向かい合わせの格好で首筋あたりに顔を寄せる。
くすぐったいような、それでいて心地良いような表情をする姉。
クチビルを突き出してキスをせがむと“チュッ”っとワザと大きな音が出るようなキスをされた。

怒ったり笑ったり、優しくなったり、急に不機嫌になったり、忙しいヒトだった。
まぁ姉なりに緊張してたんだろうな、って今なら分かる。

そのまま舌を絡め、この夜一番激しく長いキスを交わした。
お互い唇とその周辺がベッドベトになるほどだったけど、イヤじゃなかった。

「おっぱいにも・・・して・・・」

そう言われ、姉の視線を意識しながら先端部分を何度も口に含んだ。
姉がビクンとなるたびに、プルっと乳房が震えてた。

そのまま押し倒す形になり、自然と俺は姉の太ももの間に入った。
姉は両手で股間を隠している。
腕がVの字になり、挟まれた胸の谷間がより一層際立った。

「隠したい気持ちはわかるけど、絶対に見るし、むしろその格好のほうが卑猥でエロい」と言ってやった。

姉があたふたし始めて、自分でもどうしたらいいのか解らないでいるようだった。
姉の隣に身を横たえて、キスしながら片手を下腹部に伸ばす。
そして隠そうとしている姉の手に、俺の手も重ねた。
右手、ゆっくりと左手も引き剥がす。
姉は何か言いたそうな気配だったけど、キスで口を塞いで言わせない。
そして生まれて初めて女性のアソコに触れた。

エロ本とかでよく目にする『濡れる』っていうのは、こういうことだったのかと俺は思った。
まだほんの少し触れた程度だったけど、それが十分すぎるほどの湿り気を帯びていることがわかった。

「すごい濡れ・・・」
「わぁぁああーわーーーーわーーー」

姉に言葉を打ち消された。

「絶対言われると思った、だから脱ぎたくなかったのに・・・」

姉が独り言のように呟く。
なんか口惜しそうだったけど、もう諦めたみたいな憂いも感じられた。

「全然濡れないよりはいいんじゃない?」

世の中にはそんな人もいて苦労しているっぽいよ、なんてエピソードも交えて姉に伝えてみる。

「そうかな」

姉は心なしかホッとしたような表情を浮かべてた。
それを確認して、俺は指先に全神経を集中させた。
探りを入れるように指を移動してたら、姉が内股を閉じて体をくねらせ始めた。
なんか息も荒くなってて、胸が上下している。
感じやすいって呼ばれる部類のヒトなんだろうとは気付いていた。
けれど、“まだ何もしてない”って思ってたので、その仕草に俺は驚いた。
女の体は繊細なんだなって改めて思った。

割れ目があるってのは聞いてたんで、それっぽいモノを目指して中指を這わせる。
そういや姉と風呂に入ってた頃の記憶にも、確かにそれはあったような気がする。
ああコレか?っていう部分に辿りついたら、姉が「アッ・・・」って短く喘いだ。

構造的にはよくわからないけど、決して俺には無いものがあった。

中指を這わせるというのか、それとも沿わせるというのか、とにかく優しく優しく刺激していた。
きっと姉の一番デリケートな部分だろうと本能で理解していた。

最初はツルツルしてて、すぐにヌルヌルになって、なんか割れ目のすきまがちょっと開いたかなって思ったら、すぐにグチョグチョになってしまった。
なんか溢れてくるんだよね、愛液ってやつなんだろなって思ってた。

姉は目を瞑って、泣いてるみたいな可愛い声を出してた。

なんか俺の中のオスの部分が顔を出しきた。
アソコからわずかに聞こえるクチュクチュっていう音を、姉に聞かせたくて仕方なかった。
きっと姉は良いリアクションをするだろうし、絶対に俺は怒られるだろう。
でもなんていうのか、怒られるってわかっててやるのも一興。
子供染みてるけど、怒られるとわかってるのにイタズラしたくてたまんない俺がいたんだ。
そういうのって特別な関係を築いてないとできないよね。
性的なことよりも、精神的な満足感を得たかった。

