私は今23歳で、弟は年子なんですけど、生まれた月の関係で同じ学年です。
(珍しいのでここから身元がバレないかちょっと心配)

2人とも去年大学を卒業して就職しました。
もちろん別々の会社なんだけど、お互いの勤務先が近くて、実家からは通勤に1時間半くらいかかるので一緒に部屋を借りて、会社の近くに住むことにしました。
1人暮らしでも良かったんですけど、やっぱり少しでも広い部屋がいいし。
でもルームシェアはちょっと・・・なんで。
家賃の負担も少ないし、両親も1人より弟が一緒の方が安心だからって喜んでくれてました。
この時の安心した両親の顔を思い出すと胸が痛くなるんですけどね。

弟は同じ学年ということもあって小さい頃から仲が良かったです。
一緒に勉強したりゲームしたり。
音楽や映画なんかも趣味が似ていて、大人になってからもよく弟の部屋で一緒にDVDを観たりしていました。

「姉貴~、『オーシャンズ11』借りてきたぜ~」

「いやっほう!」

みたいな感じでw

私には兄もいるのですが、いつも弟とばかり遊んでいました。
もちろんケンカも多かったです。
いや、今もよくしますw
弟だけど同級生だから、小生意気なこと言って突っかかってくるし。
小さい頃は学校で忘れ物をすると、廊下から、「姉ちゃん姉ちゃん・・・筆貸してよう」とかって困った顔して頼ってきたりして可愛かったのに。
なんか普通の仲のいい姉弟だったのに、急に波乱万丈状態でちょっと鬱。
でも弟が好き。
書いてたら悲しくなってきた・・・。

『うんこ採集できた?』

弟からの最新メールです。
健康診断なんでw
ケータイの受信ボックスも送信ボックスも弟ばっかりだ・・・。
いつから好きになったのかは正直わからないんです。
弟に彼女が出来ても、からかって遊んだりしたけど嫉妬はなかった。
私も彼がいたし。
やっぱり2人きりで暮らすようになってからかな。
弟は、「実家にいるときから姉ちゃんが好きだった」って言うんですけどね。

弟は、家では末っ子で甘えん坊なんだけど、外ではしっかり者で通ってます。
兄もなんですけど、お勉強も出来るし面倒見が良くて、妹兼姉としては自慢できる兄弟です。
家族にはバレてないと思ってたけど、もしかしたら兄はおかしいと思っているかも・・・。

実家に居る時に、弟の部屋でゲームとかして遊んでて眠くなると、そのままそこで寝ちゃったりすることもあったんです。
で、朝、弟の部屋から弟のTシャツを着て出てきたら、兄に「寝るときは自分の部屋で寝ろ」って怒られたんです。
その時は「へへーい」って普通に返事して、去り際に「お兄うるさい」って捨て台詞w
でも弟とこうなってから考えると、勘違いというか、疑われても仕方の無いシチュですよね。
普通に返事したことで、こいつら何もないなって思ってくれたと思うんですけど、もしかしたら密かに観察されてるのかも・・・。
当時は本当に何もなかったんだけど、最初に気づくのはやっぱり兄かな。

それで、お互いに(なんかちょっとヤバイかも・・・)みたいな空気の中、慣れない仕事と勉強(仕事関係)で忙しい日々を送っていたわけです。

んー、7月の終わりか8月の始め頃かなぁ。
2人とも研修なんかが一区切りついて、ちょっと心の余裕が出てきた頃のことです。
ウチは家族全員が紅茶党で、私も弟も紅茶が大好きなんですね。
で、弟が仕事の帰りにケーキを買ってきてくれたので、久々に紅茶を淹れようと思って。
でも、ティーポットがシンクの上の棚の奥の方にあって届かなかったんです。
そこで私は弟を呼びつけて・・・。

