当時、小学校とか中学校ではプロレス技をかけあったりするのが熱狂的に流行ってて、全く興味のない俺でさえ、コブラツイストとか卍固めくらいは掛けられた。

そんなある時、小学校の時からずっと同じクラスだったエリちゃんとノゾミちゃんが、俺と親友の大久保を誕生会に招いてくれた。
彼女たちは誕生日が1日違いだったんだ。
PCMAX

この年頃は異性を意識しはじめる時期だけど、俺達4人は小学校からの付き合いなので結構な仲良しだ。
しかもエリちゃんとノゾミちゃんは学年でも一、二を争う美少女で人気もあった。
しかし俺と大久保は長い付き合いなので、あまり特別扱いはしていなかった。

下校した後、着替えてエリちゃんの家に集合したのだが、エリちゃんの家は両親共働きらしく、お母さんが遅い時間まで帰ってこないらしい。
プレゼント交換をしたり、手作りケーキやご馳走を食べたりして落ち着いた後、エリちゃんが聞いてみたいことがあると言う。

「男子っていつもプロレスごっこしてるでしょ?あのプロレス技って本当に痛いの?」

「あぁ、極まると凄く痛いよ」

「ふ~ん、そうなんだ・・・。あたし達もちょっと試してみたいなって」

俺と大久保は顔を見合わせて、ちょっと面白いかもと同意した。
もちろんその時はエッチな気持ちなどは微塵もなかった。

まず手始めにコブラツイストを試してみる。
身体を密着させてゆっくり技を手解きするのだけど、この時に俺も大久保も気が付いてしまった。
女の子にプロレス技を掛けるのは滅茶苦茶興奮するものなのだと・・・。

まず、身体がとても柔らかい。
そして良い香りがする。
しかも、あちこちがピッタリと密着してる・・・。

それぞれ相手を替えながら、お互いに技を掛け合ってみた。

「イタタ!うわっ、これ本当に痛いね。本気で掛けられたら泣いちゃうかも?」

エリちゃんもノゾミちゃんも凄く興奮している。

「卍固めってあるでしょ?あれも教えて欲しいな」

そこで俺と大久保は初めて戸惑ってしまった。
卍固めは片足を相手の首に巻き付けるのだけど、太股の辺りで相手の首を抑え込みながら腕を逆方向に極める技だ。
つまり脚を大きく開かなければならず、掛ける方も掛けられる方も凄いことになってしまうのだ。
俺と大久保はかなり慌てながら説明した。
まだこの時は結構真面目で誠実だったのだ。

「2人ともスカートだし、脚を大きく開いて、しかも太ももの辺りで相手の首に巻きつけるんだけど・・・。まだ技を憶えていないから、掛ける途中に転んだりして危ないかも?しかもスカートの中が見えちゃうかも?」

だけど女の子は2人とも目をキラキラさせて凄く乗り気になっている。
直前に試したコブラツイストが、とにかく楽しかったらしい。
仕方なく、まずは俺と大久保が技を掛け合うところを見せて、どんな形になるのかをじっくり見せることにした。

「わぁ、凄い!これってどこが痛いの?よくこんな技を思いついたよね!」

なんて言いながらはしゃいでいる女子2人。

「ほら、こんな格好になるから、女子には無理じゃないかな?それにスカートだし・・・」

エリちゃんは自分の家だからズボンもあるのだが、ノゾミちゃんには着替えがない。
エリちゃんのズボンを貸してもらったらどうかと提案したのだけど、女の子2人はそこまで気にしないと言う。

そこで、それぞれペアに分かれて技をかけてみることにした。
まずは俺達が軽く女子に技をかけてみる。
女の子を組み敷いて屈服させるような格好に妙な興奮を味わう。

「きゃ~、イタタタ!とっても痛い!」

そこで力を抜き、今度は逆に技をかけられる。
しかしこの技は結構かけるのが難しく、しかも相手はスカートだ。
足が持ち上げられ、その間にいい具合に首を差し出して太ももに巻き付けられやすくするのだけど、どうやっても下着が見えてしまう。
最初はてっきりブルマーかなにか穿いてるものだと思い込んでいたのだけど、2人とも完全にパンツだ。

「あっ、た、た、体操着を穿いてないの?」

当時、『ブルマー』という言葉が恥ずかしくて言えなかったので、俺も大久保も女子の前では『体操着』と言っていた。

「あはは、見ちゃダメだよ。ブルマーは学校に行くときしか穿いてないよ」

頭がスカートの中にフワッと包み込まれ、一瞬パンツを横目に見た後、柔らかい太ももに巻き付かれる。

(滅茶苦茶幸せ!)

しかも技の掛け方がよく分からないので変な形になり、どういうわけか顔がパンツの方に向いてしまったり、変なところに当たったりする。

「あれぇ、なんだか上手くいかないな・・・。スカートが邪魔で掛け方がよく分からないや」

エリちゃんもノゾミちゃんも同じ意見だったらしい。
当時のスカートは膝丈くらいまであり、しかも光が当たれば透けてしまうくらいのフワフワな柔らかい生地だ。

すると、いきなりエリちゃんがスカートを脱ぎ始めた。
ノゾミちゃんはそんなエリちゃんを見て、少し躊躇っていた。
彼女はワンピースを着ていたので、スカートだけ脱ぐことが出来なかったからだ。
でも意を決した後、ワンピースを脱ぎ始める。
上半身はブラジャーではなく、シャツでもない。
子供用のブラジャーに近い形の下着だ。
こんな下着はその時に初めて見た。

「あっ・・・。あたしも上着を脱いじゃおうっと・・・」

ノゾミちゃんの姿を見て、彼女だけに恥をかかせないようにエリちゃんも上着を脱いだ。
エリちゃんもノゾミちゃんとそっくり同じような女児用の下着を着けている。
つまりタンクトップのようなブラジャーのような不思議な下着だ。
俺と大久保は言葉を失いながらも完全に2人の下着姿に気圧されてしまった。

中学生の女子の身体は、もうほとんど大人の女性と同じようなスタイルになっていて、腰もくびれ始めているし、お尻も少し肉付きが良くなっている。
何より胸が立体的に膨らんでいて、明らかに男の身体とは違うのだ。

そして再び技をかけられる。
なかなか正しい形に極まらないので何度も何度も形を変えながら、あっちにぶつかりこっちにぶつかりして、ようやく様になり始めた。
エリちゃんもノゾミちゃんも薄っすらと汗をかきながら、ようやく卍固めの掛け方を覚えたようだ。
しかし俺も大久保もあまりに興奮しすぎて、明らかにわかるくらい股間が膨らんでいた。

「あっ、おっきくなってる!」

エリちゃんが興味津々につぶやいた。

「わっ、本当だ!大久保くんもおっきくなってる!」

「し、仕方がないよ。だって女子の下着姿なんて初めて見たし、こんなに身体がくっついたら勝手に反応しちゃうんだもん」

「へぇ~、可愛いね。ちょっと触ってみようかな?わぁ~硬~い」

「どれどれ、あぁ本当だ!凄く硬い。大久保くんのも同じくらい硬いのかな?」

俺達は下着姿を見させてもらった引け目もあり、彼女たちが満足するまで何も言わずに触られていた。

誕生会が終わって大久保と2人で、「俺達も遠慮せずに触れば良かったね」と話しながら帰ったのだけど、触っていたらもっと大変なことになっていたかもしれない。