あれは中学一年生の思い出の一つ。
当時、俺は性の知識がほぼゼロに等しく、手を繋ぐと妊娠すると思っていたレベルだった。
でも、その無知なところがクラスの女子から可愛がられていたのだと思う。

特に可愛がってくれたのは、クラスで一番可愛かったR子だった。
R子は頭も良く、運動神経も良くて、“ザ・高嶺の花”みたいな奴だった。
もちろんクラスの男子はR子のことを気にしていたし、俺も好みだった。
髪型はポニーテールで、横を通るだけで石鹸のいい香りがした。
R子はボディータッチが多く、勘違いする男子も多かった。
でも俺はいつも遠くからR子を見ているだけだった。

ある日、席替えをしてR子の隣になった。
俺は、嬉しかった半面、男子の目線が痛かった。
いじめられやしないか少し心配になった。
俺は頭が悪くて宿題などはいつも出さなかったし、授業中は寝ていた。
そんなある日、R子が俺に話しかけてきた。

「俺くんって、いつも寝てるよね」

俺は突然のことで変な声が出た。

「あう、あうぅ」

正直、嫌われたと思った。

「何それ!面白い!!」

でもR子は大笑いした。
それをきっかけに休み時間によく話をするようになった。
すごく幸せな時間だった。
いつもの憂鬱な学校がとても楽しく思えた。

でも、楽しい時間はそう長く続かなかった。
俺のクラスは月に1回席替えがあり、R子と別の席になってしまった。
俺は勇気を出して何か言おうと思った。

俺「また、同じ席になれたらええなー」

R子「うちと離れるのそんな寂しいんかー、顔が笑ってないで(笑)」

明るく言ったつもりだったが、R子には悲しい気持ちを見透かされてたのだと思う。
席を替えるときにR子がサッと紙を渡してきた。

(!?)

俺は頭が『?』だった。

R子「電話番号渡すから、暇やったらかけてなー」

俺「暇やったらかけるわ」

そう言って紙を筆箱に入れた。
正直嬉しかった。
家に帰って電話をしようとするも、なかなかダイヤルに手が動かない。
結局、電話することはできなかった。
自分のヘタレさに嫌気がさした。

次の日はR子の顔を見ることが出来なかった。
でもR子は俺に話しかけてきた。

「なんで電話しかけてくれへんかったんー、ちょっと傷ついたわ!」

明るく話してきた。

「いや、『暇やったらかけて』って言ってたし、暇じゃなかったからかけへんかった」

俺は、もういいやという気持ちで投げやりになった。
自分みたいな奴がR子と仲良くなれるわけがないと思った。

「あんまり話しかけんといてくれへん?」

ぼそっと俺はつぶやいた。

R子は、「ごめんな、迷惑やったな。うん、ほんとにごめん」と言って、納得した顔で自分の席に着いた。

次の日、R子の友達からR子が泣いてたという話を聞き、すごく後悔した。
それからR子は俺に話しかけてくることはなかった。
でもR子が他の男子と話しているのを見ると嫉妬した。
R子のことを自分はすごく好きだったんだなと思った。

そのもやもやした気持ちのまま一ヶ月が経ってテスト期間に入った。
俺の学校はテスト期間になると半日で授業をやめて昼からは休みだった。
勉強しようと筆箱を開けると電話番号の書かれた紙が入っていた。
俺は一時間くらい悩んだ。
結局、話す内容も決めないまま電話してしまった。

