先月の休みの日のことです。

本当はその日、彼氏と遊びに行くはずだったんだけど、前の晩につまらないことで口論になって、結局大げんか。
泊まっていくはずだった彼氏は怒って帰ってしまったのです。
それで次の日、しょうがなく部屋で一人でごろごろしてたんですけど、退屈でしょうがなかったので(ちょっとした興味もあったし)ぐぐって捜した2ショットチャットに入ったんです。
どこのチャットだったかはもう忘れちゃいましたけど、背景が黒だったのは覚えています。
地域別に別れていたので、私の住んでる地域を選択して部屋を作って待っていました。
「退屈なのでお話ししませんか」って感じだったかな。
作ってすぐに何人かの男の人が入ってきたけど、みんなすぐに電話とか会おうとかって話ばっかりだった。
(いきなり下着の色を聞いてきた人もいました。あと、やりたいの?とか濡れてるの?とか・・・)

それはさすがにちょっと嫌だったので、そういうのが目的じゃないことをいって謝ったりしてたんですがいきなり落ちていく人や逆ギレする人、それでもしつこくソッチ方面の話する人ばっかりだったのです。
(あ~、なんかやだなぁ、でもこんなもんなのかなぁ)って思って部屋を閉じかけた時でした。
名前は確か、「かず」って名前だったと思います。
一人の男の人が入ってきました。

「こんにちは。彼氏とケンカでもしたの?」

いきなりずばりを言い当てられてびっくりしました。

「こんにちは。どうして分かったの?」
「何となくそんな気がしたんだ。よかったらちょっと話しませんか?」

もう部屋を閉じようと思ってた筈なんだけど、その人の口調がソフトだったので「いいですよ」と、つい返事してしまったのです。

「ゆんはいくつなの?」
「24才です。かずさんは?」
「僕は35だよ。君からすればおじさんかもね」
「そんなことないですよ」

とまぁ、最初はこんな感じの他愛のない話から始まって、彼氏とのことや、どんな感じの仕事してるのかとか、そういう話題が30分くらい続きました。

「ゆんはよくここに来るの?」
「いえ、今日はじめて。かずさんは?」
「僕はちょくちょく来てるよ。ここはいろんな女の子が来るから」
「やっぱり出会ったりとか?」
「そうだね、相手が気に入ってくれればだけど」
「えっ、じゃあ私みたいなのはかずさんからしたらつまらないんじゃ・・・」

ちょっと好感を持っただけになんだか申し訳ない気分になってついそんなことを聞いてしまったのです。

「いやぁ、そうでもないよ。出会いだけに拘ってるってこともないし。普通の世間話でも充分楽しいし、ソッチ方面ならチャットで気持ちよくさせてあげたりすることもあるし」
「え、チャットでですか?」
「そうだよ。テレフォンセックスって知ってるかな?アレのチャット版だよ」
「そうなんだ・・・」

今にして思えば、前の日に彼氏とケンカしちゃったことでどこか満たされない気持ちがわたしの中にあったのかも知れません。
次にかずさんが口にした言葉にわたしは迷いつつも同意をしてしまったのです。

「もしよかったら、ゆんも体験してみる?無理強いする気はないし、いやだったらはっきりいやって言ってくれていいんだよ」
「え・・・」

心臓が急にドキドキしてきました。
どうしよう・・・そんなのできるわけない・・・。
そんな頭の中の声とは裏腹にわたしの指は全然違う言葉をタイプしていました。

「・・・・・・本当にチャットだけでいいんなら」
「いやだと思ったらすぐに言ってくれていいからね。本当だよ」

かずさんの念を押すような言葉にわたしは吸い込まれるように「はい・・・お願いします」とタイプしていました。
心臓はもう、すごい勢いでドキドキしていて、胸が重くさえ感じられます。

「どうすればいいんですか?」
「僕が打ち込む言葉通りに君が実行するんだよ。僕が君のすぐそばにいるって想像しながらね。怖くないから。リラックスして」

その言葉が何故か、魔法のようにわたしの心に刻み込まれてしまったのです。
かずさんはまず、わたしの身長や見た感じの外見、今の服装を聞いてきました。
その時わたしは彼氏から電話があればいつでも出かけられるようにと思って、黒のニットのカットソーに、下はハーフ丈のワークパンツという服装でした。

「いいね、とても素敵だよ。黒が好きなの?」
「そうですね・・・多いかも」
「じゃあ、想像してね。僕は今君のすぐ後ろにいる。背中から、そっと君のことを抱きしめてるよ。脇から、手を前にまわしてね」
「はい」