しかしながら、このときはどこまで弄って大丈夫なのかわからなくて断念。
何回か体を重ねていく過程で、激しくクチュクチュいわせたら姉から思い切りビンタ喰らうんだけど、それはまた違うお話w
中指の第一関節くらいまでを埋めたところで、恐怖感湧いてきたんで一旦ヤメにした。

童貞VS処女なもんで、結局のところ手探り状態での攻防。

とりあえず、指先の匂いを嗅ぐ俺。
うん、全っ然、無臭。
むしろ甘ったるい感じで、目には見えないフェロモンを童貞センサーで感知。

匂いを嗅いでいた俺に、姉が気付いた。
とんでもないことをされているのを目撃しました!みたいな表情。

「ほんっとにヤダ、ヤダヤダ、バカ、何してンのっ!?」って言いながら、俺の指を毛布で拭いまくってた。

こういう素でテンパってる姉を見るのも初めてだなって思った。

「全っ然、クサくないよ?」って教えてあげたものの、姉は鼻息が荒い。

真夏の暑い盛りでも、全然汗をかけない体質の姉。
巷でクサいと噂の冬物のロングブーツでさえクサくない。
スニーカーなんて、むしろ嗅げと俺の鼻先に押し付けてきたこともあったはずなんだが、マンコの匂いは気になるらしい。
意外に乙女w

「マジでクサくないから自分で嗅いでみ」って言ったら、恐る恐るマンコに手を伸ばした。

次の瞬間。

「なにコレ、なんでこんなに濡れてんの・・・っもうヤダ」って天を仰ぐような感じになった。

あまりの自分の濡れっぷりに先ほど以上にテンぱる姉。
コミカルな仕草に愛しさ倍増。
意外に冷静な俺は、さてクンニってやつをやってみるかと、姉をまたベッドのど真ん中に寝せて体勢を整える。

