彼女は顔を歪めながら立ち上がって上着を脱ぎ、スカートを下ろした。
皆は、「おー!」と盛り上がった。

まだレギンスにTシャツ姿、特に喜ぶ格好でもなかったが、これから同期一の美女が、真面目で自分達のことを全く相手にしてくれなかったあの白石さんが、死ぬほど恥ずかしい全裸ショーをする、その夢のような現実に興奮したのだ。
PCMAX

しかし愚かにも佐藤が、「笑顔で、こっちを向いて脱げよ」と残酷なことを言いだした。
これを聞いて、彼女はスカートを脱いだところで完全に動きが止まってしまった。
ただし私は、こういう時の対応方法は理解しているつもりだ。
すぐに、お決まりの台詞を言った。

「あと1分以内に脱がないと白石さんの負けね!弁護士に電話するから」

これを聞くと、彼女はすぐにTシャツを脱ぎ去り、背中に手を回した。
その目的が分かり、皆からまた、「おー!」と歓声が上がった。
線の細い肩が震えているようだった。
背中に回された白石さんの手が目的を達するのに時間は掛かからなかった。
ブラジャーを止めていたホックが、彼女自身の手で外されてしまった。
彼女は落ちてきたブラジャーを体から一気に引き剥がし、即座に腕を胸の前で交差させ、男どものスケベな視線から乳房を守った。

ここでまた動きが止まってしまった。
交差した腕を胸に押し付けて、今にもしゃがみ込みそうになるのを必死に耐えているようだった。
すかさず私は、「1分経ったぞ!残念だったね、ここまで頑張ったのに!」と煽った。
それを聞いて白石さんは、「今、脱ぐから待って・・・」と弱々しく言った。
ここでまた、あの佐藤が残酷なことを言い出した。

「時間が過ぎた罰だ!両腕を頭の後ろで組んでおっぱいを揺らしてみろ!」

完全な暴走だった。
白石さんは、一瞬、呆気に取られた様だったが、すぐに歯を食いしばって今まで堅く守ってくれていた両腕を頭の後ろに回した。
とうとう待ち焦がれた時がやってきた。
あの白石さんが、複数の男達の前で乳房を丸出しにした瞬間だった。

恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、歯を食いしばりながら両手を頭の後ろで組み、どうぞ見てく下さいと言わんばかりに自ら胸を晒した。
痛々しい光景ではあったが素晴らしかった。
釣り鐘型っていうのか、乳首の色は若干赤みを増したピンク、乳輪は直径3センチで小さめだった。

そして彼女は、顔を苦渋に歪ませながら体を上下左右に揺すった。
悲しい悲しいダンスだった。
皆、騒ぐかと思ったが、憧れていた同期の女性がしている信じられない光景に誰もが無言で、見入っている様子だった。

おっぱいダンスをしばらくした後、諦めたのか自棄になったのか、誰が命令したわけではなかったが、白石さんは歯を食いしばると、レギンスと同時にパンツまで一緒に下ろした。
一瞬、間が空いてシーンとなったが、すぐに同期の男達から歓声が上がった。
それもそのはず、今まで飲み会さえも一度も参加しなかった超真面目な彼女が、平日の昼間に、同期の男達の前で自ら真っ裸になったのだから、場が大きな盛り上がりを見せるのは当然だった。

その後、彼女は羞恥で震えながらテーブルに上がって仰向けになり、全裸の体を全開に広げて、その場の全員に自分の全てを晒した。
当然のことだが、テーブルの上の、この極上の料理に手をつけることを躊躇う者は誰もいなかった。

リビングでは衝撃的な光景が繰り広げられていた。
無抵抗で両手両足を広げた美女の体を5人の男が取り囲み、好き放題に体の隅々まで弄り回し、唇や舌を這わせまくっていた。
それでも白石さんは涙一つ見せなかった。
敏感な部分を無遠慮に弄られ、強引に擦り上げられ、堪らず声を上げることはあっても、涙は見せなかった。
母は強し!
娘のため夫のために、地獄の宴に必死に耐えていた。

しかし馬鹿男が、彼女の幼い娘をこの場に連れて来い!と言った時だけは狂ったように拒否してきた。
だが、そんな猛烈な拒否反応も、今の男達には面白がられただけであった。
今後、娘をこの場に連れて来ないこと条件に、彼女はかつて同期だった男達の前で、イクまで自慰行為を見せることになってしまった。