かずさんの言葉にわたしは想像をふくらませました。
なんだか本当に背後から抱きしめられてるようで耳のあたりが熱くなってゾクゾクしてきます。

「耳たぶが赤いね、恥ずかしいのかい?」

またもそのものズバリを言い当てられてわたしはどぎまぎしました。

「あ・・・はい。なんか緊張しちゃって」
「恥ずかしがり屋さんなんだね、可愛いよ。大丈夫だから、安心して」

画面に浮かぶかずさんの言葉がまるで本当に耳元でささやかれてるように感じられます。
背中から子宮にぞわぞわーって抜けるような感覚が走りました。

「君のおなかの前で組み合わせてた手がゆっくりとなぞるように胸の方に上がっていくよ」
「(今言ったことをほんとに君の手でしてごらん)」

かずさんの言うとおりにおなかから指先でなぞるように胸の方へ動かしました。
くすぐったいような違うような変な感触に思わずため息が漏れました。

「(ちなみに、胸のサイズはどれくらいかな?)」
「82の、Cです。あんまりおっきくないでしょう?」
「そんなことないよ。おっきければいいってもんじゃないからね。ゆんくらいのサイズが僕は好きだな」
「そうですか?」

お世辞と分かっていてもどこか嬉しくて心が弾むのが自分でも分かりました。

「僕の手のひらはゆんの胸をそっと包み込むようにしているよ。指先がゆんの先っぽに触れているのがわかる?」
「はい」

片手はキーボードでしたがもう一方の手はかずさんの言うとおりに胸を包むようにしています。
心臓の鼓動が激しくなっているのが伝わってきました。

「指先がゆんの先っぽをそーっと転がすようになぞるよ・・・ゆっくり、そーっと」

かずさんの言葉通り指先を触れるか触れないかくらいで動かします。

「んっ・・・・」

さっきのぞわっとした感覚がさらに強くなってわたしの身体を抜けていきました。

「指先で押し込んだり、はじくようにもしてごらん」

身体が少しびくっと震えました。

「ぁっ・・・・」

ほんの少しですがあの時のような声が口から漏れてしまいます。

「感じるかい?」
「はい。ゾクゾクしてます」
「感じやすいんだね。(ささやきながら耳たぶを噛むよ、軽く)僕の指先はもう一度おなかの方に戻ったよ」

わたしは息をのんで次の言葉を待ちました。

「こんどはゆんのカットソーをゆーっくりとめくりあげていってるよ。少しづつ。ゆんのブラが見えるくらいまでめくるよ。(ブラはしてるよね?)」
「え、あの、はい・・・」

わたしはとまどいつつも、かずさんの言葉に逆らうことが出来ませんでした。

かずさんの言葉にしたがって、カットソーをゆっくりとめくっていきました。
おへそのあたりからエアコンのひんやりとした空気が伝わってきて、余計にゾクゾク感が強まっていきます。

「(どんなブラをつけてるの?)」
「白で、花柄の刺しゅうが全体に入ってて、レースが谷間のとこにちょこっと付いてるやつです」
「どれどれ・・・」

ちょうどめくりあげてブラが顔を出したあたりでそんな風に言われたので、見えるはずはないのに本当に間近で見られてるような錯覚に陥ります。

「はぁぁ・・・・」

自然と私は大きく息を吐いていました。

「ほんとだ。清楚だけどちょっとゴージャスな感じだね、いいじゃない、可愛いよ」
「あんまり、見ないでください・・・恥ずかしいです」

私はその時、本気でそうタイプしていました。

おなかの下の方がきゅっ、と重くなり、次にじわーっと熱くなってきました。
身体が少し火照ってるような感覚に顔が赤くなります。

「恥ずかしがることないよ、とてもキレイだ」
「そんな・・・・。そんなこと言われたら」

顔が赤くなります、と続けてタイプしたかったのですが、間違えてそこで送信してしまいました。

「ほんとに恥ずかしがり屋さんだね、顔、赤くなってるよ」

すぐさま画面に浮かび上がったかずさんの言葉にドキッとさせられます。

「えっ」

思わず声に出していました。

「何でもお見通しなんですね。ほんとにすぐそばにいるみたい」
「そうだよ、君のすぐそばにいるんだ。これは想像力のゲームなんだから」

想像力のゲーム。
かずさんのその言葉が魔法のように私の身体を縛り付けます。

「ブラ、とっちゃうよ(首筋にキスした唇をゆっくりと滑らせながら、僕はそっと君のブラのホックを外した)」

何故か湧き起こるこそばゆい感覚に肩をすくめながら私は自分のブラのホックを外していました。

「(そして、僕は脇の下から差し込んだ指先でブラをずらし上げて、君の胸をむき出しにした)」

かずさんの手と同化した私の手がゆるんだブラを上にずらしていました。
男の人にわかってもらえるがどうか分からないけど、ブラを取ったときの変な開放感とひんやりとした空気にさらされた感覚に私は思わず身震いしていました。

「綺麗なおっぱいだね。形がすごく良い」
「そんなことないですよ・・・・」

うそ。お世辞に間違いない。
そう思いながらも何か心が満たされていく高揚感に指が震えました。

「そんなことあるよ(いいながら僕は君の胸を手でそっと包んだ)ほら、見てごらん」

私は胸に視線を落としました。
たくし上げられたカットソーとブラ、普段より一回り腫れあがって見える乳首はつんと尖っていて、とても自分の姿とは思えないほどいやらしく見えます。