しかし、気配を察した姉は全力でこれを拒否。

「クサくないってば」と諭すも、股を開いてくれない。

恥ずかしいのかと思って、「暗くて見えないから」と別角度から諭すも効果なし。

ちょっと考えてコレならどうだと「フェラと同じようなもんじゃん」と諭すも、頑なに首を横に振り続ける。

こうなると難攻不落、押してだめなら退いてみるか。

「何でイヤなの?理由教えて」

努めて優しく問いかける。
まぁリアルに優しい気持ちになってて、俺は今夜はもう終わりでもいいかなとも思っていた。

「なんかすごい濡れててビックリしたし・・・なんかもうシャワー浴びてから時間も経ってるし・・・なんかクサくないって言われても舐められるのはおっかない・・・」

思ってることを羅列しただけのそのたどたどしさ。
外じゃ颯爽とモデルみたいに歩いている普段の姉からは考えられないギャップ。

ツンデレ気味の姉に質問を重ねる。

「俺のチンポもジロジロ見たよね?」
「見た♪」

「んじゃ俺も見たいって気持ちはわかるよね?」
「やだ」

「フェラチオしたよね?」
「した♪」

「どうだった?フェラ好き?」
「好き♪」

「んじゃ俺も舐めてみたいって気持ちはわかるよね?」
「やだ」

「んじゃ俺は?俺のこと好き?」
「好き♪」

どさくさ紛れに聞いてみた、結果オーライ。
しまった・・・みたいな顔をしている姉が印象的だった。

その言葉を聞いて強引に脚をこじ開けようとしたら・・・。

「無理無理無理無理無理無理無理ぃいい」と、JoJo並みの抵抗で頭をポカポカ殴られた。

もう最後は押し問答。

「お願い見せてよ」
「ヤダ」

「めっちゃ舐めたい」
「ムリ」

「んじゃマンコ1回拭いてから舐める」
「バカ、シコタンもう挿れようよ」

ちょ、どさくさ紛れ、オマエもか。
そういうセリフはもっと色っぽく言えよ、納得いかん。

んで、すったもんだの末に俺からの新たな提案。

「シ、シックスナインがしたい・・・」

馬鹿か俺。

でも姉の反応がおかしい。

「し、してみたい気がする・・・」

姉も馬鹿。
むしろ姉のほうが積極的に俺のチンポを握ってきた。

仰向けになって待ってたら・・・。

「やっぱシコタンこっち側に来て」

なんか出来るだけ月明かりが照らさないほうが俺らしい。

「目、閉じろ」って偉そうに命令されて、薄目を開けてスタンバイ。

姉がカパッと跨ってきて、目の前に見たことないものがあった。
モザイク越しでしか見たことがなかったソレは、薄暗い中でもテカテカ輝いていて、見るに値する価値あるものだと感じた。

「目閉じてる?」って姉が聞くので、「うん」と答えた。

「絶対閉じてないよね?」ってまた姉が聞くので、また「うん」と答えた。

しゃぶりついたら姉はもう何も聞いてこなかった。

最初に感じたのは窮屈さ。
腕の位置をどうしたらよいのかわかんない。
わかるかな童貞のこの気持ち?
腕のポジションが太ももの手前なのか奥なのかわかんないんだ。

それでも自分なりに考えて、生まれて初めてのクンニってやつを味わう。
指は第一関節までしか入れられなかったけど、舌なら大丈夫そうだと思い、割れ目のその奥に舌を伸ばし、挿し入れる。
姉がビクついて腰の位置を高くするので、腰に手を回してがっちり押さえ込んで固定。

たぶんこのあたり?って思ってたクリトリス近辺を吸ってみる。

「ブポァっ」って姉がチンポを吐き出す音が聞こえて、力が抜けたみたいに動かなくなった。

ああ、やっぱ、これがクリトリスなのかと思い、人差し指で刺激を続ける。
なんかすごく小さな豆粒みたいなものが露出してきて姉の体全体が小刻みに震えてた。

「アァ!シコタンっ!」って呼ばれた。

「はい?」って返事をしたら、姉は何も答えず思い出したかのようにチンポを咥えてた。

それからもクリ近辺を念入りに舐めてると、「ブポァっ」って何度も姉がチンポを口から吐き出してた。
んで、そのあとも何度か「シコタンっ!」って名前を呼ばれて俺は返事をした。

たぶんずっと続けていたら、女性がイクという現象が起きてたのかも知れないけど、当時の俺はイカせるとかには執着がなく、童貞の俺が姉をイカせられるはずもないと思い込んでいたフシがあった。
なのでクリトリスのおおよその場所を把握した時点で満足、終ぅ了ぉ~♪
マンコばっかり舐めてるのもアレだなと思い、太ももとかにも舌を這わせ始める、焦らしプレイのつもりでw今更w

んで、手が届く範囲内でおっぱいにも手を伸ばす。
よく見えないけど、指先がいきなり乳首に触れたので親指と人差し指でキュって摘んでみた。

「んー」って姉が声を出す。

チンポを咥えているので、その声はクチビルとチンポの隙間から漏れている感じがして、すごく卑猥だと思った。

シックスナインは想像してた以上にエロかった。
クンニ拒否の姉がシックスナインならしてみたいと思ったのも、なんとなくだがわかる気がした。

フェラも通常のモノとは上下逆さまな感覚、とても新鮮だった。
マンコ舐められる刺激で姉が途中何度もフェラを中断してたので、俺も辛うじて耐え切ったが、いつ暴発してもおかしくなかった。
そして、どちらから言い出したわけでもなくシックスナインの体勢が解消された。

姉は俺の顔を確認して「キャー」って悲鳴を上げて、すぐにティッシュで顔を拭いてくれた。

姉の愛液で口元がビチョビチョだった。
俺は全然平気だったけど、姉は申し訳なさそうに「ごめんね」って謝ってた。

んでクライマックスへ。
なんか自然と対面座位で向かい合うように姉を抱っこした。
今夜初めて交わし、その後、何度も繰り返してきたキスをまた繰り返す。

「シックスナインの後のキスはすんごいエッチな感じだ」って姉が発見した。

つい今さっきまでお互いの性器を舐め回していたその舌が絡んでいることに気付いて、俺もめちゃくちゃドキドキした。

もうセックスしか残ってなかった。

ん?セックスって今から始まるのか?
もう始まってるのか?