信じられない光景だった。
社内でも評判の美人だった白石さんが、冴えない自分達の目の前で、絶対に見せたくない姿を嫌々晒している。

「あっ、あっあんっ」と色っぽい声を出すことを強要され、慣れない手つきで自分の股間を触り、胸を撫で回し、必死にオナニーショーを見せている。

これ程の美女が、命令さえすれば何でもしてくれる。
そんな現実に全員が酔いしれていた。

誰からともなく私に頼んできた。

「頼む、やりたい。そろそろ、やらせてくれ」と。

あの白石さんの途方もない恥ずかしい姿に私も喉がカラカラになり、股間も決壊寸前になっていた。
彼らの気持ちは十分に理解できたので、彼女には可哀想だと思ったが、避妊具を必ず付けることを条件に全員で順番に彼女に挿入することにした。
夢の中で何度も思い描いていた瞬間だった。

彼女をテーブルの端に持ってきて、足を大きく開かせた。
その中心に自分の股間を宛てがい、ゆっくり埋め込んでいった。
特に抵抗はなく、私に僅かの快感を与えながら、どんどん自分のモノが奥へ埋め込まれていった。
私は感動していた。
あの白石さんの中に自分が入っている。
その事実に感動し、夢中で腰を動かした。

腰を動かし、胸を揉みながら、「娘さん必ず元気になるから」と言ってみた。
すると凄い快感が襲ってきた。
彼女が急にギュウギュウと私のモノを締め付けてきたからだ。
すぐに何とも言い難い快感が襲ってきて、僅かな震えとともに私は達してしまった。
本当に素晴らしかった。
その後、他の4人も思う存分、彼女を楽しんだ。

全員が果てた後、彼女にシャワーを浴びることを許したのだが、その後で事件が起こった。
服をきっちり着てシャワーから出てきた彼女に、佐藤(以前、彼女をしつこく誘い、厳しく振られた男)が怒り出した。

「勝手に服を着るのは約束違反だ」とか云々・・・。

私は、おいおいと思ったが、何の義理もない彼に必死に頭を下げる彼女を見ていると、なぜか悪戯心が芽生えてしまった。

私は彼女に、「契約破棄ということでいいよね?」と冗談で言って、携帯電話をチラつかせた。
すると、今まで涙一つ見せずに耐えていた彼女が泣きじゃくりながら、「ここまでさせて酷すぎます、なんとか許してください。命令に背いたわけではないから、今回だけ許して下さい」と必死で懇願してきた。
私は内心で冗談なのに・・と思っていたのだが、他の友人の1人(一番私と仲が良い男)が、今まで全裸だった彼女が再び服を着た姿にそそられるものがあったのか、控えめに、私に許してやればと言ってきた。

私は悪戯心に完全に火が点いてしまって、彼女に「こいつらが帰る時に相談して、全員が許すと言えば、今の命令違反はなかったことにする」と言ってしまった。

それを聞いて少し安堵したのか彼女は喜び、みんなに頭を下げた。
しかし白石さんは同期の男達に、あと数時間の間、言いなりになることを誓わされてしまった。
しかも振られ男の佐藤、この問題児は、「裸に飽きた」と酷いことを言い出して、服を着たままの彼女を好き放題にしだした。
佐藤に、「俺が胸を触ったら、すぐに頭の後ろで腕を組んで胸を突き出せ」と怒鳴られ、言われた通りに従った。
それから少しの間、全員にブラだけ外した胸を自由に揉まれながら、長々とキスをされたりしていたが・・・。

また問題児の佐藤が突然、「水着姿が見たい」と言い出した。
マジかよと思ったが、他の友人も満更ではなさそうだったので、お色直しをすることにした。
つまり彼女の部屋で、ノーブラノーパンのファッションショーが行われることになったのだ。

まずは要望通り、水着を着させた。
スポーツジムで着ているという水着で色気はなかったが、こういうシチュエーションは経験がなかったので、水着姿の白石さんの尻や胸などを撫で回すことに、皆興奮しているようだった。

夏用のワンピースは特に素晴らしかった。
着替えた瞬間、ほーっと皆から溜息が出た。
思った以上に可愛く、私も少しの間、見惚れてしまった。

ノースリーブのワンピースだったから、頭の上で両手を組ませて腋の下を晒させると、なぜだか皆の息遣いが荒くなった。
私も興奮して、ワンピースの上から胸を鷲掴みにして揉みまくりながら散々キスをした。
正直、たまらなかった。

