僕が中2のときの話。
僕には同じ年の従兄弟(仮名『K』とする)がいて、そいつはアメリカ人と日本人のハーフだ。
当時、アメリカの中西部に家族と住んでいて、僕はそいつの家にホームステイさせてもらえることになった。
初めての飛行機はすごく緊張したが、空港では空港職員が引率してくれて、無事に従兄弟の家族に会うことが出来た。
PCMAX

「ウェルカム!!Satoshi(自分、仮名)」

知ってる英単語を本物の外人が口にすることに、ちょっと感動した。

従兄弟の家はデカかった。
芝生の庭には塀など無く、巨大な家には部屋があり余るほどだった。
その夜は盛大に料理でもてなしてくれたが、半径が40センチはあろうかというデカいピザやチキンの塊、フライドポテトの山、すんごく甘ったるいストロベリー味のアイスなど、『大味=アメリカンテイスト』は満喫できた。

食後、「ヘイ、カムイン」と言われ、従兄弟の部屋に遊びに行った。
従兄弟は、多少の日本語を話すことができたようだが、和英辞典を指差して、「セイ、セイ」と、ニヤつきながら喚いている。

従兄弟はハーフで、なかなかの美少年だ。
外見は栗色の髪で、目がパッチりしている。
ミック・ジャガー似ではあったが。

うちは俺が小学生の頃から両親が共働きだったので、周りの友達に、「お前んちって仲いいよな」とか「シスコン」ってからかわれるくらい、姉とは仲が良かった。
俺が小4のとき、姉はもう大学に行ってたから喧嘩とかする年じゃなく実際に仲は良かった。
今思うと平気で風呂とか着替えを覗いてたな。
一応、怒るけど・・・。
で、夜は家に2人だけなんていつものことで、その問題の日は、流れは忘れてしまったが、なんかエッチな話を夜していた。

「セイ」というのは、どうやら「性=セックス」つまり、「セックス」と言いたいらしかった。

「サトシ、お前はセックスしたことがあるのか?」

単刀直入だ。
もちろんあるはずもない。

「I haven ever~」とかなんとか言ったかな。

とにかく従兄弟Kの態度はマセていて、父親と母親が(旅先などで)メイクラブするときは気を遣ってどっかに行くとか、とにかくスケベな話のオンパレードだった。

最初は姉の、「エッチな本、見たことある?」とかの質問に、「そんなのないよ!」と、つっぱって答えたりしていたが、でもその時はオナニーも知らず、エロ本も落ちてるのを見たことがあるくらいだった。
そんな話をしてると姉が急に、「触っていい?」とズボンの上から股間を撫でてきた。
いきなりでびっくりして、「やめてよ」とか言ったけど、しっかり俺のチンポは大きくなってしまった。
姉も少し驚いたようだったけど、そのままパンツの中に手を入れてしごき始めた。
でもその時はホントに怖かったので、本気で抵抗しようとしたけどできなかった。
そのまましごかれ続けるうちに変な感覚になり・・・。

「なんかおしっこ出そう」(←当時はこんな形容しかできなかった)

と言っても姉は、「しちゃっていいよ」とやめてくれず、出してしまった。
初めてのオナニーだった。
そしたら姉は、「パンツ汚れちゃったから替えようか?」と俺のパンツを脱がし、今度は直にチンポを見つめてきた。

隣には女の子の姉妹が住んでいた。
大きな芝の庭は背の高い植込みで仕切られていて、出入りはできなかった(と思っていた)。
しかし「ハロー」と翌朝、フットボールの真似事などしている僕らの後ろから声がした。
ドキッとする。
振りむくと2人の女の子。
最初は同じ年頃とは思えなかった。

足は長く、背の高い方の姉(らしき娘)はニコニコしてる。
茶色に近い長い金髪をポニーテールに縛っていた。
ピッタリしたTシャツで、ミニスカートだ。
背の小さな妹は少し緊張した面持で、やはりぴったりしたTシャツで、下は裾の広がったジーンズを穿いていた。
髪は短く、姉よりもさらに金色っぽくて、やや癖があった。
彼女(妹)は、ブラジャーというものをつけておらず、平たい円錐形に盛りあがった胸元の先端は尖り、明らかにそれが乳首であることは僕でも理解できた。
この時点では年上だと思っていたので、やはり外人女性は大胆だと勝手に解釈した。

