初めての3Pから1週間が経ちました。
想像以上に刺激的な体験の余韻が、まだ私の中に残っている気がしました。
それはおそらく妻も一緒だったことでしょう。
トシさんが妻の中に欲望を放出した後、私たち夫婦はしばらくの間、茫然自失でした。
トシさんは断りを入れてから浴室に行き、シャワーを浴びています。
水音が浴室の床を叩く音が聞こえる中、先に口を開いたのは私の方でした。

「どうする?この後」

「私はどっちでもいいよ。お父さんは?」

シーツを裸体に巻きつけながら妻が答えます。
少し考えました。
正直言うと、(お腹いっぱい)というのが偽らざる私の気持ちです。
初めて目にした妻の淫靡な姿をもっと見てみたいという気持ちもありましたが、それ以上に妻の体がどうにかなってしまうのではないかと、その時は本気で心配しました。
また、私自身がこれ以上の刺激に耐えられるか不安もありました。

「今日はこれくらいにしとこうか」

浴室から出てきたトシさんに丁重に説明したところ快く承諾していただき、その日はお開きとなりました。
私と妻にとっての初めての3Pは、時間にして1時間と少しでしたが、こうしてゲームセットを迎えたのです。

それから1週間、私たちは1日と空けることなく毎晩求め合いました。
まるで新婚当初、いえ、それ以上の激しさでお互いの欲望をぶつけ合うようなセックスが続いたのです。
セックスの最中の会話は、お互い自然とあの時のことを口にします。

「3P、どうだった?」
「良かった。ん・・・興奮したよ」

「トシさんの、入った時はどうだったの?」
「最初は痛かった。けど途中から・・・。あんっ」

「途中から、何?」
「ハァ、ハァ、だんだん気持ち良くなって。ああっ」

「俺のより良かったの?」
「ああっ。ごめんなさい。だって、あんなの初めてで」

そんな妻との会話であの時の痺れるような興奮が蘇り、猛々しい欲望が私の中から止め処なく溢れ出てくるのです。
妻の反応はと言うと、正直あれだけの体験の後ですから、私とのセックスでは満足できなくなってしまうのではないかと不安でしたが、そんな私の心配は杞憂に終わりました。
家では子供がいますから、どうしても声は抑え気味になるのですが、これまで通り、というよりこれまで以上に悦びの反応を体で示してくれたのです。

とはいえお互いに仕事もありますから、少しずつ夫婦生活の間隔も開きだした頃、また私の中に邪な欲望が芽生えてきたのです。
再び3Pをしたというのは、あの体験をした人ならごく当然の感情の帰結でしょう。
妻も自分から口にすることはありませんでしたが、私から切り出せば了承してくれる雰囲気はありました。

私の中の欲望とは、次に3Pをした時に妻が、私のいない所でトシさんに、「今度は2人で会いたい」と誘われたなら、どんな反応をするか見てみたい、というものでした。

どうしてそんな事を考えたのかはわかりません。
下手をすれば家庭を壊しかねない行為だというのも理解していました。
ただ、おそらくそんなことにはならないという楽観的な気持ちが私の欲望を後押ししたのです。
確たる根拠はないのですが、強いて言えば、3Pの後の妻との性生活の中で、以前より夫婦の絆が強くなったような気がしていたことくらいでしょうか。
妻には一部内緒で事を進めるのですから、裏切りといえばそうなのかもしれません。
しかし、これは妻を信頼するがゆえの裏切りだという自分勝手な理屈で己を納得させて、私の計画はスタートしたのです。

この計画の肝はトシさんがどれだけ私の願望に理解を示してくれるかと、それに沿った寝取り方をしてくれるかに尽きます。
早速メールでの打ち合わせを始めました。
さすがのトシさんも、私からの依頼のようなシチュエーションは経験がないとのことでしたが、大いに興味を示していただきました。
まずは計画の第一段階はクリアできたようです。

続いて打ち合わせは具体的な内容に入っていきました。
成功のための条件としてトシさんから上がったのは、まず1つ、妻が誘いに乗りやすいような状況を自然と作ること。
そして2つ目に、仮に成功した場合、その後の進捗状況を私が細かに把握できることでした。
さらに誘い方については、いきなり2人で会おうと言っても妻が戸惑うでしょうから、まずはアドレスの交換から始めて、その後ゆっくり時間をかけて攻略したほうがよいのではとの提案がありました。
いちいちもっともな話ばかりで、結局具体的な段取りはほとんどトシさんが考えたものが中心になってしまいましたが、その内容については私にも異存はなく、大まかな枠組みができたところで、残るは妻の承諾と再会日時の調整のみとなったのです。