その後も、以前会社で着ていたブラウスやスーツなどでも様々なポーズを取るように命令が飛び交った。
ファッションモデルがするような緩いポーズから、スカートを自ら捲らせて足を上げさせたりと、裸の上に目的の服だけを着ている状態で色々なポーズをさせた。
胸元から生胸を覗いたり、乳首を透けさせたり、あるいはスカートの中から恥毛を丸見えにさせたり、触りたくなったら好きに触ったりを繰り返した。

彼女のあられもない姿は、今まで裸を散々見てきたのに、なぜか皆を興奮させた。
約束では写真撮影は行わないことになっていたのだが、さっきの命令違反(実際は服を着ただけ)につけ込んで半ば強引に泣く泣く承諾させた。
お決まりの裸にエプロンだけ着けた姿で体中を弄り回されている姿などが容赦なく記録され、カメラ目線まで要求され、さすがの彼女も涙を流してしまった。

それでも問題の佐藤は、鬼のように厳しく泣くことを絶対禁止にして、エプロンを捲って口に咥えさせるなど様々な要求を行った。
私は、男達の要求に悲しい笑顔で応えている彼女を見ていると、胸が苦しく悲しい気分になってきた。

そんな時に佐藤が、「可愛い笑顔でやらないと契約破棄だよ~」などと、全くその立場ではないのに言ってるのを耳にしてしまった。
エプロンを脱ぎ、再びオールヌードにさせられた彼女が、最愛の娘のために、最高の笑顔で、佐藤に笑いかけながら尻を自分の手で広げて、尻の穴の奥まで晒らしている写真を撮らせている姿を見た時、私の中で何かがぷつっと切れてしまった。

結局その日、白石さんは私との勝負に敗北してしまった。
先の命令違反に対して皆と相談した結果、白石さんを許すことに佐藤が反対したからだ。
勝負に敗れた白石さんは、なんとか許してもらえないか懇願した。
私は翌日、もう一度同じ条件で勝負をすることを提案し、白石さんもそれを受けた。

実は・・・、私はあの後(ぷつっと切れた後)、佐藤と言い争いになり、殴り合いの喧嘩にまで発展してしまった。
そして私は、見事に佐藤に敗れた。
佐藤が柔道の有段者であったからではない、私が弱いわけでもない、バッドで殴られた後遺症というハンデがあったからだ。
私は彼に押さえ込まれながら、白石さんが翌日も彼の言いなりになることを認めてしまった。

《12月8日(火)》
日が変わっても彼女の旦那は戻って来なかった。
その日、白石さんから電話があった。
佐藤に呼び出されていると。
私は彼女に確認された時、彼の言う通りだと言ってしまった。
まだ勝負の最中、佐藤に少しでも逆らえば今日も白石さんの負け、契約不履行で旦那は殺人未遂犯だよと、言ってしまった。

その日の顛末は後で知ったのだが、酷い話だった。

「本当に彼の命令に従わなければならないのですか?」と電話で何度も何度も確認してきた白石さんの不安そうな声が今も耳に残っている。

その日は、佐藤が集めた同期の中でもチャラチャラした奴らと居酒屋で飲み会だった。
私はこの飲み会には参加しなかったので詳細は知らない。
この飲み会が、今まで同期の飲み会に参加したことがなかった彼女のデビューとなった。
同期の飲み会といっても集まったのは彼女目当ての男ばかり。
彼女が参加すると聞いて、デートをすっぽかして参加したチャラ系の男もいたとのことだ。

初めて参加した同期の飲み会。
ほとんど話したこともない男ばかり。
そんな中で彼女は可哀想に脱がされてしまったそうだ。
その飲み会に参加した1人から、突然メールが来た。
あまり親しくない同期なのだが、嬉しそうにメールしてきた。
どうやら彼女のことは、全て私の手柄になっているようだ。
同期の皆で白石さんを抱いたそうだ。
誰が一番手だったなどかも詳しく書いてあった。
メールは、『一生の思い出になる』という文章で〆られていた。

私はこのメールを読み、ある決心をした。
レポート用紙を取り出し、今回の経緯の全てをまとめた。
そして名刺を取り出し、刑事さんに電話をした。
私は、昨日撮った彼女の写真や、今のメールなどを証拠に、自らを脅迫とレイプなどの主犯として名乗り出た。
課長や健太にも責任を取ってもらうつもりだ。
会社にも責任を取らせるつもりだ。
何人が連座するか分からないが、慰謝料や賠償金が白石さんの娘さんの手術費用の足しになれば、それで良い。
今の私には、後悔と自分への憎しみしか残されていない。