まぁどっちでもいいんだけど、ひとつ問題が発生。

「俺、コンドーム持ってないよ?」

本当は、姉からシャワー浴びてきてって言われた時点でコンドームを所持していないことは頭に浮かんでいた。

でも、そこで言えるわけないじゃん?
なんか今夜はセックスまでいくことを企んでるぜ!みたいな印象になっちゃうし。
ここまで来たから言えるセリフだったわけ。

「お姉ちゃんも、シコタンは持ってないと思ってた」

姉は比較的冷静、次のセリフも納得の一言。

「ってゆーか、予め準備されてたらそれはそれでイヤだけど・・・」

要するに、俺が姉とセックスをしたいがためにコンドームをしっかり準備していたら、逆にちょっとキ・モ・イってことだ。

俺たち姉弟は、成り行き上こうなっちまった!
血の繋がった実の姉弟がこんな関係ありえないのはわかってる!!
でもフザケあっているうちに、勢い余ってこうなっちまったんだぁぁぁあ!!!

・・・ってのが大前提。

恋愛感情うんぬんについては深く追究しない。
それは言わないお約束で、暗黙の了解。
だからコンドームを予め準備するなんてもってのほか。

時刻は午前2時を回ったところ。
草木も眠る丑三つ時に避妊具が無いなんて、まして避妊具の使用相手が実の姉だなんて、もうオカルト。

ドラッグストアなんてこんな時間にやってるわけがない。
24H営業のスーパーなんて車でしか行けない距離。
最寄りのコンビニは、姉弟ともに頻繁に利用していて、むしろ店員と顔見知り。
まして週末のこの時間は両親とも仕事上付き合いのある店長さんが店番のはず。
買えない。

2番目に近いコンビは自転車で片道10~15分・・・。
チャリで激走して30分後に違う意味でハァハァした弟がコンドーム装着ってどう?
自分でもあんまり想像したくない伝説上の生物・・・。
却下。

あ、姉も一緒に2番目に近いコンビニまで爆走。
そうすれば最短15分で合体も可?
アホか。

・・・で、生で挿入決定。
もうアンストッパブルな姉弟なのだ。

姉が結構冷静で、生理周期とか思い浮かべて「もうすぐ生理だから、たぶん大丈夫」とか言ってるのが頼もしい。
ってゆうか、姉が俺に「もうすぐ生理」とか打ち明けてくれるくらいの関係になっていることにグッときてた。
なんかそんな個人情報、心を許してなかったら言わないよね!
やっぱ体より心だよ、そっちのほうが嬉しいよ。

でも今から体も許して頂けるらしいが・・・。

「痛いのキライなんだよな、注射とかもうホントやだ」

こんな発言を姉がしていたことを俺は聞き逃してはいなかった。
なんかやけに大人しくなっちゃった姉を見て緊張マックス。

対面座位から押し倒し、姉の頭がゴンってならないように優しく手を添えてあげる俺。
うん、なかなかの紳士。

しかし、我慢汁を拭きまくってすっかり乾いたカピカピ。
状態のチンポが自然と萎えていく。
振る舞いは紳士でもソコだけは暴れん坊であって欲しかった。
いざってときに使い物にならないヘタレ童貞の真骨頂。

察したのか、姉が半身起き上がり、すごい優しく握ってくれた。
俺がシコシコよりもニギニギに弱いってことを把握済み。

今頃になって姉の全裸をジロジロ見てた。
『リアルエロ本』という表現はまさにピッタリだったと思う。

(ひんぬー顔のくせに生意気なおっぱいしやがって)

挑発的な乳首とメンチを切り合う。
ゴラァ何見てやがるっ!