どうやら植込みには穴が開いていて、そこからいつも従兄弟の家に遊びに来ているらしい。
従兄弟のKは、女の子たちに何か説明して、姉の方が「ジェシー」で、妹の方が「ケイティー」だと紹介してくれた。
軽く握手して顔を見つめると、姉妹が見つめ合って笑っている。
クスクスと笑う瞳の色が、やっぱり薄くて青というか、水色というか。
同じ年代の女の子、しかも外国人。
ドキドキ感は増した。

姉妹は自分たちの家に遊びに来てもいいと誘っているらしかった。
植込みには人為的に作られた穴があり、隣の庭にはあっさり侵入できた。
胸がバクバクいってる僕に従兄弟は、「ジェシーは僕らより1つ上」(中3)で、「ケイティーは2つ下」(つまり小6)だと教えてくれた。

庭には手製のブランコや作りかけの池などがあり、家はやっぱり巨大で、ドアもやたら大きかったのが印象的だ。
家の中は大量の写真で埋め尽くされていた。
玄関と言わず階段と言わず、そこらじゅうに、。
すべて家族や親戚とのスナップ写真や記念写真っぽかったが、この家の主人の趣味であろうことは容易に想像ができた。

姉妹の部屋は2階の大きなフロアーをカーテンで仕切ってあって、入口のドアは2つあった。
部屋に入れてもらって、姉の方のベッドに腰掛けた。
従兄弟は妹のケイティーと仲が良いらしく、2人でいちゃついているようにも見えた。
そんな妹たちは意に介さず、姉のジェシーは異人である僕に興味を持ったらしかった。

「サトシはガールフレンドはいるの?」
「デートしたことはあるの?」

アメリカ人女性の積極的な質問に僕はたじろいでいたが、僕の「ノー」「ノー」というだけの返答に、ジェシーも質問するのに飽きてしまったようだ。
そして・・・。

「ダディーは写真を撮るのが趣味なのよ」

本棚の引出しから、ジェシーはたくさんのアルバムを持ってきて見せてくれた。
湖畔でのキャンプやバーベキュー、遊園地の写真など、家族のレジャーの思い出といった他愛のないものだった。
写真を見ながら僕は適当に、「you are pretty!」とかなんとか誉めとけばいいんだなぁと、「pretty」を連呼していたら、ジェシーは予想以上に喜んでくれた。

そして今度は、「サトシは私のことをセクシーって思う?」といたずらっぽい笑顔で言い返してきた。
僕が、「イエス、もちろんさぁ」と軽く流すと、「これは2人の秘密よ」と言って、机の引出しから別のアルバムを数冊持ってきた。
気が付くと、妹のベッドの方からはニヤニヤ笑っている従兄弟がこっちを見ていた。

アルバムを捲ってギョッとした。
というか、今まで体験したことのないようなアドレナリンが下半身を突いていた。
サービス版よりも大きめのカット。
ベッドで横たわって、お互いを笑顔で見つめ合ってる姉妹の、一糸纏わぬ生れたままの姿だった。
気を付けのポーズで全身をやや硬直させている姉妹の笑顔とは裏腹に、僕の脳内を混乱させるのに十分なほど鮮明に、少女の股間には女性のそれが存在した。
姉は細い凹凸の少ないスレンダーな肢体だったが、胸の頂上には、やや周辺よりも白っぽく見える乳輪と、どら焼ほどの盛り上がりの小さなバストを惜しげもなく見せつけていた。
妹は完全にロリの世界で、その対比が一層興奮を掻き立てた。