「ねー、ちょっとここの奥にポットがあると思うんだけどさ、届かないんだよねー」

「俺、ウーロンでいいよ」

「えー、せっかくだから紅茶にしようよー。ポット取ってよー」

って、弟にお願いしました。

「どこだよ、ねえよ。右?左?」

「こっちこっち。たぶんここらへん」

みたいな会話になって、一緒に棚を覗いてたんです。
そしたらなんだか妙に身体が密着してしまってて・・・。
で、たぶんお互い同時に、(やばっ)って思ったと思うんです。
私が「やばっ」て身体を引くより弟の反応の方が少し速くて、あっという間にぎゅうって抱き締められてしまいました。
どっちの心臓か両方の心臓かわからないけど、トクントクンって鼓動が聞こえるくらいお互いそのまま固まってしまって・・・。
弟の胸は汗臭いんだけど、なんか懐かしい匂いがして、私は気持ちよくって、(このままずっと抱き締めていて欲しい)って思いました。

「俺、◯◯すげー好き。どうしよう、姉ちゃんなのに・・・ごめん」

弟が言いました。
なんか突然の告白で私はびっくりして呆然とした顔で弟を見上げました。
弟はすごい切なそうな顔をしていて、私と目が合うと何度もキスをしたそうに首をちょっと傾げて、顔を少し近づけては躊躇って私をぎゅっと抱き締めました。
私もすっごい動揺したけど、一応姉としてこの場を何とかしなくてはと思い、「お姉ちゃんも◯◯のこと好きだよ。でも今は紅茶が飲みたいな」と下手くそな小芝居をして弟の胸から離れました。
弟も少し照れくさそうに笑ってダイニングに戻って、何事もなかったかのようにケーキを一緒に食べました。
そのあともいつも通りの弟だったので、私はちょっと安心しました。
ところがヤツは次の日も、その次の日も家には帰ってきませんでした。
『今日は帰れねー』ってメールはあったけど・・・。

弟が出て行ってから、私もすっごく悩みましたよ。
無い頭を雑巾のようにぎゅうぎゅう絞って一生懸命考えました。

「好き」ってどういうことなんだろう?
いつからそんな風に思っていたんだろう?
私にどうして欲しいんだろう?

いくら考えても答えなんて出ないんですけど、いっぱい考えました。
で、出て行ったということは、「姉として好き」ってことじゃなくて本気の告白だったんだろうなぁと。
最近の少しギクシャクした感じは単に2人きりで住んでるから意識しちゃってただけじゃなかったんだって。
いつからそう想ってくれていたのかわからないけど、辛かっただろうなぁ・・・。
気づかなくてごめんね・・・。

少し自己嫌悪に陥りつつ、一番重要な今後のことを考えました。
私の選択肢は2つ。
弟の気持ちを受け入れるか、受け入れないか、ですよね。
でも弟の気持ちを受け入れるんなら、彼の求めるものは全て与える覚悟はしなくちゃいけないでしょう?
たとえ倫理に反しても。
で、もし受け入れられないのなら、かけがえのない可愛い弟を失うと。
失えば、今までのように2人でDVDを観て笑いあったり、本気で夜中までゲームで戦ったり、一緒にお酒を飲んでじゃれあったり、そんな楽しい日々はもう過ごせない。
小さい頃からお互いに助け合ってかばい合って(本当にそんな感じなのです)生きてきた弟を失うのは考えられなくて・・・。
でも、そこに家族愛以上の愛情があるかどうかっていうのは微妙なんですけど・・・。
結局、どれだけ考えてもどうすればいいのか、それ以前に弟への自分の気持ちさえもわかりませんでした。
あー、書いてたら私は弟依存症なのかってちょっと鬱になります。

で、弟は3日後に家に帰ってきました。
何事も無かったように、「ただいまー」って。
ご飯を食べてないけど食欲無いって言うので、顔を見ると火照っていてどうやら発熱してる様子。

「◯◯、熱あるんじゃないの?」っておでこに触ったら、やっぱり熱くて。

弟は、「ごめ・・・シャワー浴びて寝るわ」って部屋を出ていきました。
弟はシャワーが終わってそのまま自分の部屋に行ってしまったので、私は弟の所に行きました。

「おかゆでも作ろうか?」

「ううん。アイス食いたい。ハーゲンダッツのバニラ」

「・・・う・・・わかった」

病人なんで、私は珍しく言うことを聞いてアイスを買ってきてあげました。

「買って来たよー、ほれ」

「食わせてよ。あーん」

(ちっ、この甘ったれめ!)