「やだ・・・、すごい格好してる、私。恥ずかしい・・・」

言いながら私は自分の呼吸が少し荒くなっていることに気づきました。

「そう言いながら息が荒くなっているね。いやらしい自分の姿に感じちゃってるんじゃない、ゆん?」

またしても見透かすような彼のレス。

「そんなこと、ないですよ・・・」
「そうかな?さっきから足をもじもじさせているじゃない。わかるんだよ」

彼のレスではじめて、無意識のうちにそうしていたことに気づきました。
むずがゆいような、そんな奇妙な感覚がさっきから私の身体を支配しようとしていたのです。

「えっ・・・あの」
「それに、君のおっぱいの先っぽ、すごく尖ってる。ほら(僕の人差し指と親指が君の乳首をつまんで、転がすように弄ぶよ)」
「あ、ぁんっ・・・・」

知らず知らずのうちに甘いうめきを私は漏らしていました。
彼の言うように固く尖った自分の乳首をつまんだだけで、そこを中心に電撃のような快感が私の身体を駆け抜けたのです。
それは、さっきまでのカットソーの上からのさわり心地とはまるで違う種類のものだったのです。

「(さっきもやったけど、指ではじいたり押し込むようにもしてごらん)」
「あん・・・っ」

次の瞬間私は軽くのけぞっていました。

内股の奥の方で、じわーっと熱い何かがしみ出てきているのが分かります。

「声出ちゃったね。気持ちよかったんだ?」
「はい」

もう私は驚きませんでした。
かずさんは間違いなく私のそばにいて、私を見ているのです。

「さっきよりも息が荒くなってるし、腰がくねくねしてるよ。すごく感じちゃってるんだ、ゆんはえっちだね。でも、すごく可愛いよ」

聞こえるはずのないささやきが耳元に忍び込み、私は快感に身をよじっていました。

「だから、もっと可愛い姿を見せて(ワークパンツをゆっくりと脱がせていくよ)」

私はいすの上で少し腰をずらすと前のボタンをゆっくりと外していきました。
ブラと対になったデザインの白いショーツが少しずつ見えてきます。

「(ショーツはブラと同じ感じなのかな?)」
「はい」

腰を浮かすと私は一気にひざの上までパンツを下げました。

私は今、とんでもないことをしている。
心の奥底の方に少しだけ残っていた理性のようなものがそう告げています。
けれど、なんて言うんだろ、いけないことをしているという罪悪感みたいなものが逆に私の心に火をつけたような気がしました。
そのまま完全にワークパンツを下ろして足を抜き取ってしまったのです。

「脚を広げて見せてごらん。ゆんの可愛いショーツをよく見たいから」

私は少しだけ閉じていた脚を広げました。
15センチくらいの幅だったと思います。

「これくらい、ですか?」
「もう少し、いや、広げられる限り広げてごらん」

大きく息を吸い込んだ私は思いきって脚を広げました。
恥ずかしさに息をのんで、かずさんのレスを待っていました。

「良くできたね。すごくえっちだよ、ゆん。腰を前に突きだしてごらん」

私は腰を前に突き出すようにずらしていすに座り直しました。

頭の中がなんていうか、ぼわーっとしてきます。
心臓のドキドキする音だけが聞こえてるような感じなのです。

「恥ずかしい?ゆん」
「はい」
「でも、すごくドキドキするでしょう?」
「はい。すごいです」

ほんとはもっとちゃんとレスしたかったのですが、そんな単純なレスしか返せなくなっていました。

「そうだろうね。見れば分かるよ。すごくえっちな表情になってる。恥ずかしい姿を見られて感じてるんだね」
「そんなこと言わないで。すごく恥ずかしい」
「だって、ほら。ゆんのショーツにだんだんしみが出来てきてるよ」
「えっ、うそ」

否定しながらわたしはショーツを確認していました。
すごく濡れてきてるのはさっきから分かっていましたが、そこまでとは思ってなかったのです。

かずさんの言ったことは本当でした。
ちょうどあの部分をなぞるように、じわっと湿り気を帯びているのがはっきりと分かります。

「やだ・・・ほんとに、そうなってます」
「そうだよ。ちゃんと見てるんだからね」

彼のその言葉におなかの下の方が熱く、締め付けられるような感覚が襲いました。
ショーツのしみが少しだけ増えたような気がします。
そうなんだ、本当に見られているんだ・・・。
もはやわたしは完全にかずさんの虜となっていました。

「もっと見て欲しい?」
「えっ」

相変わらず、わたしの本心を見透かすようなレス。

「はい・・・・見て欲しいです」
「何を見て欲しいのかな。ちゃんと言ってごらん、ゆん」

わかっているくせに・・・焦らすような彼のレスはわたしの頭の中の何かをショートさせてしまったのかも知れません。
わたしはその時、自分でも信じられないようなレスを返していました。