ページを捲るごとに僕の股間はやり場のなさを溜めていた。
そこにはロッジで戯れる母親と姉妹の写真。
もちろん皆、全裸だ。
裸でお風呂でくっ付き合う姉妹。
ワンピースの半裸の写真。
後ろから2人のお尻ばかり写しているショットなど。
愛情(?)に溢れる像であったが、裸でいることの純真さは、逆に僕の興奮の度合いを深めた。

「どう?私はセクシー?」

ジェシーは僕の横顔をじっと見つめながら聞いてきた。
バカにしてるのか本気なのか。
とにかく例のいたずらっぽい笑いは、今度は淫靡ささえ感じた。

「サトシは私に興味がある?」

僕にはそれがなんの意味か理解できた。

「ああ、ジェシーはセクシーだから、もちろん君のことは興味があるよ」

後ろでは従兄弟と妹がニヤニヤ笑いながら僕たちを見て、何か話している。
(平気なのか?)
すごいカルチャーショックだった。
僕の期待が頭をもたげた。

ジェシーは期待を裏切らなかった。
服を引っ張られて、下の階に連れて行かれた。
ジェシーが、「見せてあげる」と言った意味は、直感でわかった。
バスルームもやっぱりデカい。
シャワーの位置が高くで、トイレもあって、巨大な洗面器みたいな風呂桶の下に薄い絨毯みたいのが敷いてある。
例の姉妹のヌード写真もここで撮ったのだろう。
バスタブを見て、姉妹が抱きあっていた写真が脳裏に焼き付いている。

ジェシーには恥ずかしいという気持ちが欠けているのか、「見せてあげる」という言葉を繰り返して、いきなりミニスカートを下ろした。
ジェシーの下着は白だったが、生地がペラペラでガーゼみたいで、しかもピッタリその周辺に張りついていた。

「サトシも脱いで」

僕は白のグンパンで、しかも屹立していたので、見られるのは物凄く恥ずかしかった。
しかし目の前にあるジェシーの股間に張りついている下着のシワと、写真で見た神々しいまでに白い肢体は、(ジェシーの実物が見たい)という僕の欲望の増殖させるには十分だった。
ジェシーは興味があるのか、せかすように僕がベルトを外している間にジーンズを押し下げるのを手伝ってくれて、僕は恥ずかしさが長続きしないように一気にパンツを下ろした。
もちろん僕のそれは反り返っていた。
ジェシーは何か意外そうな顔をして・・・。

「やっぱり日本人も一緒なのね。面白い。触っていい?」

返事を待たずに僕のそれを軽く握ってきた。

「茶色い。硬いかなぁ?」(←いずれも想像)

ジェシーはそう言った後に、「じゃあ私も見て」と、スルっとショーツを下した。
Y字型に窄まる膨らみの間に、見たことのある(写真で)窪みが、垂直の深みを刻んでいる。

「きれいだ」

するとジェシーはニコっとして、「ありがと、サトシ」と口を近づけてキスしてくれた。

「私もサトシのことを好きになりそうだから、今度はもっと愛し合おうよ」

とてもいい雰囲気になったが、その場は見せ合いっこだけ終わった。

衣服を直してバスルームから出た僕たちは、再び2階の姉妹の部屋に戻るつもりだった。
しかし階段の途中でジェシーが、「静かにね」と囁き、忍び足でそぉっとドアを開けた。
真ん中で部屋を仕切っているカーテンは閉じられていた。
そして中からはゴソゴソという荒っぽい絹擦れの音と、明らかに異様な、「ハゥハッ・・・オッ」という息遣いが聞こえてきた。

信じられないことにジェシーはカーテンの傍にある自分のベッドにそっと寝そべって、カーテンの裾を捲って静かに覗き込んだ。
ジェシーはニヤつきながら僕の方を見た。
手の甲を下にして何かを揉むような手付きで、『おいでおいで』をしている。

(中では何が行われているのだろう?)