その晩、いつにも増して激しいセックスの最中に妻へ2度目の3Pの話を持ちかけました。
予想はしていましたが、妻はあっさり承諾しました。
少し拍子抜けするほどでしたが、なんにせよ計画の第2段階もクリアできたようです。

以前書いたように、私たち夫婦は平日の日中しか時間がとれないため、3者の仕事の都合がつくまで思ったより時間がかかり、結局日時が決まったのは、初めての密会から3ヶ月後、季節はすでに春から夏へ変わっていました。
その日は朝から30度を超える猛暑日で、前回と同じ待ち合わせ場所に、やはり前回同様先に着いた私たちは、クーラーを全開にしてトシさんの到着を待っていました。
2度目ということもあり妻の様子も落ち着いたもので、それはノースリーブのシャツにショートジーンズというラフな服装にも表れていました。
もっぱら緊張しているのは企みのある私の方で、なんとなくギクシャクしてしまう会話で妻に気付かれはしないかと心中穏やかではありませんでした。

そうこうしているうちにトシさんも到着し、乗り合わせてホテルへ向かいます。
2度目の気安さからか3人の雰囲気も随分打ち解けたものでした。

前回と同じホテル、同じ部屋に到着。
乾杯もそこそこにプレイへと移ります。
一度、文字通りの裸の付き合いをしているからなのか、自分たちでも驚くほどスムーズに行為へと入っていけました。
今回は後の展開も考えて、初めから3人同時にベッドインすることにしていました。
ベッドの中央に仰向けに横たわる妻を挟んで、両脇から私とトシさんの愛撫が始まります。
私が右側からキスをしながら妻の胸を、トシさんは左側から妻の下半身へと唇と手を滑らせていきました。
4本の手と2つの唇で同時に愛撫されるという初めての経験に、妻は早くも深い吐息を漏らしています。
私がシャツをたくし上げて直に乳首を口に含んでいる間に、トシさんは早くも妻の下半身を露わにさせ、陰部へと指を這わせています。
照明を落とした室内に、妻の喘ぎと陰部から漏れる愛液の音が響きます。
トシさんの舌が妻の太ももからウェスト、そして左胸へと上がってきました。
私も舌と唇で右胸への愛撫を続けていますので、妻は両胸を別々の唇で吸われている状態です。

私は愛撫を続けながら開いた空いた手でズボンと下着を脱ぎ捨て、すでに張り詰めた怒張を妻の太ももへと擦りつけます。
目を閉じ喘ぎながら妻は右手を私の愚息へと伸ばしてきました。
トシさんも愛撫を中断して衣服を脱ぎ始めていましたので、今度は私が妻の陰部へと右手を滑らせます。
すでに愛蜜で溢れかえった部分に指を差し込み抜き挿しを始めると、妻はひと際甲高い嬌声を上げながら私のペニスを上下にしごき始めます。
左手にもすでにトシさんの巨根が握られていました。

トシさんは妻のシャツを一気に脱がせ、首筋や耳たぶに唇を這わせながら下半身を妻の口元へと近づけていきます。
それまで目を閉じていた妻が瞼を上げ、トシさんの巨根へと視線を絡めます。
一瞬うっとりとほほ笑んだような表情を見せ、ためらうことなく唇を被せました。
妻が目いっぱいに口を開き、コーヒー缶ほどもある巨大な肉棒を頬張る姿は、2度目とはいえ凄まじいものがあります。

私は一気に硬さを増した愚息にゴムを被せ、妻の両足を開き、妻の濡れそぼった割れ目へと肉棒を突き刺しました。
正常位での挿入は前回と違い、妻のフェラチオする唇の動きや表情が数十センチ先に見てとれます。
私が肉棒を送り込む度に、妻は巨根を咥えながら声にならない喘ぎを漏らし続けます。
挿入して数分、あるいは1分くらいだったかもしれません。
私は早くも限界を迎えてしまい、妻が他人棒を咥える姿を凝視しながら放出しました。
その瞬間、妻は眉間にしわを寄せ、「むーーっ」と声にならない叫びをあげましたが、私の動きが止むと再びトシさんへの口内奉仕を続けます。
前回、トシさんの精を受け止めた時とはあまりに違う反応に少し気落ちする自分もいましたが、それ以上に興奮していることにも気付きました。
不思議な感情でしたが、これが寝取られ願望を刺激されるということなのでしょう。
妻への嫉妬と愛情が綯い交ぜになったこの気持ちは、やはり3Pでないと味わうことができません。

