「すごいね、ココ・・・」

ストッキングの中に彪流くんの手が入り込んでくる。
そして、手はそのまま下着の中に侵入してきた。
茂みを撫でて、さらに下へ。
クチュッと指が窪みに沈んだ。

「あ・・・っ」

「すご・・・結衣ちゃんの中、熱い・・・」

ぐるんと中を一周かき混ぜられた。
内壁に感じた刺激に腰がヒクヒクと痙攣する。

「やっぱり、溜まってたんでしょ、結衣ちゃん」

「やぁ・・・違うっ・・・」

「恥ずかしがらなくていいよ。俺が良くしてあげる・・・」

そう言って彪流くんはゆっくりと私の中から指を抜き、手をクリトリスの方に移動させた。
愛液がべっとりと付着した指先が茂みを割ってそこに辿り着く。
ヌルヌルの指で下から上へ撫で上げられて、私は思わず彪流くんの服をギュッと掴んでしまった。

「っは・・・、っ、ん」

「ん・・・、いいよ、俺に掴まってて」

ふるふると震える体。
唇を噛んで快感に耐える。
彪流くんの指は規則的にそこを撫で続けていて、どんどん愛液が溢れてくる。
クリトリスが興奮しきって膨らんでいるのも自分でわかる。
円を描くように、時には指の腹で押すように。
弄られ続けておかしくなりそうで、うまく息ができない。
そのうち彪流くんは指を増やして、さらに私を追い込んだ。
クリトリスを弄る指を親指に変えて、人差し指と中指で中をかき混ぜてきた。

「ふっ・・・、あっ・・・やっ・・・」

私はもう完全に彪流くんに体重を預けてしまっていた。
彪流くんの胸に顔を埋めるような体勢で腰を浮かせ、彪流くんからの愛撫を受けていた。
周りの人にバレるんじゃないかという恐怖。
たまたま同じバスに乗り合わせた同級生と、どうしてこんなことに。
色々なことが頭の中に浮かんでは消えて、最後には何も考えられなくなった。

「ん・・・やっ、やぁ・・・ぁんっ」

体が勝手にピクピクと震え、アソコにも力が入る。
彪流くんは締め付けで動きづらくなった指を強引にピストンし始めた。
ぐちゅぐちゅ・・・という音がアソコから聞こえる。

(だめ・・・もうイッちゃう・・・!)

彪流くんにしがみ付いて、訪れる最大の快感に備えて目をきつく閉じた瞬間。
バスのスピードが急に落ち、同時に彪流くんの手の動きが止まった。

(え・・・?)

バスはサービスエリアに入り、停車した。
どうやら休憩らしい。
運転手さんから休憩時間が告げられる。
何人かは席を立ち、また眠ったままの人もいた。
私は呆然とシートに座ったままでいた。
声も出せない息苦しさから解放された安堵の裏で、未だジンジンと熱を持っている下半身。
中途半端でモヤモヤする。
そんな私を彪流くんは外へと誘った。
手を差し出されて、戸惑いながらその手を取る。

「そのままだと気持ち悪いでしょ?」

彪流くんが私に耳打ちした。
バスの外に出てみると、キンと冷えた空気が濡れた下着の冷たさを際立たせた。
私の手を引いてトイレに向かう彪流くんは至って普通に戻っていて。

(・・・もうしてくれないのかな?)

私はそんなことを思ってしまっていた。
トイレの前まで来て、それまでなんとなく繋いだままでいた彪流くんの手を離した。
そして、「行ってくるね」と一度彪流くんを振り返って、女性用の方へと足を踏み出した。
その瞬間だった。

「きゃ・・・!」

いきなり強い力で腕を引かれた。
突然のことに驚いて悲鳴を上げそうになった私の口を、誰かの手のひらが塞いだ。
力に翻弄されながら聞こえたのは、ドアが閉められるガラガラという音と鍵が掛けられる音。
そして目の前に広がったのは車椅子用トイレの室内だった。
後ろから私の口を塞いでいるのは他の誰でもなく彪流くん。
もう片方の腕は私の腰辺りに回して、しっかりと拘束されていた。

「何するの・・・!」

「シー」

首だけ振り返って抗議しようとした私の頬にそのまま手を添えて彪流くんに唇を奪われた。
口をこじ開けられ、舌を絡められる。
途端にさっきまでの余韻が蘇ってきて、ゾクッと快感が駆け抜けた。

「んッ、んん・・・ッ」

キスしながら彪流くんの手は私の体を弄り始めた。
コートの前を開けて、服とブラを一気に捲り上げる。
露わになった胸に彪流くんの冷たい手が触れて、いつもよりも敏感に反応してしまう。
たちまち息が上がってきた。

「イケなくて不満だったんでしょ?さっき」

「・・・っ」

「いい子だね」

満足気に呟いた彪流くんが私に近づく。
スカートを捲り上げた状態で、下着が丸見えの私の下半身。
彪流くんの手がストッキング越しに太腿を撫でた。

「もうこれ、破っちゃってもいいよね?」

私が返事をする前に、彪流くんがストッキングの股の部分に爪を立てて引っ掻いた。
ビリリ・・・と布が裂ける音。
そして、カチャ、とベルトを外した音がしたかと思うと、彪流くんが勢いよく後ろから貫いてきた。

「あうっ・・・あっ・・・んぁっ!」

ぐちゅ、という水音と共に下半身に衝撃が走った。
空けられた穴から下着を横にずらされて、そこにモノを押し当てられ、一気に貫かれた。
ものすごい圧迫感に、一瞬息が出来なくなる。
奥まで挿入すると、彪流くんは大きく息を吐いた。