そんなことやってたら、息子の行儀がだんだん悪くなってきた。
あともう少しで紳士から素行不良の暴れん坊へ大変身って思ってたら、姉がお口で咥えてくれた。
カピカピからヌルヌルへ、そして挿入の準備は整った。

“シコタンもう挿れようよ”

なんかさっきのセリフもう一度言って欲しいなって切に思う。

「ねぇ、さっきのセリフもう一回言ってよ」

「さっきの?」

姉はチンポから口を離して何かを考えている。

「もう挿れよう・・・みたいなこと言ったじゃん・・・」

「・・・そんなことお姉ちゃん言ったっけか?」

確信犯的に知らないフリをする姉。

(ああ、このパターンは無理、絶対に誤魔化されるパターン)

・・・と思った瞬間、姉は俺の腕を掴んで後ろにゆっくりと倒れていき、その勢いで引っ張られた俺の耳元で囁いた。

「挿・れ・て・♪」

ぬぉぉぉおーサンクスぅぅぅぅぅうー!
肝心なとこでノリノリな姉、俺オマエ大好きだ!

お礼代わりに、チンポでクリトリスをこねくりまわす。
どういたしましてって姉もアンアン言ってた。

割れ目に沿って、チンポ擦り付けてヌルヌル感を味わう。
姉も首を持ち上げてその様子を見ている。

「シコタン、エロいです」

「すいません」

お互い緊張感でいっぱいだけど、和らげるために口数が多い。
ヌルヌルの途中でちょっと角度を変える。

「ここ・・・?」

「・・・たぶん」

ちょっと押し込むみたいにグッとしたら亀頭がちょっと隠れた。

姉が持ち上げていた首を戻して「タイム!」と手を挙げる。

そのまま目を瞑った。
俺は亀頭に感じるただならぬ温かさにちょっと焦っていた。

タイムアウト明け。

「・・・いいよ」って姉は目を瞑ったまま。

俺はまた少し力を込めて腰を前へ、姉は“怖い!!”みたいな表情丸出し。
そんなんじゃ俺も無理、とてもじゃないけどこれ以上無理。

なんかもっと「あん、シコタン気持ちいいっ」みたいなの想像してた。
処女でも気持ちよかったとか、処女でも痛くなかったとか、そんなシチュ。
イメトレではいつも騎乗位なんだぜぃ?
いかにも“奪われる”って感じで姉が上から俺を見下ろすんだ・・・ってどんだけ妄想してたんだ俺、現実違いすぎ。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、力を込める。

「タイム!」

本日何度目かのタイムアウト。
ようやく亀頭が全部入った。
亀頭が何かに包まれる感じと、逆に亀頭で何かを押し広げる感じのコラボ。
とにかくスゴク温かい、なんかセックスって凄そう。

ようやく目を開けた姉。

「今どのくらい?」

そう言いながら首を持ち上げて結合部分を覗き込む。

「先っちょ」って答えたら、バタッっと後ろに倒れていって死んだフリ。

その勢いでチンポが抜けた。
死体はすぐに目を覚まし「あーあ・・・」と呟く。

(ちょ、俺のせいじゃないでしょ)

それでもさっきの半分くらいの時間で同じくらいまで亀頭がめり込む。
姉が深呼吸を繰り返す。

なんかここで終わりにしてあげたいような気持ちが芽生える。
そんな弱気な自分を誤魔化すために姉の深呼吸に合わせて、「スゥー、ハァー、はい吸ってぇー、はい吐いてぇー」と茶目っ気たっぷりに言ってみる。

「フザケンナ」

結構ドスの利いた声で、真面目に怒られた。
お茶目なシコタン終了・・・。

「痛い?」

「大丈夫」

考えてみたら、まだ一度も姉は「痛い」と口にしてはいない。
姉なりに俺を気遣ってくれているのだ。
痛みを伴わない俺ですら神経が擦り減るのを感じてるのに、姉の擦り減り具合たるや如何なるものか。
お茶目劇場やってる場合じゃなかった。

