高3の初夏、掃除当番を押しつけられ、ゴミを捨てに行こうとしていた時の話。
焼却炉は校舎から少し離れた運動部の部室の裏にあった。
この日は天気も悪く、部活をしている人たちもいなかった記憶がある。
雨がしとしと降り続く音だけが響く、活気のないグラウンド。
そんな中、うめき声のような声が響いてきた。
PCMAX
バスケ部の部室は少し窓が開いていて、どうやらそこから聞こえてくる気がした。
その頃、いじめが流行っていたので、(誰か殴られているんじゃないか?)という捉え方しか当時の自分は出来なかった。

そしてその窓をこっそり覗いてみると、隣のクラスの京子と同じクラスでバスケ部の川口がヤッていた。

京子は赤いフレームの眼鏡が印象的で、例えるなら長谷川京子を幼くしたような感じでかなり可愛い。
川口はスポーツ万能で長身、サッカー選手の川口に似てるらしい。

部室の中では後背位の体勢で京子が長机に寄りかかっていた。
2人とも上半身は制服を着たままで、川口は下半身全て脱いでいたが京子はスカートを穿いていた。
捲れ上がって見えたお尻がとても艶かしかった。

「あっ・・・うっ・・・ぁ」

京子は声を殺している様子だったが、激しく突かれて声は漏れまくりだった。
ぴちゃぴちゃと舌を絡める濃厚なキスをしながら川口は制服の中に手を入れて胸を揉みまくっていた。
長机の上に京子が寝転がるとパンパンと一層激しく突いていた。
京子もここが校内だということも忘れているかのように、「あっ、あっ、あっ・・・」と激しく喘ぎ、川口の手をぎゅっと握り締めていた。
しばらくすると川口がビクビクっと震えてイッてしまったようだった。

この時まで俺は周りを気にすることも忘れ、アソコをギンギンにしたまま見惚れていた。
川口が京子の中からペニスを抜き、ティッシュを取ろうとした時、京子と目が合いそうになって我に返り、俺はその場から逃げ出した。
正直なところ京子に惚れていたし、初めてセックスを生で見たという興奮と、惚れた女の子が他人にヤラれている奇妙な屈辱感から、その日の晩は我を忘れて自慰に励んだ。

翌日、川口と会話する機会があり、普通に会話をしていたが唐突に核心をつく一言を放った。

「昨日見てたろ?」

突然の発言で何の切り返しも出来ずに黙っていると・・・。

「まぁいいや。京子には気づかれてないようだし」

「あっ、ああ」

気の抜けたような返事でこの時はこれで終わった。
ただ、この日を境に川口との親交が増えていった気がした。

そんな感じで時は流れ、夏休みに突入した。
特に部活にも入っていなかったのでダラダラと生活していると、川口から誘いの電話があった。

「なぁ、俺んちで受験勉強しようぜ」

「ああ、いいけど」

「じゃあすぐ来いよ。待ってるぜ」

猛暑の中、川口の家に行きインターホンを押した。
両親は不在で、友人が来ているとわかると都合が悪いとのことで、靴を持って上がって来いと言う。
意味不明な指示に従い、川口の部屋へ向かった。
意外にも整っていて小奇麗だった。

「こう暑いとやる気もなくなるな」

「たしかにそうだけど、もうじき受験だし、やる事やらないと」

「あー、だりぃなぁー」

川口はベッドに寝転がった。
いったい何のために俺を呼んだんだろうと思っていると・・・。

「なぁ、もうじき、ここに京子来るんだけど」
「は?」

「お前が来るなんて伝えてないけどな」
「じゃあ、帰るよ」

「帰るなよ。お前、あのときのこと覚えてるだろ?興奮したろ?」

図星だった。
あれから何度もあの日のことを思い出し、胸は締め付けられたが忘れられないでいた。

「今日も見せてやるよ。ベランダからだけどな。見つからないようにしてろよ」

本当はここで帰れば良かったんだろう。
好きな人がヤラれている現実は辛い、しかし生々しい現実にも興味はあった。

30分くらい過ぎた頃だろうか。
インターホンが鳴った。
そして指示されるがままにベランダに出て、カーテンの隙間から部屋を覗いた。
京子がやって来た。
私服姿を見るのは初めてなので、それだけでものすごく興奮してきた。

部屋に入ると同時に川口は強引に京子の唇を奪った。
京子は若干嫌がるような素振りを見せたが、すぐに絡み合うようにベッドに倒れこんでいった。

惚れた女が他の男にヤラれている。
胸が非常に苦しかった。
でも、目が離せない自分がいた。

川口はワンピースをするりと脱がし、下半身を重点的に攻め、濃厚なキスをする。
時折何か会話しているようだが、ベランダまではっきりと聞こえてはこなかった。
全身を愛撫され、学校では見ることのない艶っぽい表情を見せる京子。
その後、ベッドの上でお互いの服を脱がし、全裸になってしばらくは愛撫しあっていたが、川口がベッドに腰掛ける体勢になると京子はフェラを始めた。