「もしもし」

心臓がドキドキしてうるさかった。

「あの、R子ちゃんいますか?」

「どちら様でしょうか?」

出たのはR子ではなかった。
後で分かったのだが、お姉ちゃんだった。

「俺ですけど、R子ちゃんいらっしゃいますか?」

「R子の友達やな!ちょっと待ってね!」

「もしもし」

R子が電話に出た。

「久しぶりやな。急にどうしたん?俺くん」

俺は何を話すか考えてなかった。

俺「いや、俺、頭悪いからさ、勉強教えて欲しくて・・・」

R子「いいけど、今から来る?」

俺「ほんと?めっちゃ助かるわー」

R子「じゃあ、俺くんの近くのコンビニで待ってるね」

俺「お、おう・・・」

意外とあっさり会う約束ができた。
適当に勉強道具を持ってコンビニに行った。
少し待っているとR子が来た。

R子「ごめん。待った?」

俺「いや、さっき来たとこ」

R子「じゃあ、家こっちだから」

そう言って家に案内された。
俺の家からは意外と近かった。
道中は無言ですごく気まずかった。
正直、逃げ出したい気持ちでいっぱいになった。

家に着いて玄関を開けると、R子のお姉ちゃんが出迎えてくれた。
お姉ちゃんは2つ上の先輩で目がパッチリしていた。
R子に似ていることもあり、すごく可愛かった。

「いらっしゃい。可愛い子やなぁ、彼氏?」

R子が顔を赤くして照れていた。

「お姉ちゃん余計なこと言わんでええから!あと、彼氏ちゃうし!!」

照れているR子を見ると可愛くて胸がときめいた。
そしてR子の部屋に招かれて、お姉ちゃんとR子の3人で話した。

お姉ちゃん「部活は何してんのー?」

俺「バスケ部です」

R子「めっちゃ上手いねんで!!」

俺「そんなことないし」

みたいな会話をしていると、お姉ちゃんが用事があると言い部屋から出て行った。
おそらく空気を読んだのだろう。

俺「家は他に誰もいないん?」

R子「おばあちゃんとおじいちゃんがおるけど、お父さんお母さんは仕事に行ってておらへんねんな」

俺「そうなんや」

R子「・・・」

お姉ちゃんが部屋を出てから、気まずい時間が流れた。

俺「そうや、勉強教えてよ」

R子「ほんまや!それが目的で来たんやったな」

そう言ってひとつつテーブルを挟んで勉強を教えてもらった。
R子は部屋着で胸元が大胆に開いていて、前屈みになるとブラがちらちら見えていた。
そのとき俺は勃起してしまった。
でも性の知識がなかったので、なんで勃起しているかが分からなかった。
それを俺は必死に隠そうとした。
でもR子にはお見通しだったようだ。

R子「俺くん、エッチなこと考えてるやろ!」

俺「え?なんで?考えへんし」

R子「だって、アレ起ってるやん(笑)」

俺「これってなんで起ってるん?」

恥ずかしさのあまり聞いてしまった。

R子「エッチなこと考えてるからアソコが大きくなるんやで。知らんかったん?」

俺「知らんかった、これどうしたらいいの、ほんま」

R子「俺くん、ほんまに知らんのや」

R子は少し驚いた表情で俺の顔を見つめてきた。
そのときR子の顔は真っ赤になっていて、目がキラキラしてエロい顔になっていた。
今なら何を頼んでも許されるような気がした。

俺「俺のアレ見たんやからR子も見せてよ」

R子「見せたろか?」

案外あっさりOKしてくれた。

俺「ほんまに!」

そう言ってズボンをR子は脱いだ。

俺「触っていい?」

R子「いいけど・・・」

俺は、どう触っていいかわからず、R子のアソコを人差し指でつついた。

R子「もっと優しく触って」

俺「こんな感じ?」

今度は優しくつついた。

R子「うぅ・・・んん・・・」

甘い声が漏れた。
俺は夢中でR子のアソコをつついた。
パンツにはすでに染みが出来ていた。

R子「ちょっと!ストップ!!」

俺「もうちょっとだけ」

すでに俺は歯止が利かなくなっていた。

R子「これ以上やった怒るで!ちょっとやめ・・・」

俺「R子ってむっちゃ可愛いよな」

R子「こんな時に余計ななこと言うな!ちょっ、ほんまにあかんから、止め!あかんって」

俺はつつくのをやめなかった。

R子「だめ!ちょっと・・・ほんまに・・い、イック!」

R子は驚くくらい痙攣して足を閉じ、ぐったりしていた。
少し泣いているようにも見えた。
でも俺はイクことを知らなかったので、何が起こったのか理解できなかった。

俺「大丈夫?!」

R子「大丈夫やけどぉ・・・ちょっと疲れた。俺くん、ほんと酷いわぁ・・・」

俺「ごめん」

俺はすごく悪いことをしたんだと反省してR子の家を飛び出してしまった。
それからは気まずくて、R子とは話さなくなってしまった。
本当に惜しいことをしたと、今ではわかる。