「わたしの・・・恥ずかしい姿を、かずさんに、いっぱい見て欲しい・・・」
「よく言えたね。可愛いよ、ゆん。じゃあ、ショーツ脱いじゃおうか。せっかくの可愛いショーツをこれ以上汚しちゃなんだし。そろそろ気持ち悪くなってきたでしょ?」

確かに彼の言うとおりでした。
自分でレスしたのに、あの言葉を打ち込んだ瞬間それまでと比較にならないくらいあの部分が溢れだしたのが自分でも分かったのです。

「はい。ちょっと待ってください」
「焦らなくてもいいよ」

焦っていたわけではないのですが、なぜか自分の動作がひどくのろのろとしたものに感じられました。
ふわふわとした感覚が支配していて、身体に力が入りません。
ショーツを下ろすと、とたんにひんやりとした空気が湿り気を帯びた部分を襲います。
けれど、不思議な高揚感と開放感にわたしはなんのためらいもせずショーツを脚から抜き取っていました。
素肌がいすに触れる感触にやや気持ち悪さを感じつつ、わたしはそれまでと同じ姿勢で座りました。

「脱ぎました」
「脚を上に上げてひざの裏を手で持ち上げるようにできるかな」
「はい」

わたしは彼の言葉を実行しました。
ちょうど小さな子供がおしっこをさせられているような格好です。

「できる限りで良いんだけど、もう少し脚を広げることできるかな?」

上手い具合にいすの座る部分が広かったので、その上に完全に座ることが出来ました。
その状態から、脚がずり落ちないようにゆっくりとわたしは脚を広げていきました。
あとから知ったのですが、そういう状態をM字開脚というのだそうですね。
けれど、その時のわたしにそんなことを考えている余裕はありません。
見ず知らずの彼氏でもない男性に言われるままに、自分の恥ずかしい姿を見て欲しがっている。
そういうみだらな感情の虜になっているという自覚が余計にわたしを興奮させていたように思います。

「これでいいですか」
「いいよ。すごくえっちな格好だよ、可愛いよ、ゆん」
「はずかしい」

言いながらもわたしはその格好をやめようとはしませんでした。
もっと見て欲しい。
そう思うたびに今むき出しにしている部分からどんどん熱いものが溢れてくるのが分かります。

「そのまま、自分の指で広げて見せて」
「はい、いっぱい見てください」

自分の指が勝手にタイプしていくのを止めることはもう出来そうにありませんでした。
おしりの方から手を差し入れて、湿り気を帯びたその部分に指先を触れます。
ねっとりとした感触。
粘りけのある液体をかきわますような音がかすかに聞こえました。

「きれいな色だよ・・・。ゆんのオマンコ。きれいなピンク色でいやらしく光ってる。ゆんのえっちなお汁で溢れかえってるよ。自分でも見てごらん」
「はい・・・」

今までこんな状況での自分のその部分を見たことなどありません。
多分わたしだけでなくほとんどの女性がそうではないでしょうか?

「やだ・・・すごい・・・」

元々薄めだったアンダーヘアーは湿り気を帯びて肌に張り付くようになっています。
自分の指で広げられたあそこは、内側から盛り上がるような感じで中のピンク色をした部分が見えているのです。

「あぁ・・・」

はじめて見る自分のみだらなあの部分に、わたしはため息とも付かぬ声を漏らしていました。

たっぷりと湿り気を帯びたその部分はなまめかしさに充ち満ちていました。
鮮やかなピンク色のビラビラがいやらしく光っています。
その中央に白っぽいピンク色をした小さな肉片がぴょこんと出ているのが見えます。
(これがクリなのかな・・・。こんなになっちゃうんだ)
見られてるだけでこんななのに。
触ったらどうなるの・・・。
もう我慢出来ない・・・。

「そろそろ、我慢出来なくなっちゃったかな」

少し間をおいてかずさんのレス。

「はい」

わたしはキーボードが汚れるのもかまわず無我夢中でレスしていました。

「なにが我慢出来ないの」
「いじわるいわないで」
「いじわるじゃないよ。どうして欲しいのかちゃんと言わないとわからないよ」

淡々としたレスが余計にわたしを高ぶらせていました。
自分が何を言おうとしてるのかなどと冷静に考えることすら出来ません。
浅ましさに満ちたレスをわたしはためらいもせずに吐き出していました。