若干ガラス戸に隙間があったとはいえ、喘ぎ声はベランダまでしっかりと伝わってきた。
積極的に川口のペニスを愛撫するいやらしい手つき。
ペニスの先の方から玉の方までレロレロと愛おしそうに舐めている。
上目遣いで川口を見つめ、ちゅぱちゅぱと音を立てながらしゃぶっている。
一心不乱に玉を弄りながらしゃぶる速度を上げていく。
じゅぽっじゅぽっと大きな音を立てながら続けていると、川口が体を倒して69の体勢になった。

川口が下になり、京子のお尻とマンコが丸見えになった。
こちらに見せつけるように川口は、京子のマンコを指でチロチロと愛撫した。
そこは遠目に見てもグチョグチョになっているのがわかり、指を出し入れするたびにびくびくっと反応していた。
最初は人差し指だけだったが、中指も合わせてズブズブと入れるようになると、「あぁっ・・・んっ、あ~っっ」と、かなり大きな喘ぎ声が聞こえてきた。
はっきりとは見えなかったが、京子はもうフェラできる状態じゃないほど感じているようで、川口のペニスを必死になってしごいているように見えた。
川口がクンニし始めると京子の喘ぎ声はさらに大きくなっていく。

京子が体勢を入れ替え、舌を激しく絡みあわせるようなディープキス。
ゴムを付けると騎乗位の体勢で挿入。
京子は汗と唾液にまみれ、綺麗な長髪が裸体にくっついてとても色っぽかった。
自らオッパイに川口の手を持っていき、揉んでもらっている京子。

「うっ・・・ぁっ・・・ああっ」

艶かしい声が響き渡る。
京子は激しく腰を動かし続けている。
京子のオッパイがはっきりと見える。
思いのほかボリューム感のある胸でDカップくらいはあった。
その割に小さな乳輪。
乳首はビンビンに立っていた。
後背位に体位を変えると、本当に目の前に京子の顔があったように見えた。
いつ見つかるかとひやひやしたが、全く眼中にはなかったと思う。

「んっんっ・・・ぅんっ」

悩ましい声に連動して、たぷんたぷんと振れるオッパイ。
恍惚の表情を浮かべながら迸る汗。
今まで遠い存在だと思っていた女が自分の目の前でセックスしている。
俺は人の家のベランダにも関わらず激しくペニスをしごいていた。

「あっ・・・ぁっ・・・ぅぅぅっ」

正常位で時折キスを交わしながらパンパンという音が響いてくる。

「あっ、イキそ、うっ、ああっ、イ、ク、ぅっ・・・」

京子の切なげな声に連動して川口はさらに激しく突いていた。

「イぃっ、クぅっ、あっ、あああああっっ」

京子から急に力が抜けたように思えた。
頬が上気していて、「はあっはあっ」という吐息が聞こえてきそうなくらい肩で呼吸をしていた。
よく聞こえなかったが、何か言葉を交わしてから優しくキスをすると、また川口はオッパイを愛撫し始めた。
優しくレロレロと舌を転がし、「んんっ」とこぼれる声。
ソフトなタッチで両胸を優しく撫で回す。

「・・・あっ・・・うぅんっ・・・」

そしてまた腰を動かし始める。

「うっ、うっ、あっ、ぁあっっ」

川口は京子の両足を広げ、激しく腰を振っていた。
腰を振る速さが上がると、さっき以上の艶かしい声が響き渡る。

「あっ、またっ、イキそうっ、あっ、あっ」

その声に反応しさらに激しくパンパンと突く。

「あーっ、あーああっ、い、いぃ・・・」

「あっ・・・っ・・・俺も・・・イキそ・・・う、あっ」

川口の途切れ途切れに聞こえるセリフから察すると、京子がイク前に川口がイッたようだった。
京子の中からペニスを抜き、ゴムをティッシュで包んで捨てるとまたキスを交わし、お互いアソコを拭いてからベッドに横になった。
2人はしばらくいちゃいちゃしていたが、京子がシャワーを浴びに行った隙を見計らって帰宅した。
ちなみに、ベランダでは3回射精した。

自宅に帰ってからは興奮も覚め、2人が愛し合う姿を思い出して胸が苦しくなった。
頭痛までしてきた。

(見てはいけないものを見てしまった・・・)

劣情を催した自分に激しい嫌悪感が襲い掛かってきた。

この時からしばらくは川口と会話も出来ず、京子の姿を見るだけでも胸が締め付けられる日々を送ることになった。
その後、若干鬱気味にもなったが、なんとか乗り越え、川口とも普通に会話できるようになり、なんだかんだで卒業をすることが出来た。