実は、彼氏に後ろめたい秘密を持ってる。

弟とセックスしていること。

彼氏のことは大好きで、マジに結婚まで考えてる。
もともと弟にはそういう感情はない。
普通に弟として可愛いのはあるよ。
でも恋人とかそういうのは考えられない。
だけどね、弟とのセックスは好きなんだ。
PCMAX

私:28歳、独身、現在彼氏あり。
かなりのチビ。
幼児体型で未だによくて高校生、悪ければ中学生に間違われる女。

弟:26歳、独身、現在彼女なし。
背が高い。
見た目は爽やかだけど、実はオタク。

きっかけは、まだ専門学校に行ってた頃だから、私が19か20歳の頃だと思う。
夏休みか日曜かは忘れたんだけど、くそ暑い真夏日だった。
バイトから帰って来て、シャワー浴びた後、素っ裸で居間でクーラーに当たってたんだ。
びろーんと脚をおっぴろげてさ。
夏はさー、シャワーの後すぐに汗かくじゃない?
あれが凄く嫌でねー。
あの頃、うちはボロい県営住宅で、クーラーは居間にしかなくてさ。
だから家に1人のときは、さっぱりした体が汗かかない程度に落ち着くまで、そうやって涼むのが好きだった。
もちろん家族がいる前ではさすがにしない。

うん、そう。
1人じゃなかったんだよ。
弟が帰ってきてることに気づかなくて。
もうね、羞恥心と焦りで、半ギレで弟に食ってかかってた。
今でこそ「仲の良い姉弟」って言われてるけど、この頃は口だけは聞いてたけど、心の中では一緒の空気を吸うのすら嫌悪していた。
その理由はこの後に書くけどね。

とにかく、食ってかかる私を、あいつは冷たく軽蔑した目で、「女を捨ててる」だの「汚い体見せつけんな」だの、そんなことを言いやがった。
トドメだったのは、「だからつまんねー男にヤリ逃げされるんだよ」って。
これだけは台詞も声もはっきりと覚えてる。
本当、胸にミサイルかなんかぶち込まれた気分だった。

当時別れたばかりの彼氏は10歳年上のチョイ悪系みたいな見た目でさ。
今思い出しても、口ばっかりで、どうしようもないチャラ男だった。
当然家族もあんまりいい顔はしてなかったんだけど、高校になって人生で初めてできた彼氏だったし、まだ恋に恋してることに気づけなかったんだ。
それでも若いなりに全身全霊を尽くしてた結果、彼氏の浮気ループの果てに私は捨てられたんだ。
まあ人生勉強だよね。
だけど、バイト代の2割は家に入れて、5割を喜んで彼氏に上納していた当時の私には深すぎる傷で、弟がそこを何の考えもなくぶっ刺してきたのが許せなかった。
こっちも血が頭に上って言い返したんだ。

「私が寝てる時に体を触ってる変態童貞が知った口聞いてんじゃねーよ!」

言葉は忘れたけど、内容はこんな感じだったと思う。
弟を嫌悪している一番の理由が、実は私が高校くらいの頃から弟が夜部屋に入って来て、胸やアソコを触ったりしてたことなんだ。
他にも身の毛がよだつことが色々あったけど、これが一番怖くて気持ち悪かった。
うちは母子家庭でさ、母親が夜勤の仕事もやってたりして結構苦労してたんだ。
だから母親には心配させたくないし、逆に弟に言ったら何されるか分からないし、年頃の男の子ってそういう生き物なのかもしれないって、あの頃は自分に言い聞かせてた。
それで、親にも言えずどうしようか悩んで軽く情緒不安定で、だからまあ、あんなチャラ男に熱を入れあげれたのかも。

で、私に言い返された弟なんだけど、私が気づいているってことを知らなかったらしく、しばらく睨みあった後、何も言わずに自分の部屋に閉じこもった。

(ざまーみろ、変態め!)

って胸につっかかってた気持ちを吐き出せて、そん時はすかっとしてた。
これですべてよしって。

その後、私も部屋に戻って着替えていたら、いきなり部屋の襖がすぱーんって開いて、弟が仁王立ちしていた。
反射的に、「何?まだ文句あんのか変態」って吐き捨てた瞬間、身が凍ったよ。
本当、マジ鬼武者みたいな表情した弟の目が据わってたんだ。

(やばい、犯される)って体が反応したときには遅かった。

とにかく泣きわめきながら部屋中を逃げ回ってたと思う。
でも弟はガタイが良かったし、チビな私が敵うわけもなく、すぐに捕まって押さえ込まれてた。
無我夢中で藻掻いて、「やだーやだー」って叫んで、頭の中真っ白で、もう恐怖しかなかった。

で、そうやってるうちにだんだんとね、(あれ?)って。
弟は私を組み伏せたままで、何もしてこなかったんだ。
ようやく私が変だなと思えるようになったとき、泣きながら、「ごめん、ごめんなさい」って繰り返してた。

「だったら下りて」って言うと、素直に従った。

そんな風に泣く弟は初めてで、これまた胸に何かぶち込まれてね。
もう人間っておかしなもので、たった今犯されるって非常時に、まだ仲が良かった頃の私たちが洪水みたく頭に雪崩込んできたのね。