「オマンコ、触ってください。ゆんのオマンコを気持ちよくして欲しいの、お願い」

わたしがそのレスを返してからどれくらいの時間が経ったでしょう。

実際にはそれほど長い時間ではなかったと思います。
けれど、その時のわたしにはとても長く感じられたのです。

「えっちな子だね、ゆんは。そんなおねだりをするなんて。でも、可愛いよ」

かずさんがわたしをえっちにしたのよ。
そうレスしたかったのですが、もう出来そうもありませんでした。

「よし。ゆんのオマンコ気持ちよくしてあげる。最初はクリを指先で転がすようにしてごらん。いっぱいいやらしいお汁をつけてね」
「はい」

弾かれるように指が動いていました。
クリに触れた瞬間、身体が飛び跳ねるようにびくんと震えたのを覚えています。

「ああっ、あああぁーっ、あああん!」

それまで出したことのない声がわたしの口から漏れていました。
自分で触ってこれほど大きな声が出たのもはじめてのことでした。
熱い何かが指先にまとわりつきます。
「にゅちゃ」とか「くちゅ」とか、そんないやらしい音が指先を動かすごとにわたしの耳をくすぐります。
レスどころかPCの画面を見ることすら出来ません。
かずさんのことを忘れてわたしは自分一人のみだらな行為に没頭していたのです。

もう何がどうなっていたのか、その時のことは今のわたしには分かりません。

「んぁ、ああん、ああぁぁぁーっ!」

ひときわ大きな声が漏れたと思ったとき、わたしは身体を大きく震わせてイッてしまっていたのです。
もうろうとした意識の中、わたしの荒い息づかいだけが聞こえます。
汗ばんだ身体が少しひんやりと感じはじめた頃、わたしはようやく平静を取り戻していました。

「大丈夫かい?」

けだるい気分のまま、のそのそとわたしはキーボードに手を置きました。

「ごめんなさい・・・・ほったらかしにしてしまって」
「いいよ。それどころじゃなかったんだね、全部見ていたよ」

その言葉にまたおなかの下の方がキュンとなります。

「はずかしい・・・です。すごく気持ちよくって、とまらなかったの」
「そうだろうね。すごく大きな声が出ていたよ」

わたしは小さく息を吐いていました。
頭がくらくらします。

「いっぱい感じれた?」
「はい、とっても。ありがとう」
「可愛いよ、ゆん。僕も君の感じてる姿が見れて嬉しかったよ」
「いえ、わたしこそ、途中からほったらかしにしてしまって、ほんとごめんなさい」

もう一度わたしは謝罪のレスを打ち込んでいました。

「いいんだよ、気にしないで。それくらい感じてくれたのがほんとに嬉しいんだから」
「そんな・・・・」
「ちゃんと服は着たかな?風邪を引かないように気をつけてね」
「はい、ごめんなさい。大丈夫です」

気遣いに溢れた彼のレスにわたしは心底感激していました。
このまま終わっちゃうのはいやだな・・・・。
漠然とそんな考えがわたしの心に浮かんできます。
でも・・・・。

「今日は楽しかったよ。よければまたお話ししましょう」

わたしの迷いを煽るようなレス。

「あ、あの」
「どうしたの」

わたしは部屋の時計を見ました。
午後二時過ぎでした。
チャットをはじめてからまだ一時間半くらいしか経っていませんでした。

わたしは無意識のうちに深呼吸していました。
からからに乾いたのどがごくんとなります。

「あの・・・・。もし迷惑でなければなんですけど。今からお会い出来ませんか?」

自分でも信じられないことをタイプしていました。

「えっ?」

わたしの予想外のレスに彼も驚いているのが分かります。

「僕はかまわないけれど。いいのかい?からかってるんじゃないだろうね」
「本気です」

わたしは携帯に手を伸ばしていました。
結局昨日以来彼氏からの着信はありません。
というより、その時はもう、彼氏のことなどどうでも良くなっている自分がいたのです。

「分かったよ。じゃあ、どこで待ち合わせしようか」

わたしは自分の最寄り駅から20分ほどのターミナル駅を指定しました。
そこの駅ビル内の噴水のそばで待っていると。

「分かった。では着いたらココに電話してくれるかな」

携帯電話の番号が画面に表示されます。
わたしはそれを自分の携帯に入力しました。

「では、またあとでね」
「はい、よろしくお願いします」

わたしはすぐさま簡単にシャワーを浴びると新しい下着を身につけました。
それまでつけていたのと似たような感じですが、レース部分の面積がより増えたものです。
色はごく淡いブルー。
同じ黒だけど襟ぐりが大きめで半袖のカシュクールに少し短めの白いプリーツスカート、お気に入りの銀のネックレスをつけるとメイク直しをしてわたしは家を出ました。
電車が一駅、一駅と目的地に近づくたびに胸がはずむのが分かります。
こんな気持ちで人に会うなんて、はじめてのデートの時以来じゃないでしょうか。
久しぶりに履いたヒールの高いミュールのせいもあって、なんだかいつもと視界が違う気がします。
待ち合わせの場所に着いたのは指定した時間の10分前でした。
あたりには同じような待ち人がたくさんいます。
わたしは肩にかけたトートバッグから携帯を取り出すと教えてもらった番号にかけてみました。
発信音のあと、電話はすぐに繋がりました。