ゆっくりとペニスを引き抜くと、それを見てトシさんが妻から離れました。
テーブルの上に置いたバッグから持参した特大サイズのゴムを取り出し、そそり立つ凶棒へ被せ始めます。
私はゴムを外すと妻の頭の側へ回り、まだ硬さを失っていないペニスを妻の口元へ近づけました。
妻は起き上がり、四つん這いになって私のモノを口に含みました。
これはバックからトシさんに犯して欲しいという妻の意思表示なのでしょうか。
膝をつき、トシさんに向けて高く持ち上げた妻のヒップは、巨根の侵入を待ち切れずに自ら誘っているかのように見えます。

トシさんがベッドに上り、妻の後ろに跪きました。
その後の行為に私も妻も虚を突かれました。
一気に挿入するのかと思いきや、妻の陰部へと顔を近づけ、猛然とした勢いでむしゃぶり始めたのです。
意外な攻撃に妻も面喰らったらしく、私のペニスから口を離して激しくよがり始めました。
陰部を喰らい尽くすような勢いでトシさんの口撃は続きます。
卑猥な音が部屋中に響き渡り、妻の喘ぎも一層甲高く、大きくなっていくのがわかりました。
とうとう妻の口から・・・。

「ああっ、もうダメーーー。イッちゃうーーー」

前回は年齢に似合わない老練な指での愛撫やピストンに舌を巻いたものでしたが、今回は若さを前面に押し出した激しさに、またしても私は兜を脱がされました。
寝取られのパートナーをこの人にして良かったと、ひどく場違いな思いをこの時に抱いたのを覚えています。

トシさんの勢いは止まりませんでした。
肩で息をする妻のヒップを両手で力強く引き寄せると、一気に根本まで挿入するや否や、激しいピストンを開始したのです。
前回とはあまりにも違う強引な流れに、妻は戸惑いながらも悦びの反応を隠せません。
挿入して1分も経たないうちに・・・。

「すごい、すごい、またイク、ああっ、イク、イク、イク、イッちゃうよーーー」

前回にも増しての絶叫の連続。
トシさんの下半身が妻のヒップを打ちつける音も最初から全開です。
すでにイキっぱなしの状態が数分間続き、妻は恍惚の表情を浮かべながら、涙と涎で顔を濡らしています。
私はそれを拭き取ることもできず、ただ張り詰めた愚息を握り締め見つめるのみです。
トシさんがさらに激しく数回腰を打ちつけました。

「おおぅ、おおぅ、おおおおーーーっ」

獣のような叫び声は妻のものです。
初めて聞く嬌声に私もイキそうになりましたが、この後の展開のため必死で我慢しました。
うつ伏せに倒れ込む妻。
しかし、陰部から抜けたトシさんの凶棒はまだ天井に向かってそそり立っているのです。
どうやらトシさんはまだイッてなかったようで、力づくで妻を仰向けにさせると、荒々しく両足を開かせ、正面から妻を串刺しにします。
再び激しいピストン。
妻の両足を揃えたまま抱え込み、より深く巨根を妻の体の内部へ送り込みます。
妻は両手を上にあげ、シーツを掴み、これ以上ないくらいに顎を反らせながら絶叫し続けています。

「すごい、すごい、すごい、すごいーーー。もうだめ、許して、もうだめーーー、あああああああ」

ふとトシさんが少し腰の動きを緩め、妻と繋がったまま上半身を妻の上に倒してきました。
妻の両脇の下から手を回し、抱き締めるような形での正常位に移行します。
それに気付いた妻とトシさんの視線が絡まりました。
妻の両手がトシさんの首へ伸び、巻きついていきます。
2人の顔が近付いて行くのを息を止めて見つめている私の眼前で、ついに2つの唇が重なり合いました。