(ああ、弟も弟なりに、寂しい気持ちや辛いこと耐えてきたんだよな)って。

私がチャラ男に狂ってた時、自分まで母親に心配かけちゃいけないって女の子と遊びたいのを我慢してたのかも?とか、周りと比べてどこかクソ真面目な性格も、やっぱり私がこうだからかな?とか。
そんな寂しさやストレスから、実の姉に変態行為してたのかもって。
なんかかそういうのがばーっと浮かんで・・・。

(そっか、お前も寂しかったんだよな、私の方こそ好き勝手ばっかりしててごめん)って、今思い出すと、どんだけって思うんだけどね。

とにかく、何か弟に対してそんなやりきれない気持ちが湧いてきてさ。
それに、弟がこの凶悪ぷりをこのまま外で出して犯罪を犯してしまったら私が原因になるかもしれないし、そうしたら母親がどれだけ苦しむかと思うと辛かった。

弟の頭を撫でながら、(いいや、悪い夢だと思おう)って腹を括ったんだ。
妊娠だけはしないように、そこだけは守ればいい。
あとはもう悪夢なんだって。

ところが・・・。
正直言って、もうね衝撃的だった。
超優しいセックスだった。
力任せに突っ込まれるかと覚悟してたんだけど、弟は最初の暴力的な雰囲気が全く消えて、めちゃくちゃ優しい手触りで撫でてくれて、ざわっと感じた。
おっぱいとかさ、おっかなびっくりで揉んでくるもんだから、感じるよりくすぐったくて笑い出しそうになったけど、こらえて感じてる風に装うのに必死。
いちいち、「◯◯触っていい?」とか聞いてくるから、こっちも、「うん」と頷いたり。
あと、指を入れてきたとき、思わず「痛」って反応したら、「ごめん痛かった?ごめん」とか・・・。
アソコを舐められたときとかは、さすがにちょっと気持ち悪いかもと思ったけど、興奮してビンビンにチンコ硬くしてるくせに、初めてなりに弟が私を感じさせよう、気持ちよくさせようってのが伝わってきて、私は犯されてる(?)のに、ちょっとキュンとした。
元彼は初めての時も強引で、自分本位のセックスで、こっちのことなんかお構いなしで、しゃぶって、開いて、突っ込んで、はい終わりって感じだったから。

一番の衝撃はキスだった。
触れるか触れないかくらいで唇くっつけてきて、撫でるようなちょー柔らかいキス!
男がさ、強引に舌とか入れてきて、ねちゃねちゃ掻き回すような汚い感じじゃなくてね!
もうね、これは参った。
キスで感じてしまったのもあるけど、なんか弟がやっぱり本当は人の気持ちがわかる優しい子って思い直すことができてさ、正直子宮がジュンとして、全身溶けそうなくらい気持ちよくて。

あと手!
弟の手って女の私から見ても、すっごい綺麗なんだ。
指も細くてすべすべしてて、ふんわり全身撫でられると、もうだめ。
この時点でもう私は理性がなくなって、弟と近親相姦行為してるってのもすっ飛んで、ただの雌豚になってて、ビクついてる弟の上に乗ってた。
まあ弟は初めてだったんで、どうしていいか分からなくて恐る恐るセックスしてたんだろうけど、それがまた私にとっては優しくて柔らかくて、とろけちゃったんだ。

その日を境にして弟が何か変わったっていうか、今までのギスギスしたもんがなくなって、急に優しくなった。
前だったら家事してて、「手伝え」って言ったらシカトしてたのが、普通に手伝ってくれるようになって。
会話も、なんかいつも喧嘩腰だったのが、ツッコミとかボケとかやって笑うようになったしね。

弟とのセックスは、それからもずるずる続いた。
っていうか続いてるんだよね。
親が夜勤の時は必ず甘えてきた。
ご飯の後片付けとかしてたら急に抱き付いてきたりして、「ちょっと」!って突き放したら、さっきまでにこやかだった弟の目が据わってたりして、(こえー)ってビビってると押し倒されて、そのまま裸にされて・・・みたいな。

でも、こえーって思うのと裏腹に、事に及ぶ時の弟は本当に優しいんだ。
こっちが「嫌」って言うと、それ以降はしてこないし、こっちの反応を見て攻め方とか変えてきたりとか、なんか一生懸命さってのが凄く愛おしくなって、子宮がジュンジュンしてくるんだよね。
電マとか変態プレイは強要してこないし。

もちろん一番はやっぱり彼氏とのセックス。
好きな人とのセックスが一番だよ。
でもさ、10歳も年上のせいか草食系なのか、なんか淡泊で、いいとこまでこっちも来てるのに、(え、もう終わりかよー)って不完全燃焼なときが多いんだよ。
その点弟は、ねちねちっていうか、じっくりと攻めてくるし、でもしつこくないし、なんか相性がいいんだよね。

実は私が弟とのセックスにハマってるのかもしれない、っていうか、そうだ。
愛情とセックスは一緒!って思うし、彼氏は妹さんがいるんだけど、もし彼氏が妹さんとこういう関係だったら、身勝手だけどやっぱり嫉妬するし、立ち直れない気がする・・・考えたくもないけどね。

こんなオカズのネタにもならないチラ裏を読んでくれてありがとうございました。