数分だったと思うけど、俺にとってすごい長い時間が過ぎた頃、ようやくK子が戻ってきた。

「ふふ・・お待たせ♪」

何のことはない水着を着てきたのだ。
PCMAX
細かい柄は忘れたけどワンピース。
普通のだったな。
今なら興奮したのかもしれないけど、その時はなんだ水着かぁって感じだったな。
その時は、アレも小さくなってた。

「さあ、もう一度座って。今度はきちんと剥いてあげる」

K子にそう言われて俺は素直にバスタブの縁に座った。
さっきと同じ体勢でK子が足元にしゃがみこむ。
K子は何も言わずにアレを掴む。
だんだん大胆な触り方になってきたな。
もうその瞬間からヘソまで跳ね上がる。
またまた何も言わずに石鹸を手にとって自分の手で泡立てるK子。
それをアレの先っぽに撫でるように塗り付ける。
これが気持ちいいの。

「ダメよ。出しちゃ。剥くまで我慢してね」

真剣な顔で言うK子に俺は頷く。
そうか、剥けたらイカせてくれるのだなと。

「じゃ、いくね」

K子はそう言って皮の先を摘み両手で少しずつ引っ張っていく。

「・・・くっ」

するとすぐに引っかかるわけで、さっきはここで止めちゃったんだ。
でも今度はやめない。
開いた隙間に泡をもう一度塗ってくると、さらに引っ張ってきた。

「・・・!」

ちょっと歯を食いしばった。
激痛ってほどじゃないけどやっぱ痛かった。
俺の顔を心配そうにチラっと見たけど、K子はやめない。
もっと強く引っ張ってきた。

「・・・!!!」

激痛がきた。

けどK子が・・・。

「あ!すごい!剥けてきた!剥けてきたよ!」

今思えば、こいつはなんて言葉を叫ぶんだってとこだが、その時は全然余裕ない。
でもよっしゃー!って気分もあって、ここは我慢だと必死で堪えた。
K子の手で剥けていくアレを見つめると感動だったな。
剥けたとこだけ真っ赤になってんのな。
それがとうとうカリまでやってきた。
そこでスッと一気にカリ下数センチまで皮が下がったんだ。
ビッ!って音がした。

「あうっ!」って変な声でちゃったよ。

K子が慌ててアレを離して、膝立ちで俺の顔に手を当てた。

K「ご、ごめん!大丈夫?急に抵抗なくなっちゃって!」

俺「・・・ふう。俺もびっくりしたけど大丈夫。別に最後は痛くなかったよ」

K子は安心してまた触ってきた。

K「よかった。これで剥けたのかな」

俺「うん、たぶん・・・」

なんか裏が皮と繋がってんのは気持ち悪かったけど、ここは取れそうになかった。
K子もアレを手にとってしげしげと見つめる。

「ふーんこんな風になるんだ。あ、なんかついてる」

そう言うとカリの下についてたカスをK子が指先で取った。

「・・・う・・・」

声が出る俺。

K「痛いの?」

俺「いや、ちょっとヒリヒリするけど気持ちいい・・・」

赤くなって答える俺にK子は嬉しそうだ。

「洗ってあげるね♪」

そう言ってシャワーを手に取るK子。
ぬるま湯をかけながら指先で優しくカスを取ってくれる。
その度に「うう」と俺が感じるわけだが、痛みで一旦小さくなってきたアレがまたもや大きくなってきた。

「ふふ・・・」

赤くなりながら笑うK子を見て、恥ずかしいんだけども余計に大きくなった気がする。

「上向いてくれたほうが洗いやすいよ」なんて言われても答えようがないわけで、曖昧に「うん・・」とだけ言った。

そもそも気持ちよくて言葉でねーよ。

「さあ綺麗になったよ。上がろうか?」

そう言って手を離すK子。
おいおいそりゃねーよと思ってK子の顔を見ると、珍しく悪戯っぽい表情をしていた。
でも気の利いたこと何も言えずに、泣きそうな顔してたと思う。

「K子ちゃん・・・あの」って感じで、そしたらK子はやっぱ優しいんだよな。
白々しく『どうしたの?』とか『何して欲しいの?』なんてことは言わない。
言われてもよかったかもしれんが。