俺なりに頑張ってみる。
押し込むだけじゃダメだ、ちょっと引いて小刻みに前後往復。

(あ、気持ちいい・・・)

ヌルヌル感とプニプニ感、それとカリが引っかかる感じがたまんない。

入り口付近で亀頭を出し入れ、姉もちょっと吐息が漏れてきた。
なんかクチュクチュした音が明らかに大きくなってきてる。
滑りもどんどんよくなって、前後一往復毎に俺のチンポが入っていってるのが目に見えてわかってきた。

半分以上は姉の体に吸い込まれた頃、姉の顔から“怖い!!”って表情が消えた。

「痛くない?」って聞いたら、「なんか・・・入ってきて・・・る・・・スゴい・・・」って姉がトロンとした目で見つめてきた。

ああ、初めてキスしたときと同じ表情、なんかそれエロいんだよな。

そして姉がまるで、おいで、ってするみたいに両手を広げたんだ。
俺は吸い込まれるみたいに姉に重なって、抱き締められた。

こう言っちゃ悪いけど、口が半開きのだらしない顔の姉・・・。
すごい誘惑してるみたいなエロい表情の姉になってて・・・。

「シコタン・・・シコタンっ・・・」って名前呼ばれて、すごい勢いでキスを求められた。

俺も完全に誘惑に負けましたみたいな気分で、それ以上の勢いでキスに応じた。
なんか俺も姉の名前呼んでた気がする。

気が付いたら、チンポが根元までズッポシ姉の中に入ってた。
あれは恥丘っていうの?その部分と俺の陰毛の生え際の部分がピッタンコくっついてた。
生々しかった。

めでたくチンポ、根元まで全部挿入。
抑えきれない感情が昂ぶって、2人ともちょっと乱暴なキスで祝杯。

で、ここから俺は、金縛り。
一歩も動けず、なんかもうヤバイってば。

バファリンって半分は優しさで出来てるって誰かが言ってた。
でもマンコってあれ120%優しさで出来てない?モロ温もりじゃんか。
締りが良いとかそんなのわかるはずもない俺だけど。

(これはおそらく・・・とても良いものだ・・・)

「シコタン・・・?」

金縛りで動きの止まった俺を変に思ったのか、姉が話し掛けてきた。
不安そうな上目遣い・・・可愛い・・・って思った瞬間、後頭部から脊髄に変な焦燥感を感じた。

(え?)

俺の中でじわじわ広がっていく何か。

(あら?)

その何かがほとばしる予感、圧倒的なプレッシャー。

(まさか?)

いつの間にか繋いでいた手を離す。
抱きつく姉も振りほどき、強引にチンポを引っこ抜いた。
すごい勢いで引き抜いたのが気持ちよかったのか。

「ああんっ」って姉が全身を震わせた引っかかったチンポがボイーンと跳ね上がって、俺のへそ下辺りにぶつかった。

ペチンと間抜けな音を立てて跳ね返るチンポが精液を撒き散らす。

(やっべ!)と思いながら手を添えたら、ヌルヌルで凄いことになってた。

慌ててシコシコ。

第一波はどこに飛んだかわかんない。
第二波が姉の首元まで飛んで、姉が「キャッ」って叫んだ。
第三波ですらおっぱいまで飛んだ。
第四、第五波あたりでようやく鎮まり始めて、狙い通りに姉のへそ付近へ着弾。
一滴残らず搾り出した残滓は、姉の柔らかな陰毛にこびりついてた。

目の前に精液をぶっかけられた姉がいた。
なんかその光景にとんでもない興奮を覚えた。
口内射精の時に感じた征服感もハンパなかったけど、直後に負の感情も襲ってきて、早くなんとかしないとって焦った。

(でも、こ、これは・・・この光景は・・・)

目を奪われてしまい動けない。
射精の快感と、何かから解き放たれた解放感。
その狭間でいつまでも興奮がおさまらず、ただ息を荒くする俺がいた。

「シコタァン・・・」

心細い声が聞こえてきて、俺は我に返った。
首元から精液が垂れ落ちそうで動けずにいる姉が俺を見つめていた。

ここでようやく慌てた。
ティッシュ!ティッシュ!って、いつだったか感じたのと同じ思い。

「気持ちよかった?ちんちん痛いの治った?」

姉が不安そうに聞いてきた。
いや、こんな精液まみれで、俺を気遣うなんて、アナタ天使ですか?