「は・・・、めちゃくちゃ締まる・・・。ホントに全然使ってないんだ?」

(「使ってない」とか、下品なこと言わないで・・・)

恥ずかしくて下を向くと、後ろから伸びてきた手に顎を掴まれた。
そのままクイッと顎を上げられると、洗面台の前の鏡が目に入った。

「見ろよ?今、何されてんの結衣ちゃん?」

そこには胸を丸出しでスカートを捲られ、着衣のまま彪流くんに後ろから覆い被さられて、犯されてるみたいに激しく突かれている私が映っていた。
頬がカッと熱くなる。
目を逸らそうとしたけど、彪流くんの手の力がそれを許さなかった。

「ちゃんと見てろよ。彼氏以外の男にヤラれる自分の姿」

意地悪な笑いを含んだその言葉と同時に、私の中で彪流くんが暴れ始めた。
初めからまるでクライマックスの如く、激しく突き上げてくる。

「ひあっ、あ、あぁぁんっ」

「こら、大きい声出しちゃダーメ」

「んむッ、んん、ふうっ、んはぁっ」

思わず声をあげてしまった私の口の中に彪流くんが指を突っ込んだ。
人差し指と中指で舌を挟まれ、くぐもった声しか出せなくなる。
でも彪流くんの腰の動きは激しくなる一方で、息をするたびに膝が震えてしまって、私は必死で洗面台を掴み、辛うじて立っていた。

グチュッグチュッ、パンパンッ・・・。

いういやらしい音がトイレの室内に響く。
切れかけの蛍光灯の白い光が、やけに脳裏に刻まれる。
私は自由のきかない舌で、無我夢中で口の中の彪流くんの指を舐めた。

「結衣ちゃんの舌、やらし・・・」

鏡の中で彪流くんが愉しそうに笑った。
そして私の舌をさらに指で弄ぶ。

「ふっ・・・ぅ、んはぅ・・・」

口の端から唾が零れる。

「エロ・・・」と彪流くんがまた含み笑いした。

「あー・・・、ホントいいわ、結衣ちゃんの中」

しみじみという感じで呟きながら、彪流くんがぐるんと腰を回す。
粘膜が彪流くんのモノでかき回され、私も意識が飛びそうなくらい気持ち良かった。
溢れた愛液が太腿を伝っていく。

「もっと堪能したいけど・・・」

そう言って腕時計に目をやった彪流くんが私の腰を掴んだ。

「そろそろお時間ですねー・・・」

残念そうに呟いた彪流くんが、また激しく動き出す。
硬くて太い彪流くんのモノは全く衰え知らずで私を攻め立てる。

「ん、は、やっ・・・ん、あ・・・っ」

ズンズンと最奥を攻めてくる彪流くんの先端。
良いところに当たるたびに、アソコが締まるのを感じる。
彪流くんの息も上がってきて、背中にハァハァと熱い吐息を感じた。

鏡を、もう一度見てみた。
自分とは思えないくらいにいやらしい表情。
口を塞がれて・・・顔が真っ赤になって、目はトロンとしてる。
彼氏じゃない男の人に後ろから挿れられて感じてる、はしたない表情・・・。

「ん・・・、もっ、と」

彪流くんに犯されてるような感覚がたまらなくなって、無意識にそんなことを口走っていた。
一瞬動きを止めた彪流くんが、確認を取るように私の耳に顔を寄せる。

「もっと?どうして欲しいの・・・?」
「っ・・・、もっ、と奥・・・」

「奥?ココ?」
「あんっ・・・!ソコ・・・っ、いっぱい、突いてッ・・・ああうっ!」

「おっけ」

グイッと奥まで腰を進めると、彪流くんはソコばかりを狙って突き動かしてきた。
快感が一気に上昇して、たちまち達してしまいそうになる。

「あ、ああっ・・・!あ・・・すごいっ・・・!」

一番奥をゴツゴツ叩かれるような感じ。
突かれる度に背筋がゾクゾクして身体が震えた。
気を失わないように保つのがやっと・・・。

「はっ、ん、あっ」
「結衣ちゃんの好きな奥、突いてるよ。気持ち良い?」

「んっ・・・き、きもち、い・・・ッ」
「淫乱ちゃんだな~。こんなとこ蒼太が見たらどう思うかなぁ?」

「や・・・っ、ん、はぁぁっ」

罪悪感を煽るそんな言葉にすら感じてしまう。
むしろ快感を何倍にも増幅させていく。
自分の中にこんな一面が潜んでいたなんて、知らなかった・・・。

「あ、あぁっ、ダメ、イッちゃう・・・」

「ん・・・結衣ちゃん、誰のでイクの・・・?」

鏡の中の彪流くんと目が合った。
意地悪な微笑み。

「・・・っ、・・・彪流くん、の、で」
「俺に何されてるの?」

「彪流くん・・・に、犯されて」
「俺に犯されてイクの?」

「はい・・・犯されてるのにイ・・・ク・・・あっ!ああんっ!!」

私にそう言わせると、満足そうに口角を上げた彪流くんが、最後のスパートをかけた。
私の腰に手を回して、もう片方の手で胸をめちゃくちゃに揉んで。
私は与えられる衝撃に、ただ悲鳴みたいな喘ぎを出すしかできなかった。

「あっ、やぁ、イクっ・・・、あぁっ、イッちゃうっ・・・ああぁぁっんっ!」

たぶん、バスの中で焦らされた分の快感も一緒に来たのだと思う。

「あああああーっ!いやああああぁっ!!」

今まで経験したことのないほどに私は思いきりイッた。
そしてお尻から太腿へ、破かれたストッキングの上を熱い液体が流れていくのを感じて、彪流くんも達したことを知った。