疑問は同時に淫靡な確信でもあったが・・・。
僕はジェシーの背後から覆い被さるような格好で彼女の細い体にのしかかり、アゴをジェシーのほっぺの辺りに置いて、片目けでその隙間を覗いた。
そこから見えたのは、シーツに被さってもぞもぞ動いている従兄弟と妹のケイティーだった。
実は絡み合う2人の裸体を想像していた僕は、なぜかホッとしたのである。
ケイティーの上にのしかかっている従兄弟の左肩から左手までの一連の動作は、どう見てもケイティーの秘めた部位を弄っていた。
妹の腕は従兄弟の首の周囲にしっかりと巻かれている。

僕はしばらくの間凍りついたように(食い入るように)、2人の動きから目線を逸らせなくなった。
2人の激しい動きでシーツは足元の方がベッドからずり落ちている。
それが煩わしいのか従兄弟は、「えいっ」と、自分の肩に乗っているシーツを捲りあげた。
瞬間、ケイティーと従兄弟の下半身が、お互いに剥き出しの裸が(正確には2人ともソックスを履いていたが)見てとれた。
ケイティーの細くやや開かれた足の奥部には、シンプルな垂直線から乳白色の内部が見え隠れした。

ジェシーに密着させた僕の股間の反り返りは、割れ目の上辺りをグリグリやっていた。
興奮の音波は僕の突起物を激しく振動させる。
ビクっビクっと、気が付くと自然に腰が動いていた。
強烈な興奮とアドレナリンの高まりが下半身から一点を目指して昇ってくる。
僕は腰の位置を下にさげて、ジェシーのお尻の深い割れ目にそれをあてがった。
擦りつける。
でもジェシーはじっとしていた。

そして僕は、自分でも信じられない蛮行に挑んだ。
ジェシーのTシャツの裾から手を入れて、下着のスリップを捲りあげ、ジェシーの胸まで手のひらを滑らせてみた。
なだらかな肌が柔かく盛り上がっている、その先で乳首がにコツンと当たった。
手のひらで覆うように軽く動かす。
コリコリとした感触を手の中で味わう。
この行為でジェシーの息遣いが変化するのがわかった。

(感じてる・・・)

僕の絶頂はすぐに来た。
下腹部の熱気が先端に抜けていく。
同時に激しい恍惚感がジワーっと広がる。
自分のモノが収縮と膨張を繰り返し、ドクドクと何かをパンツの中に吐き出していた。

(やっちゃった・・・)

パンツの液体が冷たくなると、自分が犬でもなったような嫌悪感と、ジェシーに対して申し訳ない気持ちとで、僕は軽い自己嫌悪を覚えていた。

そんな僕のよどんだ雰囲気を察したのか、ジェシーは軽く僕を見上げて、お姉さんっぽい笑顔を見せた。
耳元で、「大丈夫だから・・・」と言っているらしかったが、僕が下半身を剥すと手をとり、再びバスルームへと誘導してくれた。
ジェシーはテキパキとシャワーの準備をしてくれて、「男の子のことはわかってるから。私はお姉さんだからね」と純真な笑顔で笑っている。

「脱いじゃいなよ」と、やはり無邪気な調子で言う。

僕は恥ずかしさを押し殺して、再び自分のパンツを下ろした。
僕の分身は自分の液体でヌラついていた。
やや青臭い独特な匂いもわかる。

「ごめん」

「ふふ」

ジェシーはいたずらっぽい笑顔だ。
下半身を剥き出しにさせると、ジェシーはシャワーを手にとって、「洗おうね」と言った。
そして「してあげるから」と軽くシャワーの流水を当てて、僕のそれをゆるやかに擦り始めた。

「あっ、いいよっ」

嫌がる僕にジェシーが言う。

「いいの!妹の体も洗ってあげてるんだから」

シャワーソープとスポンジの泡で撫でられる。
ジェシーの白い細い手の中で、僕は瞬時に屹立していた。
2度目の放出欲を抑えるので精一杯だった。

「あっ、あぅ・・・」

今にも漏れそうで必死の僕の顔を見ながら、ジェシーは悪戯が楽しくて仕方ない幼児のようにシュルシュルと動かしている。
それはもう洗うと言うよりは完全に弄ばれていた。

<続く>