そう思いつつ食べさせてあげました。

「・・・姉ちゃん・・・俺、姉ちゃんのこと好きなんだー」
「うん。この間聞いたよ、それ」

「・・・すげー好きだよー」
「うん。すげーありがとう」

「・・・俺、ここ出て行ったほうがいいのかな?」
「なんで?」

「自信ねえ。理性を保てる自信がねえ」
「・・・」

「俺、いつかきっと◯◯のこと襲っちゃうと思う・・・」
「・・・」

「・・・怒ってる?」
「・・・ここに居ればいいよ。ずっとここに」

「え?俺の話聞いてた?襲っちゃうかもって言ってんだよ?」
「うん。でも◯◯は私のこと好きなんでしょう?」

「好き。すげー好き。マジで好き。他の誰よりも好き!」
「フフ。ならいいよ」

「襲っても?」
「お前はぁ~姉ちゃんにそこまで言わせるのか!こらっ!」

「あああ~、なんだよ~俺、今すげー幸せだ~」

なんかもう自分でもよくわかりません。
あんなに悩んだのに・・・っていうか3分前まで悩んでいたのに、気が付けばすんなりOKですよ。
なんだかわからないけど、幸せそうに笑う弟を見て、私もあり得ないくらいの幸せを感じました。
想いを募らせてくれた弟と、一瞬で恋に落ちちゃった姉って感じですかね。
相当キモイですw

そんなキモイ姉弟の生活が始まったわけですけど、拍子抜けするほど変化がなくて、スキンシップに遠慮がなくなったって程度。
前と明らかに違うのは、やたらと抱き締められるってことくらいかなぁ。
料理を作ってれば後ろからぎゅっ。
歯を磨いてれば後ろからぎゅっ。
TVを観てればソファの背もたれのところに割り込んで後ろからぎゅっ。
キスもしないし、胸も触らないんです。
ただぎゅってして、くんくん匂いを嗅いでるだけなんですよ。
で、たまに、「いい匂いがするー」って。
犬っぽいw

遠慮とか葛藤とかなんか諸々の感情が渦巻いていたんでしょうねぇ。
弟は悩んでいたのかもしれないけれど、私はちょっとホッとしてました。
このままプラトニックな関係でいられればその方がいいし。
それに私は弟にぎゅってされるのが凄く気持ちよくて大好きだったんです。
今までに感じたことのない安心感があって、穏やかな気持ちになれるんですよ。
まあいつもお尻に弟の硬いモノが当たってたので、弟は穏やかではなかったと思うんですけどw

そんな感じで1週間くらい経った頃だと思うんですけど、私がお風呂から出て洗面所で髪を乾かしていた時です。
いつものように弟が近づいてきて、後ろからぎゅっと私を抱き締めるわけです。

「邪魔だよー。髪の毛乾かせないじゃん」

鏡越しに弟に言いました。

すると弟が、「◯◯・・・好きだよ」と言って、私も、「私も・・・好きだよ」と言う。

なんかねー、お互い恋愛経験あるのに初めての恋みたいな初々しさで、私は少し笑ってしまいました。
でも、鏡の中の弟は笑ってなかった。
弟はちょっと怒ったような顔をしながら乱暴に私の肩を掴んで自分の方に向け、一度強く抱き締めたあと、私の顎を持ち上げてキスをしてきました。
これが弟とした初めてのキスです。

