私は30歳の人妻。
名前は本名以外に3つあります。
桜子、優子、もみじの3つ。

そうなんです。
これは源氏名なんです。
私は人妻専門のデートクラブで働いているんです。
PCMAX

夫が汗水流して働いている時に、私はアソコから女の刺激臭をムンムンと発散しているのです。
朝11時から夕方5時まで。
毎日ではありませんが、私はデートクラブで不倫をしているのです。
不倫と言うにはあまりにもシステム化しているので、浮気と言った方がまだしっくりくる感じです。
私はお客として出会った春日さんに好意を持ってしまったのです。
だから精神的には不倫です。

でも、お金はいただいています。
私が働くそのデートクラブは、90分、3万円。
そのうちの1割が店の取り分です。
他のデートクラブはどうなのか知りませんが・・・。

それにしても真昼間からエッチしたがる男性って結構いるんですね。
最初は半信半疑でした。
ちょっとした火遊びのつもりで始めたことです。
その上で、お金が貯まればいいなくらいの感覚でした。

それが今では、私たち夫婦の生活を少なからず支えています。
夫の給料だけではとても子供を大学まで行かせてあげられない。
でも私がこうやって働いているおかげで人並の生活が出来るのだと今では思います。

そんな時、春日さんは現れました。
春日さんは私の3人目のお客です。
その頃の私は、まだデートクラブ嬢にしては初心でした。

春日さんは、物腰のおだやかな30代半ばのサラリーマン。
昼間からデートクラブで遊べるのだから、当然、営業マンです。

「浅子さんって本当に人妻なの?主婦独得の生活臭が全然ないね」

そう言って春日さんはシャツのボタンを外していきます。
場所は都内某所のラブホテル。

「すみません。前金になっておりますので・・・。先にお金もらえますか」

「あ、ゴメンゴメン。そうなんだ」

春日さんのサイフの中身は、お世辞にも裕福とは言えませんでした。
先に春日さんにシャワーを浴びてもらいます。
私も軽くシャワーを浴びると、時間もないので即ベッドインです。

「キスだけはNGですから」

暗い部屋の中で私は艶っぽく呟きます。
浮気というゲームはもう始まっているのです。

春日さんは、乳児のように私の乳首に吸いついてきました。
乳児と少し違うのは、ソフトな愛撫だということ。
だけど、その目はお腹を空かせた乳児のように積極的でギラついていました。
春日さんは執拗に私の体を舐め回しました。
当然、おまんこもです。
ローションのついたおまんこを舐め回したのです。

「あっ、そこは・・・」

「もうヌレてるね」

「いや、うぅ~ん・・・」

春日さんはローションを塗ることを知らなかったらしいのです。
たいていの場合、こういう仕事をする女性は、お客とする時はあそこにローションを塗るものなのです。
でも、私は本気で濡れていました。
なぜか母性本能をくすぐられました。

「じゃあ、入れるよ」

それは、とても優しい挿入でした。
春日さんはゆっくりと正常位のまま腰を振り始めます。
いつの間にか、私は本気で感じていました。
春日さんが、お金を払って私を抱いているお客だということを忘れて・・・。

ずっと正常位のまま、私を突き続ける春日さん。

「ああぁ・・・、いい・・・」

切ない男の喘ぎ声。
私も同様に本気の悦声をあげていました。
春日さんは私の中に射精したあとも、なかなか抜かずに私に体重をあずけていました。
私がコンドームを処理してあげると照れ臭さそうに俯きながら、「よかったよ」と嘆息混じりに言いました。

それ以後も、春日さんは何度も私を買ってくれました。
次第に私の心の中に恋に似た気持ちが湧いてきたのです。
今では夫とも冷めています。
私の心は少しずつ春日さんに傾きつつあるのです。