真っ先に首元を拭いてあげて姉を解放。
姉が半身を起こすと、やけに水っぽい精液が胸の谷間に沿って、へそまで流れた。
とんでもない量の精液を浴びせたのだと、今更ながら気付く。
これで第一波が行方不明なのだから想像を絶する量。

拭いてあげてる途中、ティッシュに血が付いていることに気付いた。
よく見ると俺の右の手のひらも血に染まっている。
アワワワってなって姉を見た。

姉はもっとアワワワな表情で、シーツを見ていた。
姉のお尻の下が血で真っ赤に染まっていた。

「キャー!!!シーツがぁぁあああ!!!」

姉が飛び起きたけど、俺はシーツなんてどうでも良かった。
ただ抱き寄せてギューってして、命令されなくても頭を撫で撫でした。

それから姉が何か言いたそうな表情で俺を見つめる。
気のせいか目が潤んでいるような気がして、俺もちょっとジーンときた。

「シコタンって、もしかして早漏?」

予想外の言葉が姉の口から飛び出して、それを聞いて今度は俺がバタッと後ろに倒れていって死んだフリをした。

「シコタン?」

ちょっと上から目線で姉が声を掛けてきた。

「はい」

俺は死体だけど、一応返事。
姉の片方の眉毛が上がっている、これは意地悪されるパターン。

「ちんちん使う予定はまったくないって言ってたシコタン?」

やっぱり意地悪されるっぽい、姉はもはやドヤ顔。

「タバコはもうやめましょうね」

死んだフリはもう終わり、ちゃんと返事をしよう。

「はい、やめます」

満足そうに微笑む姉はプレステのソフトの奥の奥からタバコを回収した。
姉よ、エロ本といい、なぜ俺の秘蔵コレクションの隠し場所を知ってるんだ。

「お姉ちゃんシャワー浴びてくるね」

そう言って、姉は自分が脱いだ服を拾い集めた。

「ついでに、シーツも」って言ってベッドからシーツを上手に回収した。

洗濯物を小脇に抱え、姉がドア付近で振り向く。
何か言わないと、何か言わないとって俺は思ってたけど声が出ない。

「なんかまだシコタンのちんちん入ってるみたい、オマタ痛いw」

またしても去り際にちょっかい出しましたって感じで微笑んで、姉は部屋を出て行った。

しかしな姉よ、甘いよ。
わかってない。
童貞じゃなくなった俺を舐めんな!

俺は学生服のズボンからタバコを取り出す。
童貞卒業後のタバコはさぞかし美味いに違いない。
窓際に移動し、夜空を見上げながら火を灯そうかと思った。

そのとき!なんか足元がベトついた。

(行方不明の精子タン達・・・ここにいたのね・・・)

なんかバチがあたった気がした。

網戸開けてタバコを箱ごとブン投げた。
夜空を切り裂いて、遠くのほうでストッて音が聞こえた気がした。

そして新学期が始まった。
相変わらず姉をガードしながら、通学ラッシュの荒波に揉まれるいつもと変わらぬ日常。

ただひとつ変わったのは、シコタンって呼ばれなくなったこと。
心境の変化なのか、姉は俺を普通にショータと呼ぶようになる。
最初は照れ臭かったけど今はもう慣れた。

運命の一夜から数日経った頃、姉から「チョト遅レタケド生理キタ」とたった1行のメール。

なぜか俺は今でもそのメールを消去できずにいる。

最終章『運命の一夜編』[完]