始めは唇をそっと挟むような優しいキスで・・・。
でも唇が触れるたびにもっとその感触を確かめたくて、気がつけば2人とも夢中でお互いの唇を吸っていました。
そして唇だけでは足りなくて、私たちはもう姉弟であることなんて忘れたみたいに舌を絡ませて激しいエッチなキスをしました。
“とろけるようなキス”って、どこかでよく見かける表現だけど、弟とのキスはまさにそんな感じです。
口の中でお互いの舌を追いかけっこしたり、唇の内側をなぞったり、くねくね絡ませたり・・・。
それはもう気持ちが良くって、私は弟の腕にしがみつきながら、「んっ・・・んん・・・んふっ・・・」って合わさった唇の間から吐息を漏らしていました。
弟も鼻息を荒くしながら、私の髪を撫でたり背中に指を這わせたり、そして今まで触れるのを躊躇っていた胸にも手を伸ばしてきました。
お風呂あがりだからノーブラで、私はすぐに弟に硬くなった乳首を見つけられて責められました。
乳首の上の弟の指の動きに合わせてピクッピクッって身体が震えて・・・。
もう耐えきれなくなった私は思わず唇を離して、「あっんっ・・・あっ・・・あっ・・・」って小さく喘いでしまいました。

この時の気持ちはなんて言ったらいいんだろう。
普通、肉親には絶対に見せない性的な快楽に浸っているところを見られる恥ずかしさって言えばわかってもらえるかな。
しかも、その肉親の手で悦びを与えられてるんですよ。
そんなことを意識してしまったら、気持ちいいのに泣けてしまって・・・。
嫌なわけじゃなかったし、悲しかったわけでもないです。
・・・いや、やっぱりちょっと悲しかったかも。
胸のずーっと奥の方が・・・。

で、弟は一度私のTシャツを捲り上げる素振りを見せたんだけど、泣いている私を見て急に手を止めて、私から身体を離してしまいました。
そして、「姉ちゃん、ごめん・・・」と俯いて洗面所から出て行きました。

難しいですねー、色々と。
弟の求めるものは全て与えるつもりでいたのに、図らずも拒否したような形になってしまったことに対して、私は信仰心の欠片も持ち合わせていないのに、(これは神様さまの最終警告なのでは・・・)などと思ってしまいました。
これが引き返す最後のチャンスですよ、と。
決断したつもりでも心の中では、悪魔と天使が争ってたりしてたんですねー。

悪魔「YOU!好きならいっちゃいなよ!」(なぜかジャニーさん風)

天使「ヤバイよヤバイよ~!近親相姦はマジヤバイって~」(なぜか出川風)

実はこの時点で本当にかなり気持ちが揺らいでいたのです。
それでも先へ進もうと決心させたのは弟の言葉です。
微妙に気まずい感じがしなくもなかった2人ですが、夕飯を食べていつものようにソファでいちゃいちゃしながらくつろいでいた時です。

「姉ちゃん、耳掃除してよ」

「おう!」

膝枕して耳かきをしてあげました。

「姉ちゃんはさ、どんな時に幸せだと思う?」

「んー・・・でっかい耳クソが取れたときっ!ほら見てっ!でかっ!」

「あ~そういうんじゃないんだけど・・・うーわ、でかっ!」

「で、あんたはどうなのよー?」

「俺は・・・姉ちゃんが幸せそうな顔してるのを見た時。俺、姉ちゃんの幸せそうな顔見ると脳内麻薬が出まくりでさ、気持ちいいんだー」

弟の直球に動揺しつつも・・・。

「・・・はぁ~さっすがモテ男くんは言うことが違うよねー」

「いやいやいやいや、マジっすよ~。ずーっと幸せな顔してもらえるように、俺、頑張るよ。マジ頑張るよ」

私の幸せそうな顔を見るためにマジ頑張ってくれるんですよ、弟が!
その瞬間、私の心の中では悪魔が大勝利を収めていました。
私はジャニーさんの高笑いを聞きながら弟に言いました。

「ねーねー、温泉行こうよ!」

「え?まだ暑くない?」
(9月の初めだったんで)

「いいじゃんいいじゃん!温泉行ったらきっと私、幸せそうな顔できると思うよ?」

「よ、よし!頑張るぞー!」

日常生活から離れないと、またダメそうな気がして、温泉行きを提案しました。
早速ネットで探したところ、格安直前予約で結構いい旅館が予約できて、急だけど週末に行くことになりました。

<続く>