「はい」

はじめて聞く彼の声は、なんて言うんでしょう・・・高すぎず、低すぎず、チャットのイメージそのままのクールさをたたえた、それでいてどこか暖かみを感じる声でした。

「あの、かずさんですか?ゆんです。さっき言っていた場所に着いたので、お電話させてもらいました」

彼の声を聞いたときから明らかにわたしは舞い上がっていました。
しどろもどろになりながら話すわたしに電話の向こうのかずさんが苦笑したような気がします。

「こんにちは。多分、君の後ろから歩いていると思う、そのまま待っていて」

彼の言葉にわたしは慌てて後ろを振り返りました。
携帯電話を畳みながらわたしの方に向かって近づいてくる一人の男性が見えました。
ゆったりとした黒のジャケットに濃い緑のスタンドカラーのシャツ、淡いグレーのチノパンで身を包んでいて、身長は175くらいでしょうか。
中肉で癖のない髪はきちっとセットされています。
穏やかな微笑みを浮かべた彼は、わたしの目の前に立つと会釈をしました。

「こんにちは。失礼ですが、ゆんさん、ですか?」
「あ、はい、そうです、あの、はじめまして」

わたしも慌てて会釈しました。
思わず顔が赤くなります。

「かずです、はじめまして。結構待たせちゃったかな?」
「い、いえ、わたしも今さっき着いたところです。あの、今日は無理を言っちゃってごめんなさい」
「無理だなんてとんでもない。ヒマにしていたところだったし、お会い出来てうれしいですよ」

相変わらず穏やかな笑顔のかずさん。
特別かっこいいというわけではないのだけれど、笑顔がすごく魅力的で、わたしの方を見つめる瞳に吸い込まれそうになります。

「お昼はもうすんだの?」
「いえ、まだ、です」
「じゃあ、この近くに旨い蕎麦屋があるから行ってみない?蕎麦がいやなら他の店でもいいよ」
「あ、いえ、ご一緒します」

近くのデパートの上階にあるそのお店は高級そうな感じで、普段のわたしなら絶対に入らないようなお店でした。

「ここは関西風のだしだからね。おいしいよ」
「そうなんですか」

バカみたいな返事しかできない自分に少しいらだちながらも、わたしは緊張しきって黙りこくっていました。

「チャットじゃ似ている芸能人がいないとか言ってたけど、本上まなみと感じが似ているね」
「えっ、そ、そんなことないですよ」

天ぷら蕎麦を豪快にすするかずさんの一言にわたしは口にしていたおそばを慌てて飲み込みました。
そんなわたしにかずさんは、湯飲みにお茶を注ぎながらあの穏やかな微笑みを浮かべました。

「どうして僕と会おうと思ったの?」
「わたしにも、よく分からないんです。でも多分・・・」

そこから先が上手く言えません。
言っちゃうと、身体の力が抜けていきそうな予感がするのです。
おなかの下の方がぎゅっとなるのが分かります。
わたしの不審な態度にかずさんは何も言わずおかしそうに笑うだけでした。

「・・・ごちそうさまでした」
「いや、付き合わせて悪かったね」

自分の分は払うつもりだったのですが、かずさんに止められて、結局おごってもらう形になりました。

「それじゃ、行こうか」
「・・・・はい」

すたすたと歩いていくかずさんにわたしは黙って着いていきました。
駅前ビルのパーキングに停めてあったかずさんの車に同乗して(レガシィだったかな)向かった先は海沿いにある有名な高級ホテルでした。
すでに部屋は取っていたのでしょう。
フロントでキーを受け取るとわたしとかずさんはエレベーターで最上階へ向かいました。

「さぁ、入って」

かずさんに招かれて入ったお部屋は、とても広くて、これがスウィートって言うんでしょうか?中の調度品も高そうな物ばかりです。
こんな部屋に入ったことのないわたしはひとりで目を丸くしていました。

「すごいお部屋ですね・・・」

わたしはもう、それだけを言うので精一杯でした。

「気に入ってもらえたかな」

ジャケットを洋服掛けにかけたかずさんはゆったりとした足取りでわたしに近づくと背後からわたしの肩に手をかけました。

「バッグはそこに置くといいよ。まぁ、ゆっくりしていって」
「は、はい」

かずさんの手が肩に触れた瞬間、身体に電撃のようなものが走ったのをはっきりと覚えています。
わたしのあの部分がじわっと湿り気を帯びていくのが分かりました。
わたしは必死に平静を装ってバッグをソファの上に置きました。
自分の身体の変化を悟られたくなくて、ごまかすようにわたしは窓辺に近づきました。

「ステキな景色ですね・・・」

声が引っかかって最後のほうがかすれたようになります。

「海がよく見えるでしょう?だからここのホテルにしたんだ」

いつの間にか背後にいたかずさんがごく自然にわたしの腰を抱いてわたしのそばに寄り添っていました。
もう、ダメでした。
全身の力が抜けて膝が笑いそうになります。
ぐったりとなってかずさんにもたれかかるようになったわたしをそっと肩で支えて、かずさんはあの柔らかな微笑みをわたしに向けました。

