりも、触って欲しいという気持ちの方が大きかったと思う。

Yは優しくアソコをなぞり、「ビショビショじゃねーか」と言って笑うと、優しい目のままキスをしてきた。
今度はかなり深く、舌を絡めて。
私も気持ちよくって同じように舌を絡めた。
口の中にYの舌先が当たって、すごく気持ちよかった。
彼ともディープキスはずいぶんしていなかったので興奮した。
(もっとしたい!)と思ったけど、怖くなって自分から唇を離した。
怖くなって・・・ってのは、(情が移る!)と思ったから。

それからYはそっとアソコに指を1本入れてきた。
もう十分に濡れていたので、すんなりと入ってしまった。
入り口付近で小さく出し入れされると、頭がじーんとして、(もうどうでもいいかー・・・)と思いだしてきた。

私は、「あっ・・・あっ・・・気持ちいい・・・」と声に出してしまっていた。

Yは嬉しそうに、「気持ちいい?」とか言っていた気がする。

部屋にはいやらしい音と私の声が静かに響いていて、恥ずかしいのと気持ちいいのでぼーっとしてきた私は、Yの硬くなったおちんちんをそっと触ってみた。
Yは一瞬びくっとなった。
パンツの中でカッチカチに硬くなって窮屈そうにしているのが、なんだか可哀想になったけど、出してはあげなかった。
ここでもまだ無駄な抵抗をする私(笑)
あっちはこのまま最後までいけると思っていたと思うが、こんな段階になってもまだ私は、(絶対に挿入はしない!)と誓っていた。
男からしたら、かなり質の悪い女だと思う(笑)

自分だけこんなに気持ちよくなって、Yは寝てないのにこれから仕事かーと思ったら、ちょっと可哀想になった・・・ので、ちょっとサービスしてやろうと思い、パンツの上からおちんちんを撫でてあげた。
指先でそーっと擦る感じ。
Yは急の攻撃に、「おっ」と驚いた様子で身体を反らせた。
上を向いて喉が伸びていたので、そこにいやらしく舌を這わせた。
清純ぶっていたが、実は私はかなりエッチが好きで、責めるのも好きなのだ。

(軽く奉仕してあげよう!)

そう思った途端にスイッチが入った。
首筋やあご、鎖骨のあたりまで舌でそーっと舐めたりキスをした。
Yは気持ち良さそうに目を閉じて、「んっ・・・、はっ・・・」とか小さく漏らしている。
感じてる男の顔を見るのが大好きな私はもっとしてあげたくなって、胸をさわさわし、乳首のあたりを中指で丸くなぞるように触った。

Yは「んっ・・・お前っ、急にやらしーなー(笑)」と動揺していたが、私は「お返しだよ」と笑った。

でも、おちんちんは出してあげなかった(笑)

いよいよYは入れたくなったらしく、馬乗りになってきた。
布団の中だったから見えなかったけど、気づいたらパンツを下ろしていた。
私の足を開かせると、ショーツ越しに自分のおちんちんを当ててくる。

(おいおい!いよいよ危ないわっ!)

慌てた私は、「ちょっ!もうダメだって!ダメ、ダメ!」と止めたが、聞こえていない。
腰をクイクイさせて押し付けてくる。

(あぁ・・・、気持ちいい・・・)

それからショーツを指でずらして、直接おちんちんを当ててきた。
ぬるっとしたアソコで、硬いおちんちんがクニュックニュッと動く。

「ちょっとー!入っちゃうってば!ダメだって!」

「だいじょーぶ。入んないよ、入ってないって。ね?」

とか言って腰をクイクイするY。
でも顔は真剣になってきていて、入れたくて仕方ないといった感じ。
私も心底入れて欲しくなったが、そこは理性が勝った。
今更、勝ったと言えるのかどうかわからないけど・・・。

とにかく、入れたら、彼に合わせる顔がない・・・。
だから、「ダメだってのーーー!」と、全力でYを押しのけた。
引き剥がされたYは、やっぱりなって顔で肩を落とし、「スンマセン・・・」と言って、ビンビンになってるおちんちんを大人しくパンツに仕舞った。

(あーーー、ごめんね・・・)って思ったけど、そうするしかなかった。

それから、「そろそろ行かなきゃだわー」と言って顔を洗いに行った。
身支度をしながら急激に襲われる罪悪感にうんざりしながら、「彼に悪いもん。Yだって女のこと考えない?」と聞いたら、「俺だって考えないわけじゃない」と。

(これで良かったんだよな・・・?)

何とも言えない気分だった。

ホテルを出てバス停に行くまでほとんどしゃべらなかった。
1mくらい離れて、お互いに上着のポケットに手を入れて歩いた。
私の実家に向かうバスの停留所に着くとYはポケットから手を出して、「じゃ、またな!おつかれー」といつもの調子で笑って言った。
私も笑顔で、「うん、仕事頑張ってー。バイバイ」と手を振った。

(なんだか切ないなー)と思いつつ、これからも友達のままでいれるような気がしてホッとした。

その後メールで、『なかったことにしよう。ま、楽しかったし!これからも友達でよろしくー』的なことをお互いに言って終わった。

半年後の夏にまた同窓会で会った時も、私はちょっと緊張したが、お互い特に何も言わなかった。
また朝方まで飲んだけど、何もなかった。
なんとなく残念な気がしたのは、相変わらず彼氏とはセックスレスだったからかも。