実は、これは私とトシさんのシナリオにあった行為でした。
妻がトシさんの誘いに乗りやすくなる雰囲気作りの最重要ポイントとして、私が唯一提案したのが2人のキス。
前回、キスをしないという取り決めがあったわけではなかったのですが、流れの中でその機会が訪れませんでした。
私は内心ホッとしたような後悔するような複雑な気分でしたが、やはり寝取られ妄想の中で、これは見たいというのがどうしてもありました。
トシさんから、「ホントにいいんですか?」と念を押されましたが、妻が拒まなければという条件付きでお願いしたのです。

それは、初めて妻が他人棒を口に含んだ瞬間や、挿入を許した瞬間にも劣らない興奮でした。
唇を重ねて数秒もしないうちに2人の舌が絡み合いはじめます。
まるで本気で愛し合う恋人同士のように、お互いの唇を貪り合う妻とトシさん。
特に妻は、私が側にいることを忘れているかのように、時折目を開け恍惚の表情を浮かべながら濃厚なキスを続けています。
トシさんが唇を離し妻に話しかけます。

「奥さん、このまま、イキたい」

真っ直ぐにトシさんの目を見返し答える妻。

「欲しい、ねぇ、もう来て」

それを見つめる私の怒張は発射寸前まで張り詰めています。
それまで小休止状態だったトシさんの腰が再び律動を始めました。
妻も再び大きな喘ぎ声を発し始めましたが、それを唇で塞ぐトシさん。
絡み合う唇からはくぐもった妻の喘ぎが漏れ続けます。
トシさんの腰の動きが激しさを増し、2人の両腕は一層きつくお互いを抱き締めます。

「むーーー、むーーー、むうううーーー」

妻が再びイキ始めたようです。
妻の漏れ出す声が激しくなるにつれ、トシさんもそれに応えるように激しく腰を打ちつけますが、唇同士はお互いを離すまいとするかのように尚も激しく絡みつきます。
とうとう妻は両足をトシさんの腰に絡みつけ、2人の体は本当に一つになろうとするかのように密着の度合いを増していきます。
いよいよクライマックス。
トシさんの声も漏れ始め、呻くような2人の声が重なり合い、下半身がぶつかり合うパンパンパンという音と共に部屋中に響き渡ります。
トシさんが一度、亀頭部分が見えるほど大きく腰を引き、渾身の力のひと刺しを妻の中へと貫きました。

「むーーーーーー」

最後まで唇を離すことなく、2人同時に絶叫。
妻の両足はトシさんの腰の後ろで交差し、自分の中にぶちまけられた精子を最後の一滴まで絞り取ろうとするかのように、きつく巻きついていました。
部屋の温度が2、3度上がったような気がしました。
気がつけば私は汗だくになっていました。
2人同時の絶頂を迎えた後もきつく抱き合い、唇を絡めたままでいる妻とトシさんは、言うまでもなく全身が汗で光っています。
おそらく1分はそのままの体勢でいたでしょうか。
2人の激しい吐息が徐々に落ち着き始めた頃、トシさんから唇を離します。
2つの唇は一筋の糸を引きながら離れていきました。

「お風呂、入ってきますね」

トシさんはそう言うと妻の体から離れ、全裸のまま浴室へと消えていきました。
少し頭を掻きながらだったのは言うまでもありません。
妻は四肢をベッド上に投げ出し、露わになった胸やヘアを隠そうともせず目を閉じています。
嵐の後の静寂。
あまりに微動だしないので気絶しているのではないかと思ったほどでした。
私は吸い寄せられるように妻の体に覆いかぶさり、夢中で妻の唇を求めました。
初めは反応の鈍かった妻も次第に息を荒げ、全身で悦び始めます。
この時の私はおそらく嫉妬の塊だったのでしょう。
妻の全身から香るトシさんのコロンの香りも、一層嫉妬心を掻き立てます。
トシさんの触れた部分すべてを自らの手と舌で洗い流そうとするかのように、妻の舌を吸い、胸を揉みしだき、首筋に舌を這わせました。
妻も手を伸ばし、私のペニスを握り締めました。
これまで何度も放出しそうになりながらも堪えてきた愚息は、最近の記憶にないほど膨張し、先端からは透明な液が溢れ出ています。
妻の手は、その液を肉棒全体に塗りたくりながら上下にしごき始めます。
その卑猥な指使いに早くも絶頂を迎えそうになる私。
急いで枕元のゴムに手を伸ばすと、妻が喘ぎながら意外な一言を発しました。