「わかってる。触ってあげる」

俺の顔を見ながらそう言って左手で頭撫でて、右手でアレ触ってきた。
が、ここで思わぬ事態発生。
手で握られるとすっげえ痛かったんだ。

「痛っ!」って普通に叫んじゃった。

まあ剥けたばっかで当たり前だわな。
K子もびっくりして、すぐに止めた。

K「え?痛いの?」

俺「うん・・・ヒリヒリして・・・」

そう言うとK子はアレをまじまじと見つめた。

「そう・・・すごい赤くなってるもんね。でもこんなになってるのに・・・」

その言葉に寂しさを感じたのは気のせいか。
俺も手でしてもらうのがムリってのは困った。

「どうしよう・・」って言うと、K子がつばを飲み込んで俺の顔を見た。

思わず見つめあった俺たち。

K子は視線をアレにやるとつぶやいた。

「ね、痛かったら言ってね」

そう言うとK子は顔をアレに寄せてきた。
右手で根元を軽く持って、先っぽにチュッてキスされた。
そしてアレ全体に繰り返し何度もキスしてきた。
軽く触れるような感じで、舌とか全然なかったけど、アレにキスされてるってのですごい興奮。

「うわっ・・・いや、そんな口とか汚いって!」

ちょっとパニくる俺。
フェラとかマジで知らなかったんだ。
K子はキスするのを止めて俺に言った。

「ちゃんと洗ったよ。それにTくんのだもん」

いやもう嬉しくてさらに好きになっちゃったな。

またキスが再開された。
これだけ正直やばかったんだが、とうとう舌だしてペロっと舐めてきた。
カリの下あたりペロっと一度撫でただけなんだが、もうゾワッときてまたイキそうになった。

「あ、ああ、もうやばい・・・また」

俺がそう言うとK子はそのままの姿勢で、「うん」とだけ言った。
そしてさらに2~3度舐められると俺はあっけなくイッた。

「キャッ」

よけるつもりだったんだろうけど、舐めた瞬間だったのでK子の顔にまともにかかった。
手も離されたけど、その姿勢のまま射精は止まらなかった。
K子の顔から胸元までかけちゃったけど、結構反り返ってたので俺の腹にもかかった。

「はぁぁ・・・」

K子は俺が射精するのじっと見てたけど、俺の情けない声が終わると声を掛けてきた。

K「気持ちよかった?」

俺「うん・・・すごいよかった」

俺は素直にそう答えた。

「立って」

K子がそう言って自分も立ち上がった。
それに従うとK子はシャワーをかけてきた。
自分にじゃなく、まず俺にってのがやっぱりK子らしいなぁと思った。
精液を洗い流してくれるのがまたくすぐったくて気持ちよかった。
洗い終わるとやっと自分の体についた精液を落とし始めた。

まず顔を洗って、次胸に・・・。

俺「俺が洗ってあげる」と言うとK子は笑って・・・。

K「ダメ」

俺「うう・・・」

K「ほら、上がって」

そう言って脱衣所へ押し出された。
今度は拭いてくれず、自分だけササッと拭いてしまうとバスタオル巻きつけて「先に部屋戻って着替えてるね。あ、鍵閉めてるから覗けないよ」と言ってさっさと出て行ってしまった。

ぽつーんと取り残されて自分で拭くのが寂しかった。

それにしてもさばさばしてんなと思った。
ていうか慣れてる?経験あんのか?って思うとなんか無性にイライラした気がするが、でもすっげー赤くなってたし、アレのことよく知らなかったっぽいなぁとか、なんか取り留めの無いこと考えながら服を着た。
パンツが当たると少し痛かった。

K子の部屋のドアは鍵がかかってなかった。

「意外と着替えるの遅いねー」

ベッドに座ってそう言うK子はジーンズにTシャツ姿に戻っていた。
見てたらさっきの事思い出してまた赤くなってきた俺。

俺「ん・・・まあ」とだけ言って突っ立ってた。

K「座ってて、飲み物入れてくるね」

K子はそう言って俺の傍をすり抜けていった。
その時いい香りがしたような気がする。
大人しくクッションに座ってるとK子がすぐ戻ってきて隣に座った。
K子は何も言わず、俺も何も言えず沈黙が続いた。
なんか緊張して俺がつばを飲み込んだ音が部屋に響いた。
うわっ恥ずかしい。