「どうしたの?」

わたしは何も言えず、無言でかずさんに見とれていました。

「可愛いよ。ゆん」

かずさんはそういうとわたしの頬を撫でるようにして、そっとわたしにキスしました。

触れるか触れないかくらいの優しいキス。
それだけでわたしは息が止まりそうになりました。
無我夢中で彼の身体にしがみつくと、今度は深々とキス。
差し込まれた彼の舌先がソフトにわたしの舌を突いたかと思うと、歯の裏側や上あごなどをくすぐるように滑っていくのに、わたしは全身がとろけるような錯覚を覚えました。

「ん・・っ・・・んん」

自然と声が漏れていきます。
わたしがおずおずと舌を差し出すと、絡まった彼の舌先があくまでソフトにわたしの舌をなぞっていきます。
そして、いきなり強い力で吸い上げられました。
瞬間、頭の中が真っ白になります。
気づいたときわたしは背後から抱きしめられていました。
チャットの時のように、おなかのあたりから、すーっとなぞるような彼の指先。
それと合わせるように首筋を生暖かい何かがゆっくりと這っていきます。

「はぁ・・・・んっ」

身をよじるわたしに構わずに胸のふもとまでたどり着いた彼の指先が、ぞわぞわ・・・・という感触と共にわたしの敏感なポイントまで一気にたどり着きました。

軽くつままれたかと思うと、じわっとかけられた力が、強くなったり弱くなったり・・・・。
同時に耳たぶを甘噛みされ、舌先が耳全体を嬲っていきます。

「ふぁあっ・・・・んぁ」

我慢していた声がどうしても漏れていきます。

「可愛いよ、ゆん。もっと可愛い声を聞かせて」

彼の甘いささやきが耳から飛び込んできます。
再び、彼の手がおなかの方へ戻っていました。
彼の指先がそっとカシュクール風ブラウスの裾をめくりあげていきます。
少しひんやりとした空気がわたしの火照った身体にとても心地良い感覚を与えてくれます。
胸のすぐ上で引っかけたようにめくりあげられて、ブラがむき出しにされました。

「服装もそうだけど・・・。ブラもチャットの時とは違うんだね。清楚な感じは変わらないけど・・・とてもえっちだよ」

少しトーンの低くなった彼のささやきに全身が熱くなります。

「はずかし・・・・い。でも、かずさんに見て欲しかったから・・・」

自分のものとは思えないほど淫靡な声が出ていました。

「そんな風に言われるととても嬉しいよ、ゆん」

ささやきながらついばむような軽いキス。
同時に、滑らかな手つきでブラのホックが外されていました。
あの奇妙な開放感と共にブラがすっとめくりあげられ、外気がわたしの胸をそっと包みました。

「思った通り、きれいなおっぱいだよ、ゆん。とてもキレイだよ」
「あぁん・・・、そんな・・・」

手を触れずに、じっと見つめる彼の視線を感じてわたしは胸を震わせました。

「あまり見ないで。すごく、恥ずかしい・・・・」
「乳首の色も、淡いピンクだし・・・・とてもステキなおっぱいだよ」

言いながらかずさんの温かい手がわたしの両胸を下から持ち上げるように掴んでいました。

「それに・・・ココが感じさせてって言ってる。すごくえっちなおっぱいだ」

すでに固く尖っていたわたしの敏感な先っぽをつまみ上げると、服の上からの時の愛撫にくわえて、指先でかき回すようにしたり押し込んだり・・・。
チャットと同様の責めがわたしの身体をさいなみました。

「んぁっ・・・・っくん・・・あああっ」

びく、びくん、と身体が震えのけぞるのを止めることが出来ません。

息も絶え絶えになったわたしはこれ以上立っていられそうにありませんでした。
そのことを敏感に察した彼は、「辛くなってきたみたいだね。ベッドに行こうか」彼の耳打ちにわたしは無言でうなずきました。
次の瞬間、わたしはひょいと彼に抱え上げられたのです。

「えっ・・・」

俗に言う、お姫様抱っこをされたわたしは慌てて彼の首根っこにしがみつきました。
わたしはそう重い方ではないと思いますが、それでも普通の女の子くらいの体重は間違いなくあります。
そんなわたしを飄々と抱き上げてベッドルームに運んでいく彼に驚きとときめきを隠せませんでした。
そっと下ろされたわたしのミュールを黙々と脱がしていくと、呆然とベッドの上に座り込んでいるわたしのそばに彼もすっと腰をかけました。

「足を開いてごらん」

膝を立てて座っていたわたしはゆったりと閉じていた脚を開いていきました。
スカートがそれにつれてめくれていきますが、わたしはそれを隠すことが出来ませんでした。

どうしよう・・・恥ずかしいくらい濡れているあの部分を見られちゃう・・・。
そう思いつつもどこかそれを見てもらいたがっている自分がいることにわたしははしたないくらい高ぶっていました。
目を伏せ、息を吐いて脚をどんどん広げていきます。
腰が勝手に揺れてしまうのが分かりました。
横からわたしを抱くようにしていた彼の両手がわたしの両膝を掴んで、固定するかのように押さえられました。