「お願い。付けないで、直接入れて」

妻がどんな考えで突然そのようなことを言い出したのか。
トシさんとのあまりに濃厚な、恋人同士と見紛うようなセックスを、夫に見せてしまった罪悪感からなのか。
それとも溺れるような快感の中で、より深い快楽を求めたからなのか。
たぶん両方だったのでしょう。
そう考えた私は、無言で何もつけていないペニスを妻の中へと埋め込んでいきました。

「ああー」

深く長い喘ぎを漏らす妻。

「熱い」

思わず私が口にしました。
久しぶりに味わう肉壁の感触に、さらに愚息が膨張し始めるのを感じながら、ゆっくりと味わうように肉棒を出し入れさせました。
身体を倒し、妻を抱き寄せます。

「もっと、もっと突いて」

妻は先程トシさんにそうしたように両手を首に回し、両足は私の腰に絡みつかせながら叫びます。
私のピストンに合わせるように妻も腰を打ちつけてきます。
その度に妻の膣は収縮を繰り返し、私のペニスに絡みついてきました。
我慢を続けていた私の愚息は、すでに絶頂寸前です。

「ごめん、もう、イクよ」
「きて。ねぇ、一緒にイこう」

「出るよ、出る。どこに出して欲しい?」
「あぁっ。あなたの。あなたの好きなところに出して」

「顔に出すよ。飲んでくれる?」
「かけて、いっぱい。飲ませて。あなたの」

もちろん妻の中に出すことを私の体は望んでいました。
しかし、いくらめくるめく快感の波の中でも、それに身を委ねて前後の見境がなくなるほどには私も若くはありません。

「ああああっ」

2人同時に叫ぶや否や、私はペニスを膣から引き抜き、妻の顔を跨ぎます。
すかさず妻は愚息を握り締め、激しくしごきながら口に含みました。

「あああああっ」

ここで私だけが再度絶叫。
空間に放出すれば1メートルは飛んだのではないかと思うほどの勢いで、私は精を妻の口腔へと迸らせました。
妻は最後の1滴まで絞り取ろうとするかのように口を窄め、肉棒を咥え続けます。
本日1度目ですから、そんなに量は多くは無かったのでしょうが、妻は全てを呑みこむとペニスから口を離し一つ大きく吐息を吐き出しました。
私は妻の体を抱き起こし、きつく抱き寄せ唇を合わせました。
荒い息遣いの中、数分に及ぶ長いキスだったと思います。
唇を離すと妻は潤んだ瞳で私を見つめ返していました。
この時ばかりは、正直企みを中断しようかと思い、少し悩みました。
しかし体中で火照り続ける欲望の余韻が、その考えを打ち消してしまいます。

「良かったよ」

「うん。私も。もう何回イッたかわかんない」

「俺、風呂入ってくるから。よかったらトシさんともう1回する?」

「えー。お父さんがお風呂に入ってる間に2人で?」

「うん。トシさんも物足りないんじゃない?この前も1回だけだったし」

「うーん。お父さんがお風呂上がってきてからするんじゃダメ?」

「そこは任せるよ」

段取り通り私は妻を残し、浴室へと向かいました。
入れ替わりにトシさんとすれ違います。
トシさんは目で、『ホントにいいんですか?』と念を押してきました。
私は妻に気付かれないよう小さく頷きます。
浴室に入るとお湯は新しく入れ替えてありました。
蛇口の開け、お湯を足しながら身体も流さずに浴室へ身体を沈み込ませると、感じたことのない疲労感と快楽の余韻が湧き上がってきました。
目を閉じ、息を吐き出すと、先程の光景が脳裡に蘇ります。
狂乱の宴と言っても差し支えないでしょう。

(すごいことをしてるな。俺たち夫婦)

何を今更と思うでしょうが、少し冷静になると、なんだか自分たちのしてることが信じられないような気がしてくるのです。
しかし宴はまだ終わったわけではありません。
妻が私のいない所で堪えようのない快楽に身を任せてしまうのか。
また胸が高鳴ってくるのを感じていると、開けたままにした浴室のドアの向こうから妻の声が聞こえてきました。

「あーーーーん」

それは会話の声ではありませんでした。
とうとう始まったようです。
さらに高鳴る胸の鼓動を感じつつ蛇口のお湯の勢いを強めると、私は浴槽から身を乗り出して聞き耳を立てました。