すると突然K子が言った。

K「Tくん・・・」

俺「う、うん」

俺はもう一回つばを飲み込んでそう言った。
K子は恥ずかしそうに俺を見て言った。

K「ちょっと・・・エッチなことしちゃったね」

俺「う・・うん」

K「あのね、いくつか聞きたいことあるの?正直に答えてね?」

俺「う・・うん」

俺はバカみたいに繰り返し頷いた。

K「いつからエッチな気分になってた?」

俺「え・・・あの触られてその・・・ああなって、そのあと剥いてくれてる時にK子ちゃん優しくていい匂いで・・・その・・・」

しどろもどろになってそのへんで口ごもった。
K子はそんな俺に優しく言った。

K「そっか・・」

俺「K子ちゃんは?」

K「え?」

俺「K子ちゃんはいつから?」

そう聞き返すとK子は真っ赤になった。
でも俺はやめない。

俺「俺、正直に言ったよ。K子ちゃんも言ってよ」

K「・・・いじわる」

俺「ねぇ」

K「もう・・・そのTくんのが剥けてないって話の時から!」

怒ったように言うK子。

俺「えー、じゃあ見せてって言ったのは・・・」

「・・・興味もあったから。あ!でも心配だったのはホントだよ!見ないとわからないと思って!ね!実際それで上手くいったんだし!」

慌てて言うK子に俺は疑いの目を向ける。

俺「・・・K子ちゃんてエロいね」

K「!・・あ、そう。そんなこと言うんだ。私に二回もあんなのかけて。ふーん」

俺「あ、あれはK子ちゃんが」

K「もうしてあげないよ」

俺「・・・エロくないです」

K「よし」

勝ち誇るK子に何も言えない俺。
せめてものというか、何か言い返したくて、ついこう言っちゃった。

俺「じゃ、またしてよね」

K「・・・」

そこで黙るのはずるいじゃないかと言おうとすると、K子が先に言った。

「先にもう1つ聞いておきたいの」

真面目な声でそう言われると従ってしまう素直な俺。

俺「何?」

K「私のこと好きって言ったけど、前から好きじゃないよね?エッチなことしてあげたから?」

これはまいった。
確かにここに来るまでは好きってのとは違う。
好きだったらこんなこと相談できなかっただろうな。
あくまでも頼りになる姉みたいな感じだった。
けど、今は絶対好きだと思う。
たぶん。

俺「あの・・・エッチなことしてもらったのが全く関係ないって言えないと思う・・・」

K「うん・・」

俺「でも、そのことよりも・・K子ちゃんが凄い優しくて・・・なんかそれが嬉しくって・・あのそれに・・・K子ちゃんの恥ずかしそうな顔とか・・・仕草とか・・・すごい可愛くて・・・その気が付いたら抱き締めてて・・・エッチな気分だけじゃないと思う」

K「・・・」

なんか恥ずかしいこと言ってしまった。
K子も真っ赤だ。

「えーと・・・そのK子ちゃんは?」

そう曖昧に聞き返したが意味は通じたらしい。
しかも今度は答えるのを拒否しなかった。

K「うん・・・私わからないの。Tくんのことは昔から知ってるし、弟みたいに思ってた。一緒に遊ばなくなって結構寂しかったから、こんなふうに相談してくれて嬉しかった」

俺「うん・・・」

さっきのK子みたいに頷くだけにして先を促した。

K「私もねエッチなことに興味あったから・・・あんなことしちゃったけど。誰にでもあんなことしないと思う。Sくん(俺と同じように昔遊んで貰ってた近所の同級生)だったらあんなこと・・・しなかったと思う」

俺「うん」

そう聞いてちょっと嬉しかった。

K「好きって言われて嬉しい。けどちょっとだけ待って。いっぺんに色々あってわからなくなってるの」

泣きそうな顔して俺の顔を見る。
K子のこんな顔見るの初めてで・・・。
また抱き寄せてしまった。

「あ・・・」

K子はそう言ったけど拒まなかった。

俺「K子ちゃん・・・俺はK子ちゃんのこと好きになった」

K「・・・うん」

あ、この声は泣いてるな。

俺「だから、K子ちゃんにも俺のこと好きになって欲しい」

K「・・・うんうん」

完全に泣いてるわ。
ここでもうちょっとカッコいいこと言いたかったんだが、あんなこと覚えたての中学生が女の子抱き締めてるんだ。
当然の現象が起きてしまった。
大きくなったアレは当然擦れる。

「・・・!!」

俺の挙動に気づいたK子がどうしたの?という風に俺の顔を覗き込む。
そして下を見て・・・全て気づかれてしまった。

「ぷっ・・・あはははは!」

涙流しながら笑うK子。
恥ずかしがらないのな。
ジャージを手で持ち上げて当たらないようにする。
我ながらマヌケだ。

「・・・そんな笑わなくても・・・痛いんだぞ」

K子はまだ泣き笑いながら俺に言う。

K「もう・・・カッコつかないね」

俺「く・・・だって勝手に・・・」

ようやく笑い収めてK子が言った。

K「全く・・・Tくん背が伸びてカッコよくなったと思ったけど・・・やっぱりまだまだ子供だよ」

・・・と、中3年に過ぎないK子がのたまう。
でもここで俺は子供扱い=対象外みたいに連想して焦った。

「そんなことないって!もう十分K子ちゃんと釣り合うよ!」

K子は驚いた顔で俺を見つめる。
そしてすぐにいつもの優しい顔で言った。

「どうだろうね」

すっげー余裕な言い方。
俺は悔しそうな顔してたと思う。
それを見てK子は続けた。

K「まだまだよ・・・だから私がついてないと」

俺「あ・・・ああのそのそれは・・・」

K子は黙って私の頭を抱き寄せて・・・。

以上が俺の皮剥けの話です。