「どれどれ・・・」

目を閉じているために彼の声だけがわたしの耳元を駆け抜けていきます。

「えっちな匂いがするよ、ゆん。どうしたの」

わざとらしく鼻を鳴らしたかずさんにわたしは視線を合わせることが出来ませんでした。
かっとなった顔を反らして、かすれたような小さな声で、弱々しく否定するだけです。

「やだ・・・そんな・・・こと・・・ありません・・んっ」

いつの間にかつま先立ちになった脚が震えていました。

「そんなことあるよ。ほら、ゆんの可愛いショーツがべとべとになってる。ゆんのいやらしいお汁でね」

あくまでも淡々とした口調でわたしの羞恥心を煽るかずさんのささやき。

「やだ・・・・そんなこと・・・・言わないで・・・・恥ずかしいですぅ・・・・」
「恥ずかしいって言いながら、こんなに感じてるのはゆんだよ」

のぞき込むような彼の視線を感じて、さらに熱いものが溢れ出していくおしっこにも似た脱力感を感じて、わたしは大きくため息をついていました。
(ああ・・・・もう・・・だめ・・・・)
わたしの頭の片隅の理性のかけらがそう言ったような気がします。

「お願い・・・もう・・・たすけて・・・ください・・・」

意味不明なつぶやきを漏らすわたしにかずさんはあくまでも淡々としていました。

「ん?どうして欲しいのかな。ちゃんと言わないと、どうしようもないよ」
「・・・おねが・・・い。いじわるいわないで・・・・わたしの・・・・・いやらしいオマンコ・・・・」
「どうするのかな」
「おまんこを・・・・きもちよくしてほし・・・・い・・の、んぅ・・・」

自分の言葉にどうしようもないみだらさを感じて一人身体を震わせるわたしに、かずさんは冷淡に聞こえる言葉を告げたのです。

「もう一度きちんと言ってごらん。ちゃんと聞こえなかったよ」

もどかしさと訳の分からない絶望感みたいなものに全身が熱くなります。

「わたしの・・・ゆんの・・・・いやらしい・・・オマンコ・・・かずさんに・・・気持ちよくして欲しいのぉ・・・・。お願い・・・・!」

頭が変になりそうになって、わたしはもう、恥ずかしさに構っていられませんでした。
吐き出すように漏れたわたしの言葉にかずさんはあの柔らかな微笑みをわたしに向けてくれました。
へなへなとベッドに倒れ込むわたしのおしりを持ち上げたかと思うと、張り付いたショーツがあっというまに引きはがされました。
力無く投げ出されたわたしの両脚が、かずさんの手で当然のように開かされます。

「あぁ・・・・」

溢れたみだらな液体がおしりの方まで垂れてくるなんとも言えない感覚のあと、全身が小さく震えました。
もうすぐやってくるであろう快感の期待に震えていたのです。
けれど、その期待はすぐに裏切られました。

「きれいな色だね、ゆんのオマンコ。思ってた以上にきれいなピンク色だよ。ゆんのいやらしいお汁でてかてかに光ってる。クリもすごく大きく膨れあがってるね。すごくエッチで可愛いよ」

わたしの両膝をがっちりと掴んだかずさんは、視線と言葉でわたしを嬲るだけで、指先を触れようともしませんでした。
再びあのもどかしいような切ないような絶望感がよみがえります。

「んっ・・・やだ・・・お願い・・・・これ以上じらされたら・・・」

びくん、びくんと自分の身体がうごめくのが分かりました。
その時わたしは気づいたのです。
快感を求めそのために浅ましく惨めな姿を晒す自分自身に快感を覚えていることに。

「やぁ・・・だ・・・・おかし・・ぃ・・の・・・ああっ」

ひとりで高ぶり鋭敏になったその部分に何かが触れる感触がしました。

「あ、あ、あぁぁんぅ・・・・!!」

爆発するような快感にわたしは絶叫していました。
頭の中が真っ白になり、熱い何かが一番敏感な部分からはじけ飛んだような気がしました。
そして、何も聞こえなくなりました。

「んん・・・」

温かい何かが身体を包んでいました。
ムッとするような熱気が顔に当たる、そんな感覚にわたしは目を開けました。

「大丈夫かい?」

かずさんの声。
痺れたような感覚がすっと消えていき、そこでわたしはかずさんに抱っこされていることに気づきました。

「え?」

そこは浴槽の中でした。
大きな浴槽の中でわたしはかずさんにお姫様抱っこされた状態でいたのです。
わたしもかずさんも一糸まとわぬ姿です。
急に気恥ずかしさがこみ上げてきました。

「ごめんなさい・・・、わたし」

無意味な謝罪の言葉を口にしてわたしはかずさんの首にしがみついて胸に顔を埋めるようにしました。

「とても可愛かったよ。すごく気持ちよかったんだね」

かずさんは微笑むとわたしの頬に軽いキスをしました。