「あっ、あっ、あっ、ダメ、ダメ。イク、イッちゃうーーー」

「いいの?奥さん。ここ気持ちいい?」

「良すぎるーーー。あああああ、イク、イク、イク。またイッちゃうーーーー」

「いいよ、たくさんイッて。奥さんのイッてるとこ見せて」

「いや、いやあああーー。許して、もうダメ、ダメだったらーー」

正直、直接目にするより声だけの方が興奮しました。
体中の血液の温度が一気に上がったかのようでした。
声だけを聞いていたい気持ちもあったのですが、やはり我慢できず、私は浴槽から上がると音を立てないよう脱衣所から歩み出て、部屋の中を覗き込みました。
先程より照明を落としたベッドの上で2人は互いの性器を舐め合っている最中でした。
浴室のお湯の音が響く中、私の耳には妻がトシさんの巨根を咥えたまま、時折発する喘ぎ声と、互いの性器を舐め合う卑猥な音だけが聞こえます。
気がつくとすでに2度も放出したと言うのに、愚息は反り返り、痛いほど張り詰めています。
トシさんが妻の陰部から口を離しました。

「奥さん。欲しい?」

「欲しい。早く、入れて」

「旦那さんがまだお風呂に入ってるのにいいの?なんか悪いって言うか」

「もう我慢できないの。お願い、早くちょうだい」

先程目を潤ませて私と見つめあっていた妻と、今の快楽に溺れる妻と、どちらが本当の姿なのでしょうか。
しかし私は嫉妬に狂うような気持ちにはなりませんでしたし、妻のどちらの姿にも魅せられていました。

ベッドではトシさんの誘導で妻が上になり、巨大な肉棒を握り締めながら腰を落とし始めています。

「ああっ、すっっっごい」

深く息を吐きながら、ゆっくりと自ら巨根を受け入れる妻。
根本まで入ると、躊躇いがちに前後に腰を振り始めました。
私の方に背を向けながら、トシさんのモノを味わい尽くすかのような妻の腰の動きは、これ以上ないほどいやらしく、見ているだけで3度目の放出をしそうになるほどでした。
トシさんが下から妻のヒップを鷲掴みにし、より激しく前後に揺さぶります。
妻の喘ぎは一層大きくなり、指が食い込んだ尻の肉が汗で光っています。

「ああああああ。すごい、すごい、すごい」

今度はトシさんの手が妻の両胸を下から揉みしだき始めました。
妻の腰の動きはトシさんのアシストがなくなったにも関わらず、前後左右に激しさを増す一方です。
トシさんが下から突き上げる動きを見せ始めると、絶叫しながら髪を振り乱す姿はまるでロデオを見ているかのようです。
ベッドのギシギシと軋む音が大きくなるにつれ、私の心臓の鼓動もバクバクと勢いを増し続けます。

「どうしよう、またイッちゃうーーーー」

「いいよ、一緒にイこう」

トシさんが再び妻のヒップを掴み一層激しく下から突き上げます。
その度に妻のDカップの胸は、音を立てるかのような勢いで上下に揺れています。

「ねぇ、またイッていい?トシさん、一緒にイッてくれる?」

「いいよ、俺もイキそう。奥さんの中にたくさん出すよ」

「あああああ、出して、たくさん出してーーー」

「奥さんの子宮に、かけるよ、ああああっ」

「かけてーー。ああああああ」

「あーーーーーーーっ」

2人の絶叫の中、私も声を上げることなく、3度目の精を手の平の中にぶちまけました。
天井を見上げるように大きく背中を反らした妻は、一瞬動きを止めた後トシさんの上へと倒れ込みました。
大きく息を乱しながら、どちらからともなく唇を重ねます。
しばらくの間、舌を絡ませ合うのを見届けた後、私は浴室に戻り蛇口の栓を閉めました。
時間をかけて身体を拭き、バスタオルを腰に巻いて部屋に戻りました。
妻はベッド上でシーツに身を包み、こちらに背を向け横たわり、トシさんはソファに腰掛けてミネラルウォーターを飲んでいました。
私は極力優しい声色を意識して妻へ話しかけました。

「お風呂、入ってきたら?」

「うん」

妻は私が手渡したバスタオルを体に巻きつけ、俯きながら浴室へ向かいました。
その後、トシさんから直前の行為の前に妻からアドレスを聞き出したことを教えてもらい、私の企みの第3段階までは成功と言っていい結末を見たのです。

<続く>